「リサコラムの部屋」バックナンバー集
この小さな窓から、イマジネーション豊かな世界が広がっているのです。
2019年2月15日(金)~ 2019年8月16日(金) 「リサコラムの部屋vol.26」は下の写真より。
2018年8月15日(月)~ 2019年1月30日(水) 「リサコラムの部屋vol.25」は下の写真より。
2018年1月15日(月)~ 8月1日(火) 「リサコラムの部屋vol.24」は下の写真より。
2017年7月30日(日)~12月31日(日) 「リサコラムの部屋vol.23」は下の写真より。
2017年1月15日(日)~7月15日(土) 「リサコラムの部屋vol.22」は下の写真より。
2016年10月15日(月)~12月30日(金)「かつて」「リサコラムの部屋vol.21」は下の写真より。
2016年7月10日(月)~9月20日(月)「習慣」「リサコラムの部屋vol.20」は下の写真より。
2016年4月20日(水)~6月30日(木)「未来のわたしは一番好きなかたち」「リサコラムの部屋vol.19」
は下の写真より。
2016年1月10日(日)~4月10日(日)「ある9日間」「リサコラムの部屋vol.18」は下の写真より。
2015年10月20日~12月30日「ワーズワースの前庭」「リサコラムの部屋vol.18」は下の写真より。
2015年7月10日~10月10日「ワーズワースの前庭」「リサコラムの部屋vol.17」は下の写真より。
2015年3月30日~2015年6月30日「W.T.クラブ」「リサコラムの部屋vol.16」は下の写真より。
2014年11月30日~2015年3月20日「ホテル・サン・スーシ」「リサコラムの部屋vol.15」は下の写真より。
2014年9月10日~11月20日「アドラーに聞きに行こう」「リサコラムの部屋vol.14」は下の写真より。
2014年5月30日~8月30日「時はやさしく、時につめたく」「リサコラムの部屋vol.13」は下の写真より。
2014年2月20日~5月22日「カーテンの向こうマダム・ワトソンのひみつ」「リサコラムの部屋vol.12」
は下の写真より。
2013年11月14日~2014年2月14日「Café *After The Rain」「リサコラムの部屋vol.11」は下の写真より。
2013年7月25日~11月7日「楡の木の叔父」「リサコラムの部屋vol.10」は下の写真より。
2013年4月16日~7月18日「シーサイド・ビレッジ」「リサコラムの部屋vol.9」は下の写真より。
2013年1月8日~4月9日「HOTELS」「リサコラムの部屋vol.8」は下の写真より。
2012年10月2日~2013年1月1日「AAA」「リサコラムの部屋vol.7」は下の写真より。
2012年6月25日~9月24日「5分の人生」「リサコラムの部屋vol.6」は下の写真より。
2012年3月26日~6月18日「失われた明日を求めて」「リサコラムの部屋vol.5」は下の写真より。
2011年11月21日~2012年3月19日「露店マイヤー・倶楽部」「リサコラムの部屋vol.4」は下の写真より。
2011年9月5日~11月14日「N氏の場合」「リサコラムの部屋vol.3」は下の写真より。
2011年6月13日~8月29日「ノンちゃんカフェ」「リサコラムの部屋vol.2」は下の写真より。
2011年6月6日までの「リサコラムの部屋」「リサコラムの部屋vol.1」は下の写真より。
* PAGE TOP *
Room No.0129
2020年3月15日(日)
「エレガントデコレーションがとまらない」
I 様邸
さて、
今日はずっと訪問したかったI 様邸にお邪魔いたします。
ご自宅には茶室もあり
お客様をお抹茶でおもてなしなさる和の心を大事になさる方のようです。
「おはようございます!
まあ、ブランチのお時間にお邪魔してしまったようですね」
「いえ、いえ、どうぞ、どうぞ!お待ちしておりました。
まずはコーヒーとお菓子でごゆっくり」
「素敵なおもてなし、うれしいです」
「実はこのテーブルランナー、とても気に入っているんんですよ。
エレガントなアウトラインカットが特に。それと色も、私の好きなブルーグリーンもね」
「ほんと、素敵なテーブルセッティング!
テーブルランナーは最近、I様のカスタムメイドでご注文くださったものですね。
茶室をお持ちと伺っていましたから、
和テイストがご趣味と伺っていましたが、
漆器のお盆に洋のしつらえとのマリアージュもエレガントでとてもすてき~!」
「以前はこんな感じだったんですよ。10年くらい前に作ったシェードもカーテンも
ずっとメンテナンスをしていたからぜんぜんきれいだったのだけど、
雰囲気をがらっと変えたくて」
「以前も清潔感あふれるすっきりしたエレガントなお部屋ですよ」
「そして、今はこちらです」
「この清廉で平安な空気は....そう、アマン京都のような....
なるほど、
日ごろのお忙しさとのバランスをとっていらっしゃるのでしょうか?
それでは、じっくりお部屋を見させていただきま~す」
「う~ん、磨き上げられた床が鏡のようですね。すばらしいリビング!
こちらのカーテンは、モリスのピンパネルですね」
「そうです。もともと、イギリスの湖水地方の雰囲気が大好きで。
だから自然にモリスのカーテンに掛け替えることになったのかもですね」
「ほら、バランスカーテンの先端のピンととがったこの部分も
わたしのお気に入りなの」
「ほんとにまるで風になびく葉っぱに見えますね~」
「そうなの。生命感を感じるでしょ?」
「ええ。それに、カーテンとお揃いのピンパネルのシェードの先端も。
まるでお花が生地から飛び出してきているみたいでしょ?」
「お茶のお稽古に来られる生徒さんがびっくりなさってらしたのよ」
「そうでしょうとも」
「あれ、ダイニングのあちらの小窓、見つけちゃいました。
ここもなんだかコージでいい雰囲気…レザーのお椅子にこしかけて、
本を読むなんてとてもいい感じではありませんか?」
「ご明察!読書タイムがとても楽しくなったのよ。
リビングの大きな窓から入る朝の光も夕方や夜の雰囲気も、
出窓からの光も、それぞれに
違ういいニュアンスが感じられるのよ。
わたしの撮った写真、もっとご覧になる?」
「もちろんですとも!」
「これは、少し日が陰った夕方の雰囲気で....」
「手前のアンティークなキャンドルホルダーもすてき!
そして、全体のバランスにI様の高い美意識をひしひしと感じますね」
「休みの日は夕食までのひと時をここで過ごすのがとても楽しい時間ですよ」
「わかりますね。だってとても心地よさそうですもの」
「以前の雰囲気からガラッと変わったでしょ?」
「ほんとですね。 出窓のくつろぎ感がエレガントに加速していますね。
「夜はこんな感じ」
「窓の向こうは湖水が見渡せるホテルのラウンジのようですね」
「まあ、そうかしら?まあ、ありがとう。
それでは調子に乗って、どんどんお見せしちゃいましょう」
「こちらのテーブルはおひな祭りのしつらえよなの」
「まあ、素敵な器!」
「津屋崎のマルティグラスには帆立といくらを乗せる予定。
椀物は蓮根餅たっぷり。そしてはまぐりの中はサーモンと大根のマリネ」
「わ~、全部おいしそう!」
「そうかしら?
和キャンドルにしててみたら、やはりしっくりきましたね」
「すてきです。エレガントなしつらえにぐっときますね。
でも、
医療関係のお仕事に従事なさっておられるのに
お茶がご趣味とさらにサイドビジネスにもなさっておいと伺いましたが....」
「ご興味をお持ちの若い方にもっと気軽に茶道文化を日常生活で楽しんで
いただきたくて自宅でお茶のお点前をお教えしているんです。
リビングで略盆でお抹茶を出したり、『茶道 a La Table』楽しいですよ。
椅子の生活にも溶け込みますしね」
「なるほど、それなら今の生活スタイルにぴったりだし、
茶道の敷居が低くなりますね~。
それに『茶道 a La Table』ぴったりのネーミングですね!」
例えば梅雨の季節には、瓜と、庭の紫陽花を手折って来て
お菓子に添えるなんて、即興もいいのです」
「うーん、今っぽい柔らかなセンスありますね~」
「あら、あら、ついつい楽しくて話し込んでしまいました。
もうこんな時間ですか?
おしゃべりはつきませんが、またぜひ、お邪魔させてくださいね」
「ええ。ぜひ、またお友達を連れてお越しくださいね」
「それはそれはうれしいです!応募者多数で抽選になるかも?
それじゃ、I様メールアドレスも公開させていただいてよろしいですか?
「お部屋のルームツアーも大歓迎です。
茶道のお点前とともに、喫茶去(きっさこ)、お抹茶を一服楽しんでくださいませ。
090-5024-5187までショートメールかお電話でご予約いただければ幸いです」
「I 様、今日はほんとに素敵な時間をありがとうございます。
厳選して友人をつれてまた参りますから。次回も楽しみにしております」
それでは、また次回までごきげんよう・
📞092-542-0788
FAX 092-542-0790
写真、文章の無断転用はご遠慮くださいますようにお願い申し上げます。
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Room No.0128
2020年3月1日(日)
「気をつけて、アートにぶつかるパリの街」
パリのデコオフからのレポートも3回目、
最終回となりました。
レポーターの木村リサコでございます。
パリから帰って、世の中はコロナウイルスで騒がしく
それになぜか、無関係のコロナビールは売上が絶好超だそうですが、
変な日常になりましたね。
しかし、相変わらずの日常を淡々と過ごす私たちマダム・ワトソンです。
さて、ここで、拙い2句、
「気をつけて、アートにぶつかる、パリの街」
「アートって”生き方”って訳す、嫌味なフランス」
失礼いたしました。
という感じで、道行けば名所旧跡。アートぽいものは至る所にありすぎて、
一々、チェックする余裕もありませんが、
クラシカルな街並にトマトのように赤いバイクが
かわいくてカシャリ。
アートに気を取られて、くれぐれも車にはご注意を。
信号のないロータリーも多く、
フランス人は横断歩道だろうとなかろうとどこでも渡り、
車のルールもしかりですから。
さて、ウイリアム・モリスのショールームにやって来ました。
ウイリアム・モリスがモリス商会を立ち上げて
もう159年なのです。
150周年のインテリアのコンペで
受賞してから早、9年もたちました。早いものです。
モリスの最新作は、ベルベットのプリントのコレクションです。
お値段もそこそこによいのですが、
しかし、やはり、ラディカルデザインの熱い愛好者は
増える一方でモリス人気は160年ほどになっても途絶えませんね。
モリスのお国はイギリスではありますが、
昨年ドバイからマダム・ワトソンに
新作のご紹介にわざわざお寄りくださった
セールスマネージャーさんともパリのショールームでお話しできて
とても楽しい訪問でした。
まだまだ、生地メーカーさんはたくさんあります。
こちらはデザイナーズギルドのショールーム。
プロモーションがやたらに上手で、
色使いも美しくて、斬新。
日本のファンは、モリスと同じくらいおいでではないかと思います。
しかし、こちらも本家はイギリスですが。
そしてこちらは、騒々しさで群を抜く
フランス、ELITISのショールーム。
われ関せずでみんなそれぞれ、生地やクロスのサンプルをひっくり返しておられます。
中には、シャンパン目当ての方も多少おいでのようでしたが。
素敵な石膏のレリーフ壁と見間違えるほどの壁紙も発見!
ご自宅に貼れますよ!
そうそう、こんな感じを口角泡を飛ばすっていうのでしょうか。
喧嘩してるわけじゃないけれど『壁紙』で議論は白熱ぎみです。
さて、展示会場はパリコレのようにあちこちで開催のため、
セーヌ川を渡って移動します。
途中、素敵なお店を発見。
映画スターのような有名人のアルバムのような、本のようなものばかりを
集めたお店のようです。
ペルシャ絨毯のような長い廊下敷きの絨毯が中へとお客様を
誘導。とってもアートでおしゃれ。
こちらは、
ラデュレのパジャマを取り扱うようになって初めて知ったラデュレのお店。
お菓子に無知な私は今まで素通りしていましたね。
そして、日本には見かけないフランスならではのパフュームリー。
香水、バスライン、お化粧品の専門店。
日本では家電量販店で有名ブランドの香水がSALE価格で販売されいる
そんな味気ない雰囲気とはまるで違うアートな空間です。
オレンジとアイボリー、モスグリーンの床のデザインタイルが
とても素敵。
ディスプレイの仕方も什器になっている家具もおしゃれ。
ちゃんと間接照明が入っていますし、
やはり全部がアートしていますね。
日本ではあまりお見かけしないようなご年配のスタッフの方も
きちんとした英語を話されますし、接客において見習うべき点がたくさんありました。
さて、次の会場はスイスが本拠地のクリエーションバウマンです。
物価高のスイスにはバイヤーさんがなかなか集まらなくても
やはり、パリには大勢の方でにぎわっていす。
想像通り、ヨットの帆のような目を惹くディスプレイで
斬新さをアピールしていました。
話によりますと、バウマンの
バーチカルブラインドは今、ほぼ日本国内でしか、注文がないとのこと。
たしかに、どこに行っても生地のディスプレイばかりです。
さらに、ジャングルのリゾートに迷い込んだようなここは
スペインのメーカー、LIZZO、リッツオ。
大きな鳥かごの中でカーテンを選んだりできるのです。
きっと斬新なデザインのカーテンを選びたくなるでしょう。
しかし、あまりに多くの生地を見すぎて食傷気味になりました。
翌日は、本命の『メゾン&オブジェ』の展示会に
行きましたが、
あまりに広大なスペースで写真を撮るのも疲れるほどで、
さらに、撮影禁止のブース多く、
そのごくごく一部のゴージャスなインテリアのブースを。
ゴージャスなテーブルディスプレイで
目を惹くブースは主にイタリアのメーカーでした。
家具、雑貨のデザインを越えたアートが
イギリス、EUを中心にパリに集まってくるのは、
やはり、パリが行きやすい場所で、犬も歩けばアートに当たるからでしょう。
モダンデザインは年々、変化、進化を遂げ、
クラシカルは独自の精緻を極め、
アールヌーボー、アールデコぽいもブームも
またやってくる兆しも感じました。
さて、
パリの大きな展示会をめぐる慌ただしい3回のリポートはこれでおしまいですが、
ゆっくりはできなかったけれど、パリの素敵なホテル滞在も味わって
自宅に、日常に戻りました。
そして、思ったことは、
やっぱり、自分のホテルが一番ということでした。
そして、アートは見るものではなく、その中で過ごす喜びを
あじわってこそですね。
フランス人が普通に使う『Art de Vivre』生活はアート
ライフスタイル自体をアートと捉えるなんて、嫌味というより
本質的に粋が暮らしの根底にあるのだろうと思います。
パリ、おフランス愛好者の私としては、
自宅でもリサコパリホテルにどっぷり浸る生活を続けています。
それではまた、次回、3月15日まで。ごきげんよう。
2020年元日よりウェブショップが新しくなり、
大きな文字、写真で見やすく選びやすくなりました。
ウェブショプリニューアル記念SALE
ウェブショップ全アイテム5%OFF+メンバーズポイント5倍
もちろん、ウインタープロモーションとも併用できます。
期間は元日より、3月2日(月)までです。
ねこちゃんからどうぞ!
それでは、また次回まで。
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2020年2月15日(土)
「パリの地下で生地が踊る」
こんにちは。
ボンジュール!
前回に引き続きパリ、デコオフからのレポート、
レポーターの木村リサコでございます。
”勝手知ったるパリの街”と言えるほどでは全くありませんが、
普段はkm単位で歩くことなどないのに、
パリでは、てくてく数時間歩くことも苦になりません。
朝から晩まで、いろんな通りでパリの人々はよく歩きますね。
散歩するに、こんな美しい街はそうないでしょうから、
歩くのは苦にならないのは当然でしょう。
さて、今回はパリの地下を探索することから始めます。
ここは、ピエール・フレイという生地メーカーのショールーム。
早速、入ってみましょう!
ここはワインカーブ?かと思うような
地下へと続くステキな階段を発見しました。秘密の入り口のようですね。
こんな階段、どうして降りずに済ませられるでしょうか?
洞窟の入り口にはピーコックグリーンのカーテン。
そして、敷き詰めたカラフルな絨毯。
そんな鮮やかなアート作品の上に
あれ?また見覚えのある手提げ袋?
マダム・ワトソンのショッパーではありませんか?
一体だれがこんなところに?
周囲の人々の奇異な目よそに…堂々と撮影を。
シシーのローズのようなピンク、モスグリーン、
オレンジ、ショッキングピンク、
マスタード、ネイビーブルーなどなど、
色の氾濫。
しかし、このくらいで驚くにはあたりません。
色の洪水、色の氾濫はいたるところに。
モダンアートもクラシカルな風景もデザインも、
美術館に行かずとも、カーテン生地メーカーの
パリのショールームに行けばいくらでも見ることができます。
どのショールームも競い合うように
これでもかというくらいに新しいデザイン集めて
訪れた人々をあっと言わせるのです。
それでは、ピエール・フレイを後にして、
さて、お次は
こちらはHOLUESというメーカーのショールームです。
HOLUESは、
ホールズと読みたくなるのですが、
Eの上にアクセント記号がついて、
フランス語読みだと
”ウレス”なんて、ちょっと間の抜けた感のある音になります。
失礼いたしました。
間が抜けたなんて、そんなどころではありません。
(鏡の中に私が写っていますが)
朱赤の壁にもトリミングを効果的に使って
インパクト満点のディスプレイ。
商品に対するゆるぎない自信の証を見て取れます。
それもそのはず、
トリミング、タッセル、レールまで右に出るものは
いないほどのコレクションの数々。さて、じっくりどうぞ!
HOULESのショールームは
部屋がいきなり小さくなったかのようにどの部屋もひしめく人々で
うるさい程の喧騒です。
多くのディーラーさんが
シャンパンを片手に商談に集中(?)
窓からの眺めもインテリアの内ですね。
日本では望めない美しい建物と美しい窓。
こんな美しい窓があったから、
美しいカーテンが生まれたのではないでしょうか。
階段の踊り場のスペースも有効に使いながらクッションでのディスプレイ。
断捨離とは無縁の世界がどこまでも続きます。
おっと、またまた時間が足りなくなりました。
それではまた次回、
パリのデコオフからのレポートをお届けいたします。
それでは、
続きは3月1日に。ご期待くださいませ。
2020年元日よりウェブショップが新しくなり、
大きな文字、写真で見やすく選びやすくなりました。
ウェブショプリニューアル記念SALEもはじまりました。
ウェブショップ全アイテム5%OFF+メンバーズポイント5倍
もちろん、ウインタープロモーションとも併用できます。
期間は元日より、3月2日(月)までです。
ねこちゃんからどうぞ!
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2020年2月1日(土)
「パリの空に生地が舞う」
こんにちは。
1か月のご無沙汰でございました。
木村リサコでございます。
車も人も自由気ままに行き来する、こじんまりした通りにやって来ました。
ここはパリのとある街角です。
通りから空を見上げると、
宙に舞うぼんぼりのようなものがずっとつながっています。
神社のお祭り?と勘違いしそうな
楽しいディスプレイは、生地メーカーの年の初めのお祭りの目印。
このぼんぼりとのぼり旗を目印にショールームツアーの始まりです。
パリに来て3日目、朝9時から『ルーブルの裏窓ツアー』の予定でしたが、
ルーブルがストライキのためキャンセルになり、
1日予定を早めて、この生地メーカーさんの
お祭りにやって来ました。
インスタグラムでもちょっとだけご紹介しましたが
『パリ・デコオフ』という生地&クロスなどインテリアメーカーのショールームで
開催されるお披露目、商談を兼ねた新作の発表展示会は、
パールオパールのような色合いの
オスマン様式の古く美しい建物の中に5日間、
世界中から顧客を集めます。
まずは、私どものショップにも営業にお越しいただいたことのある
ルリエーブルというメーカーの
ちょっと地味目なショウウインドウを横目に見て、
数社が入った薄暗い建物の中に入り、学校のようなきしむ階段を登りますと
階段の踊り場に
ライトアップされたオレンジベルベットのカーテン。
同じベルベットで貼った円柱や
変形の三角柱のかわいいクッションのお出迎えに
まるで劇場に来たような
ワクワク感を掻き立てられますね~。
あれ?
どこかで見たことのあるショッピングバッグではありませんか?
ああ、これぞ有名な
『マダム・ワトソンのショッピングバッグとparis』の
ディスプレイ撮影方法!(YUKO様直伝)
犯人はもちろん私、です。
世界中からやって来たお客様をあっと言わせ、
まずはウェルカムドリンクでおもてなしする技は
日本人の得意技ではありません。
いまや、”OMOTENASHI”は世界共通言語。
当然、おフランスのパリでは、
ミネラルウォーター、ジュース、コーヒー、クロワッサン、お菓子、
そしてシャンパンの無料サービスから始まります。
どこにでもあるようなクラシックな椅子に
高級な生地を貼るところが、
やっぱり、かわいい、このセンス!
フレンチ窓から外を覗きながら
パリ独特のセンスある清楚な雰囲気を感じつつ、
シャンパン片手にゆっくり生地を見るなんて、すてきでしょう!
しかし、残念ながら
私にはそんな時間的余裕がなく、説明を受けて写真を撮るので精一杯です。
すばらしく美しい生地もさることながら
かわいいサイズのクッションのディスプレイ、
そして宙に舞う蝶々のモビールに
センスの目を奪われてしまいます。
部屋の角を曲がるたび登場する
数限りない演出と生地の渦は歴史も物語ります。
この数多い生地の中から
自分の家、部屋に合う数枚を選び取るのは至難の業でしょう。
それもそのはず、
ルリエーブルは馬に生地を乗せてお城に運んでいたくらいの
老舗の生地メーカーですから、当然のことです。
説明をしてくださった美人女性スタッフの方は
これは、「マリー・アントワネットが使った生地なんですよ!」とか、
フランス語と英語をミックスさせた艶っぽい言葉で
感嘆符を引き出せようとします。
さて、残り少ない時間を大事に使って
お昼もパスして、お次は、ピエール・フレイへ!
4年前のパリのリッツの大改装の時、
エントランスホールの絨毯やカーテン始め、大半の
部分を納めたメーカーです。
その懐の深さはエントランスにいきなり登場した
マハラジャの世界のような演出からもわかります。
ホテルを出るときは雨模様でしたが、
建物を出るとすっかり晴れて、パリの空が望める
いいお天気になっていました。
それでは、
続きは2月15日に。ご期待くださいませ。
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2020年1月2日(木)
「令和2年、初春のマダム・ワトソン散策&木村里紗子の新春のしつらえ」
恭賀新年
改めまして、
あけましておめでとうございます。
マダム・ワトソンは元日より
2020年をスタートいたしました。
あなたさまはどのように素敵な新年をお迎えでしょうか?
そして、
素敵な初夢を見られましたでしょうか?
まずは、
マダム・ワトソンの代名詞ともなっております
ホテル・センチメンタルですが、
2011年春の発売以来、
パール・オパール、シャンパーニュ、オードリーのブランケットなど
ニュアンスカラーで変らずの人気を誇っております。
こちらのホテル・センチメンタルのベッドルームも
早春らしく変わりました。
シャンパーニュとスノーホワイトのベッドリネンの2色使いと、
グレイシャスリリーのゴールドのベッドスプレッドでコーディネートをし、
さらに天蓋カーテンが変わり、
優雅な女王様のベッドルームのように変りました。
それでは恐縮ながら、次は、私、木村里紗子の自宅のベッドルームへと。
マダム・ワトソンのお隣ではないのですが、
さあ、どうぞ。
私の昨年の一番のトピックスは、
重い腰を上げてインスタグラムを始めたことです。
とは言え、まだ、100回も投稿していない、いわばデビュタントです。
そんな中で思ったことは、
ベッドルームを公開している方はとても少ないということです。
私は職業柄、そして趣味のひとつが
ベッドメイキングなので、
ベッドルームを公開することになんの抵抗もなく今までやってきました。
そのため、
お客様にも、「カレンダーに掲載させていただきたいから
ベッドルームの写真をお送り頂けませんか?」
と軽くお願いをしていました。
もちろん、これからコーディネートを始める方にもです。
しかし、ベッドルームの写真は家の中のほかの場所より
ずっとずっとプライバシーに踏み込むことで、そのため、
いかに厳しい要求であったかと今さらながら思いました。
写真はありのままを映し出しますから、
ホテルのベッドルームの写真のように完璧にメイキングするのは
慣れていないと至難の業です。
どんなにアイロンをぴんとかけても、わずかなしわも容赦なく写ります。
しかも、写真に向くのはそこで眠る前の状態です。
そんなことを考えていたら、
昨年末、VivStudioの田村敦子さんからご自身が書いておいでのニュースレターに
私のことを書いて下さるということで
FaceTimeでインタビューを受けました。
その中で、美容、健康のためにやっていることを
教えてくださいと言われたので、
私は即座に「それは、ひとつしかありません。美しいベッドルームで
ぐっすり眠ることです。3日に1回、ベッドリネンを
交換しますが、特に洗い立てのベッドリネンで
眠る日は最高です」と答えました。
特別な運動をやっているわけでもなく、
ベジタリアンで粗食ですから。それに加えるとすれば、ふかふかのタオルに包まれる
アフターバスの時間があれば、
もう他に言うことはありません。
さらに、もし、2020年、それに付け加えるならば、
積読の本を読む時間を作り出すことをしたいです。
たまたま、大晦日のNHKの番組で
部屋に全く物がないミニマリストのお宅を見ました。
その中で、コメンテーターの男性の方がおっしゃっていたのは、
いつか読めるだろうという本を読める日は来ないということでした。
その方は、表紙の写真だけ撮って断腸の思いで
そんな読まない本を処分するのだと言われていました。
それを聞いてさっそく、
元日より覚悟を決めて読もう、いや、読んでおくべきだと
思ったのは、積ん読歴3年の、
トマ・ピケティの21世紀の資産です。
分厚い本で小さな文字でびっしり書かれたベストセラーは
数年間、私の書庫で静かにその時を待っていいました。
ほんとうに重い腰を上げるきっかけが
2019年の最後の日でしたから、
これは新年より幸先がいいかもと思います。
それでは、本日は新年最初の『リサコラムの部屋』恒例の
マダム・ワトソンスタッフの紹介にと参ります。
まずは私のアシスタントとして今年の春から
一緒に頑張っている新人の大瀬良でございます。
私が短大でインテリアの講座を持っていました時、
その講座を受講しておりましたため、
すむ~ずに業務にも慣れて来た(?)ようです。
現在は主にウェブショップの管理、運営を担当しています。
若干22歳の初々しい乙女で、切れ者です。
そして、『ラ・フランス店長』としてその名を
轟かす元村でございます。
自称、写真家であり、写真の神様がついているそうで、
どんなアングルで撮られても一発で決まります。
そして、今年は晴れ着ではない私、木村里紗子です。
本日、欠席のスタッフもおりますが、令和2年もどうか
私たちマダム・ワトソン精鋭部隊に難題を
お申し付けくださいますように。
最後に、
この場を借りましてご連絡です。
2020年元日よりウェブショップが新しくなり、
大きな文字、写真で見やすく選びやすくなりました。
そして待望の、
ウェブショプリニューアル記念SALEもはじまりました。
ウェブショップ全アイテム5%OFF+メンバーズポイント5倍
もちろん、ウインタープロモーションとも併用できます。
期間は元日より、3月2日(月)までです。
さあ、早速、のぞいてみませんか?
ねこちゃんからどうぞ!
それでは、また次回まで。
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Room No.0124
2019年12月15日(日)
「クリスマスの散策
マダム・ワトソンと遊ぼう」
お久しぶりでございます。
ラ・フランス店長の元村でございます。
間もなくクリスマス。
今年はあいにくのカレンダーですが
大人のクリスマスは別に12月25日とは限りませんね。
マダム・ワトソンでは毎日がクリスマス気分ですから!
それでは、本日は駐車場側のエントランスから、
さあ、どうぞ!
マダム・ワトソン裏通りのエントランスは
ヨーロッパのお店みたいと言われる方が多いのですが、
確かに、
表通りとは違って、こじんまりとした
プチホテルのエントランスのような趣がございます。
いい香りをいっぱいに吸い込んで
さあ、どうぞ、
お待ちいたしておりました。
あらためて、こんにちは。
このリサコラムの部屋の写真は主に私が撮っていますので
こうして撮られるのはちょっと恥ずかしいです。
しかし、ポーズを決めると
結構、写真映りがいいとか、写真の神様がついているとか
言われます。(笑)
冗談はさておき、
本日のお題は、『マダム・ワトソンと遊ぼう!」です。
子供の遊びに付き合っておられる方はよくお分かりだと思いますが、
大人も時には
素敵なインテリア空間や、心地よいホテルのような空間で
知的好奇心をいっぱいにして遊びたいですよね。
私はインテリアの中では、特に絨毯が大好きです。
ギャベのような、遊牧民の織った素朴で原始の地球を描いたような
そんなデザインに目がありません。
だから、お客さまにこれ下さいと言われると
私の娘息子を取られるような(笑)そんな気さえ
するのです。
う~ん、このアフガンもなかなか
希少価値のあるデザインですね。
かわいいし、おしゃれ。
暖炉の前のオードリーの一人掛けソファの
下にどうかな?
などと、つい、自分の部屋に連れて帰りたくなるのです。
オードリーのソファに暖炉ときたら、
やっぱり、オードリーのパジャマです。
正式名称は『ホテル・センチメンタルテイラーパジャマの
カラーが、オードリーのブランケット』と
ちょっと長い名前なのですが、
ウェブショプでも店頭でも大人気のトラディショナルな
パジャマなのです。
そして、さらに、ホテル・センチメンタルといえば、
やはり、オリジナルのベッドリネンが
大人気です。
発売が2011年ですから、丸8年、
ホテルライクなベッドリネン好きの方に
ご愛用を頂いております。
そして、こちらは、『シャルトリューズ・レモン』という
黄緑のレモン色です。
スノーホワイトと抜群の相性のため、シーツや
ピロケースにスノーホワイトを
混ぜてお使いのインテリア上級者もおいでです。
そしてまた、また、オードリーと言えば、
『オードリーのナイトテーブル』。
すでに、12年ロングセラーです。
あまりに人気のため、いつも、生産が追いついておりません。
人気の理由は美しさと、使い勝手の良さでしょう。
キャスター付き、
引き出しに見えない引き出しがひそかに隠れていること、
タテでもヨコでも使える、
つまり4方向どれもきれいなフェイスであるということです。
八方美人ということですね。
まるで私のよう…(笑)
そして、オードリーの兄弟分と言えば、
eセクレタリー。
同じくキャスター付きでテレビボードにも、
ナイトテーブルにもキッチンボードにもなる機動力のよさ。
薄型引き出しも2杯。
ここにリモコン、iPad、メガネ、いや老眼鏡?
便利そうですね。
しかも配線コードが奥の穴を通るので、
つまり、裏もキレイ。
一番下の引き出しには、
コレクションのDVD、CD、まだまだ残っていませんか?
ということで、
私のお気に入りグッズをご紹介いたしましたが、
ちょっとお昼寝もしたくなりましたので、
ホテル・センチメンタルのベッドリネンと
おふとんにくるまれてと…。
それでは、本日はこの辺りで
失礼をいたします。
おっと、大事なことを忘れておりました。
『マダム・ワトソンオートクチュール』という名の
2020年のカレンダーが出来上がってまいりました。
2019年にコーディネートをさせていただきました
お宅のお写真と木村里紗子のリサコラムのイラストの
裏表のコンビです。
1ページにに3つの月が載っています。
大安の表示もありますよ。
ウェブショプでも店頭でも、1,100円で
販売いたしておりますが、
5,500円以上のお買い物で、1冊差し上げます。
毎年人気なので、どうぞ、お早めに。
いかがでしょう?
私とご一緒に
マダム・ワトソン散策を遊んでいただけましたでしょうか?
それでは、
素敵なクリスマスウイークをまたマダム・ワトソンの
スタッフとご一緒に。
リアルショップで、そして、ウェブショプでも
お目にかかれますことを
楽しみにいたしております。
そして、また次回をお楽しみに!
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2019年12月1日(日)
「スタッフ 木村里紗子の晩秋の色」
こんにちは。
こんばんは。
おやすみなさい。
一日の挨拶の中で一番好きな言葉はどれでしょうか?
フランス語を習いたての学生のころ、
「ボンジュール」が「おはよう、こんにちは」で、
「ボンソワール」が「こんばんは」で
「ボンニュイ」がおやすみない、
「オゥヴァ」がさようならと、
まずは習うのですが、
しかし、アテネ・フランセという専門学校では、
常に「ボンソワール」しか言わなかったのです。
考えてみれば当然です。
大学の授業が終わった夕方の6時か7時ごろから始まる教室なので、
当然のことながら、ボンソワールで始まり、
帰る時の「ではね」的な、ボンソワールで終わるのです。
昼間の大学はボンソワールを使う時間はほとんどないのですから。
そして、フランスには
友人や職場の仲間と一緒に軽い食事をする
アペリティフの軽めのアペロという習慣があり、
その後、映画や観劇やコンサートに行ったりして、
晩ご飯の時間は9時、10時になるのが普通、
なにより、
美食とチーズとワインを愛する国民と聞いて、
なんと幸せな人々だろうと思いました。
お金持ちだけでなく、
普通の人たちも
人生を楽しんでいる気がしたのです。
もちろん楽しくないことも
辛いことも、もいろいろあるでしょうけれど、
お正月のような特別な日だけでなく、日々の生活そのものを
ささやかでも、楽しもうとする意欲を感じたのです。
そんな学生時代から私の生活スタイルに対する考え方が
変ったような気がします。
家庭教師のアルバイトで貯めたお金で
週2回から3回のアテネ・フランセの授業料を支払い、
夏休みは高級ホテルのレディスプランで非日常の優雅さを
味わっていました。
高級ホテルとはいえ、
その当時は今と比べて格段にレベルは低いと思いますが、
真っ白いタオルがたくさん並んだ棚や
ぴんと張った白いシーツでメイキングされた空間に
お金を払うのを全然もったいないと思わなかったのです。
確かに友人の中には高級ブランドの靴やバッグなどの持ち物、
車にもバイト代を使う人たちもいましたが、
私は全く興味がありませんでした。
それより、
真っ白いタオルやバスローブのならぶ高級ホテルの
雰囲気にとても憧れを持ちました。
外国映画に出てくるNY、パリ、ミラノなどの美しく清潔なホテルのシーンが
まさに理想のライフスタイルでした。
しかし、そのうち、
そんな白いピンとしたシーツの広々ベッドのある
清潔な高級ホテル体験しに、
ホワイトバスタオルの並ぶバスルームを体験しに、
わざわざ高い旅費を使ってまで行く行為が
とても無駄なような気がし始めたのです。
こんな話は数限りなくしましたので、
これをお読みの方は、またかと思われるでしょう。
しかしです。
人は、特に現代人は束の間の快楽に大金を使うことにどんど長けてきていて、
それが普通と思うようになっているようです。
(さらに使わされる仕掛けは無数にあります。)
その訳は、
時間をかけて得る持続可能な心地よさには
煩雑さが伴い、持続力、時には忍耐力も必要なことを
よく知っているからだと思います。
昔の王様たちは長い年月をかけてお城を築かせるしか
なかったのですが、
今はお金さえ出せば、どんな王侯貴族的なことも
瞬時に可能です。
だから、
私はまねをしました。
高級ホテルのインテリアを、ベッドリネンを、空間演出を。
そのためにはメンテナンスという欠かせない作業を
スムーズにやれる収納と、メンテナンスルームと言うべき
クローゼット兼アイロンルームを用意する必要を感じました。
ただ、そうすれば、
1週間で使ってしまう旅費、宿泊費で
部屋の全リニューアルができ、さらにその状態をキープできる
環境が整うことがわかったのです。
メンテナンスのための環境、つまりはものの収納場所、無駄のない動線、
ストレスを感じないですむ
気に入った同じものの集まり。
それらが整えさえすえば、キープすることは簡単で
むしろ、
楽しくさえ思えることを実感しました。
キープすることの難しさは
キープする環境が整っていないことにあると思います。
キャンドルが灯り、ピンとしたシーツのベッドを眺めながら
毎晩、
ひじ掛け椅子に座ってシャンパン(あるいはお茶、コーヒー)片手に
本を読む、
そんなシーンを見て、
わくわくしても現実には不可能だし、非現実的と、
冷めた目で見てしまうのです。
しかし、やりようによっては実現可能です。
ポルシェやフェラーリのような高級車ができるまでの工程には
恐ろしく長い作業の手順があるはずですが、
理想の生活スタイルを作り上げることも
きっとそんなものかなと思います。
たとえば、
豪遊する、無駄なテレビ番組、嫌なニュースを
長々と見る時間に、
アイロンをかけたり、掃除をしたりという作業も楽しみながらやれば
ストレス解消という同じ効果があります。
さらにお金もかからず、効果てきめんです!
その内、
ホテルライクな生活が非日常から普通の日常になります。
同じ時間とお金を使うなら、
持続的エネルギー、再生可能なエネルギーの方に使う。
私生活もそうなるべき時代だと思います。
夜、別れるときの「ボンソワール」には、
これから家に帰ってもまだ
楽しいことが待っている、まだ今日の終わりじゃないという
素敵な時間への期待感も感じられるようになりました。
それでは、また、いつか、ア・ビアント!
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2019年11月1日(金)
「スタッフ 木村里紗子の秋の自宅訪問」
こんにちは。いよいよ、秋も本番ですね。
お元気でお過ごしのことと思います。
今日はわざわざ、私、木村里紗子の自宅にお越しくださり、
心より感謝申し上げます。
さあ、小さな住まいですが
少しだけご案内いたしょう。
こちらは玄関の壁です。
庭というにはおこがましい鉢植えのガーデニングを
やっておりまして、
その花を摘んできて、
小さな花瓶に活けて楽しんでいます。
まずは廊下の右手の白いドアからどうぞ中へ。
ここはクラシカルな私の寝室の一角です。
最近、天蓋のレースのカーテンをかけ替えました。
手前は私のお気に入りのレザーの椅子。
イタリア製です。
ベッドとクローゼットの扉の間に挟まれた
こんな狭い場所は、集中して読書ができるから
好きなスペースのひとつなのです。
そう、レースのスカラップの隙間から
見える風景も楽しめます。
赤い小さなバラも私の極小バラ園で摘んできたもの。
アンティークローズフレグランスに
包まれてうっとりしながら、
つい、うとうとと…
こうして読書の秋は、いつも積読の秋へと…(笑)
さて、こちらは、モダンな方のベッドルームです。
こちらも最近、バラの柄のドレープカーテンを洗濯して、
クリーム色の無地のベルベット調のカーテンに
掛け替えました。
オードリーのソファに腰かけて
オーガニック赤ワインとリネンのナプキンを傍らに、
キャンドルの灯りとスタンドの灯りで
しばし本を読む時間。
とてもとても貴重なひととき。
そして、
1日の終わりのちょっと手間の時間、
例えてみれば、
出張先のホテルに夜遅くたどり着いて
「ああ、まだ自分を待ってくれている場所があった、よかった!」
というそんな歓喜に似た思いで、
自分でアイロンをかけて
自分でメイキングした自分のベッドを眺めるひと時。
毎日見ても、結構、プチ感動ものなのです。
そして東窓の部屋で朝、目覚めるとき、
またプチ幸せな感動を味わいます。
秋の訪れと共に、陽射しは高く差し込むようになり、
夜が明けるとあっという間に
温かな日差しがまばゆく暑くなってきます。
だから、
ゆっくり休みたい休日は
南西にあるクラシカルな寝室で眠ることに
しています。
さて、目覚めたら
私の小さな小さなキッチンで
水を飲むことから。
ベジタリアンメニューの極粗食を作るだけの
シンプルディシュのみなのであまり汚れません。(笑)
350mlのペットボトルに浄水器の水を入れて、
冷蔵庫にたくさん冷やしています。
買った水ではありませんが、
結構おいしく頂いています。
そして、キッチンの脇にある食器用チェストとミキサーに
特に合わせたわけではありませんが
BALMUDAの白い電子レンジを買ったら
コーディネートしたように
シルバーとホワイトのコーナーが
できました。
最後はここ、私のお気に入りのひとつ、
パジャマクローゼット。
こちらは白いパジャマ専用。
自分のパジャマに自分でアイロンをかける理由は
袖を通す瞬間、
もったいないようなプチ感動を味わうためです。
プチ感動の後にやって来るのが、癒しのような感覚。
だから、プチ感動がないと癒しはやってこないと
思うのです。
これは私の持論です。
それでは、今日はこのあたりで。
いつかまた、ささやかな私の自宅に
お越しくださいますように。
次回、12月1日にお目にかかります。
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2019年10月15日(火)
「宮殿の香り、T様のサロン」
こんにちは。
いよいよ、秋も本番ですね。2週間のご無沙汰でございました。
今日はこの秘密の扉からあなた様を
とある宮殿の中に隠されたサロンに
ご案内させていただこうと思っております。
普段はなかなか見る事のできない、
素晴らしい色彩感覚の素敵なサロンとのこと。
さぁて、楽しみですね~!
おお、なんと、芳醇なバラの香りでしょう!!
マリー・アントワネットの秘密のお部屋を彷彿とさせる
アンティークな花器にはいった
香しいかおり…
うっとりいたします。
実は、このお部屋はT様のサロンなのです。
赤いバラ色のカーテンに
ピーコックブルーのダマスク調デザインの
シースルーシェード。
これはかなりハイレベルなコーディネートですね。
レッドにピンクを足したようなカーテンのこの色、
ヨーロッパの伝統色では”ローズレッド”と言いますが、
T様のファーストインプレッションで
決められたこのローズレッド色のカーテンは、
ルリエーブルというフランスのメーカーの生地でした。
それにミントブルーの組みひもタッセルを
合わせるこの配色の技もハイレベル。
海外勤務のご経験から培われたセンスなのでしょうか。
使い込んだ革のソファの上に
小さいながらもインパクトを持って
鎮座している刺繍のクッションは、
朱赤、ミントブルー、セルリアンブルー、
ゴールドと多彩な色の刺繍糸でとても鮮やか、
寄りかかったダマスク柄の大きなクッションともに
抜群のコンビネーションです。
ジャスミン色の壁、
朱色にセルリアンブルーのコンビネーションの絨毯が敷かれ、
”普通”ではない色でコーディネートされたサロンは、
エキゾチックな香りも感じますね。
存在感のあるこのクッションは
ベルサイユ宮殿のショップで手に入れられたものだとか。
T様曰く、Nはヴェルサイユ宮殿に住んだ
ナポレオンのイニシャルの
Nかもしれないとのこと。
どうりで、
宮殿の隠れサロンのような高貴な匂いがしたのですね。
観葉植物が載ったシノワズリー風の陶器、
籐のテーブル。
その上に掛けられたテーブルクロスは
カットワークが美しいセルリアンブルー。
素晴らしいセンス!
海外勤務、海外旅行で培われた
T様のモダンでもない、クラシックでもない、
独自の色の世界を堪能させていただきました。
今度はぜひ、スタッフみんなでお伺いしたいです。
それでは、また次回までごきげんよう。
次はあなたさまのお部屋の撮影に
伺いたいです。
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2019年10月1日(火)
「ラ・フランス店長のマダム・ワトソン散策
素敵なベッドルームへエスコートいたします!」
「ボンジュール、みなさま。
午後8時になりました。
フランス2の、
Laurent Delahousse(ローラン・ドゥラウース)です」。
なぁんて、大変失礼いたしました。
著名なジャーナリストで、
映画作家、そし超人気のイケメンニュースキャスター、
ローラン・ドゥラウースさんを真似てみました。
マダム・ワトソンのラ・フランス店長こと、元村でございます。
ごきげんいかがでしょうか?
最近、ローランさんは脚を組んで片足を
椅子に置くというこのスタイルから
立ったスタイルに変わられたようですが、
あちらのほうがかっこよかったな~とも思うのです。
ほら、私もなかなか決まっておりませんでしょうか?(笑)
冗談はさておき、
本日は、あなたさまを素敵なベッドルームへと
ご案内させていただこうと思っております。
それではこちらのテーブルへどうぞ!
じっくりお話しをお伺いいたしましょう。
まずはこうして、お好きなお部屋のイメージを
お伺いしながら、簡単なイラストにいたします。
ベッドルームの大半は布でできていますから、
大がかりに見えても結構簡単にイメージチェンジが
できるものなのですよ。
つまりは、
カーテン、ベッドリネン、そして、寝具があれば、
簡単にお部屋の模様替えができるのです。
さあ、イメージ膨らみましたでしょうか?
イメージイラストでお部屋のデザインがほぼ決まりましたら、
具体的に生地を選び、カーテン、ベッド回りのデザインを
始めます。
本日は、例といたしまして、
ウイリアム・モリスでコーディネートいたしました
このお部屋でご説明をしながら、
そしてちょっとおくつろぎいただきましょうか?
こちらは、ピンパネルというモリスの生地です。
ベッドスプレッドとして使っています。
足元からベッドの 長さの約半分ですが、
インパクトのある生地は、
そんな長さでもイメージづくりには十分ですね。
そして見上げた先は天蓋カーテンです。
ウイローボウという柳のパターンは
ずっと親しまれてきたモリスの傑作デザインの一つですね。
揺れる柳の葉に心も揺れます~。
どんなデザインであれ、
天蓋カーテンに包まれるように眠る気分は最高なのです。
しかし、こんなにたくさんの枕があって
いったいどう使うのか?というご質問がよく寄せられます。
答えは簡単です。
枕はそれぞれ役割が違うのです。
まずはこの一番奥の枕はリラクシングピローと呼びます。
背もたれ用のピローですね。
リラクシングピローの手前にあるのがラグジュリー枕です。
心地よい夢を見るための枕ですね。
そして、小さくてかわいいこのピローは
ブレックファストピローと呼んでおります。
つまりは、お目ざめのお茶をベッドでいただくためです。
しかし、必ずしもそのためだけではございません。
このピローの上で本を広げたり、iPadを置いたり、
とても使い勝手のよいピローなのです。
お二人でお休みなら、おひとり1個から2個あれば、
優雅なベッドルームライフをお楽しみいただけますよ。
おっと~ちょっと眠くなってきましたね。
心地よいベッドルームが安眠を誘う理由、
きっとお分かりでしょう。
ストレス、イライラを感じる時には、
美しいベッドルームが何よりの処方箋です。
たまに高級ホテルまで癒されに行く前に、
まずはご自宅の麗しいベッドで癒されていただきたいのです。
そんなお客さまの麗しいベッドルームには
素敵なお部屋ともに素敵な思い出もたくさんあります。
だからこうして写真に残し、
額装してショップのあちらこちらに
置かせていただいております。
ごく一部でございますが、ご紹介させていただきましょう。
こちらは、T様邸です。
カーテンもあるお部屋のような素敵なお玄関でした。
クリスタルのシャンデリアで、きまりましたね。
すでに、6年ほど前でしょうか?とても懐かしいです。
そして、当時、小学3年生だった、しのちゃん、
きっと今は中学生か高校生?でしょうか?
お元気ですか?
森理世さんのお部屋みたいなお部屋で
きっとお勉強を頑張っておいででしょうね。
こちら、
ブルー&ホワイトのすがすがしいいお部屋は
すぐご近所のお宅です。
今はご家族の方がお泊りに来られる
ホテル代わりのゲストルームになっているようです。
こちらはI様邸です。
昨年の暮れも押し詰まった頃にベッドルームが
完成しましたね。
美しいです。インスタ見ております!
そして滋賀県のH様、
ご主人様が壁紙を貼られ、
なんと、天蓋ベッドまで設計して組立て、メイキングされ、
そして撮影までしてくださったお宅。
お家を買い、好きにリフォームするのがご趣味とは
なんともうらやましいことです。
う~ん、困った、たくさんありすぎて
時間が足りなくなりました。
どのお部屋にも様々な思い出があり、
そしてドラマがあります。
そして、そのお部屋がこうして額に入って、
いつもご一緒にいられるのはとてもうれしいことです。
いつも、お元気でお過ごしかな?
また、お目にかかりたいな~と思いながら、
こうして毎日眺めてさせていただいております。
しかし、残念です!お時間の都合で、
続きはまた次回にさせていただきますね。
それでは、次はあなたさまのお部屋の撮影に
伺いたいです。
これからも私たちマダム・ワトソンとどうか仲よく
してくださいますようように。
またお目にかかれますことを心より楽しみにいたしております。
ウェブショップは上のイメージからどうぞ。
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2019年9月16日(月・祝)
「ラ・フランス店長のマダム・ワトソン散策
ホテル・センチメンタルへようこそ!」
こんにちは。
私はマダム・ワトソンの店長元村でございます。
しかし、
ニックネームのラ・フランス店長の方が有名のようですが(笑)
ちょうど今、
自宅から、出勤するところでございます。
と言いたいところですが、
実は、こちらはT様邸のゴージャスなお玄関先です。
大変失礼をいたしました。
それでは、改めまして、
マダム・ワトソンのエントランスから
こんにちは。
本日はマダム・ワトソンのホテル・センチメンタルに
ようこそお越しくださいました。
今日、お目にかかれますことを心より楽しみに
いたしておりました。
しばらくご無沙汰いたしておりましたが、
私を含めスタッフみんな元気にいたしております。
まずは、長旅のお疲れをいやしていただきたく、
こちらのセミスイートのベッドルームへどうぞ。
実は、『リサコラムの部屋』の愛読者のおひとり
Mayumi様より頂戴いたしました
『美の壺 避暑地』のDVDをご覧いただこうと思っております。
ついでながら、
こちらのテレビボードは『eセクレタリー』と申しまして、
この私、ラ・フランス仕様で設計いたしました
人気商品でございます。
それでは、まずはウエルカムドリンクで
乾杯といきましょうか?
グラスを出してと…
今日はホテル・センチメンタルでごゆっくり
避暑地気分をご堪能いただきたく、
お好きなパジャマもお選び頂こうと思っております。
さあ、どうぞ!
こちらのオードリーのソファで
まずはちょっと一息ついてくださいますように。
実は今日、あなたさまをお迎えするために
とっておきのリースリングをご用意して
おりました。
さあ、それでは、乾杯と行きましょうか!
それでは、私も、勤務中ではございますが、
僭越ながらご一緒させていただきます。
サンテ!
チア~ズ!
カンパーイ!
知っている限りを並べました。(笑)
おお、いかがでしょうか?
一気に非日常にエスケープした心持になりませんか?
テレビのこのホテルは、
あの赤い屋根の、軽井沢の老舗ホテルのようですね。
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