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リサコラム



2018年11月1日~30日

私自身の好きなもの、こと、ほんを
マダム・ワトソンをとおして、つれづれに語りたいと思います。木村リサコ

予告は変更の場合もございます。

写真、文章の無断転用はご遠慮くださいますようにお願い申し上げます。

下のロゴからウェブショップに飛びます。「もの、こと、ほん」からこのページで
紹介したアイテムをご覧いただけます。



本家、「リサコラム」は土曜日の連載でございます。




上のイラストからも最新号をご覧いただけます。


      予告 12月号へ飛びます
   

No.1000
2018年11月29日(木)

No.1001
2018年11月30日(金)
No.1002
2018年11月30日(金)

こと

「記念すべき日の
ベッドメイク」

こと

「冬から春にむけての
準備1」
こと

「冬から春にむけての
準備2」

                

No.996
2018年11月25日(日)

No.997
2018年11月26日(月)
No.998
2018年11月27日(火)
No.999
2018年11月28日(水)

こと

「考える 3」

こと

「考える 4」
こと

「カレンダーの前倒し」
こと

「1日」

                 

No.992
2018年11月21日(水)


No.993
2018年11月22日(木)



No.994
2018年11月23日(金)



No.995
2018年11月24日(土)


こと

「女子力 6」


こと

「女子力 7」

こと

「考える 1」
こと

「考える 2」

                  

No.988
2018年11月17日(土)


No.989
2018年11月18日(日)



No.990
2018年11月19日(月)


No.991
2018年11月20日(火)


こと

「女子力 2」


こと

「女子力 3」

こと

「女子力 4」
こと

「女子力 5」

               

No.984
2018年11月13日(火)


No.985
2018年11月14日(水)



No.986
2018年11月15日(木)


No.987
2018年11月16日(金)


こと

「カット 6」


こと

「センチメンタルな晩秋」


こと

「女子力1」

こと

「男子力1」

              

No.980
2018年11月9日(金)


No.981
2018年11月10日(土)

No.982
2018年11月11日(日)
No.983
2018年11月12日(月)

こと

「カット 2」


こと

「カット 3」

こと

「カット 4」
こと

「カット 5」

               

No.976
2018年11月5日(月)


No.977
2018年11月6日(火)


No.978
2018年11月7日(水)



No.979
2018年11月8日(木)



こと

「ルート2」

こと

「ルート3」
こと

「ルート4」
こと

「カット 1」

                

No.972
2018年11月1日(木)


No.973
2018年11月2日(金)


No.974
2018年11月3日(土)


No.975
2018年11月4日(日)


こと

「カーテンはこんな
こともできます 1」

こと

「カーテンはこんな
こともできます 2」
こと

「カーテンはこんな
こともできます 3」
こと

「ルート 1」


リサコラム「もの、こと、ほん」バックナンバー集



2018年7月No.849~2018年10月No.971

7月             8月             9月           10月
      

2018年3月No.727~2018年6月No.848

    3月            4月            5月             6月
  

2017年11月No.667~2018年2月 No.726

2月           2018年 1月      2017年 12月         11月
 

2017年10月 No.606~2017年7月 No.485

    

2017年6月~2017年3月 No.484~363
  

   

2017年2月~2016年11月 No.362~244

   

2016年10月~2016年7月 No.243~123

    

2016年6月~2016年3月 NO.122~001

    





No1001

2018年11月30日(金)

こと

「冬から春にむけての準備1」


その準備はいろいろありますね。

ショップでは、クリママスシーズンが始まる1か月前に
春のパジャマやウエアの展示会が終わります。

インテリアでは、
春の新築やお引越しシーズン、
新生活の準備のシーズンが、
クリスマスくらいから慌ただしくなってきます。





さて、私がの自宅では、
パンジーとヴィオラの花をプランターに植える季節が
やって来ました。
今、やっと
30以上あるプランターの約半分にかわいい花を植えました。
あと半分を休みの日に一気に植えようと思っています。

雪をかぶりながらも冬を乗り越え、
春に満開を迎える
勇気あるパンジーとヴィオラが大好きです。

寒い、忙しい季節に毎日水やり、
週1回はせん定をしなければならないのですが、
がんばる花を応援していると、反対に「おい、がんばれよ」と
言われているようで、

この感覚がなんともイカスのです。


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No1000

2018年11月29日(木)

こと

「記念すべき日のベッドメイク」


家族の誰かの誕生日、
あるいは、
大事な日、大事なアポの日、大事なプレゼンの日、
という前の日にその人のために
やってあげられる簡単でお金もかからず、
さらに、喜ばれることの一つに、
「ちゃんとしたベッドメイク」を挙げたいと思います。





数年前、あるお客様が
手術をなさって退院される日に、
自宅のベッドリネンを全部、新しくしておいて欲しいと
言われたことがありました。
もちろん、ベッドルームをお作りする時には、
ベッドメイクまでさせていただくことは多いのですが、

退院されてご自宅に戻られたその方が
ベッドメイクされたご自分のベッドを見られて、
とてもとても喜んでくださったのです。

ひとにベッドメイクをしてもらうということは
こんなにもうれしいものなのですね。
やってもらったことがないので、
そこまでうれしいものだとは知りませんでした。


今日は「リサコラム、もの、こと、ほん」の
1,000回目の記念日、
自分のために、
自分でアイロンをかけたホテル・センチメンタルの
ベッドリネンで
丁寧に心を込めてメイキングしてみようと思います。


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No999

2018年11月28日(水)

こと

「一日」

楽しい時間はあっという間に過ぎて、
嫌な時間はとても長い。

しかし、
振り返ると2018年の11か月足らずは
あっという間だったと感じます。
ということは、
楽しかったのだろうと思います。
そして、1日は充実していたのでしょう。
きっと。





「自分の1日を有効に使う」という
命題を考えるとき、

有益でも有効でもない時間の使い方の反対を
やればいいということになるのですが、

情報過多、マイナスなことが多い世の中で、
これがなかなか難しいのです。

しかし、
悔やんでも、嘆いてみても、愚痴を言っても
世の中のほとんどは自分の力が及びません。
それなら、
知らぬ存ぜぬがいいと思っています。

つまらないこと、
つまらないひとにこだわらず、
自分にとって大事だとわかっていることで
急ぎではないことから、着手してみる。
これをいつも考えています。



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No998

2018年11月27日(火)

こと

「カレンダーの前倒し」


「今年も残り少なくなってきましたね」という
文句がメールや手紙文に現れ始める季節。

今日から大晦日まで、日めくりカレンダーなら
35枚あります。
イラストに書いてみましたら、
結構な分量に思えました。





日々を大事にと言いながらも、
11月もあっという間に26日を過ごしたような気がします。

さらに、この調子でいけば、
12月もあっという間にということになるのでしょうか?
その前にクリスマスがあり、
年末年始の大掃除に、お正月の準備などいろいろあり、
日本人の12月はほんとうにタフです。

この最後の月を切羽詰まらず、
優雅に余裕しゃくしゃくで過ごすにはどうしたら
いいのでしょうか?

私の今の理想は、
仕事もやるべきことも「前倒し」すること。
そしてやるべき優先順位は
「やりたくない」気分のものから
始めることです。

12月31日を先にめくってしまった気分で
その日に必ずやるべきことを
今、準備することから、
2018年の12月を始めようと思っています。

今年こそは!


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No996

2018年11月26日(月)

こと

「考える 4」

パターンナーさんの頭の中


服の型紙を作る、
パターナーという職業がありますが、
生地の目を考えながら、
ドレープ感を考えながら、
変った服のパターンを取るのは
ほんとうに難しいだろうなと思います。

パターンナーさんの頭の中は
どんな思考回路になっているのかなと思います。





インテリアショップで扱う
ドレープ、レースカーテンはとんど直線断ちですが、
(バランスカーテンは別ですが)
服の場合はほとんどが曲線です。

しかし、この服のパターンナー、
憧れの職業の一つです。

夢は、服とカーテンとクッションカバーと
椅子の張地と靴、靴下まで
自分でパターンを取って全部同じ柄で作ることです。
タータンチェックが大好きなので、
部屋も自分も全部タータンチェックだったらどんなに
面白いだろうと想像しています。


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No996

2018年11月25日(日)

こと

「考える 3」

2355を考える

明日の曜日を知らせるための
手の込んだ
『日めくりアニメ』から始まる
Eテレの『2355』という番組、
何度も取り上げていますが、大好きな番組です。

23時55分から24時までの
5分間だけの番組だからといって、
2355という数字にこだわらなくてもいいのに、
『2355』はひたすら『2355』の5分間で、
2355という無意味な数字にこだわり
『2355』という世界を形成しつつあります。

その、
上から見ているわけでも、
下から見ているでも、
斜に構えているでもないけれど
その知的奇妙でむにゅとしたアプローチは
ユーモラスの枠を越えています。





むにゅむにゅ感、抜け感、とろみ感を持ちながら
水のようなさらさら感をもつ
新素材のようなこのタッチ、
どんな雰囲気の方がやっておられるのか想像するのも
楽しいです。

もしも、『2355』さんがネタ切れになりそうになって
外部スタッフを
募集されるのであれば、私は、
一番に応募したいと狙っていますが、
まだありません。


「ちなみに明日は、
11月26日、月曜日です」

土、日は『2355』さんがお休みなので、
代わりに、お知らせいたします。


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No995

2018年11月24日(土)

こと

「考える 2」

考える量



考える量のレベルをよく考えます。

人は毎年、年を重ねますから、
ほっといても、
年を重ねた分だけ、考える量のレベルは上がって
知識も増し、人間的な深みも
増しているのだろうと考えたいところですが、





実際は、
どんどん忘れていくことの方が
(例えば学校で習ったことなど)
多いのですから、
よほど考える量を増やさないと、
知識も人間的な深みも下降して
行っているような気がしています。

ここまではみんな考えるだろというレベルの
2倍は人は考えているだろうと判断して、

そのプラスアルファ、つまり、3倍考えると
競争相手をちょっとだけ上回れる。

これがまことに勝手ですが、
勝利に導ける私の考える量のレベルです。


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No994

2018年11月23日(金)

こと

「考える 1」

インテリアショップでは。

インテリアショップのスタッフの仕事と
いうと、どんなイメージでしょうか?
素敵な環境でいいなとか、
でも、大変なのかなとか。

しかし、
最近になって思うことは、
インテリアのショップのスタッフも他の仕事同様、
「考える」作業が
とても多いということです。






お客様のお部屋はもちろんですが、
ショップの中でも、
什器やボディや家具、ベッドの配置はもちろん、
棚の隙間、ちょっとした食器や、箸やグラスや
キャンドルや様々なものの向き、角度、
POPのつけ方などなど、
日々、刻々と㎝単位で見直しを続けています。

ベートーヴェンは、散策しながら、
曲を作り、芸術を生み出したと言われますが、
インテリアショップスタッフだって、
そんなにカッコよくはありませんが、
ショップの中を散策しながら
もっといいアイデアは
ないかを
ずっとずっと
考えているのです。

と、ベートーヴェンと比較するのは
あまりにずうずうしいのですが。


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No993

2018年11月22日(木)

こと

「女子力 7」

ウエストと女子力


ボディコンというスタイルが流行ったことがあります。
細いウエストを強調して、メリハリボディを
見せるスタイルです。

それは目新しいことかと思いきや、
イギリスでは19世紀のヴィクトリア朝の時代に
そんな細いウエストを強調したデザインが流行っていたから
別に目新しいことではなかったのですね。






いかの甲羅が入ったコルセットで
ぎゅうぎゅうに締めたウエストは
なんと20cmほどにまでなっていた
人もいたようです。
女性がすぐに失神したのはそれが理由ともいわれます。

しかし、
コルセットで絞められた女子のウエストが
シャネルによって解放されてからも
まだ100年だとはとても驚きです。

今は、
ウエストが細いことを誇るデザインが
廃れてから、
50cm台を競ってた女子のウエストサイズが
60cm台の後半でも普通のサイズになり、
そして、
女性のウエストは
段々と太くなってきているようです。

この先、
服のデザインはもっともっと多様化して、
「ファッション?流行?それってどういう意味?」
と若い女子が言うようになるのでしょうし、
AIのモデルも、
AIモデル用の服もできてくるかもしれません。
そうなると、
「女子力?って何?」になるのでしょう。



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No992

2018年11月21日(水)

こと

「女子力 6」

カフェと女子力


『明日いい仕事をするための最良の準備は、
きょういい仕事をすることだ。』
 Elbert Hubbard (アメリカの作家1856-1915)

これは、
ラジオの『実践ビジネス英語』の最後の
Quote Unquoteというコーナーで11月9日に紹介された言葉です。
講師の杉田先生が集めた過去の人々の残した言葉が
毎回1つづ紹介されます。
これが楽しみなのです。





今日はちょっと力を抜いてもいいかななんて、
言っていたら、明日はいい仕事ができない。
真なりだと思います。

その力を抜きすぎる懸念から、
実は私はカフェが好きではないのです。

コーヒーは大好きですし、
ヨーロッパにも、日本にも先進国には魅惑的な
カフェが、たくさんありますから、
そこで過ごす時間はとても魅惑的なのですが、

優雅な気分になりすぎて、
ぼんやり時間を過ごすことに恐怖感に近いものを感じます。

素敵なアイデアが欲しいとか
リラックスしたいなら、
理想は散歩のみで、

コーヒーは自宅で本を読みながらが好きです。
家事をやりながらコーヒーブレイクすれば、
現実逃避にならずに済みます。

これで女子力はUPしているのかどうか
わかりませんが、
カフェの時間と女子力は反比例するような気がするので、
カフェに行かないというのは、
私のささやかな抵抗なのです。


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No991

2018年11月20日(火)

こと

「女子力 5」

炭坑節


NHK AMラジオで文化講演会をよく聞きます。
各界のエキスパートのお話しなので
どれも最高におもしろいです。

そして先日、
姜尚中さんの公演を聞いていました。
姜さんは
実見聞による多方面の見識がとてもとても深い方ですね。
30分ほどの話の中で、
いろいろな人物、お話しがどんどん出てきました。





その中で、
三池炭坑など、炭坑が全盛期だった頃の
興味深いエピソードがありました。

「炭坑節」
という歌は聞いたことがおありでしょうか?
「月が出た出た~」という節回しから始まるものです。
姜さんはその歌は炭鉱夫の歌だと思っていたけれど、
(私も漠然とそんな風に思っていました。)
しかし、実際は炭鉱で働く女性の話だったということに
驚いたと言われました。
と同時に、
炭坑で石炭を掘っていたのは、男性だけでなく、
女性もだったということです。

それで、私は思い出しました。

今世紀最大の視聴率といわれた
2015年のNHKの連続テレビ小説
「あさが来た」です。
それは、
広岡浅子の生涯を描いた番組でした。

京都の豪商の家に生まれながらも
嫁いだ先の加島屋(番組の中は加野屋)の主人、夫は商売に関心がなく、
経営もうまく行かなくなると、
そこであさは、
自ら炭坑経営に乗り出します。
(徒歩で大阪から筑前(福岡県東部)まで往復するのです!)
そして、
その炭坑で真っ黒になって
働いていたのです。実際に石炭を掘っていたのは
実話だったのかと今頃気づきました。

あれから150年も経って、
「女子力」なんて、言っていますが、
当時の女性は途方もなくすごいものだったのだと
あらためて思い知った話でした。

女性の地位が低く、
男性に劣るものだったから
歴史の表舞台に出てこなかっただけなのでしょう。

姜尚中さんのほん、話し、そして番組は
どれも興味深いです。


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No990

2018年11月19日(月)

こと

「女子力 4」

たまねぎ力


少し前、
Eテレの番組で又吉直樹の『ヘウレーカ』を見ていましたら、
果物の王様と呼ばれている「ドリアン」が
取り上げられていました。

強烈な匂いで好きな人が8割、全くダメな人2割だそうです。
甘いような、排気ガスのような、玉ねぎの腐ったようなと
表現される香りなのですが、
それでも果物の王様なのです。

それでは、
野菜の王様は何かと言われば、
ドリアンのような派手な姿形でも味でもないけれど、
私は「たまねぎ」と断言したいと思います。





ベジタリアンの私にとって、
野菜も果物も大事な友人であり、
栄養源なのですが、玉ねぎがどんな風に実るかの、
さて、絵に描こうと思うと、
実は、ちょっと迷ってしまいました。

ねぎは上の方を食べますが、
たまねぎは球根になる部分を食します。
球根ができる前なら、
上のねぎ部分を食べてもいいのに、
球根部分の方がおいしいと知った最初の人はすごいと思いました。

前置きが長くなりましたが、
たまねぎが王様だと思う理由は
たまねぎさえあれば、いろんな料理が作れるからです。
しかし、一方で、
たまねぎはその姿形が完成した料理に現れてこない場合が
大変多いということです。

たまねぎは、主に、
風味、味のベースに使われる野菜。
いろんな野菜の中でも、
こんな野菜は他にあるでしょうか?

「姿形は見えずとも存在感がある」

これぞ、まさしく表舞台に出てくる機会は少ないが
日本経済、いや、世界経済を動かしている
女子力の女子力たるところでは
ないかと思うのです。

何度も申し上げますが、
私たち、マダム・ワトソンは
99.9%のお客様が女性です。
やはり、経済を動かしているのは
たまねぎのような女子力なのだと日々、
実感として感じております。



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No989

2018年11月18日(日)

こと

「女子力 3」

メイク


女子力と言えば、「メイク」
なのに、
私が一番、無頓着な部分です。

それに関して、
先日、面白いエピソードがありました。

長い歴史を持つ福岡の雑誌に『月刊はかた』という
ものがあります。
真四角でユニークなサイズです。

その中の『博多の女(ひと)』という
二鶴堂さんスポンサーのページの取材に、
編集長の上田瑞穂さんがお越しくださいました。

出来上がったゲラには店内で撮影された
私のすっぴんの顔が載っていました。

別にこれでもいいかなとは思ったのですが、
マダム・ワトソンの優雅なイメージとはかけ離れた感が
ありはしないかという懸念で、
もしも、この顔で行かれるなら、
私のすっぴんエピソードなるものを書いていただけませんか?
と申し上げました。
すると、
やはり、すっぴんのこの顔は回りの環境にそぐわないと思われたのでしょう、
お化粧をした顔に変更になりました。




この、私のノーメイク歴、
およそ17年になります。
それまでは普通にやっていました。
しかし、あることがきっかけでメイクをやめたのです。

それは、
世界中からハイソなゲストが集うことでも有名な、
歴史的建造物のシンガポールのラッフルズに
行った時のことです。

忙しく立ち働くコンシエルジュの女性が
なんとノーメイクだったのです。
(これはずいぶん前のリサコラムに書いたことがあります。)

私は感動しました。
お客様に「素」で接するその姿勢と勇気に。
そして、彼女からとても誠実な雰囲気を感じたのです。

以来、私は意を決して
眉毛を描くだけの
ノーメイクを貫くことにしました。
ファンデーションもアイメイクも口紅も一切なしなのです。
とは言え、
男性はほとんどみなそうですが。

もし、
「部屋はあんなにおしゃれするのに、顔はノーメイク?」と
不思議に思われておられるなら、
そういういきさつがあることをここで釈明いたしたく存じます。

しかし、
メイクをやめてしばらく経つと、なんと、
「肌がきれい」とお客様から
言われるようになりました。

そして、
私自身は
塗る→崩れる→塗る→取るの、このストレスから
完全に開放されました。

すると、
素顔が、「ふつう」になり、
元日だけ着物を着るために、メイクをすると、
「別人」になります。

すると、
「今日はきれい!」と言われるのです。
(得ですね)
私は「でも、これは『本来の顔』ではありません」と返します。
笑い話のようですが、真実です。

結論は、
「メイクで女子力はUPします。
しかし、ノーメイクでも確実に女子力はUPします」

私はこう思います。


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No988

2018年11月17日(土)

こと

「女子力 2」

スカーフ


女子力UPになるかどうかわかりませんが、
スカーフや大判のハンカチーフを
結ぶとき、
いつもながら悩みます。

いろんな結び方はあるでしょうけれど、
服と自分の顔かたちに合うかどうかは
難しいところです。




しかし、
私には力強い先生方が
たくさんいらっしゃるのです。

それは、
お客様です。
年齢問わず、
女子力満点のおしゃれな方ばかりですから、
女子力のエッセンスは、
毎日、盗み放題です。

さらに、
私自身の服装がいいかどうかを
お客様の反応で判断できるのです。
「素敵ね」と言われたらそれはもう最高ですが、
何も言われなければ、もうこの恰好と
このスカーフ結びはダメねとわかります。

インテリアショップスタッフとは
なんと、お得な職業でしょう!


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No987

2018年11月16日(金)

こと

「男子力 1」

男子力も


女子力ばかりが取り上げられていますが、
それでは、男子力はなくていの?
とちょっと不公平感がありませんか?






日本の昭和には、多くの知的な文人男子、
庶民的な『寅さん』的な存在、
坂本龍一さんのようなアーティスト系男子、などなど
多くの男子力のある男子がいましたが、
それが全部、『イケメン』という言葉に置き換わったのは
残念な気がします。

全くもって勝手ではありますが、
ミラノ、トリノなんかで街を闊歩している
イタリアン男子のように、
スタイリッシュで、
おしゃれに最も気を配る男子を
私は「男子力」と呼びたいと思っています。

それは、
「男は中身で勝負!」
と言っていた過去の時代はありましたが、
残念ながら、
中身のすばらしさは外から見えないのです。

日本人の男子も女子に負けず、
中身のすばらしさをもっと、
外見に反映させて欲しいと、特に中年男子の方に
お願いしたいと思っております。




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No986

2018年11月15日(木)

こと

「女子力 1」

あらためて女子力


マダム・ワトソンのお客様はおよそ、99.9%が女性です。
つまり、1,000人のお客様がいらしたら、
999人が女性のお客様と
いうことになります。

よって、一日の内に何度も、「女子会」「女子旅」「女子力」
という言葉が交わされます。





この、「女子力」
きっと今では辞書に載っていることでしょうけれど、
流行り出した頃は気恥ずかしくて使えず、
しかし、
今はけっこう誇らしげに、
しばしば使うようになりました。
そして、大好きな言葉になりました。

「女子力」のように、
言葉が成熟してきて、
流行語ではなくなった時が
味わい深い言葉に変化してはいないでしょうか?

ということで、
あらためて『女子力』とは何かを考えてみようと思います。



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No985

2018年11月14日(水)

こと

「センチメンタルな晩秋」


とうとうと言いますか、いよいよと言いますか、
冬がやって来ました。

センチメンタルな気分の晩秋です。

寒いに加え、
これからクリスマス、新年、引っ越しシーズンと
忙しく、なのに、
風邪やインフルエンザにかかりやすく、
体調管理が難しいからです。





そのための対策として
風邪で寝込んだとき、
具合が悪くても休めないときなど
ベッドルームの基本を最悪な体調時に置くようにしています。

温かな寝具、いつでもシーツの交換ができる
アイロンのかかった
清潔なシーツをたっぷり用意しておく、

ベッドで簡易な食事もとれるくらいに
背もたれのピローも洗い立ての枕も準備しておく。

すると、
最悪な体調になった時にも
うきうき気分で本を読んだり、テレビを見たり、
さらに
ぐっすり休めるのです。

最悪な状態なのに、
こんな幸せなことはないと思うのです。


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No984

2018年11月13日(火)

こと

「カット 5」

『ショートカット』


特に急いではいないけれど、
いつもの近道ががけ崩れで通行できないとき、
下の5つの選択肢の中でどれを選びますか?

①費用を支払って高速道路を回って行く。
②あちこち遊びながらゆっくり行く・
③近距離で迂回する。
④ワインディングロードを行く
⑤遠いバイパスを行く。





私なら②の遊びながら行くと思います。
道路だけでなく、いろんな意味で
困難なことがやってきたら、
そこに遊びを見つけるのがきっと子供の思考回路だと思います。
それが私の理想です。


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No983

2018年11月12日(月)

こと

「カット 4」

『生地を大事に使い切る』


洋裁をなさる方はよくご存じだと思いますが、
ドレープ、レースカーテンの生地は
直線断ちですが、
洋服と同じように生地を接(は)いで作ります。

生地巾140cmくらいの生地でカーテンを作るなら
一間、約180cmほどの窓には
4枚をつないで作ります。(両開きのカーテンなら2枚X2)

時々5,6mの広い窓のお家がありますが、
すると、12枚も必要になります。

そして、カーテンの長さに縫いしろ約30cmを
加えた長さを掛け算して、
カーテンの製作に必要なm数(要尺)を出します。
一間の窓なら、12m前後が要尺です。





しかし、時に魅力的な300cmなどの広幅という生地があります。
それは横取りの生地と呼びますが、
つなぐ必要がないため、
継ぎ目のない美しいカーテンになります。、

一間の窓なら、4m前後が必要なm数です。
140cmの生地の3分の1くらいの生地のm数で済みます。

すると、残りはクッションカバー用にしたり、
バランスカーテンにしたりと
ちょっとお得感があります。

ちなみにホテル・センチメンタルのコットンリゾートは
全部この300cmの広幅の生地を織って
作っていますので、
どこにも継ぎ目がないのです。

『生地を大事に使い切る』
これもインテリアスタッフの
アイデアとセンスの見せどころなのです。


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No982

2018年11月11日(日)

こと

「カット 4」


「生地を切ることから、」

カーテンの製作は始まります。


先日、ルリエーブルというフランスのメーカーの
営業の方がショップにお見えくださるということでしたので、
実は慌ててルリエーブルの生地を注文して
3色のシェードとカーテンを作りました。
もちろん、フランス国旗に見立ててです。




6色注文した生地の内、、
赤ピンク、アイボリーベージュ、ブルーグリーンの3色を
シェード用にカットしてエッフェル塔の刺繍をして、
シェード用に加工して、
ショップスタッフで組み立てました。





カットした残りはドレープカーテン、額縁用
バランスカーテン、
タッセルと無駄なく使い、全く、生地が残りませんでした。
生地が来てから5日間で完成しました。

無地の生地は無駄なく使えて便利です。





ルリエーブルの営業の方はドバイからお越しだったのですが、
福岡に来たのに、「パリに来たみたい」と、
早速、写真を撮っておられました。

p.s. トリコロール、赤、白、青の配色に
エッフェル塔、私は大好きです。



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No981

2018年11月10日(土)

こと

「カット 3」


「等分する」


数学的には絶対に割り切れない数というものが
存在していることは
頭ではわかっていても、
感覚的にはどうしてもわからなくなるのです。

それは、割り切れないサイズの紙も物理的には半分に折れるからです。
そして鋭利なカッターで切れば、理論上は半分になるからです。





等分の問題は、
ケーキなどのお菓子を5等分するときにも感じます。

まず2:3に分けた後で、
いざ、それを2等分、3等分にしようとすると
どうしてもケーキの大きさに不公平が出てきます。

さらに、7等分するとなると、4:3した後で、
それぞれを、4分の1、3分の1になるようにカットする
ことになるのですが、
これはさらに不公平が出てきます。

それなら正確に7等分できる
ショートケーキの形をしたケーキカッターを使えばいいかと
いうことになりますが、
その角度はと言うと、
360度を7で割って、51.427857142....となり、
やはり7等分できるケーキカッターは存在しないと
いうことになります。

ケーキをカットするとき、いつもこの割り切れない数字の実態を
感じるのです。


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No980

2018年11月9日(金)

こと

「カット 2」


「仕切る」


先日、日本を代表する著名な建築家のおひとり、
故清家清氏のご自宅を紹介した
アカーイブをテレビで見ました。

清家さん一家は都内の広い敷地に家族3世代が
仲よく寄り添うようにお住まいでした。
真ん中は広場のような庭です。

その私の家、続私の家、倅の家と名付けられた家は
トイレさえ、仕切りなしの解放感のあるワンルームでした。

(18年ほど前の当時の息子さん弁では、
お客様がすぐに帰ってしまうため、
今はリフォームして、普通のバスルームとトイレに
なさっておられるようでしたが)





自分の住む自分の家なのに、
仕切りを作る必要があるのかといえば、
確かにないとも言えます。

しかし、
海や山を見渡せる風光明媚な場所に
仕切ってないように見せる透明な壁で仕切ったアートなお家も
よく雑誌で紹介されています。
そんな家も素敵です。

やはり、人は仕切るのが好きなのでしょうか。


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No979

2018年11月8日(木)

こと
「カット 1」


「切る」


美容師さん、服を作る人、
料理を作る人はもちろんのこと、
インテリアショップのスタッフのひとりとして、
何かを『切る』ことなく1日を過ごすことはないと思います。

はさみ、カッターは必需品で、
使わない日はありません。





家庭用のはさみのような
簡単な切る道具から工業用の巨大なカッターまで
『切る』ためのさまざまな道具は
どのくらいあるのでしょうか。

しかし、このハイテクの時代に、
全く何も切ることはないと思っている人も、
トイレットペーパーを切り、
食べ物の封を切り、
一日のスタートを切っているのですから、

『切る』とは人にとって欠かせない行為なのですね。
しばらく、この『切る』ということを
考えたいと思います。


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No978

2018年11月7日(水)

こと
「ルート 4」


常にいい仕事をしている方を見ていると
一筆書きのような動きをしていることが
わかりました。

一つの仕事を段取りよくやり終えるまでのプロセスに
よどみがないことです。
完成に至らなくても、
今できる部分までを淡々とやるからだと思います。





そこで思いました。
最後までやろうとすればできるのに、
なぜ、よどみなく最後までやれないのはなぜだろうかと。

それは、やりたくないなという気持ちが
入り込んで、他のものに気を取られ、
自ら中断をしているからではないかなと
思ったのです。

その証拠に、
楽しい会食は何時間でもよどみなくできますし、
コンサートホールに行けば、
よどみなく没頭している人たちを
たくさん見つけることができます。

よどみのないこと、
私の目指す理想の動きです。


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No977

2018年11月6日(火)

こと
「ルート 3」


人生は一度限りだとずっと信じてきました。

しかしながら、
最近はAIの進化により揺らぎ始めています。
自分のアンドロイドが作れるからです。

そうなると、
私がいなくなっても同じ私がいることになり、
人は死ななくなるようなのです。





人生は一筆書きで、
やり直すことができなかったことが
やり直すことができるかもしれないと言われれば、
ちょっとうれしい気もしますし、
しかし、自分のアンドロイドは怖い気もします。

そんなことを考えながら、
約15分間の交響曲を聞きながら、
ずっと休まずiPADの上で、ペンを走らせたら、
こんな絵ができました。

人生って、やはり1本の線でつながっている
こんな感じもします。



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No976

2018年11月5日(月)

こと

「ルート 2」


やることがたくさんあって、
どれから手をつけたらいいかわからないとき、
常に出てくる話題が『優先順位』

しかし、この『優先順位』が結構、曲者ですね。

気持ちの優先順位に従うと、
たいてい間違ってしまいます。
当然、
たやすいことから始めてしまうからだろうと思います。





ということで、
優先順位を決めるときは、
気持ちの優先順位をさかさまにして、
一番面倒な感じがして、
一番やりたくないようなものから始めるようにしています。

きっとそれこそが
避けて通れないものに違いありません。

それを終えたら、
ああ、気がらく~になって、他のことがとてもとても
たやすいことに思えるからです。

私の優先順位の上位には、
常に、土曜日連載の「リサコラム」(本家)があります。
それは毎週、面倒な絵を描いて、
何としてでも、文章をひねり出し、編集してUPするという
作業をひとりでやることになっているからです。

前倒してでやった週は体に羽が生えたように
軽く感じます。

別に誰に強要されているわけでもないのですが、
どこまで行っても、
私の人生の中には、
「リサコラム」が付きまとっている感覚がしています。



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No975

2018年11月4日(日)

こと

「ルート 1」


Eテレの
『人間ってナンだ? 超AI入門』
これは面白いですね

番組を進行させる方は、今、話題の方、
松尾豊さん。東大大学院の特任准教授で
いらっしゃるそうです。

その番組を見ながら、
これはAIでもできるようになるだろう、
いや、これは
まだできないだろうとか、
常に自分に不利にならないように自問自答してしまいます。





しかし、最近、
AIが描いた絵がオークションで高値で売れたそうですから、

人間の想像をはるかに超えるスピードで
瞬く間に
AIの進化に乗っ取られてしまうという
ユヴァル・ノア・ハラリ氏の
意見にもうなづかずにはいられません。

人は同じスタート位置で、同じことをやり始めても
人それぞれ、違う結果になるのは、
偶然なのか、
先を見通す力が違うからか、
それともそのどちとももなのか、

最短で最高の結果を得られる未知なる課題の
ルートの第一歩をAIが教えてくれる日が
来るのかどうか、
あるいは、その前にAIがやってしまうのか?
未知なるものに疑問は尽きません。

なにより、
松尾豊さんの
淡々と冷静な お話しぶりを見ていると
松尾豊さん自身がAIになってしまっているかように思えてきます。



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No974

2018年11月3日(土)

こと

「カーテンはこんなこともできます 3」


マダム・ワトソンの建具はすべて
ミディアムオーク色でしたが、
大改装の時に、全部真っ白になりました。
それはとても大変な作業でした。

マンションの建具の色は、ある程度選べるところもありますが、
ミディアムオーク、ダークオーク、ホワイトオーク、チェリーなど、
どれも木調の色目です。
スノーホワイトの選択肢は見たことがありません。





そして新築から、数年、十数年経ち、
その木調の色がなんともいやになる時が
やって来ることがあります。
そしてそんなご相談をたびたび受けてまいりました。

しかし、賃貸だから、引っ越しするから、転勤族だから
クローゼットの交換までできないという場合、
クローゼットやドアの手前の壁か天井からレールをつけて
カーテンを掛けてしまうという
簡単でエレガントな方法があります。

このやり方で多くお部屋がすっきり、そしてゴージャスな、
コンテンポラリーなホテル風に変身しました。

カーテンとクローゼットまで
20cmほどの隙間でもあれば、
クローゼットのカーテンに隠れて、
ちょっとお着換え中、なんてことも可能です。

カーテンは窓に沿って掛けるものという固定観念から自由に
なりませんか?

「カーテン=自由の女神」

と覚えていただけますように。



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No973

2018年11月2日(金)

こと

「カーテンはこんなこともできます 2」


階段下、出窓の下、
扉がないへこんだ場所に、収納したいとすれば
カーテンで間仕切りが最適です。

その場合、
簡単に、安上がりでと考えると失敗します。
いかにも、ボロ隠しになります。





普通の窓につけるようなしっかりした生地を
選ぶことをおすすめいたします。

お客様がいらしたときに、
「あら、素敵なカーテンね~」と
必ず目を留めてもらえるような、
つい、開けたくなるような、
そんな素敵なカーテンがおすすめです。

そして、つい、開けたくなって、
あら、びっくり!「ここは収納なの?」
ということになります。

そのため、収納も日ごろからきちんとしておくことになります。
これで一石二鳥です。

安物のカーテンなら
きっと中は、ごちゃごちゃした物置だろうからと、
だれも開けようとしませんから、
開けられたくない場合は
それもありですが。



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No972

2018年11月1日(木)

こと

「カーテンはこんなこともできます 1」


アインシュタインの逸話に
こんなものがありました。

冬、友人宅にゆくのに、
コートがなかったために、
カーテンを外して着て行ったと。





災害時には、
暑さから寒さから身を守るコートにもなるということですね。

遮光カーテンなら、
陽射しをシャットアウトもできますから、
室温を下げる効果も、暗室にして昼夜逆転の生活の方の
ライフスタイルを維持することも、
もちろんプラバシー保護も。

そして、
装飾という最高の効果を上げることはもちろん、
子供なら、絶好の遊び道具にもなります。

先日、ルリエーブルというフランスの生地と壁紙、絨毯のメーカーの
営業の方が新作のプレゼンのために、
遠路はるばるマダム・ワトソンにも
お寄りくださいました。

生地にまつわるストーリー&ヒストリーを
じっくり伺えたことが
とても面白く、かつ勉強になりました。
これをお客様に全部、お伝えしたい思いです。





トリコロールのシェードの前で記念撮影しました。



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