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美しいテーブルウェア | 上質なベッドリネン&羽毛ふとん | インテリア、施工例 | スタイリッシュバス  | Y's for living
リサコラム部屋 






  ようこそ、「リサコラムの部屋 vol.31」へ。


2022年12月号~2024年元日



お客様のお部屋のご紹介など、

いろいろなメインディッシュをご用意致します。


おいしいお飲み物を傍らにイマジネーションのお部屋を

ご堪能くださいますように。


       

Room No.0166
2023年4月26日(水)



Room No.0167
2023年5月25日(木)



Room No.0168
2023年8月30日(水)


Room No.0169
2024年 元日(月)





「モリスの館
Arai様邸
門番のつぶやき」



「マダム・ワトソン
初夏のリニューアル
2023へ
ようこそ!」
「N様邸
秋のゲストルーム」
「M様邸
ヒーリングルーム」

   

Room No.0162
2022年12月16日(金)



Room No.0163
2023年1月15日(日)


Room No.0164
2023年2月25日(日)
Room No.0165
2023年3月25日(土)





「私のホテル・リッツに
帰る日々
M様邸リビングルーム」



「シャネルスイート
N様邸ベッドルーム」
「ホテル・センチメンタル
&ホテル・Risaco」
「Her Resort
In Central Tokyo
H様邸」

「リサコラムの部屋」バックナンバー集


この小さな窓から、豊かな世界がっているのです。


2021年4月15日(金)~ 2022年11月15日 (火) 「リサコラムの部屋vol.30」は下の写真より。






2021年4月21日(水)~ 2022年3月17日 (木) 「リサコラムの部屋vol.29」は下の写真より。






2020年4月16日(木)~ 2021年3月18日 (木) 「リサコラムの部屋vol.28」は下の写真より。






2019年9月1日(金)~ 2020年3月15日 (日) 「リサコラムの部屋vol.27」は下の写真より。






2019年2月15日(金)~ 2019年8月16日(金) 「リサコラムの部屋vol.26」は下の写真より。







2018年8月15日(月)~ 2019年1月30日(水) 「リサコラムの部屋vol.25」は下の写真より。





2018年1月15日(月)~ 8月1日(火) 「リサコラムの部屋vol.24」は下の写真より。





2017年7月30日(日)~12月31日(日) 「リサコラムの部屋vol.23」は下の写真より。






2017年1月15日(日)~7月15日(土) 「リサコラムの部屋vol.22」は下の写真より。






2016年10月15日(月)~12月30日(金)「かつて」「リサコラムの部屋vol.21」は下の写真より。






2016年7月10日(月)~9月20日(月)
「習慣」「リサコラムの部屋vol.20」は下の写真より。






2016年4月20日(水)~6月30日(木)来のわたしは一番きなかたち
「リサコラムの部屋vol.19」
は下の写真より。




2016年1月10日(日)~4月10日(日)ある日間「リサコラムの部屋vol.18」は下の写真より。




2015年10月20日~12月30日「ワーズワースの前庭」「リサコラムの部屋vol.18」は下の写真より。




2015年7月10日~10月10日「ワーズワースの前庭」「リサコラムの部屋vol.17」は下の写真より。




2015年3月30日~2015年6月30日「W.T.クラブ」「リサコラムの部屋vol.16」は下の写真より。




2014年11月30日~2015年3月20日「ホテル・サン・スーシ」「リサコラムの部屋vol.15」は下の写真より。





2014年9月10日~11月20日「アドラーに聞きに行こう」「リサコラムの部屋vol.14」は下の写真より。

 



2014年5月30日~8月30日「時はやさしく、時につめたく」「リサコラムの部屋vol.13」は下の写真より。




2014年2月20日~5月22日「カーテンの向こうマダム・ワトソンのひみつ」「リサコラムの部屋vol.12」
は下の写真より。




2013年11月14日~2014年2月14日「
Café After The Rain「リサコラムの部屋vol.11」は下の写真より。








2013年7月25日~11月7日「楡の木の叔父」「リサコラムの部屋vol.10」は下の写真より。




2013年4月16日~7月18日「シーサイド・ビレッジ」「リサコラムの部屋vol.9」は下の写真より。




2013年1月8日~4月9日「HOTELS」「リサコラムの部屋vol.8」は下の写真より。




2012年10月2日~2013年1月1日「AAA」「リサコラムの部屋vol.7」は下の写真より。




2012年6月25日~9月24日「5分の人生」「リサコラムの部屋vol.6」は下の写真より。



2012年3月26日~6月18日「失われた明日を求めて」「リサコラムの部屋vol.5」は下の写真より。




2011年11月21日~2012年3月19日「露店マイヤー・倶楽部」「リサコラムの部屋vol.4」は下の写真より。




2011年9月5日~11月14日「N氏の場合」「リサコラムの部屋vol.3」は下の写真より。




2011年6月13日~8月29日「ノンちゃんカフェ」「リサコラムの部屋vol.2」は下の写真より。




2011年6月6日までの「リサコラムの部屋」「リサコラムの部屋vol.1」は下の写真より。








Room No.0169

2024年 元日 (月)


「M様邸宅 ヒーリングルーム」



元日の今日、ご紹介するのは、

M様邸です。

華麗なリビングルームの横にある3畳の和室をリフォームして

ヒーリングルームが生まれた

劇的ビフォーアフターです。










まずは、この美しいリビングにほこりが行かないように

防護壁!を設置しました。







廊下からリビングを見た様子です。

完璧な防護壁です。







その後、ふすまと下がり壁を撤去し、

畳はフローリングに変えて、

押し入れのふすまは引き戸に交換して

クロスが貼れるようにしました。







2面の壁に

ピンクパープルのフラワープリントのクロスを

引き戸に無地のピンクパープルのクロスを貼ったら、

和室の面影は全くなくなり、明るいヨーロピアンな

お部屋になりました。







リビングと元の和室の押し入れの間のスペースには

棚をつけてカーテンを掛けて、

おしゃれな収納もできました。







仕上げは照明です。

和風のシーリングランプからクリスタルビーズが眩いばかりの

シャンデリアに交換しました。







白い光から







オレンジ色の光へ。

リモコン操作でいろいろな雰囲気を楽しめます。







そして完成したヒーリングルームがこちらです。

メカニカルな椅子を覆うように

レースカーテンをかけて、この中でひと時まどろむように

過ごします。







多忙な一日から解放され、ストレスフリーに

なれるM様の秘密基地の完成です。







ヒーリングルームから見える景色は

ホテル・リッツのスイートのようなピンクパープル色の

ゴージャスなリビングダイニングです。







高貴な雰囲気の中で

お幸せな2024年が始まりました。


これで、超多忙な毎日も、

「あの秘密基地に帰れる…」と想像しながら、

にんまりできますね。







📞092-542-0788

FAX 092-542-0790


写真、文章の無断転用はご遠慮くださいますようにお願い申し上げます。


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Room No.0168

2023年8月30日 (水)


「M様邸宅 秋のゲストルーム」



立秋が過ぎても猛暑が止まない2023年の夏、

いかがお過ごしでしょうか?


今日は

そんな残暑も忘れるようなすがすがしい香り漂う

N様邸にお邪魔させて頂きます。







乳白色のドアが並ぶひとつを開けると、


「お茶をお持ちいたしました」と

執事がお茶を運んできたというティトローリーに

出迎えられました。







白い格子窓の向こうは

イングリッシュガーデン

鬱蒼とした森と湖が広がっているような

貴族のお屋敷にやって来たかのようです。







こちらのお部屋はゲストルーム。







しかし、普段は、

ほっと一息つける昼下がりに

静かなひと時を過ごすための

リーディングルームでもあります。







忙しいマダムN様がページをめくり、

お茶をいただく相手に選んだのは、

モリスの『いちご泥棒』、

その愛らしい鳥たち。







いちご泥棒のドレープカーテンを束ねるのは

装飾を減らした

シンプルな組みひものロープ。







シンプルでも、インテリアセンスは

ニッチの奥の壁の細部まで

ここでも

かわいい鳥たちのさえずりが聞こえてきます。







ゲストルームのメインカラーは

ブラウン、ホワイト、そして、モリス。

隙なく、さりげなく、足して引くコンビネーションが

見事です。







実は、

このゲストルームはウォークインクローゼットを

通って、

マダムM様のベッドルームに通じているのです。


それでは、特別に見せていただきましょうか?







コッツウォルズからパリに飛んで、

はい、

シャネル・スイートにやって参りました。







さっそく、ゴールドで刺繍した

グレイシャスリリーとホテルセンチメンタルの

エンブレムのマットがお出迎えです。







パリの空を想いながら

たゆたうように眠るためのスゥィートなスイート。







もちろん、

 もちろん、ブレックファストピローにも、

ネックロールピローにも

抜かりなく、

シルバーの刺繍が施されています。







それでは、マダムM様にわがままを言って、

サティの『ジムノペディの夢』を

リクエストしましょうか?







夢の続きは写真からインスタグラムへ。


とってもすてきですよ~。



では、また。






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Room No.0167
2023年5月25日 (木)


「マダム・ワトソンの初夏のリニューアル2023へようこそ!」

すがすがしい季節になりました。
お元気でお過ごしでしょうか?





今日は初夏のリニューアルを終えたマダム・ワトソンへ
ご案内いたします。








案内役はわたくし、バトラー・ワトソンでございます。

それでは、正面玄関の右側のドアから、






モンマルトルから見たパリの街並をみながら
さあ、どうぞ!







ブルーベルベットのカーテン、クッション、
サファイアブルーのテーブルクロス、
シンガポールやマレーシアのリゾートホテルにあるような
コロニアル調のラウンジの雰囲気、
感じていただけますでしょうか?





                    ディスプレイキャビネット 完売
              1920年頃 ¥198,000(税込)


優美な曲線のキャビネットは約100年前の
アンティークです。
その横で優美な美しさを見せているのは、
藤の花のカーテン。







シャンパンゴールドのシルク生地に
精緻な藤の花、日本画のように美しいです。


平安貴族も愛した藤の花。
その季節はゴールデンウイークの頃です。

季節が移り変わっても、
藤棚を自宅で愛でられるのはステキなことですね。




              オケージョナルテーブル W77XD76XH72
              
1900年頃 ¥128,000(税込)


オケージョナルテーブルとは用途を問わずどこでも使える
便利な小テーブル、
直径77㎝の小ぶりなサイズながら、
6枚の花びらの形に合わせて
最大で6人さまでアフタヌーンティが楽しめるようです。








いろいろなデザインのカーテンを眺めつつ、
次なるリフォーム計画のいいアイデアが浮かんできそうですね。

このラウンジでは、クリスマス時期にはミニコンサートも
予定しております。







さて、ゴージャスなバランスカーテンの向こうは、
ベッドルームです。







ゴールド、ダークブルー、ブラウンの
アーティスティックな壁紙に映えるのは
「民主を導く自由の女神』ドラクロワ作の絵。

明るい窓のダマスク柄が浮き出したレースカーテンに導かれて、
さあ、中へどうぞ!








グレイッシュな大人のムードが漂ってきましたね。
こちらの
ノーブルなベッドルームは
『シャンブル・ド・グレイシャスリリー』でございます。







エバンタイユ、扇形の壁紙はフランスのルリエーブル。
そのデザインに合わせた、斜め格子のカーテンが
間仕切りになっております。

よく見ると、バランスカーテンにもグレイシャスリリーが
いるようです。







すがすしい初夏向きのベッドルームは
ホテル・センチメンタルのシャルトリューズ
レモン、
モネの庭、スノーホワイトのベッドリネンをミックス。






ざらに。
イエローとピンクベージュのカーテンでしつらえたました。
自宅で初夏のアマルフィリゾートを感じていただけますね。







さあ、お待ちかね、
5月のバラといちごの甘い香りが漂って来ましたね。

こちらがラ・ヴィ・アン・ロ-ズのベッドルームです。
幸せな人はピンクを選ぶと言いますが、








それなら、
厳しい日々にはあえてピンクのベッドリネンで
眠ってみませんか?
きっとひと時の安らぎがいい方向に向けてくれるはずです。







ランプシェードはカーテンと同じデザインのサンダーソンの
生地で作ったオリジナルのカバー付き。

インテリアのブラッシュアップには、
ランプシェードカバーもカーテンやクッションとお揃いにすることを
おすすめいたします。



それでは、次に夏のお部屋のコーナーにもご案内いたしましょう。







涼し気ですね~、
ブルー、ラベンダー、グリーン、ピンク
お花畑にいるようで、深呼吸したくなります。







さらにいろいろ回遊して、スロープを登ると、
こちらはレゾリバードのテーブル周りのコーナーです。
ブルー、グリーン、イエロー、
南仏リゾートの空気が漂っています。







その右手はご相談もお受けする
RCR(リサコクリエイティブルーム)の
5畳から6畳のリアルサイズのベッドルームです。







リシュリューベッド、ナイトテーブル&ランプ
キャノピー(天蓋)カーテン、ベッドリネン、
ベッドスプレッド&ベッドスカート
そしてシャンデリアで、

マンションのお部屋がパリの5つ星に負けないホテルルームに変身します。







そして、次のお部屋がモリスの部屋
通称、『モリスの書斎』と呼んでおります。







ウイリアム・モリスがモリス商会という壁紙を製造販売する
会社を設立して160年。







そんな長きにわたり
世界中の人々に愛されて来た自然をモチーフにしたモリスのデザインは
組み合わせても
ごちゃごちゃにならず、
なぜかほっとする空間ができるモリスの魔法です。







後世のデザイナーによってアレンジされ続けている
モリスの壁紙を張り、モリスのカーテンをかけ、




        ウイローボウ 5灯シャンデリア
                  89,000(税込) 


モリスのシャンデリアを掛け、




       豆球付きデスク&ナイトテーブルランプ
          マリーゴールド 29,800(税込)


そして、モリスのテーブルランプを置くと、







ふしぎ!イギリスの湖水地方、コッツウォルズの
豊かな森と美しい庭のある住まいに変身します。




         
オケージョナルテーブル完売 W77XD76XH72
               1900年頃 ¥98,000(税込)



モリスには、やはりモリスがいた時代のイギリス、
時代を経た、今のアンティーク家具が似合います。




            チエア4脚セット W46XD52XH90
              1900年頃 ¥398,000(税込)


精緻なカットの美しさだけでない椅子は
軽くて持ち運びやすく、
いろいろな椅子のあるイギリスの家では
アフタヌーンティの時間、
オケージョナルテーブルに好みの椅子を
ひょいと抱えて、




         オケージョナルテーブル W53XD53XH70
               1900年頃 ¥88,000(税込)



「今日はテラスでお茶を」と、
そんなステキな想像をしてしまいます。




       ディスプレイキャビネット W93XD33XH104
             1920年頃 ¥248,000(税込)


そして、象嵌が美しいディスプレイキャビネットは
巾100㎝以下、奥行き33㎝の
日本の規格にはないスマートなサイズ。
なのに、凛とした風格を感じます。






5畳の部屋に、
テーブル&チェア、テレビボード、書棚、キャビネットなどなどを
置いても端正な感じがする、
コンパクトで優雅なモリスの書斎、
ぜひ、実際に体感して頂きたいです。




     ミッドセンチュリーソファ W180XD83XH75 SH39 
    お好みのクッション5個付き 366,020→178,000(税込)


さて、初夏のマダム・ワトソンツアー、
楽しんでいただけましたでしょうか?








バトラー・ワトソンはこちらで失礼いたしますが、
マダム・ワトソンにて
いつでもエスコート申し上げます。


家具、ソファの表示価格は
福岡市内配送料込みの『リニューアルスペシャルプライス』です。
それ以外の地域への配送はお問い合わせ下さいますように。





それではまた、ごきげんよう。







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Room No.0166
2023年4月26日 (水)


「モリスの館 Arai様邸 門番のつぶやき」








「みーちゃん、私のこと、覚えていますよね、
もちろん、ですよね?(期待を込めて)







私は、このモリスの館の門番として、
みーちゃんと一緒にここの暮らしを見守ってきましたから、
このモリスの館と一心同体です。







このお部屋も元はお兄ちゃんの楽しいお部屋でしたが、
こんなにステキなモリスのゲストルームになりましたね。







だって、見てごらんなさいませ。
広くなったベッドに
天蓋レースカーテンもついているのですから、
きっとみーちゃんのかわいいみーちゃんも大喜びですね。







それに窓のカーテンと出窓のシェードも、
ランプシェードカバーもお揃いですよ!
こんなにかわいいランプみたことありませんよ。







こちら、マダム&ムッシュの寝室はシックでエレガントです。

絨毯も、アンティーク家具も
モリスの壁紙とカーテンにマッチしていて、
まるで古城ホテルのようですよ。







それに私はこの夏のしつらえが大好きなのです。
だって、綿レースのカーテンに、綿レースのシェード、
天蓋カーテンだって綿レース、
それに、リネンのベッドスローですよ。

天然繊維のカーテンとか、ベッドリネンは、今ではほんとうに
高くなって、めったにみられなくなりましたからね
貴重なものばかりです。







もちろん、お二階のバスルームもモリスですよ。
モリスの館なのですから。

そして、このかわいい窓のモリスのシェードだって夏と冬、
違うモリスに変りますからね。

今はかわいい、いちご泥棒の綿レースです。







あざやかなコントラスを作っている
赤いモリスの壁にシシリアンブルーの洗面台、
何度見ても惚れ惚れしてしまいます。

それにゴールドの水栓金具はちょっと今風ではありませんが、
ほんとに美しいです。
それも、これも全部、マダムのセンスが光っていますね。







ご存じだとは思いますが、1階のサロンのカーテンも先日、
グリーンの刺繍のものに変りましたよ。
とってもすがすがしくて、私は大好きです。







ほら、出窓の雰囲気も、こんなにさわやかになって!

パリの5つ星ホテルのスイートだってこんなすてきな
カーテンはかかっていませんから。
私、保証します。







こちらの夏のダイニングのインテリアは
ブル―&ホワイト。
当然ですが、モリスのカーテンと
ドイツ製のレースカーテンです。







そして、窓の向こうはだまし絵みたいな
シシリアンリゾートですから。
彫刻家さんがデザインした白壁にダミーのブルーグリーンのドア、
なんて、かわいんでしょう!







みーちゃんがお嫁さんに行くまで眠っていたこのお部屋だって
あれからずっと、夏は夏の、冬は冬のカーテンに掛け替えて
ベッドメイクもして、
いつだって泊まれるように準備万端整えていますよ。







このお部屋も作り付け家具にテレビボードに
壁紙にカーテンにと、15年でずいぶん変って、
その度にどんどんステキになりましたね。







確かに新しいお家は便利で快適でいいと思います。

でも、このモリスのお屋敷はマダムがインテリアにかけた熱量が半端なくて、
そのエッセンスは部屋のあらゆる場所にまで
行き渡っているのです。







私は、そのモリスの館を守る門番として、
お部屋を管理して、ぴっちり整えて、
みーちゃんをお待ちしておりますので、
いつでも好きな時に、このお屋敷に帰って来てくださいませ。

それでは近いうちにお会いできますことを楽しみにいたしております。」








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Room No.0165
2023年3月25日 (土)

「Her Resort In Central Tokyo」
H様邸



2023年春、3月14日、
福岡より4日も早く、東京の桜が咲きはじめました。

例年より10日早い開花宣言でした。







そして、その3日後、
四谷駅から皇居に向かう途中の閑静な場所に
H様邸の新しいリゾートが完成しました。







福岡から都内へこの春ひとりで移住なさったH様邸のある
マンションは
すでに、搬入口の廊下からリゾートに来たような
わくわく感を感じさせます。







ニースか、カンヌのリゾートホテルに来たような気分になれる
アウトドアのコモンスペースがありました。

モダンなパラソルの下、心地よさそうなカウチと
いい配色のクッションがセンスよく並んでいます。

まさしく 都心のリゾートですね。







「終の棲家を都会のリゾートにするなら、
どんなインテリアがいいのか?」

そんなH様の思いを尽くして、
高い感性で、時間をかけ、隙なく選び抜かれたインテリアの
数々。

そんな都心とは思えないほどゆったりして、
ゴージャスなお部屋に
早速、お邪魔いたしましょう。







まず、ゲストルームです。

ドレープカーテンは、ハイソな南仏リゾートをイメージした
セラドンというライトグリーンが選ばれました。

ルリエーブルというフランスの老舗メーカーの
とろみ感のある生地です。
そこに
ベージュ、サファイアブルー、フォレストグリーンの
繊細な作りのタッセルを合わせて、

ダマスクのバーンアウトのレースカーテンで
クラシカルな華やぎが加えられています。







クラシカルな雰囲気の中に
モダンな家具、調度品を置くことで絶妙な引き算をしながら、
コンテンポラリーなムードも感じさせる、
高度な技ですね。







次は、
ヴィクトリアスタイルのアンティークな
肘掛け椅子と青みを帯びたペルシャ絨毯が
出迎える主寝室です。

ダークピンクのベルベットのドレープカーテンが
なんとも麗々しいですね。







カーテンボックスの手前、
天所高270cmの高い位置から
同じベルベットのフラットなバランスカーテンが
独特な曲線を描いています。

裾に施したベージュ色のフリンジとテープは
甘すぎず、辛すぎず、重すぎない華麗な魔法で
優美な曲線をさらに際立たせていますね。







重厚感のあるダークピンクのベルベットのカーテンに
バーガンディ、ダークチェリーをスパイス色にした
大振りなタッセル。

コケティッシュな魅力も加えることを忘れていません。







寝室のバルコニードアには、シェルピンク色のシェード

細かな波紋が繊細に織り込まれた生地はフランスで
150年の歴史を持つ『ブラクニエ』というブランドの織物です。

少し日本的な趣きを感じると思ったら
やはり日本の伝統文化に
インスパイアされたという『OKINAWA』という名の生地でした。







19世紀の貴族の邸宅に置かれていたかもしれない
アンティークなチェアとシャンデリアの下で寛げば、
きっと、思いはその悠久の時に飛ぶことでしょうね。







そして、最後は、優美を極めたリビングです。

ベルベットのひじ掛け椅子、シェーズロングと呼ばれる長椅子、
ヴィクトリア調時代の貴族のサロンでおもてなし用に使ったと言われる
パーラー・キャビネットなどがペルシャ絨毯の上で気品を放ち、
高い天井から、
同じヴィクトリアンのゴールドのシャンデリアがきらめきを
落としています。







そこにタッセルと共に格調を加えているのが
シャンパンゴールドとシルバーの細やかな織りのカーテンです。

フランスの老舗織物メーカー、ルリエーブルの伝統の織物。
その名も『メダリオン』。
風格を感じますね。







トップトリートメントは箱ひだの寄せ方にも
工夫を凝らしたデザイン。







その裾の連続したゴールドのボールフリンジが
抑えめな豪華さゆえの気品を加えています。







H様邸のお住まいは、長年住み慣れた場所を離れ、
新たなライフスタイルを作るために、
好きなもの、かたち、色を
感性に沿ってとことん選ばれました。
そして、結果、
非常に高い完成度のリゾートが完成したのです。

東京の真ん中で好きに囲まれた優雅なリゾートに暮らせたら
こんな幸せなことはないでしょう。






昨年夏の終わりからご相談が始まった楽しかった日々を、
わくわくした気分を、今、思い出しながら、
もう、H様にお目にかかれなくなったことを
とても寂しく感じています。






ちょっと気が早いですが、
次は福岡に、小さなリゾートをお作りになられませんか?
いつでもまた、福岡に遊びに来られるように。

それでは、マダム・ワトソンより
うらやましくも、お幸せな日々に心からのエールをお送りいたします。









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Room No.0164
2023年2月25日 (日)

「ホテル・センチメンタル&ホテルRisaco」


この世には、ネットでも検索できない
会員制のホテルがあるようです。

ただし、その会員になるにはちょっとしたハードルを
越えなければならないようで…

その名は『ホテル・センチメンタル』とだけお教えいたしましょう。


おや、さっそく、
バトラー(B)の電話が鳴っているようです。
悩みを抱えたゲスト(G)からのようですよ。







G:「あのう、ホテル・センチメンタルのメンバーになりたいのですが」

B:「それではまず、
小論文を提出していただけますでしょうか?」

G:「はっ?小論文?小論文って、あの、
ホテルの会員になるのに、小論文がいるんですか?」

B:「恐れながら、さようでございます。
これまでにあったセンチメンタルな出来事や
思いを綴っていただくことになっております」







G:「と言うことは、
幸せな人は会員になれないってことですね?」

B:「それは論文の内容によりますが
ほんとうの癒しが必要な方のための
会員制のホテルでございますので、」







G:「センチメンタルな気分を小論文にと言われても…
ああ、あの、人間関係の悩みであれば、あります…
ええと、そのう…」

B:「ごゆっくりどうぞ」

G:「ああ、はい。私、看護師をやっているのですが
実は、どうしても好きになれない先輩がいるんです。
その人のことを考えると、もう、夜も眠れないのです」







B:「なるほど、お気持ち、よくわかります。
ひと時、その方のことをすっかり忘れるために
このホテルに逃避されたいと、そういうことですね」






B:「ええ、お察しのとおりです。
このホテルは会員制でネットでは見つけられないと知って
私の秘密は誰にも知られることはないかと…」


G:「さようでございます。
それでは、今回、特別枠であなたのホテル・センチメンタルの
会員とさせていただきます。







G:「えっ?ほんとですか?」

B:「1日でも早く、ホテル・センチメンタルの狭き門をくぐって、
真の癒しに身をゆだねて頂きたいと思っております。
しかし、やはり、小論文はご提出お願いいたします」







G:「わかりました。目いっぱい先輩の悪口、書いちゃいますよ!
冗談です。ハハハハハ…」







2週間の後、電話の女性がホテル・センチメンタルの
ドアをノックしました。







「お待ちいたしておりました。さあ、こちらへ」

「まあ、ステキなお部屋、ここ、私の部屋ですか?」







「まずは、白いお部屋でこれまでのあなたのちょっとよどんだ
気持ちを浄化して頂きましょう。







それからすこしづつ
穏やかな気持ちになれるように







いろんなお部屋をご体験いただきます。







あなたが一番しっくりくる部屋を
あなた専用のお部屋にいたします。








「なるほど、そうですか。
それはほんとに楽しみです。
それで、予約はいらないのですか?」







「3時間前までに当ホテルにご連絡をいただきましたら、
あなたのその日の気分にあわせた
ベッドリネンに替えて、お部屋を整えておきます。







それでは今日は心置きなく
ごゆっくりおやすみなさいませ。







明日の朝、お目ざめになられましたら
お好みの香りを焚きしめたバスルームで
すっきりと目覚めていただきましょう。







きっとあなたはどんな悩みを抱えていたのか
お忘れのことでしょう?」

「ええ、ほんとに?」







「さようでございます。







それが当ホテルの極意と言うべき癒しのマジックなのですから」










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Room No.0163
2023年1月15日 (日)

「シャネルスイート」

N様邸ベッドルーム


よく、夢見る時間は長い方がいいと言います。

それは、例えて言えば、婚約期間、遠くの憧れの場所に行けるまで、
そして夢の部屋ができるまでの構想の時間も。







そのために綿密な準備をして、万事抜かりないように、
自分自身の状態も整えて、最高の状態でその日を迎えられるように、
そんな長く夢見る時間を経て、
やっと成就した時、たどり着いた時の感動は、
夢見た時間の長さに比例することでしょう。







その感動より幸せな感情を
私たちはきっと知らないと思います。







そんな長く綿密な計画の末、最後に最高のベッドルームを
手に入れられた方のお宅に
やっと今日、お邪魔することができました。

その方のお名前ですか?

マダム・N・シャネル様とでも
お呼びしましょうか?

早速、廊下からそんな高貴な香りが漂ってきましたね。







さて、こちらのお部屋がつい先日完成した
マダム・N・シャネル様のベッドルームのようです。







息を止めて、ゆっくり、ゆっくり、
お邪魔にならないようにそっと、乳白色のドアを開けますよ。






おっと、待ってください。
廊下からもお部屋が覗けるではありませんか!
ほら、この黒っぽい格子窓をご覧くださいませ。
そうそう、黒いフレームの時計の下のこの窓です。

しかし、のぞき見はよい趣味とは言えませんから、
ちゃんとお邪魔いたしましょう。







おお、なんて、美しい!

ベッドルームの左手には鏡があるようですね。
四角な鏡が組み合わされた、もしかして向こうは
クローゼットかもしれませんね。







ベッドにはゴールドのユリの紋章が散りばめられた
白いベッドスプレッドが掛けられているようです。

そしてお揃いのリラクシングピローが2個

おやおや、
壁になにやら、ゴールドの怪しげな物体が…
近寄ってみましょう。







ああ、なるほど、
ユリの紋章、フルール・ド・リスのゴールドのオーナメント、
細部にまでこだわりが光っています。







さらによく見ると
カーテンを束ねている組みひもタッセルにもゴールド、
そして…
デコレーションカーテンのこの端にもゴールドの刺繡が施されているようですよ!

きっとこれはマダム・N・シャネル様のオリジナルに
違いありません。







なんと、カーテンだけではありませんようですよ。

ほら、ベッドスカートのこの下のあたりを
ご覧くださいませ。






ここにもゴールドのドットの集まりが…
なるほど、
マダム・N・シャネル様、なかなかのインテリア上級者と
お見受けいたしました。







もちろん、ベッドの上に無造作に転がした小さなピローにも、
HSとドットのゴールド刺繍が施されています。
きっとこの上に銀のトレーを載せて、







背もたれのクッションにゆったりと、もたれかけて、
お目ざめのお茶をいただく…

そんなおしゃれなことをなさるのでしょうね。

ああ、うらやましい!







もちろん、
クレモンティーヌかZAZなんて聴きながらですよね。

それにしても、
ドア、作り付け家具、カーテン、ベッド回りまで
乳白色で統一されて、
なんて贅沢で居心地よさそうなベッドルームでしょう。
まさに、シャネル・スイートです。

ついでにバスルームとLDKも拝見
させて頂いてよろしいでしょうか?







こちらもやはり、
乳白色の壁、扉、右壁面にも作り付けの収納庫がありますね。

タオル掛けもやはりゴールド、
マダム・N・シャネル様、
プライベートなスペースも抜かりありませんね。







そして、こちらが、マダム・N・シャネル様のLDKですね。
ベッドルーム、バスルームと同じ
アイボリーホワイトで統一された壁と
鎧戸のような美しい窓、ウッドシャッター、
それにクラシカルなソファと椅子、
コロニアルリゾートの雰囲気を醸し出しています。

家具、引き出し、扉、取っ手ひとつ、ひとつにまで
使い勝手のよさと美しさが光っています。
実に見事です。






なんと、もう、こんな時間ですか。

つい、つい長居してしまいました。







マダム・N・シャネル様、
最後に、長く夢見たベッドルーム、『シャネルスイート』が
完成して、すばらしいお家全体に高貴な花を添えましたね。

またいつか、ぜひ、お邪魔させてくださいませ。



***

N様、2007年から今までずっとリサコラムのご愛読、
そして毎回のご感想を頂戴し、
ほんとうに感謝の言葉もありません。

これまで16年間は
子育て、仕事、家族のお世話でほんとうにほんとうに大変な時期でしたね。
そしてやっと、ご一緒にシャネル・スイートにたどりつけました。





その間は、
ずっとメールだけでお話しを続けてきた長い長い夢見る時間でした。

今は、その16年の夢見た時間がとっても愛おしいです。

またこれからもきっと夢を見続けられることでしょうけれど、
さらにすてきな夢になりそうですね。
また、夢の続きをご一緒に楽しみましょう。


        木村リサコ









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Room No.0162
2022年12月16日 (金)

「私のホテル・リッツに帰る日々」

F様邸リビングルーム


ただいま~、







あれ?リビングのレースカーテンが違うわ。
あれ?
なんだか、全然、違わない?







ここはどこ?私はだれ?

もしかしたら部屋を間違えたかしら?
だって、カーテンが全然違うもの。







だって、リビングはブルー&ホワイトだったのに、
なんだか全部、ピンク色じゃない?







クッションもピンクパープルでに変っているし、
しかもフリンジなんかついているわ。







これ、何かしら?
カーテンのサイドにこんなゴージャスなデコレーションが…







ダイニングのテーブルランナーも
ピンクに変っているわ…







ここはもしかしたら、パリのリッツ?
まさか、でも、
いったい、だれが変えたのかしら?いつのまに?







はい。カーテンを変えたのは、
私たち、魔法使いです。

こちらは2008年の12月に
はじめてお部屋を採寸させて頂いた時の様子です。







それから2か月足らずでこうなりました。
おっしゃっる通り、ブルー&ホワイトの南仏リゾートのような
お部屋にさせていただきました。







今回、お外しいたしました
このブルーでフレーミングしたお花のカーテンも
きれいになって、他のお部屋ですがすがしい
香りを放っております。







ああ、そうだったわね。
私が仕事に行っていた間に…

はい。
これからは毎日、パリのリッツにチェックインなさる気分で
お帰りになれます。

それはうれしい~、ほんと癒されそうだわ~







それは光栄でございます。
これでしばらくはパリのリッツに行かなく済みますね。

それではF様、
魔法使いはこちらで失礼いたします。
ひゅっ~







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