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リサコラムの部屋

2014年9月10日~
    
  ようこそ、「リサコラムの部屋」へ。

「リサコラムの部屋」は10(最後に0)のつく日の更新です。
本家の「リサコラム」と同じ作者によりますが、

物語仕立てで、お客様のお部屋のご紹介など、
いろいろなメインディッシュをご用意致します。

それでは、
ぜひ、おいしいお飲み物を傍らにご堪能くださいますように。

「アドラーに聞きに行こう」



第1回 
「そうだ、アドラーに
聞きに行こう」

第2回 
そうだ、バスルームから
始めよう!
第3回
「そうだ、お試ししてみよう!」
第4回 
「あの、またまた、
来ました...」

「K氏、思い切って
相談にきました」


K氏、バスルームの
買い物に乗っています」


K氏、ぐっすりを
お試ししています」
K氏、ベッドルームに
のめり込んできました」


    
 

第5回 
「ホテルの部屋にしたいんです....」

第6回 
「そうだ、未来の部屋を描いてもらおう!」
第7回 
「そうだ、リゾートの
部屋があったぞ!」
第8回 
「あの、私、クリスマスを
お届けにきました」

K氏、
『ベッドメイクなら
お任せ!』」


K氏、いよいよ、
『NYのペントハウス
計画』開始です!」

「K氏、ヒーリング
ルームに挑戦です」
「K氏、得意のクリスマス
デコレーション、
今年も新たに挑戦します」











「リサコラムの部屋」バックナンバー集です。

この小さな窓から、イマジネーション豊かな世界が広がっているのです。

2014年5月30日~8月30日までの「リサコラムの部屋「時はやさしく、時につめたく」は下の写真より。




2014年2月20日~5月22日までの「リサコラムの部屋「カーテンの向こう マダム・ワトソンのひみつ」は下の写真より。






2013年11月14日~2014年2月14日までの「リサコラムの部屋 Café After The Rain」は下の写真より。




2013年7月25日~11月7日までの「リサコラムの部屋  楡の木の叔父」は下の写真より。




2013年4月16日~7月18日までの「リサコラムの部屋  シーサイド・ビレッジ」は下の写真より。




2013年1月8日~4月9日までの「リサコラムの部屋  HOTELS」は下の写真より。




2012年10月2日~2013年1月1日までの「リサコラムの部屋 AAA」は下の写真より。




2012年6月25日~9月24日までの「リサコラムの部屋 5分の人生」は下の写真より。




2012年3月26日~6月18日までの「リサコラムの部屋 失われた明日を求めて」は下の写真より。




2011年11月21日~2012年3月19日までの「リサコラムの部屋 露店マイヤー・倶楽部」は下の写真より。




2011年9月5日~11月14日までの「リサコラムの部屋 N氏の場合」は下の写真より。




2011年6月13日~8月29日までの「リサコラムの部屋 ノンちゃんカフェ」は下の写真より。




2011年6月6日までの「リサコラムの部屋」は下の写真からバックナンバーをご覧頂けます。





「あの、私、クリスマスをお届けにきました」

2014年11月20日(木)
第8回 「K氏、得意のクリスマスデコレーション、今年も新たに挑戦します」





レッド&グリーンそして白
雪の中をモミの木を背負って子供たちにクリスマスプレゼントを届けに来る
サンタももう、すぐそこまで来ました。

今日はK氏、いつもとはちょっと違って、執事のような面持ちで
直立しております。





「こんにちは。みなさま、本日は、私、Kが、素敵なクリスマスデコレーションをお見せしようと
ちょっとだけドレスアップしてやってまいりました。

簡単に美しくすばやくやる方法をぜひご覧に入れたいと思います」





ポイントの一番は料理と同じで、下ごしらえですね。
テーブルにきちんと並べてからスタート致します。


 


ラインストーン入りのリボンは電飾の光できらめきますからこれは一押しです。





そして、ツリー下に置くためのラッピングした箱も必需品ですね。





そして気もそぞろにさっそくパーティ用のグラスも
割れない素材で準備しておきましょう。
これは最後のお楽しみにガラス棚に一旦並べておくこととします。





さらに必要なものは、はさみ、新聞紙、これは電飾を回すときにモミの木から
葉が落ちるために下に敷くものです。





さて、今回はリボンをリボン結びの形に整えようと思います。
用意したリボンはシルバー、ベージュ、オレンジ、そして黒など、少し大人びた色合いです。
それに合わせてオーナメントもブラウン、シルバー、控え目なゴールドなどを集めました。


  


 


リボンは、リボンの幅に合わせて大きさも変わります。膨らみの部分としっぽの部分のバランスは
大事ですね。そしてはさみで切ったら、しっぽの先端部分を少し後ろにまげておきます。
ふんわりできたら、形を整えてな箱などに入れて並べておきます。

さて、頑張ってどんどんリボンを作りますよ~。




は~い、もう出来上がりました。




並べてみると美しいですね。
まるでチョコレート専門店のような配色になりました。





きっとこれはうまくゆきます。





それでは、いよいよ、デコレーションを始めます。
時計の針をご覧くださいませ。
午後5時40分です。




ツリーの高さ2m70cmです。
さあ、
今から約1時間で見事美しいツリーを完成させてお見せ致します!





おっと助っ人も登場です。
リボンの色合いが重ならないように気を付けて、下の方、上の方が手薄にならないように
脚立にも乗りながら、丁寧にしっかりリボンを付けてゆきます。
次に電飾を巻いて、最後にボールをさらにしっかり止め付けます。





さて、もうそろそろ完成です。
ちょっと料理番組のように間が飛んでいますが、さあ、出来栄えはいかがでしょうか?





下に敷いた新聞紙を取り去りましたら、下にプレゼントの箱を並べましょう。





時刻は6時48分。約1時間8分で完成です。





いよいよ、試験点灯をしてみます。

う~ん、なかなか、ロマンチックではございませんでしょうか?





ここで、ひと時、シャンパン片手に素敵な方と語らいたいなという気分になりますね。





みなさまもご自宅で素敵なツリーのデコレーションを楽しんでくださいますように。





本日は、私、Kのツリーデコレーションにお付き合いくださいまして
ほんとうにありがとうございます。
通りからショップのウインドウを見ても本当にきれいです。





ツリーのそばで素敵な眠りをお楽しみいただく時間はまだまだたっぷりありますね。

それではまた、次回11月30日にお目にかかります」


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写真、文章の無断転用はご遠慮くださいますようにお願い申し上げます。

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「そうだ、もっとリゾートの部屋があったぞ!」

2014年11月10日(月)
第7回 「K氏、次はヒーリングルームに挑戦です」

今日もこのマダム・ワトソンご相談室にお集まりくださいましてまことにありがとうございます。

またまたK氏、いいことを思いついたようです。
さて、今日はどんなことでしょうか?






さっそくご登場いただきましょう。

「こんにちは~」
「あら、Kさま、今日は素敵なベストを召しですね。きっと何かいいことを思いつかれたのではありません?」
「ええ、リサコさん、その通りです。実はうちにもう一ついい部屋があったのです」





「もう一ついい部屋と言われますと?」
「実は活用しきれていない部屋があるんです。そこをヒーリングルームにしたいな~と思って」
「まあ、それはすてきなアイデアではありませんか!
ぜひ、『リゾートに行かなくてもここにあった!』って言えるような部屋にしましょうよ」
「そう思って、今日はまた思い切って相談に来たのです」





「それでは、Kさま、そのお部屋の見取り図を簡単に書いていただけますか?」
「ええ、もちろんです。ちょっと変形なんですが、
え~と、こんな感じだったかな?」K氏は熱心にスケッブックに平面図を描いています。





「なるほど、面白い間取りですね。勝手口みたいな裏口から入ってここにドアがあって、
それから壁です。その間が通路になっています」

「斬新でいいですね。玄関から入って正面に壁ですね」
「ええ、ちょっと狭い感じですけど」
「それなら、ここはガラスの壁にしませんか?お部に広がりが生まれて、とても広々と感じられるはずですよ」
「なるほど、それは一つゲットします」






「『壁の見える化』アイデア最高ですね。
それなら思い切り、大胆なリゾート風の部屋にして、
さらに解放感を味わってみたいものですね」
「それではもう一つの壁の前に座った位置から出窓を見た絵を描きましょう」






「ああ、これ、いいですね~こんな鮮やかな色合いのカーテにしてみたら、きっと気分はタヒチアンですよ。
でも、これで癒しのヒーリングルームになるでしょうか?」
「きっとK さまにとって癒しとは、ただ何もせず、ぼ~するだけのことではありませんよね」
「そうです。ご明察です。実は私は最近すごいスピーカーを買ったんです。
だからそれで、タヒチに行った気分で自分を癒せたらいいかな~って」

「わかりました。それでは、『Kさまのタヒチアンなヒーリングルーム』で決定ですね!」
「ええ、それでお願いします」





「それなら、この南国の花のドレープはバランスカーテン、つまり、上飾りですね、
それとダミーの飾りカーテンにしませんか?実際の窓のカーテンはKさまのお好きなシェードにしましょう」
「いいですね、それなら、あれ、あの花が浮き出てくるようなあれ、お願いします」
「あれですね。壁の花からお花を解放させてあげましょう、アウトラインカットの技法で!」
「それそれ、アウトラインカットでお願いします」
「わかりました。それでは、正面のカーテンはタヒチアンの鮮やかな花園ですから、
左右の腰窓は少し抑え気味の軽やかなレースカーテン&窓にシェードという組合わせにしませんか?





「グッドです」
「このリンクル加工の白いレースにこのまんまるいボールのタッセルなんてどうでしょう?」
「いいですね。だんだん私の好みを把握してきましたね?」





「そうでしょうか?それはKさま、うれしいお言葉です。それでは、シェードの下にこんなビーズのトリムをつけて
さらにエクスクルーシヴなKさまのヒーリングスペースにしませんか?」
「ああ、南の島の色つきの石みたいなきれいなビーズですね!」
「タイピンやカフスボタンが大好きなだとお伺いしましたから、
ご自分のアクセサリーを選ぶような感じで選んでいただければきっと気持ちにぴったりのものになるでしょう」





「うん、決まりです。この赤いぽってりしたものを正面の黄色のシェードの下に、
そしてオレンジのビーズを左右の総刺繍のダークピンクのシェードの下にします」
「すてきなアレンジですね。私も大賛成です。





それでは本体のシェードは簡単にお洗濯もできる素材なので、トリムはマジックテープで着脱式にしましょう」
「そんな技もできるんですね」

「ええ、私たち、ドラえもん集団と呼ばれていますから」
「ドラえもん集団?」
「ええ、そうなんですよ。ものの1週間でショップの様子なんて、全部変わってしまうくらいに模様替えも得意なんです」
「今朝もガラス屋さんが来てくれましたのでガラスを好みのサイズにカットしてもらっているんです。
ガラス棚のサイズが変われば、置き方の変化も付けられますからね」
「なるほど。インテリアはいろんなもので構成されていますからね」





「さて、こんな感じで完成ですね」
「元、倉庫が、リゾート風のいい部屋に変身しました!とても満足ですよ」





「それはよかったです。それではさっそく、色を付けてみますから、
Kさまちょっとだけ目をつぶって『ちちんぷいぷい』を100数えていただけますか?」
「わ~、なんか面白そう。でも、変なインテリアショップですね。この前はアブラカタブラでしたけど...」
「ほら、お料理番組にありますよね。オーブンに入れたと思ったら、
もう焼きがっていたなんてこと。それですよ、ちちんぷいぷい、お願いいたします」
「わかりました。ちちんぷいぷい、ちちんぷいぷい、ちちんぷいぷい.....」





「はい、どうぞ、もう、『ちちんぷいぷい』は終わりで結構ですよ」





「ほら、色塗りも完成です」
「あとは、Kさまの好きな壁の色に塗るだけです」





「それでは、これにしようかな。このダークオレンジ色がいいです。なんか、タヒチの太陽みたいで」





「すばらしい表現ですね、タヒチの太陽!それでは左右の壁はタヒチの太陽、真ん中の壁は私のおすすめですが、
ラベンダーのジェラシーって色にしました」





「ラベンダーのジェラシーか~、いい感じですね。このダークグレーの一人掛けソファに座って、
タヒチの太陽を思い浮かべながら、シャンペンで乾杯ですね。休みの日はここに移住します」





「それではヒーリングルームのイメージプラン完成記念にガッツポーズでもします?」
「それはちょっと恥ずかしいから、ガッツポーズなしでお願いします」





「わかりました。Kさま、本日はありがとうございます。
それではこちらで失礼いたします」





K氏、終了後にそっとあたりを伺っています。
さて、もしかして、またあれをやるつもりでしょうか?





「タヒチの太陽、バン、」





「ザ~」





「イ!」





それではみなさま、また10日後にお目にかかります。



お近くでなければ、メール、スカイプを使って、
あなたの夢のお部屋を作っています。


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「そうだ、未来の部屋を描いてもらおう!」

2014年10月30日(木)
第6回 「K氏、いよいよ、『NYのペントハウス計画』開始です!」


ご自分の夢のベッドルームにわくわくをたっぷり抱きかかえて、
またまた、K氏、ご相談に来られました。
目指すは、ニューヨークのペントハウス化計画です。





「この生地いかがですか?K様のNYのペントハウスのベッドルームに加えてみません?」
「う~ん、キラキラ光っていいですね。でも、ほかに好きな生地がいろいろあるんです」





「それでは思いつく限りどんどん選んでみてくださいね」
「よ~し、前から気になっていた生地が実はあるんですよ~」

「え~と、これも、これも」
「Kさま、すばらしいコーディネートになりそうな予感がします」
「そうですか。うれしいな~」
「はい。それでは、30分でKさまのお部屋をNYのペントハウスにするプランにトライしてみましょう」
「それでは、覚悟はいいですか?」

「もちろんです!」





「あれ~こちらにもたくさん素敵な生地がありますね」
「ええ、ジェーン・チャーチルというブランドの最新作です。
今回はまさにKさまのお好みのダンディなお部屋になりそうな生地がたくさんありますよ。」






「どんどんめくって、はっ!と一目ぼれした生地を教えてくださいますか?」
「わ~、どれも好み!ああ、これ、このベージュがかったグレーに螺旋の刺繍、最高ですね」

「わかりました」
「でも、これもいいな~、こんな風にかっこよく変身するかな~」
「もちろんなりますとも」
「ではまず、NYのペントハウスに暮らすご自分のお部屋をイメージなさりながら、
率直にご予算をお聞かせくださいませんか?」
「はい、これから結婚することも考えて100万円の予算で
NYのペントハウス風に変身って、できますか...」
「わかりました。それでは、このあたりの生地で全部コーディネートすると
ちょっとご予算オーバーになりそうですから、
先ほど選んで下ったリーズナブルな生地もうまく使いながら、
見事ご予算に当てはめてみましょう」






「よろしくお願い致します。実は今度、車を買い換えようと思っていたんですが、
その予算を100万円減らせばいいですね」
「それは一つのいい置換方法かもしれませんね。それでは、どんどんゆきましょう。





まずは今のご自分の寝室のサイズを簡単な間取り図で教えていただけませんでしょうか」
「はい。自分の部屋ですから、もう窓のサイズも壁のサイズも全部ばっちり覚えていますよ」
「それはすごいです」
K氏、さらさらとスケッチブックに間取り図を描いております。





「こんな感じです」
「なるほど、天井高260cmですか。それは素敵な高さですね」
「部屋自体は360cm真四角くらいの狭い部屋なんですけど、
これでも、NYのペントハウスになりますか?」
「ええ、もちろん。呪文を唱えていただければ」





「呪文?」
「はい。呪文を唱えていただければ、NYのペントハウスになります」
「呪文だけで?」
「ええ。さあ、『アブラカタブラ、私の部屋よ、ニューヨークのペントハウスにな~れ!』って言っていただけますか?」
「わっ?そんなこと言うんですか?」





「ええ、それでなりますから」
「ここは、インテリアショップですよね。占いのお店ではなく..」
「ええ、必要なのはプラスの想像力です。現実から、
いきなり、NYのかっこいいアパートメントの最上階に住むKさまになって頂くためです」
「な~るほど、いいですよ。それなら、100回でも唱えますよ。
アブラカタブラ、アブラカタブラ~
アブラカタブラ~なんだか、自分がNYの売れっ子のミュージシャンになった気分です」





「でしょう?それでは、私も、アブラカタブラ~
アブラカタブラ~





「ああ、この小さな窓が素敵になあれ~!はい。素敵な天蓋ベッド風のお部屋の完成ですよ」
「わ~、もうできたんですか!」





「はい。Kさまお気入りのオリジナルのクイーンサイズのベッド、”オードリー”をこの横長の灯り窓の下に置いたら、
ヘッドボードの上からすがすがしい朝の光が差し込んできますよ。
小さい窓ですけど、壁いっぱいにシェードをつけて広く見せましょうよ。
窓の大きさにとらわれていると、小さなカーテンを付けてしまいがちですけれど、
主役は
あくまでKさまご自身ですから、Kさまのいいように窓を扱えばいいんです。
あまり好ましくない窓は弱点を強みに変える天からのギフトだと考えればいいのですから」





「なんか力が湧いてきますね。物は考えようですね。窓が主役のカーテンではなくて、
窓は私のためにどんな役目を果たしてもらうかと考えることですね。なるほど、面白い!」





「インテリアなんて、威厳ありそうに聞こえる言葉ですが、住む人の言いなりにインテリアの方が歩み寄って
もらわなくては本末転倒ですよね。
困った場所に小さな窓があれば、それをKさまのインテリアにふさわしいように、
ちょっとアレンジをさせるだけのことです。女性のメイクと同じですよ。





マスカラやつけまつげで目を大きく見せるように、
小さな窓もアイラインやシャドーやマスカラで魅惑的なお部屋に変身させられるということです」

「そうか、女性がメイクをするように、窓にも部屋にもメイクをさせればいいんですね」
「素顔に見えても作り込んだ少女のようなナチュラルメイクもありますし、
反対にあまり手を加えずに小悪魔風のメイクにもなります。





さらにそのお顔に服を着させることでまるで見違えるような姿に変身もできるでしょ?」
「面白いですね、インテリアはメイクやファッションと同じか~。なるほど、納得です」





「さあ、Kさまの好きな生地を組み合わせて天蓋カーテン、
ベッドスカート、ベッドスプレッド、各種ピロー、そして窓のドレープカーテン、レースカーテン、
シェードを作りこんでいきましょう」





「だんだんいい感じになってきました。私の大好きなチョコレートブラウンに、シルバー、ネイビーを合わせて、
若手実業家のエネルギッシュな感じ、出てますよね」





「ええ。この天蓋カーテンにはガラスアクセサリーのついた、こんなの透明感のあるタッセルはいかがですか?」
「ええ、いいですね。それでいきましょう!」





「わかりました。それではまもなく、完成ですよ。
Kさまのお好みの生地をうまく組み合わせて、どんどん色を塗っていきますから」





「わ~、シルバーのシェードにネイビーのレースカーテン!それにクローゼット扉もネイビーで塗装するんですね。
私、ネイビーも大好きです。やってみたいな~」





今すぐにできない部分は後に回しても、絵に描いていれば、いつかやるぞっていう気持ちは、
日常の暮らしのモチベーションにつながるはずですから」
「その通りだと思います」





「さあ、アブラカタブラが効いたようですね。色鉛筆を見るとこんな配色ですから、
かっこいい男性のファッション雑誌に出てくる人たちの部屋を想像させませんか?」
「そうですね。ジローラモさんがそこにいるみたいです」

「それでは、これでKさまのNYのペントハウス計画はスタートしましたね。
次は職人さにきちんと採寸としていただき、
変更点があればその時に変更を加えて、最終的なイメージイラストを描きます。
そして生地と合わせてプランニングボードを作りますから、
それで最終確認をしていただきます」





「まずは順調なスタートを切ったんですね。
NYのペントハウスがぐっと私の家に近寄って来た気分です」
「本日はありがとうございます。それでは、私はここで失礼いたします」


K氏はひとりになったのを見計らって、さて、ここで何かやろうとしていますね。





「やっ!」





た~!





気分はNYのペントハウスのオーナーだぜ!」


ガッツポーズがやりたかったんですね。





それではまた来週、このリーフテーブルにお集まりくださいますように。
お持ちくださるのは素直な気持ちのイマジネーションだけで結構です。


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「ホテルの部屋にしたいんです....」

第5回「K氏、『ベッドメイクならお任せ!』」
2014年10月20日(月)





「こんにちは
ままたまたK氏のおでましです。
今日はベッドリネンを上手に素早く変えるための秘訣を
聞きにご来店のようです。





「こんにちは。Kさま、ご要望通り、さっそくベッドメイキングの早業交換を
今からご一緒にやってみましょう!」
「はい。私も参加していいんですね?」
「もちろんです。未来の彼女と一緒にやれば、ももの10分もあればベッドリネンの
交換なんて終わりますよ」
「そうですか。それならさっそくお手柔らかにお願い致します」





「それでは、秋も深まってきましたので、
サマーシーズンの羽毛ふとんから、今日はもう3シーズンのおふとんに
交換をいたしましょう」





「ベッドリネンの交換をもっと簡単に素早くやれるようになると
ベッドリネンの交換もベッドリネンを扱うこともとても楽しくなります。
ぜひ、秘伝のこの方法をマスターしてくださいね」
「へ~、秘伝ですか?なんか、難しそうな...」
「非常に簡単です。こうして、交換するおふとん、枕を足元の方に寄せます。
それも美しくね。途中で来客があっても恥ずかしくないほどに
途中経過も美しくというのが秘伝の第一ですから」





「それではさっそく、頭のほうから外したシーツの代わりに
本日のベッドリネン、ホテル・センチメンタルのライラッック・スリッパーズという
きれいなライラック色のフラットシーツをかけてゆきます。」

「おふとんなんかは床におろさなくていいんですか?」
「はい。これが秘伝の第2です。床におろしてしまうと、特に6畳以下の狭いスペースでお休みの方は
足の踏み場もなくなって、作業性はどんどん悪くなりますからね。
ひいてはそれが、ベッドリネンをかえるのが大変、そしておっくうになる
大きな原因の一つになるんです。だから、作業スペースは美しく、
そして、すっきりさせるために知恵を絞った秘伝の方法なんですよ」





「次はリラクシングピローですね」
「さすが、K様、ご明察です!」
「先にピローケースを素早く外すためには、中で二つ折りにするようにして
そうです、そんな感じで引っ張りだすとするっと出てきますよね」





「なるほど~、なんだか秘伝は楽しくなりました。
ここまでぜんぜん、楽勝ですね~」





「ハイバックのベッドですから、こんな風にリラクシングピローのフリルを
ピンと立たせて置けますよ」





「それでは、このままにして、次はしまう羽毛ふとんのカバーを
外して、きちんとたたみますよ・えいやっ!」

「すごい、掛け声ですね。これも秘伝ですか?」
「ええ、もちろんです。できれば、ハイテンポのジャズでもかけながら、
ダンスでもするようにやるとムードも満点ですよ。
これこそ、ベッドリネン交換の醍醐味です!」

「へ~、ベッドリネン交換の醍醐味なんて、知りませんでした!」





「はいい、どんどん行きますよ~。次は外したベッドリネンをきちんとたたみます。
これも絶対に省略しないこと。これが秘伝の第3です。
外したベッドリネンは必ず、きちんとたたむことです」





「はい。師匠。わかりました」

「これでクリーニング店に持って行ったら、感動されますよ。
え~?どれ、洗うんですか?なんて」
「自宅で洗たくする時も、やっぱりぐちゃぐちゃで洗濯かごに突っ込むより
断然美しいし、ストレスも感じなくていいみたいですね」





「そこです!Kさま、またまたご明察!
ベッドリネンのぐちゃぐちゃはストレスの種です。
きれいに畳んであれば、自分自身も気分いいでしょ。たとえ、すぐに洗濯できなくても、
さらに、洗濯機した後もしわが少なくてすむし、言うことなしですよ」





それでは、ベッドの上にそっと、3シーズンの羽毛ふとんを置いてみてくださいね。
「わ~、ふっくら膨らんで気持ちよさそうですね~」

「朝晩冷え込んできましたら、Kさんのお家あたりはもう、
このおふとんでちょうどいいでしょう?」
「そうですね。私の家は山から吹き降ろす風が結構冷たくなってきましたから、
もう冬支度ですよ」





「それではさっそくおふとんのカバーを裏返してひもを結んでみましょう」





「裏返すんですね。あれ、ひもが太いですね?
これもきっと秘伝ですね」





「そうですね。単純なことですけど、大事な作業ですから、ひもの結びとほどきは
簡単にスムーズにゆくように、ひもは太くしています」





「それでは、全部結び終わりましたか?」
「はい、師匠!」
「それでは秘伝その4行きますよ~」





「ファスナー部分から手を入れて、向こうの角を探してくださいね」
「師匠、向こうの角、しっかりつかみました」
「OKですか?」「はい。OKです」





「えいやっ! 一気返しです!」
「わ~、ワイルド!師匠、見かけによらず、大胆ですね」





「ベッドリネンを変えるときは鉄腕アトムに変身しますから」





「あ~、知ってますよ。アトムと同じ誕生日なんですよね」





「その通りです。でも、エンターテイメントはこれからですよ~]





ハイ、アップテンポの音楽がベッドメイクに似合うことがわかりました!」





「Kさま、これで終わりだと思ったら、まだまだ早いですよ」





「さあ、ベッドで使うブレックファストピローです。
いろんな色がありますから、
お好きなだけ並べてくださいね」





「わ~、楽しそう。これがあると便利だということを
前に知りましたからね、全部使いますよ」





「う~、これをどこに置くべきか?





「ブルー、グリーン、ホワイト、ライラック、ハムレットの悩みも、また楽しからずやです」





「完成しましたね」
「それでは、ナイトテーブルのランプをつけて点灯式としてくださいますように」





「う~ん、我ながら、なかなかよくできた」





「誰もいなくなったから、ちょっとやってみようかな?」





「えっと、バ~ン





ザ~イ!」





「これで満足しました。ピースでございます!」





「ほら、Kさま、おまけですよ!」





「はい。ネックロールピローも置いてくださいね」
「わ~、もしかして、私のバンザイ、見てました?」





あなたさまも、最高に気持ちいい秋の夜長を素敵なベッドルームで
ご満喫くださいますように。

「それでは次回は10月30日にこの部屋でお目にかかります」


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「あの、またまた、来ました....」

2014年10月10日(木)

第4回 「K氏、ベッドリームにのめり込んできました」


「あの、こんばんは。
また来ました。昨日も、その前も、その前も、来ましたが、またまた、来ました。
ちょっとお伺いしたくて....」





「またまた、また、ですね。
もちろんですけど。このところ、毎日通勤して来られているようですね」





「はい。なんだかベッドルームが楽しくて~。
今日は洗える枕について教えて頂けませんか?あの、人気のつぶつぶの入ったやつです」」
「もちろんですとも!」
「ああ、これ、これ。なんだかとっても気持ちよさそうですね~」





「まずはつぶつぶを出してどんなものか見てみませんか?」





「わ~、柔らかいですね!」
「1本1本は髪の毛より細い繊維ですよ。
つぶわたはたっぷり入っていますから、多すぎるようなら、減らしてもいいんですよ」





「私は少し低めの枕を二つ置いて眠るのが好きなんです」
「それなら2つに分けてみましょう。ご自分で別の側袋に移し替えてみませんか?」





「このわたは湿気を持たないので
汗をかいてもじっとりすることもないんですよ」
「ほう~それは私にはぴったりです」





「ほら、ひとつの枕が2つになりましたね。足りないなら足せるつぶわたもありますから
ご安心くださいね」





「こうしてネットに入れて洗濯もできますよ」
「ああ、こうですね。ふたつ折りにすればきれいに入りますね」
「このまま洗濯機に放り込んでいただければ、脱水までOKです。乾燥もできますよ」


「あの、それとリラクシングピローっていう、ベッドで本を読める枕、あれが欲しいんですけど。
ベッドでごろごろ、本を読むのが夢なんです」





「夢どころか、すぐに叶うようなことですよ」
「これですか~。ちょっとふりふりって感じですね」
「ええ、K様にぴったりですよ」





「ふりふりがですか?」
「ええ。ほら、寝てみてくださいませ」





「ああ、なるほど、気持ちいいですね」
「体をゆったり預けてみてください」





「手前の枕は縦長において、枕2つに体を預けると半起き状態で楽に雑誌や本が読めますよ」





「なるほど、これはとてもリラックスできますね~」





「さらに、ひざの上にこのふりふりのブレックファストピローを置いみてください」
「う~ん、最高ですね。なんだか、帰りたくないような気がします」





「でも、もっと帰りたくなくなるベッドがあるんですよ。
実は、このベッドはリラクシングピローの約半分しかヘッドボードがありませんね。
大半のベッドはヘッドボードがこの程度で低いのです。
だから、壁に付けて使わないとちょっと枕が折れ曲がるような感じになりますよね。





だから、リラクシングピローが余裕で置けるオリジナルのヘッドボードを作りました」
「ほう、シャープでかっこいいですね」

「 実は半起きの状態で眠る方も世の中にはたくさんおられるようですよ。
私もその一人ですけど、その方が楽に呼吸できる方も場合もありますしね」

「私もいろんな眠り方を試しているところですが、
秋の夜長も春眠も、夏の涼しい朝も、もちろん寒い冬もベッドでくつろぐ時間を楽しみたいです~。
1年中ですね~」





「そんなご要望にこのベッドはぴったりです。背もたれのヘッドボードがこのくらい高いと
リラクシングピローがきれいに置けますし、それに何よりヘッドボードが高いと美しいです」





「休日はベッドでゆっくり本を読みながら過ごすとか、
撮りためたビデオを見ながら、音楽も聞きながら、ちょっとワインでも飲みながら.....

「とてもゴージャスな自宅リゾートですね。自宅で過ごす素敵な時間こそ、ストレスに満ちた時代には
貴重ですし、ぜひ、確保したい時間ですね」





「U~nn、これはいい感じですね。ヘッドボードが高いというのはこんな感じなんですね~」
「せっかくの素敵なヘッドボードですから、枕で隠さず、見せたいですしね」





「あの、今日はここに泊まってもいいですか?」
「ええ、どうぞ。ここは”ホテル・センチメンタル”ですから」





「おひとり様~、”ホテル・センチメンタル”にお泊りで~す!」





枕投げもホコリもたたず、この通り軽々できます。
まだまだ、ベッドルームの楽しみは尽きませんよね~



*今はまだ残念ながら、”ホテル・センチメンタル”でお泊りはできません*


それでは続きは、10月20日、2014年にこの部屋にて。
どうかわくわくどきどきを想像してくださいますように。


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「そうだ、お試ししてみよう!」

2014年9月30日(火)

第3回 「K氏、ぐっすりをお試ししています」





「こんばんは~」
「あら、Kさま、こんばんは。おまちしておりました。
さあ、こちらへどうぞ!」

今日はK氏、ぜひ、おふとんのお試しをしたくてご来店です。





「さあ、こちらのテーブルへどうぞ!」
K氏はベッドリネンと寝具の並ぶブースへとやってきました。

「あの、いい羽毛ふとんの感触ってどんな感じなのかなと、
今まで使っていたのは、重たくて、その割に毛布を2枚くらい重ねなくちゃ
冬は寒い感じだったんで」





「そうですか。それでは、ほんとうの羽毛ふとんの感触をまずは
この小さなサンプルでお試しくださいますか?
こんな風に両手で挟むように持ってポンポンと膨らませるように
空気を中に入れますと...ほら、だんだんと膨らんできます。

この膨らむ力をダウンのパワーと言います。
この力を実際にあとで感じていただけますよ」





「そうですね。どんどん膨らんできた!ああ、わかります。なんだかこっちの方が
ぷりぷりしているように思います」

「はい、そうなんです。これはポーランド産の中でも、ハイレベルな地域、
つまり、お米の銘柄米のようなものですね。マズーリ湖というその銘柄のダウンを
使った羽毛ふとんのサンプルなのです。今はどんどん希少なダウンに
なっています。お値段は高いけれど、その心地よさをぜひ、体験なさいませんか?」





さらに、ベッドパッドはピュアニューウールを贅沢に使った上に、それをさらに2層に重ねた
通称『ラグジュアリーパッド』と呼んでいるんです。」

「知ってますよ~。ネットで話題の『ラグパ』でしょ?これにも一度寝てみたかったんです」





「さあ、いかがですか?ラグジュアリーパッドの寝心地は?」

「U~NN,これが雲の上に寝ているって感じですね。すごい、気持ちいい~」

「ですよね。結構、弾力もあり、柔らかくもあり、こんなにたっぷり
高級なウールに包まれるように眠れることってあまりないでしょう。
ごく一般のベッドパッドの数倍のウールの量だから、実現できる感触なんですよ」





「さあ、それでは、まずは、サマーシーズンの羽毛ふとんから、お試しいただけますよ。
でも、ちょっとふつうのお試し寝とは違うんです」

「どう違うんですか?」





「それは、それではいいですか?いきますよ!」

「えいや~! なんて、実は片手で軽~く持ち上がるんです。
ダウンのパワーは浮力になるんですよ」





「お次は、ミドルシーズンです。行きますよ~!
ほら~!」
「ふぁー!ワイルド!なんか、ディズニーランドみたいですね」





「ほら~どうですか~?この軽やかさ~!」

「うわ~!すっご~い!なんかふわ~と上がって、ふわ~と落ちてくるんですね。
僕の今のふとんはどさっと落ちる感じだと思います」





「ほら、まっすぐに持ち上がるくらいに軽やかな感じは、
無重力の中にいるみたいですよね」





「では、お次はスリーシーズンにゆきますよ~!」

「ふわ~、まだやるんですか!」

「真冬の1月、2月の一番寒い季節でも
これ1枚で眠れるんですから。全部体験していただかないと!」





「え~、まだあるんですか?ちょっと怖いですけど...」

「ええ、まだまだですよ、どうかご遠慮なく~!」

「空気を含むとこんなにぷりぷりに膨らんで、
保温力を発揮するんです。でも、寝ている間に湿気も吸収して、吐いて、吸って、吐いてを
ダウンは人知れず繰り返しているんですよ」

「このふんわりと上がる感じがパワーって感じですね~」





「さあて、いかがですか?ご気分は?」

「ご気分はと言われても、ずっと、ぱふぱふって感じでしたから、
まだゆっくり眠っていられないです」





「ああら、失礼をいたしました。それではしばらくごゆっくりお休み
くださいますように」





「ぷりぷりのマズーリ湖の中に浮かんだ感じです。さらにベーグルの上に寝ているって感じです。
よかった、これで、ぱふぱふは終了ですか?」





「さあ、それでは、私が催眠術をかけますからね。
さあ、あなたは眠くなる~さあ、ねむ~くなる~
さあ、あなたは今、どこにいますか?
ここは、世にも素敵なリゾートホテルのラグジュアリーなベッドの上に横になっています。
目の前に広がっているのは、
青い海と白い砂浜と....
あの、Kさま、本気で寝ているんですか?





「よくやりますね~毎回、ほんとに....まいりました」
「はははっは~」

*実際には、ぱふぱふは、ご希望の方にしかやりませんので、ご安心くださいますように。


それでは続きは、10月10日、2014年にこの部屋にて。
どうかわくわくどきどきを想像してくださいますように。


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「そうだ、バスルームから始めよう!」

2014年9月20日(土)

第2回 「K氏、バスルームのお買い物に乗っています」

さて、K氏、新婚生活をどのようにスタートするつもりでしょうか?
まずは、そのコンセプトを聞いてみましょう。





私は家に帰るのは、うれしくてしょうがない、えっ?今日もあの宮殿に帰れるの?
なんてそんなくらいにかっこいくて、そして癒される家にしたいですね。





だからまずはいいバスグッズが欲しいです。
そして、同時に、タオルクローゼット、パジャマクローゼットを作りたいです。





タオルクローゼットのある部屋には真っ白なタオルをたっぷりおいて
大きなテーブルとイスがあれば、そこでタオルをたためるし、





さらに、バスローブを羽織ったまま、タオルクローゼットを眺めながら、
お風呂上りにビールでも飲めますよね。
そんな部屋を確保したいですね。





そしてそこでしばらく本を読みながら、でも、そうですね、
図書館みたいな部屋はモバイルの中に作っておきます。





あれ、あのきれいな色のパジャマいいですね。
これは優れもののパジャマなんです。裏にも縫い代の突起さえない、もちろん肌にあたるタグもない
肌にとても優しいデザインです。
それをとても細い番手のエジプト綿サテン生地で作った自信作のパジャマなんですよ。






夏は開襟にして、冬は襟元を閉じて、1年中さらさらの着心地です。
つまり、本来、パジャマはこうあるべきだという正統派のテイラーパジャマなのです。
きっと彼女も気に入ってくださるはずですよ。

それじゃ、ホワイトをペアで。あと、色違いでひとり4枚、とりあえず、それでスタートします。
でも、1年中このパジャマだけでよければ、余計なスペースもいらないですね。
きれいにかけて収納するとこんなにきれいに見えますしね。





さすが、Kさま!省スペースのまず基本の1番は「同じデザインで統一する」ということです。
だからそれはとても理にかなっていると思いますよ。
たとえばタオルだって、同じデザイン、同じサイス、同じ色であれば
同じものがたくさんあるというだけでデザイン性のある、美しい収納インテリアに自然となります。
違う色、違うデザインをなんとか美しく見せようという無駄な努力も不要です。

そして、たたみ方を統一することも基本です。





大判のバスタオルは長い方を細長く4つ折にたたんでから、
棚の奥行にあわせて、さらに4つ折り、6つ折りとA4サイズくらいまで
四角にたたんでゆけばいいだけです。ボリュームも出て、本当に高級ホテルのバスルームみたいに
なりますよ。しかも、簡単です。





なるほど、収納がとても簡単に思えてきました。





そうですよ。同じ形のたとえば、キャンベルスープの缶詰を並べるなら、
だれでも簡単に美しく並べられますよね
つまり、「同じ形のものを並べる」収納の基本はたったこれだけです。





バスローブだって、たたんで収納するとだらっと見えず
高級ホテルのバスルームみたいになりますよ。





タオルと同じで、細長くたたむだけです。





常に細くたたむ。常に同じ幅でたたむ。





このやり方ですべてのたたみものをたたんでゆけば、
どの収納も簡単にきれいになります。





スーパーで並んでいるものだってかたちを合わせておかれていますよね。
姿形をそろえるためにお気入りの同じ物だけを買い続けるのはシンプルな生活スタイルの基本だと思います。

ホテルのような=ひとつのアイテムはひとつのかたちしかない。
ホテルは究極のシンプルな生活スタイルですから、学ぶところは無数にありますね。





さて、Kさま、ずいぶんたくさんセレクトされましたね。
今の話を聞いていたら、1アイテム、1デザインで揃えようと決めました!
オリーブソープ、手洗いソープ、タオル生地のトングスリッパ、彼女のヘアバンド、
バスタオル、フェイスタオル、バスマット、バスローブ、テイラーパジャマ、これで
私の新生活はがっちりです!





まるどで、テレビ番組みたいになってますけど。

実は、まず、自分の生活に投資してから、ゆっくり素敵な彼女を見つけようと思って今日は来たんです。

なるほど、新婚生活の準備を万端にして、余裕の生活スタイルを決めてから、
新生活をサクセスさせようということですね。

そうです。その通りです!





それでは、Kさま、ご一緒に!
「バスルームから、がっちりで、サクセス!」







それでは続きは、9月30日、2014年にこの部屋にて。
どうかわくわくを想像してくださいますように。


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「そうだ、アドラーに聞きに行こう」

2014年9月10日(水)

第1回 「K氏、思い切って相談にきました」

いろいろと複雑な世の中に加速しつつありますね。
みんなが忙しく、みんなが時間に追われている日々、
それでも、中には優雅な気分でご自分の時間を飄々と楽しんでおられる方も
もちろんおいでです。

今日もひとり、そんな飄々と生きたい方が、
おや、男性ですね。やって来られたようです。





マダム・ワトソンの正面玄関から、おそるおそる、
入って...





「あれ、ここかな?なんか自分と違う雰囲気...





「なんか、別世界...お城の中に来たんじゃないよね....」





「あれ?なんだこれ?ひも?のブラインドかな?」





「Kさまですね。お待ちいたしておりました。ご案内致します。こちらへどうぞ!」

「あの、これは何ですか?」
「コード式の縦型ブラインドです。さすが、お目が高いですね。実は布とは違う魅力があるんですよ」





「向こうを透かしながら、距離感をおけるからベッドルームと書斎とか
リビングとキッチンの間仕切りに特におすすめです」

「ああ、憧れの書斎ができそう」





「それに、コードですからひもでどちらかに寄せなくても、こんなことも。
のれんのように手で開いて、『こんにちは~』ってできますよ」





「こんな風にですか?」
「ええ、そうです。どうぞ中の世界へ!」





「なんか人生簡単な感じしてきました」

「インテリアは本来、遊びの延長ですから。もっと肩の力を抜いて楽しんで頂きたいです」





「こんにちは~、あれ、またやってしまいました。たのしいですね、ほんと!」





「それに、これもいい間仕切りです。電動のシェードです。カメラマンさん、撮ってくださいませね」





「するすると気持ちよく上げ下げできて、しかもコードがないから、
空間はすっきり美しく仕切れるんですよ」
「お~、いいですね」





「これは一つ、ゲットですね」
「それで、私、これから結婚するんですけど、ベッドルームについて聞いてもいいですか?」





「ええ、もちろんです。このきらきらする、これベッドカバー?」
「はい、『ベッドスプレッド』と呼んでいます」





「この枕の部分がどうなっているのかいつもわからないんです」





「実は簡単ですよ。それではご一緒にやってみませんか?」

「まずは、背もたれの枕を置く部分をあらかじめ20cmほど空けておいて
足元からベッドスプレッドをかけていきましてと、枕の下に少し挟みます」





「そして枕を包み込むようにくるっと表に返します。
たるんだ部分は枕の下に押し込むように入れますと、
ほら、この通り、きれいなメイキングになります」




「そして、、背もたれの枕を一番奥に置きます」

「ああ、なるほど。思ったより、簡単な感じですね~」





「ほんとうですね。難しそうなことや面倒なことは分解して考えると、意外に単純ですよね」
「仕事も人生もそうですね」





「最後に、ブレックファストピロー、ネックロールはスプレッドの上にお好きなように
転がしておいて、ベッドで本を読んだり、テレビを見たりするときに
活用していただけます。決して飾りだけではありませんから」





「それでは、Kさまと彼女の素晴らしいホテルライクな新生活のプランを、あちらでご一緒に想像しませんか?」
「どちらでですか?」





「ええ、もうすぐその先です。ほんの10mほどです」
「ホテル・センチメンタル?」
「ええ、『理想のホテルはセンチメンタルな気分になった時も勇気づけ、元気づけてくれる
Kさまだけのホテルであってほしい』という意味を込めて命名された、私たちのオリジナルのブランドです」





「なんか、わくわくしてきますね」
「いっぱいわくわくを絵にしてみましょう」





「人生を楽しむのは、外だけじゃなくて、家の中にもたくさんあるってことですね」





「まさに、『出かけなくても、リゾートはここにあった!』って
お部屋にしましょうね」





それでは続きは、9月20日、2014年にこの部屋にて。
どうかわくわくを想像してくださいますように。


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