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ウェブショップにて
”リサコラムの部屋”および”リサコラム、もの、こと、ほん”でご紹介しました
アイテム専用ページをオープンの予定です。

リサコラム部屋 

2016年10月15日(土)~

  ようこそ、「リサコラムの部屋 vol.21」へ。


「リサコラムの部屋」は
2016年10月から15日、30日の2回に変更をさせていただきます。

本家の「リサコラム」と同じ作者によりますが、

架空のストーリーに交えてお客様のお部屋のご紹介など、
いろいろなメインディッシュをご用意致します。


それでは、
ぜひ、おいしいお飲み物を傍らにイマジネーションの部屋をじっくり
ご堪能くださいますように。

リサコラムの部屋
かつて」
へようこそ。





Room No.0054
2016年12月15日(木)



Room No.0055
2016年12月30日(金)



「リゾートの邸宅
H様の模様替え」


「モリスの邸宅
Yさまのパーフェクな
モリスハウス」



Room No.0050
2016年10月15日(土)



Room No.0051
2016年10月30日(日)



Room No.0052
2016年11月15日(火)


Room No.0053
2016年11月30日(水)

「バトラーKの
ベッドメイキング講座
2016号秋号」


「バトラーKの
ベッドメイキング講座
2016冬号」


「バトラーKの
ベッドメイキング講座
2016クリスマス号」
「ホテルルームで
ちょっとパーティ」




「リサコラムの部屋」バックナンバー集


この小さな窓から、豊かな世界がっているのです。

2016年7月10日(月)~9月20日(月)
「習慣」「リサコラムの部屋vol.20」は下の写真より。






2016年4月20日(水)~6月30日(木)来のわたしは一番きなかたち
「リサコラムの部屋vol.19」
は下の写真より。




2016年1月10日(日)~4月10日(日)ある日間「リサコラムの部屋vol.18」は下の写真より。




2015年10月20日~12月30日「ワーズワースの前庭」「リサコラムの部屋vol.18」は下の写真より。




2015年7月10日~10月10日「ワーズワースの前庭」「リサコラムの部屋vol.17」は下の写真より。




2015年3月30日~2015年6月30日「W.T.クラブ」「リサコラムの部屋vol.16」は下の写真より。




2014年11月30日~2015年3月20日「ホテル・サン・スーシ」「リサコラムの部屋vol.15」は下の写真より。





2014年9月10日~11月20日「アドラーに聞きに行こう」「リサコラムの部屋vol.14」は下の写真より。

 



2014年5月30日~8月30日「時はやさしく、時につめたく」「リサコラムの部屋vol.13」は下の写真より。




2014年2月20日~5月22日「カーテンの向こうマダム・ワトソンのひみつ」「リサコラムの部屋vol.12」
は下の写真より。




2013年11月14日~2014年2月14日「
Café After The Rain「リサコラムの部屋vol.11」は下の写真より。








2013年7月25日~11月7日「楡の木の叔父」「リサコラムの部屋vol.10」は下の写真より。




2013年4月16日~7月18日「シーサイド・ビレッジ」「リサコラムの部屋vol.9」は下の写真より。




2013年1月8日~4月9日「HOTELS」「リサコラムの部屋vol.8」は下の写真より。




2012年10月2日~2013年1月1日「AAA」「リサコラムの部屋vol.7」は下の写真より。




2012年6月25日~9月24日「5分の人生」「リサコラムの部屋vol.6」は下の写真より。



2012年3月26日~6月18日「失われた明日を求めて」「リサコラムの部屋vol.5」は下の写真より。




2011年11月21日~2012年3月19日「露店マイヤー・倶楽部」「リサコラムの部屋vol.4」は下の写真より。




2011年9月5日~11月14日「N氏の場合」「リサコラムの部屋vol.3」は下の写真より。




2011年6月13日~8月29日「ノンちゃんカフェ」「リサコラムの部屋vol.2」は下の写真より。




2011年6月6日までの「リサコラムの部屋」「リサコラムの部屋vol.1」は下の写真より。




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Room No.0055
2016年12月30日(金)

「モリスの邸宅

Yさまのパーフェクトなモリスハウス」





マダム・ワトソンより車で3分ほど走った、少し高台に
Y様のおたくはあります。

外の喧噪とは無縁のとても静かな環境です。





お玄関を入ると、
まずはモダンなアートギャラリーのような
細密画の並ぶ廊下をしばらく歩きます。

驚くべきは、壁にかかっている絵はすべて、
趣味の域を超えたYさまの作品だということです。
玄関からリビングにたどり着くまで存分にアートな散策が楽しめるのです。





そして、
リビングルームのドアを開けた途端、





一瞬で、
イギリス、ヴィクトリア朝時代の映画のセットの中に放り込まれた
見学者気分になってしまいました。

そこは優雅でクラシカルな匂いにあふれた異空間でした。





南西に向いた40畳はあるリビングダイニングの
大きく開いた窓からは、森の中にいるような緑と
透き通る美しい光が
刺繍を施したレース越しにふんだんに差し込んでいます。





ウイリアム・モリスのテーブルランナーがかけられたダイニングテーブルで
オーガニックのお茶をいただきながら、
思わず、
「ご主人さまはほんとうに、お幸せですね」と言ってしまいました。





象嵌が美しい食器棚、
磨き上げられたアンティークグラスにティセット。
多色使いの魅惑的な文様のカーテン、シェードは、
やはり、ウイリアム・モリスでした。





きっと当時のハイソサエティな英国紳士はこんなクラブで
パイプをくゆらしながら、ひじ掛け椅子に腰かけて、
新聞を読んでいたのでしょうか。





どこを見渡しても映画やドラマで見た、
19世紀末イギリスのホテルのラウンジかクラブのようなのです。





そしてモリスコーディネーションの最後はお玄関の明り窓でした。
ここはわたしたちが担当させていただきました。





すりガラスを通して玄関を明るく照すこのスペースを
遊び心一杯に演出することになりました。





一番新しい、PURE MORRISの麻のレース生地にアップリケと
繊細な刺繍を施した生地をフラットカーテンにして、
光にフィルターをかけるようにてやわらかくしてから、





その手前にギャザーバランスカーテンと
デコレーションレースカーテンを合わせたら、
クラシカルで新鮮なとても贅沢な窓のしつらえになりました。





手前の廊下からみても、美しいスタイルです。
来客の方も、静謐な大人の遊びごころを感じていただけることでしょう。





しかし、モリスで完璧にコーディネートされた
これほど美しいお部屋なのに、
出張も多いお忙しいご主人さまは
ご自分のラウンジでくつろぐ時間がとても短いようなのです。





そこで、
たまのお休みにはお家でゆっくり過ごされたいご主人さまのために、
リビングの一角にこんなすてきな小部屋が作られています。
ここは、
Yさまのアイデアで生まれた
ゴロンと横になって本を読むためのリゾートのガゼボなのです。
しかも、ベッドはダブルベッド。
リゾートホテルにだって負けないモリスのコージーなガゼボです。





さらに、手前のすりガラスの扉を閉めれば
完全におこもりできます。
この空間そのものがハイダウェイリゾートではありませんか?





朝から夕方までずっと光に満ちたYさまのラウンジで
日がな一日静かに本を読めたら、どんなに幸せでしょうか?

約150年前の優美なインテリアをリゾートホテルの中に作り出したような
Y様のおたくは、
なんともうらやましい
清潔で美しいパーフェクトなウイリアム・モリスハウスでした。

またぜひ、遊びに行きたいです。



次回は20017年1月10日の火曜日です。


写真、文章の無断転用はご遠慮くださいますようにお願い申し上げます。


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Room No.0054
2016年12月15日(木)


「リゾートの邸宅*Hさまの模様替え」

Hさまのリビングダイニングの模様替えプランは
緑濃き春から始まりました。


整備された住宅地の中にある
Hさまのお邸は、エントランスに至るまで、
植え込みの間の小道を緩やかなスロープに沿って上ってゆきます。





小気味よく調子をつけて上るにも心地よく、
またお約束の時間まで少し間があるときは
ゆっくり、立ち止まって、季節の折々の風景を
こうしてカメラに収めたりしながら、
おそらく20回くらいは上り下りをしたはずです。
その内、
わたしたちはその瀟洒な小道を『文学の小径』と名付けていました。





玄関から入ると、庭に面した7mのホールが続きます。
その中に巾4mX高さ3m60cmの東向きの明るい高窓があります。
今回の模様替えのテーマのひとつは
この場所をホテルのラウンジのように魅力的に見せることでした。

新たに天井から紐引きレールを付けて
長いシフォンレースカーテンを掛けると
まるで、内海に面した静かな大人のホテルに入って来たよう錯覚に
とらわれるほどでした。





さらに2分割された窓の下のアイボリーホワイトのドレープカーテンを引くと
視線は遮られ、そして陽が落ち始めると、
ラウンジのムーディな雰囲気が漂い出します。






絵がお好きなHさまがその窓にと選ばれたのは
『ペインターズガーデン』という名の
チャイナブルーの花瓶に挿されたチューリップのプリントの生地でした。





美しくまさに絵画のような窓の壁ができたのです。





ちょうど生地が次の仕上がりを待っているタイミングだったため、
出来上がるまでおよそ半年も待っていただきましたが、
取り付けた時には、
「幻想的なムードが漂うのですよ」と
うっとりと毎日眺めておられるご様子でした。



広いリビングの南窓には
リモコンで昇降する電動シェードを
取り付けることにしました。






続く広いダイニングは、
木目を天井材にも使った木の香りのする広いお部屋でした。

曲木の椅子、大胆でシックな色調の手織り絨毯が作り出す
雰囲気になじむように、
フランス製の細かなジャガードの生地を
シャープシェードに仕立て、
その向こうには、絶妙な透過性のレースを掛けました。





完成すると、
隠れ家のようなしっとりと温かい大人のムードのダイニングになりました。
焼き立てのバゲットやクロワッサンと
一緒においしい料理が出される
パリ郊外のシャトーホテルのダイニングのようではありませんか?





最終のシェードをお納めして帰るときには
緑濃かった『文学の小径』は、茶色の木肌を見せた
冬枯れの景色に変わっていました。

***
Hさま、ほぼ、10か月にわたる長い期間、
ずっとお付き合いをいただきまして
ほんとうにありがとうございます。

すてきなクリスマス、そして温かな新年をこのゴージャスなホテルのお邸で
お健やかにお迎えになられますことを心より願っております。

そして、ほんとうに、ほんとうに、うらやましいです。


次回は12月30日の金曜日です。


写真、文章の無断転用はご遠慮くださいますようにお願い申し上げます。


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Room No.0053
2016年11月30日(水)


My・ホテルルームでちょっとパーティ

明日からいよいよ師走の始まりです。
しかし、
忙しい、忙しいと言っているのは、人間ばかりではありません。
不思議の国のアリスのウサギも同じですね。

そこで、わたくし、”スーパーデリバリーマンK”が
そんな地球にうるおいを与えたく、
本日はあなたさまのお部屋に特別に
パーティのデリバリーにやって参りました。





パーティと申しましても難しいことはございません。
いつもの友人でも、家族でも、
あるいはカップルでも、簡単に開ける方法があるのです。





場所はこちら
3.9mX3.9mの約9.3畳ほどの部屋ですが、
シングルベッド1台に6人掛けのテーブルがゆったり置けます。
6畳なら、ダブルベッドとティテーブルくらいが十分に置けるでしょう。





そうです。
つまり、あなたのベッドルームで開く、
題して”My・ホテルルームパーティ”なのです。

あなたのお部屋をホテルルームに見立てて楽しむ
とてもハートウォーミングなパーティに仕上げました。





さて、本日のメニューはオードブルの代わりに
ピッツァ・マルゲリータをお持ちしました。
ほら、とてもカジュアルでしょ。ベッドルームならではの気軽さですね。





それでは、キャンドルサービスとまいります。

9つのくぼみのある白い和のオードブルプレートの中に
ティライトキャンドルを5個置きました。





ワンルームでも、約6畳あれば、
小さなテーブルを置いてできるほどの小さなパーティ。それこそが
本音で話ができるパーティの醍醐味です。





セッティングはカジュアルでOKです。
ナプキン折りでもナプキンリングでも、さらに色も違っていてもOK。
ポイントはスタイリッシュにまとめることです。





グラスは2種類。
シャンパン用とワイン用です。
どちらも割れないグラスでご用意いたしました。





クリスマスを意識して
赤、茶、ベージュのタータンチェックのテーブルクロスに
透明で回りのゴールドのトリムがセンスあるオードブルプレートを置き、
そのうえに置いたのはゴールドのエッチング入りのガラスのプレートです。

白いプレートより、カジュアル感が出ますので、
ゲストをよりリラックスさせてくれることでしょう。





そして、ベッドルームで開くパーティの一番の
意義は、
「眠くなれば、ごろんと横になってもいいよ~」と、
あなたのラグジュアリーなベッドを自慢できることです。





オーガニックシャンパーニュで乾杯をした後は、
人生ゲームに興じるのも、
最近読んだ本について議論を戦わせるのも素敵ですね。

まるで、NYかパリの小さなアパルトマンで
ディープな時を楽しんでいるような気分ではありませんか?





それでは、今日は特別に未公開の
ホテル・センチメンタルの新色ベッドリネン
”ジョルジュ・サンド”と”シシーのローズ”でベッドメイクした
ベッドルームからお別れをいたします。





あなたさまのハートに一番近い場所で
よりハートウォーミングなパーティをする贅沢と幸せを
ぜひ味わっていただきたいと思っております。

ご依頼いただけば、いつでも
スーパーデリバリーマン・Kが飛んでまいりますよ。

***

Akikoさまより届けられたオーガニックシャンパーニュは
瓶からおいしそうなオーラを放っております。
栓を抜く日がとても待ち遠しいです。


次回は12月15日の木曜日です。

それでは寒さも日々厳しくなる日々、どうか素敵なベッドルームライフを
お楽しみくださいますように。

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Room No.0052
2016年11月15日(火)

「バトラーKのベッドメイキング 講座
2016クリスマス号


12月と言えば、クリスマス。
これをなにか何か新しいことを始めるきっかけに利用しない手はありません。
さあ、本日もちょっとだけ、
ベッドルームをリニューアルしてみませんか?




本日のあなたのエスコート役は同じく、私、Kでございます。

それでは、いつもの通りベッドメイクの華麗な技をどんどんご披露いたします。



ベッドパッドをマットレスの上に広げたら、
本日のメイン"シャンパーニュ”のベッドリネンのフラッシーツを広げます。



ハイジのシーツの要領で一気に広げま~す!



広がり方で今日の運勢を占ってみましょうか!
エイヤっ!



おっと、パワーが余り過ぎて向こうまで行ってしまいました。
まるで私のようです。



はい。きれいに整いました。
クイックシーツの場合も広げるまでは同じですね。



さて、シーツのコーナー問題です。
上、下をぎゅうぎゅう引っ張ってマットレスの下に入れ込んだら、
コーナーではた、と困っていませんか?



このように、シーツ上部のあまった部分を三角に上に持ち上げます。
次に下のあまった分をマッットレスの下に先に入れ込み、
それから上の三角の部分を下におろして入れ込むだけで、
ホテルのベッドメイクになります。



それでは、次は3シーズンの羽ふとんです。
3シーズンとは、秋、冬、春まで使える一番ダウンの量が多いおふとんです。



ふっくら膨らんでいますね。
それでは、これもふわ~と広げます!



毎日、新鮮宅配便でショップに届けられる自信作羽毛ふとんは
自社の工場で毎日製作しています。一番人気のアイテムです。



それでは、羽毛ふとんの上にコンフォーターケースを広げます。
基本的にコンフォーターケースは裏返した状態でひもを結びます。



すぐにファスナー部分から手をいれ、
向こう側の角をしっかり持ってください。



はあ~い、一気に裏返しますよ!
ご覧ください。
軽々と羽を広げて様子はまるで、
バレリーナが跳躍している軌跡のようではございませんか?



早速、ひもを結んでゆきます。
ひもを結ぶのが面倒な方はもちろん結ばなくてもOKです。

ホテル・センチメンタルのベッドリネンは
羽毛ふとんの側生地と同じ、綿サテンでなじみがよいのが特徴です。
ぱかぱかすることはありません。



ひもを結び終われば、
またコンフォーターケースのファスナー部分から向こうの角を探して、
しっかり握ってくださいね。



それでは、恒例の、これが本家本元
『ハイジのふとん投げ』です。エイヤっ!



ごらんのとおり、ひっくり返りました。
わたしのほうがもっと優雅に上手にできるわとお思いの方もおいででしょう。
少々お見苦しくて失礼いたしました。



見事裏返しが完了すれば、
ファスナーを閉めてから、ベッドの上に広げます。



さて、次はリラクシングピローを
ピロケースにいれましょう。



オリジナルのリラクシングピローは
今回も幅75cm高さ65cmのサイズを使います。
背もたれ用に最適なホールド感を得られるような適度な反発力と
やわらかさのあるわたを使っておりますため、
腕を使ってぐいと半分に折り曲げてから、



すっと中に入れたら、一番奥まで入れ込みます。



向こうの角まできちんと入ったことを確認してからやっと手を広げます。



この通り、美しいつややかな表情であなたを優しくホールドしてくれそうですね。
枕を普段お使いになられない方も、
眠る前のひと時をこのリラクシングピローに
からだをゆだねてみたら、「なんて頼りになる人なの?」と
一目ぼれしてしまうかもしれません。



あれ、まあ、もうたくさんのピローがベッドの上に
舞い降りているようですね。
ここは料理番組のように一気に時短でございます。



本日のメインディッシュ、"シャンパーニュ”のベッドリネンに
大人のクリスマスカラー、〝ライラック・スリッパーズ”のピロケースを
加えてみました。



ネックロールも加えて、立体感も出してみましょう。
しかし、ネックロールも飾りではなく、首の後ろを支える枕として
あるいは肘の下、足首の下に置いても便利に使っていただけます。




さあ、シャンパーニュとライラック・スリッパーズの作り出す
シャーベッドカラーで2016クリスマスのしつらえができました。





シャンパーニュとライラック・スリッパーズは
シックで穏やかな気分がお好みのあなたにぴったり。
ベッドリネンの色に色を加えるだけで、
ラグジュアリーでRitzyな気分はぐっと高まりますね。

クリスマスをひとつのきっかけとして、
そこから新たなアイデアやさらに新たな習慣も生み出されるかもしれません。





次はぜひ、あなた様の素敵なベッドルームで
もっといろいろなカラーリングに挑戦してくださいますように。


次回は11月30日の水曜日。

忙しい11月ではございますが、
どうか素敵な日々をお過ごしくださいますように。

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「バトラーKのベッドメイキング講座2016号冬号」


季節は廻り、涼しいから寒いに変わり、
いよいよ、晩秋の始まりですね。

さて、本日もバトラーになり代わり、
K のベッドメイキング講座の始まりでございます。




パリのホテルのお部屋風にメイキングをした部屋に
本日は少し温かなインテリアを加えてみようと思います。

ということで、本日は脚立をもって登場でございます。



時間が限られておりますので、ささっと
動いて持ち場に動き、スタンバイをいたします。
インテリアショップでは機敏な動きが要求されます。
もちろん、他の仕事でも同様ですね。



それでは、まずはカーテンの衣替えから行います。
ベッドのヘッドボードの後ろの天蓋カーテンとバックカーテンを外します。

その前に必ずやっておくことは、
そうです。ナイトテーブルを少し脇にずらして、
ヘッドボードの後ろに脚立が入るくらいのスペースを
作っておくことです。



それでは早速、バックカーテン、天蓋カーテンを
外しにかかります。



ここでおさらいでございますが、
天蓋カーテンはきまったスタイルがあるわけではございません。
目的としましては、ベッドのヘッドボードを包み込むようなスタイルの
デコレーションカーテンのことです。
通常は天井に近い場所から下げてゴージャスなベッドルームを
さらにエクスクルーシブにするカーテンのことです



そしてバックカーテンとは今、私が外したものを腕にかけておりますが、
ヘッドボードの後のカーテンのことを言います。
これもエクスクルーシブ感をさらに高める役目ですね。



前置きが長くなりましたが、
外しました天蓋カーテンは今回はバックカーテンへと移動いたします。



レールで申しますと、手前が天蓋カーテン用のレール、
奥がバックカーテン用のレールです。
レールの取り付けで気を付けなくてはならないの
必ず、しっかりした下地のある場所にしか、
レールは取り付けられないということです。
下地の確認がまず一番やるべきことになります。
プロに任せることをお勧めいたします。



それでは手前の天蓋カーテンのレールに秋冬のカーテンをかけます。
今回はウイリアム・モリスのモスグリーンのドレープカーテンです。



それではしっかり持って、足元を確認しながら、
脚立に乗りますよ。



基本的なことですが、カーテンはレールの中心からランナーにカーテンのフックを
挿してゆきます。




そして、最後にランナーが1個余るのが理想のランナーの数です。
もしも、余り過ぎる場合は一番最後のランナーとキャップストップの間に
余らせた状態にしておきます、一番邪魔にならない場所がその場所で
余ったランナーの定位置です。




おっと、こんにちは、
これからマジックショーをするような気分ですね。



天蓋カーテンを掛け終われば、タッセルで仮止めしておきましょう。



はい。これで、天蓋カーテン、バックカーテンの
秋冬バージョンへの模様替えは終わりました。



ここでベッドの配置について、基本の置き方を申し上げます。
ベッドの基本の配置はヘッドボードの後ろが壁です。



ベッドに背もたれ用のリラクシングピローを置く場合は、
背もたれの高いヘッドボードでなくてはなりません。
特に、 窓に沿って置く場合は要注意です。
リラクシングピローの高さよりヘッドボードが高くないと
窓にあたってしまいます。

天蓋カーテン、バックカーテン、
リラクシンピロー、ヘッドボードは関係はそのように良好でないと
うまくゆきません。



次はこのベッドルームにをあたたかみのある冬仕様に変更するために
ベッドにキルティングの”グレイシャスリリー”のベッドスプレッドを掛けます。



ベッドスプレッドは本来、ほこりよけとインテリアを
完璧に整えるための便利なカバーでございます。
しかし、冬の寒い時期は、半分ほど折った状態で掛けたままで
お休みいただいても結構です。

本日は半分に折ったままで掛けてみました。



さて、その上にさらにアクセントスローをかけてみようと思います。
今回はモリスの天蓋カーテンと同じモリスのシルクのスローでございます。



カバーリング式で、中には薄い羽毛ふとんが入っております。
軽く、あたたかく、このアクセントスローだけかけたままでも
素敵です。




それでは、最後の仕上げに、仮止めしておいたカーテンをタッセルから外して
手前のヘッドボードに掛けます。
ストールを肩にセンス良く掛ける感覚です。

今回はランプシェードの代わりに
LEDキャンドルとLEDオーナメントに替え、バラの花瓶を置いてみました。
これでメイキングは完成です。

さて、このベッドで聖なる夜を迎える準備も整いましたね。





時には、ライティングを変えて夜を華やかに
演出してみてはいかがでしょうか?





ロマンチックなライティングをしようとも、
シャンパンに酔いしれようとも、
自宅のベッドルームであれば、
特別なチャージが加算されるわけでもありませんから、





眠くなれば、ご自分のベッドルームですから、いつでも遠慮なく
どうかごゆっくり、「おやすみなさいませ」


次回は、11月15日の火曜日。

この「リサコラムの部屋vol.21」のドアをノックしていただけますでしょうか?

写真、文章の無断転用はご遠慮くださいますようにお願い申し上げます。


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「バトラーKのベッドメイキング講座2016号秋号」


さて、本家「リサコラム」の新シリーズともに
2016年10月号から
「リサコラムの部屋vol.21」の始まりです。

それでは、早速、「Kのベッドメイキング講座2016秋号」
を始めさせていただきます。




「お久しぶりでございます。
ようこそ、『Kのベッドメイキング講座2016秋号』へ。
夏の余韻を残すベッドルームをそろそろ秋のしつらえに変える
衣替えの10月ですね。
オリジナルホワイトベッドオードリーで
さあ、開始いたしましょう!



まずは、ベッドメイキングはベッドパッドを敷くことから
始まります。
端からゆっくり広げてゆきます。



う~ん、いかにも気持ちよさうですね。
ふかふかしてコシがあるこの自慢のベッドパッドは
ピュアニューウールの2層式、”ラグジュアリーパッド”と呼んでおります。
毎日、自社の国内の工場にて手作業で制作しているフレッシュな
ベッドパッドです。



それではベッドリネンをご用意いたしましたので
早速フラットシーツからセットしてみましょう。



本日はオリジナルベッドリネン『ホテル・センチメンタル』の『パリの空』で
パリのグレイシャスなホテルのメイキングをいたしましょう。



フラットシーツはちょっと....とおっしゃる方は
ゴム入りのクイックシーツで全くかまいません。




しかし、実はこのフラットシーツの醍醐味は、
『ハイジのシーツ』、これなのです!



ハイジが藁のベッドの上にふわ~とシーツを広げる
あの最高に幸せなハイジのワンシーンの再現をやりたいからという、
そんな単純な理由もモチベーションUPになりますから。



はい、きれいに広がりましたね。
もうこの上にごろとしたくなりますね。
その前にシーツをキチンと入れましょう。
まずは頭の方からマットレスの下に入れ込んで、
それから足元に行きます。



フラットシーツに必要な長さは
ベッドの長さ約200cm+
マットレスの厚み20~30cm+入れ込み部分約15cmこの2倍
=270~290cmが必要になります。
きちんとメイキングするためにはこの長さ290cmが必要なのです。



最大のポイントはコーナーですね。
まず、足元から入れたら、あまった部分を上下に引っ張って
三角になるようにします。
そして、先にマットレスの下部分を入れ込みます。



そして、次は上を下して、下に入れ込みます。
ぴんとなっていい感じですね。



それではオリジナルの羽毛ふとんの登場です。
今回はミドルシーズンの羽毛ふとんを用意いたしました。

ふっくら真っ白に膨らんでいますね。



反発力でぷりぷりです。
これでもミドルシーズン用なのです。



それでは行きますよ~。



はいっ~!
空気をたっぷり含ませてふくらませましょう。



うまく広がりましたら、
次に、おふとんのカバーをかけます。
”コンフォーターケース”と呼んでおります。



シーツと同じように、コンフォーターケースも
ハイジのシーツと同じように一気に広げます。



えいっ!



はい、それでは時間も少なくなりましたので
どんどんゆきます。
まずは広げたコンフォーターケースを全部裏替えします。



ファスナー部分から手を反対側の先端まで差し込んで、角をしっかり持ちます。



さらに一気にひっくり返しま~す。



はい。うまくゆきました。
それではどんどん紐を結んで行きましょう。
結んだら、ひっくり返したカバーを同じ要領で裏返しますと、



料理番組のように時間が一気に飛びましたが、この通り、
きれいにベッドリネンが羽毛ふとんにフィットしておりますね。



反対側に回って、中心をとります。
端もぴんと伸ばして、整えましょう。



そして、ヘッドボードの手前にまずはリラクシングピローを2個置きます。



リラクシングピローのサイズは
ダブル、クイーンサイズの場合は通常、
65X75cm2個が適当です。
セミダブルベッドの場合は、形が整うのは、65X65cmを2個。
あるいは65X100cmか65X120cmを1個
シングルは65X75を1個、あるいは65X100を1個がおすすめです。



次にリラクシングピローの手前に頭の下に置く枕を置きます。
今回はスノーホワイト色の50X70cmを2個置きます。



さらにブレックファストピローをその手前に2個置きます。
今回はフリル付きのピローを2個用意しました。



ブレックファストピローという名前ですが、
ベッドで本を読む、iPadで勉強する、そんなときに
膝の上あたりにおいて便利に、そして何よりその優雅な気分に
癒されるためにあるのです。
整ったベッドに入って眠る前のひとときは何よりにも代えがたい
幸せなひと時だと思われませんか?



最後に襟元をくるっと裏側に返して、レッグロールを置いて
パリのグレイシャスなホテルに仕上げます。




遠くのラグジュアリーホテルにはるばる癒されに行くより
あなたのお家のラグジュアリーホテルルームの方断然近くて、
そしてお手軽ですね。
それでは、また次回『Kのベッドメイキング講座をお楽しみに!』


次回は、10月30日の日曜日。

この「リサコラムの部屋vol.21」のドアをノックしていただけますでしょうか?

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