横にあるチェストは自分でペンキを塗り、シェル型の取っ手をつけました。
偶然ですがランプはフランス製で、
だから「パリの空」としっくりくるのかもしれません」







「淡いラベンダー色の壁に「パリの空」のベッドリネンが
とても美しくて、ほんとうのパリのプチホテルの雰囲気が
写真から漂ってきますよ～。
う～ん、大人の女の隠れ家ホテルみたい～」

「以前は寝るためだけの場所だった寝室が、鑑賞したくなる空間に変わりました。
長年憧れていたマダム・ワトソン様に思い切って羽毛布団を注文した昨年末から、
少しずついろんなことが変化しています」


「ありがとうございます。
とてもきれいです。絹華さまという繊細なお名前と、
このしっとりとした端正なお部屋はお人柄を物語っていますね」

「ベッドルームを整えていくにつれ、自分を大切にする
気持ちも出てきたような感じがします。不思議ですね。」


「うれしいお言葉ありがとうございます。
激務の日々でも、このベッドルームがあるから、こんなすてきな言葉が生まれるのですね。


「それでは今晩もどうか美しいパリのプチホテルのようなお部屋で
ロマンチックな時間をお過ごしくださいますように」

カーテンの向こう

マダム・ワトソンのひみつ

2014年2月20日（木）


こんにちは。
２月１７日号からスタートいたしました、「リサコラム　カーテンの向こう」の
サブルーム、「リサコラムの部屋」もまた新たに趣向を変えて始めます。

本日の第１回目は、普段見ることのない、マダム・ワトソンのカーテンの向こうの
素顔をお見せしたいと思います。







それでは本日は、「クロークルーム」にご案内いたします。

サービス料のつくレストランにある、コートを預けるクロークとは
違いますけれど、いつも清潔な匂いのする空間にすることが
目標です。


まず、私共の仕事内容は、

１・店頭にご来店のお客さまを対応させて頂こと。

２．インテリアコーディネートなどのデザインの仕事。
外に出向いたり、製作したカーテンやベッド用品などを納品＆設置したり、
発送するまでの仕事。

そして、３．それ以外のご遠方などより、ご注文を頂く品物の発送。

その３つが同じレベルで、同じ分量ほどあります。

そのため、２、３のお届け前のお預りの品物を保管するストックルーム＝クロークが
大事な役目を果たしているのです。

一日に必ず、何度となく足を踏み入れます。





右手のカウンターの頭の上にはハンガーをかけるバーがあって、
スタンバイしているハンガーが並びます。
その前には約３ｍの天井までの大きな収納庫があります。
しかし、これも一部です。

引き戸を開くと、
ガラスの板で壁、棚が仕切られているのが、可動式の言わば「クローク」です。
発送を待つベッドリネン、羽毛ふとんや枕などの寝具類が
ガラスのボックスにおひとりさま、だいたいひとつの枠で
納められております。



　　



ご注文の品物をバインダーを持ってチエッックするスタッフのＫです。







先ごろ、バインダー＆ボールペンをセットにしてカラフルな色に替えました。
これで、お目にかかったことのないお客さまの顔が見えるような気がしました。
チェック作業も楽しくなりますよ。



　　


電話は２つ。お客さま専用回線と、メーカー用専用回線です。

コルクボーには、メモをピンナップできます。

さらに
大きな紙を張って、お電話でのご注文、ご相談などを
ささっと、イラストなどを描きながら、大きくメモできるようにしてみました。

すると、ご注文の内容やご相談内容をイメージでとらえることができて、
さらに仕事が楽しくなってしまったのです！
（楽しすぎて遊んでいるようです。いや、ほんとうに。）

右下にちらと見えているのはカラフルなサインペンです。


　　





ハンガー、各サイズの手提げ袋、組み立て式の箱、緩衝材のストックもこの部屋の中にあります。



　　


ホテル・センチメンタルのテイラーパジャマもＰＯＰ付きで並んでいます。
もちろん店頭にも同じように並んでいます。
店頭もストックルームも同じにすれば、
収納はとてもきれいになります。

見せられるのであれば、収納はきちんとうまく機能しているということですから。







自宅の収納も全く同じことですね。
コンビニでもスーパーでもセレクトショップでも、
収納のお手本は街にあふれています。
それを真似るだけです。難しくはないと思います。

「ディスプレイ＝収納」　「収納＝ディスプレイ」

これで、きっとあなたさまのお家もセレクトショップみたいに
美しい収納になるはずだと思います。