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リサコラム



令和2年 2020年1月1日~31日

私自身の好きなもの、こと、ほんを
マダム・ワトソンをとおして、つれづれに語りたいと思います。
令和ものんびり、しつこくつづけてまいります。
木村リサコ

予告は変更の場合もございます。

写真、文章の無断転用はご遠慮くださいますようにお願い申し上げます。

下のロゴからウェブショップに飛びます。「もの、こと、ほん」からこのページで
紹介したアイテムをご覧いただけます。



本家、「リサコラム」は土曜日の連載でございます。



上のイラストからも最新号をご覧いただけます。


予告 2月号に飛びます。       

No.1380
2020年 2月1日(土)



こと

「うるう年の2月は5週」


      

No.1376
2020年 1月28日(火)



No.1377
2020年 1月29日(水)



No.1378
2020年 1月30日(木)


No.1379
2020年 1月31日(金)


ほん

「気分はフレンチ
No.8
パリで買ったほん
『アンネの日記』」

こと

「書棚は語る」
こと

「ステキな街とおしゃれ」
こと

「バレンタインデーに
ラッピングを
考える」

      

No.1372
2020年 1月24日(金)



No.1373
2020年 1月25日(土)



No.1374
2020年 1月26日(日)



No.1375
2020年 1月27日(月)


こと

「気分はフレンチ
No.4
パリの空」

こと

「気分はフレンチ
No.5
広告看板を取り換える人」
こと

「気分はフレンチ
No.6
食後にチーズを」
こと

「気分はフレンチ
No.7
カフェ・コンプレ」

       

No.1360~1368
2020年 1月13日~20(月)



No.1369
2020年 1月21日(火)



No.1370
2020年 1月22日(水)


No.1371
2020年 1月23日(木)



こと

「ものことほん
→旅行中」

こと

「気分はフレンチ
No.1
裏窓気分」
こと

「気分はフレンチ
No.2
移動手段」
こと

「気分はフレンチ
No.3
食事はしゃべる


       

No.1356
2020年 1月9日(木)


No.1357
2020年 1月10日(金)
No.1358
2020年 1月11日(土)
No.1359
2020年 1月12日(日)

こと

「目先を変えたら」

こと

「噂話」
こと

「ゴージャス列車」
こと

「Junkoさん
応援しています」


       

No.1352
2020年 1月5日(日)



No.1353
2020年 1月6日(月)

No.1354
2020年 1月7日(火)
No.1355
2020年 1月8日(水)

こと

「ベッドメイキングを
簡単にやる方法」

こと

「リブのセーターは正直者」
こと

「本読みスタイル」
こと

「12時間X2」

        

No.1348
2020年 1月1日(水)



No.1349
2020年 1月2日(木)

No.1350
2020年 1月3日(金)
No.1351
2020年 1月4日(土)

こと

「新年のご挨拶
ものことほんより」

こと

「恭賀新年」
こと

「レゾリューション」
こと

「できた理由を考えたら」



リサコラム「もの、こと、ほん」バックナンバー集


2019年11月No.1337~2019年12月No.1347

11月                  12月 

  


2018年7月No.1214~2019年10月No.1336


7月              8月             9月                10月

      


2018年3月No.1092~2018年6月No.1213

 3月            4月            5月                    6月

      
                                                                                         


2018年11月No.972~2019年2月No.1091

11月                 12月       2019年 1月              2月
    


2018年7月No.849~2018年10月No.971

7月             8月             9月           10月
      

2018年3月No.727~2018年6月No.848

    3月            4月            5月             6月
  

2017年11月No.667~2018年2月 No.726

2月           2018年 1月      2017年 12月         11月
 

2017年10月 No.606~2017年7月 No.485

    

2017年6月~2017年3月 No.484~363
  

   

2017年2月~2016年11月 No.362~244

   

2016年10月~2016年7月 No.243~123

    

2016年6月~2016年3月 NO.122~001

    




No1379

令和2年、2020年1月31日(金)


こと

「バレンタインデーにラッピングを考える」


バレンタインデーの2月14日がやって来ますね。

チョコレートメーカーの売上の大半が
このバレンタインデーの時期だと言います。

なるほど、
普段チョコレートを買わない私でも、
義理チョコは買い込みます。
一年で一番買う時期だと思います。

私はおしゃれなパッケージに入ったバレンタインチョコレートより
板チョコのような紙と銀紙で巻いただけの
シンプルなものの方が好きなです。






チョコレートパースン(大好き)の英語の先生にも板チョコは
手渡しますが、その度に、
「こんなチープ(笑)なチョコレートが一番おいしんだ!」と
言われます。

バレンタインデー用のかっこいいパッケージは男性のためではなく、
女性の気を惹くためでしょうけれど、

一方で
スーパーでも、コンビニでもプラスチックバッグ廃止の波が
押し寄せています。
プラスチックバッグ廃止で確かに海洋汚染は減るかもしれません。

しかし、
そもそも、エコバッグを持って来る人が
ごみを道端に投棄しているとはとても思えません。

地球規模で豪華なラッピングより、中身の充実に転換すべき
時ではないかと思うのです。



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No1378

令和2年、2020年1月30日(木)


こと

「ステキな街とおしゃれ」

私の短いOL時代は、みんなハイヒールでした。
しかもピンヒールのような靴で1日中。
こんな靴でどうしたら歩けるのかと思うほどに。
しかし、私はどうしてもピンヒールで仕事ができず、低いヒールのパンプスを
履いていました。


今は、あまり電車には乗らないのですが、
地下鉄に乗っている方の大半がスニーカーであることに
最近になってようやく気づきました。





足元がスニーカーになると
どうしても服はラフになります。
つまり、おしゃれではなくなる方向にゆきます。

地震、災害を考えると、いざという時、歩ける靴でないと不安だという
気持ちもあります。

ある方は、靴やさんで自分の足型の中敷きを2万円くらいで
作ってもらい、その中敷きを入れれば
どんな靴でも何時間でも歩けるとおっしゃっていました。

それも一理ありですね。

おしゃれは足元からというのは、
おしゃれな靴からおしゃれを始めるという意味ではなく、
痛くなく何時間でも歩けるおしゃれな靴という要素、今はこれが必要ですね。

そして、
おしゃれな街にはおしゃれな人が多いのは、
街が人をおしゃれにするのだろうと思います。


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No1377

令和2年、2020年1月29日(水)


こと

「書棚は語る」

先日、ベッドルームのカーテンもご注文いただいたこともある
神戸にお住まいの90代の女性の方がお嬢様とご一緒に
ご来店なさいました。

福岡のお嬢様のお宅に遊びにいらしたとのことです。
お嬢様と言っても70代ですが、
どちらもとても素敵な方。

そして、90代のお母様は学者さんではいらっしゃらないのですが、
大変な読書家です。
帰省中(?)に数十冊の分厚いほんを買って来ては
読まれるのです。
そのほとんどが中国、日本の歴史書です。





私が泊まったパリのホテルのブラッスリーには
品のいい高齢の女性、男性が多く訪れていましたが、
メトロの入り口のキオスクで買った新聞やペーパーバックを
(パリでは未だに、新聞が地面から積み上げられて売られていました。)
広げている方もちらほら見かけました。

日本の電車でもレストランでも手元を見ている人の
9割以上は
新聞やほんでなくスマホですね。

パリがとてもレトロに見えました。
しかしなんともいいレトロですね。

お客さまのお宅を訪問させていただくとき
実は書棚や積まれたほんを見るのが好きです。(笑)
その方のご趣味や人となりも知ることができますから。



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No1376

令和2年、2020年1月28日(火)


こと

「気分はフレンチ No.8 パリで買ったほん 『アンネの日記』」


Le journal d'Anne Frankという原題のペーパーバックを
買いました。


アンネの日記と言えば
1946年以来、今まで数多くのミステリ―もはらみながら
幾多の変遷を経ていろいろなバージョンの本が出されているようです。

パリで買った『アンネの日記』はアンネ・フランクその人と一目でわかる
少女の顔写真が表紙になった、いい雰囲気の
ペーパーバックです。
恐らく今はこれが最新ではないかと思います。

問題は
フランス語なので、読み進めるのは大変だと
思います。しかし、今まで読まなかったのだから
挑戦してみようと覚悟を決めて買いました。







写真のルーブル美術館の近くの本屋さんは
場所柄か、マルセル・プルーストの『失われた時を求めて』の
全巻を始め、不朽の名作がショウウインドウに飾られていました。

はしごでないと取れない位置にある本もたくさんあり、
お客さまは指名買いをしている方も多いようで、
書店員さんがはしごに乗って、取る姿が見かけられましてた。

さらに、おそらく貴重な本だろう古書も
結構扱っていました。
下の写真は
ちょうど、ウインドウディスプレイを変えたところです。






日本の書店の雰囲気とちょっと違うところは、
若い方ではなく、ご年配のマダムの姿が多いところです。
老眼鏡をかけてひじ掛け椅子に座って読まれる姿を想像しました。

書店の中には本の匂いと一緒に、
知の香りが立ち昇っていました。



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No1375

令和2年、2020年1月27日(月)


こと

「気分はフレンチ No.7 カフェ・コンプレ」



イギリスで朝食を食べて
イタリアで昼ご飯を食べて、
フランスで晩ご飯を食べるのが一番のグルメだと
言われます。

そのくらいイギリスの朝食が美味で豊富、
それに比べ、フランスの朝食は質素だと。

バゲットのようなフランスパンは硬くて、最近はあまりフランス人も
食べなくなったと言われますが、
かと言って、
それがクロワッサンに変ったわけではないようです。

理由は、「高いから」
安いという言葉がないフランス語ですが、
やはりクロワッサンは日本と同じくフランスでも高いようです。
(先日、宿泊したパリのホテルのクロワッサンはやはり美味しかったです。
さらに、スーパーで個別包装で売られているクロワッサンも
焼けばとてもおいしいクロワッサンに変身しました。)

カフェでは
コーヒーとブリオッシュ、小型ブールのような丸いパン、
または、フィセルという細長いパンにタテに切れ目を入れて
バターやジャムを挟んでカフェクレームなどと一緒に食べる
そんなメニューが今でも一般的なようです。





そんなパン&バター、ジャムとコーヒーだけのカフェ・コンプレは、
日本のホテルでは、コンチネンタルと言われる朝食のメニューですが、
フランス人も憧れる
イギリスの朝ごはんは、
卵料理に魚料理、ベーコン、ソーセージ、野菜、果物など
ボリューム満点の料理がいただけるのですから。
さらにグルメを極めるなら、

昼ご飯はイタリアで
前菜、パスタからメインの肉や魚料理、デザートと
また優雅でゆったりした食事楽しみ、
フランスではさらに長時間のディナーを頂く。

そんな優雅な食生活をされている方もおいでなのかも
しれません。

私はできれば、
朝はフランスのカフェ・コンプレで、昼はイギリスの朝食、
夜はパスタ抜きのイタリアンがいいかな?





ボキューズのブラッスリー
イケメンのギャルソンばかり!


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No1374

令和2年、2020年1月26日(日)


こと

「気分はフレンチ No.6 食後にチーズを」


学生の頃、日本人のフランス学科の先生が
勉強を兼ねてフレンチレストランに私たち学生を連れて行って
下さった時のことを今でもよく覚えています。

食事の最後にチーズが出された時、
先生は学生に、フランス人が食後にチーズを食べるのは、
日本人の食後のお漬物とお茶やお茶漬けと同じ感覚だと
だから、デザートを抜きにしても
チーズは必ず食べるのだと。
そう言われたのです。

その時は、結構びっくりしましたが、
そのうち自分でもやってみると、
食後にワインとチーズがなんともいい感じの
〆であることに気づきました。





今は、
日本人の食文化は世界一と言われるように、
とても豊富で、どんな国の料理もおいしいですね。

しかし、自宅で〆にお漬物とお茶漬けとかお茶という方は
今では非常に少ないのではないかなと思います。
それよりコーヒーとか、紅茶にスイーツかもしれません。

しかし、フランスではやはりチーズは食後に欠かせないものらしく
エールフランスの機内食でもチーズが最後に出されるくらいですから
食文化は日本よりフランスの方がずっと保守的なように感じます。



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No1373

令和2年、2020年1月25日(土)


こと

「気分はフレンチ No.5 広告看板を取り換える人」



「フランス人ってよく働きますよね、
朝8時からミーティングなんですよ」


以前、Y's for livingの部長さんから言われたことがあります。

世の中では日本人は一番の働き者であるように
私を含め多くの日本人は思っているように感じます。

しかし、ちょっとよその国に行ってみると
あるいは外国人の話を聞いてみると、
(私は世界中歩いたわけではありません)
日本人だけが勤勉なのではないのではないか、
それは人、組織にもよるし、一概には言えないとわかります。







パリは朝が早いです。
日が暮れるのが早いからかもしれません。

ルーブル美術館でさえ9時開館
カーテンメーカーのショウルームなど
日本では11時開店が多いのですが、
だいたい9時開店です。
となると、8時からのミーティングが普通で
その前の7時過ぎには出社してなくてならず、
だからカフェは早朝から営業している
と。
こんな感じに、朝が早いその代わり、終わるのが早い、
アフターファイブが長いと
効率よくなっているのではないかと思うのです。
いかがでしょうか?

(しかし、カフェは夜中の2時頃まで営業していますが)

パリでの1日目の夜中、2時過ぎ頃、さあ、寝ようかと思って
ホテルの窓から道路を見下ろしたとき、
パリの街によくある大きな広告塔の中の
広告看板を入れ替えている人を見つけました。





車を停めて、
看板2面を変えて立ち去るまで、ものの5,6分。
外した看板は紙のようで、くしゃくしゃにして近くのごみ箱へ。
不思議なほどに素早い作業にあっけにとられました。

長く働いて、いい世の中にするのか、
あるいは、短く集中して働いて、いい世の中にするのか、
パリに来てまず思ったことです。




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No1372

令和2年、2020年1月24日(金)


こと

「気分はフレンチ No.4 パリの空」



パリはフランスではないとよく言われます。

電車やタクシーでちょっと郊外へ行けば、
ここは福岡市か、春日市か?と錯覚を起こすような
ごく普通の見なれたような風景が広がるからです。

エッフェル塔や凱旋門、オペラ座、ルーブルという歴史的モニュメントの多さは
ヨーロッパの大都市の風景ですが、
パリの中心部にはエッフェル塔を際立たせるために
高い建物がありません。

だから、
美しい街並を見ようとどうしても建物を下から眺め上げてしまいます。
さらに、
パリの中心を横断する
大きなセーヌ川の岸辺を歩くと広々とした空が空間の大半を占めています。
晴れた日はより一層、建物の間の空の広がりが感じらます。







オリジナルベッドリネンベッドリネンの
ホテル・センチメンタル『パリの空』という
色がありました。

今は廃番色なのですが、
また復活させたいと思っていいます。

パリに行かれた方はパリのホテルで目覚めた朝のことを思い出して
いただけるかも。

しかし、冬は朝8時過ぎまで真っ暗ですが。





上:場所は定かではありません。

下:ナポレオンが眠るアンバリードの前の芝生から
手前はわたしの陰。





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No1371

令和2年、2020年1月23日(木)


こと

「気分はフレンチ No.3 食事はしゃべる」



フランス人はたくさん、たくさんしゃべることで有名です。
カフェでも、電車の中でも場所を問いません。

だから
席の隣におしゃべりのフランス人女性が座ると
インスタグラムやメールの文面に音声出力ができません。

隣りのフランス人のおしゃべりが入ってしまって、
変な日本語に変換されるからです。






パリのメゾン&オブジェの展示会でも
木製のベンチに座っていたら、私と同じベンチに一人のフランス人女性が
間を空けて隣のベンチにもう一人のフランス人女性が
腰かけました。

そしてすぐにおしゃべりが始まり、
身振り手振りを加えて猛烈な勢いでしゃべるので、
ベンチがガタガタして、休憩もできないほどでした。

食事が出ない場所でそのくらいしゃべるのですから、
親しい人や家族とテーブルを囲んだら、
どんな大変なことになるのか?
想像に難くありません。

太宰治の『斜陽』に家族が使用人と一緒に広い食堂に
並んで無言でお膳で食事をとる場面が描かれていますが
そしてそれを主人公は最も苦痛な儀式のように表現していましたが、

まあ、ほどほどが今の日本人的なのかもしれません。



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No1370

令和2年、2020年1月22日(水)


こと

「気分はフレンチ No.2 移動手段」



1月の寒い時期なのにパリはほんとうに外に人が多かったです。
東京ももちろん多いのですが、
お年を召した人たちも子供もたくさん歩いています。
そして
コートを翻して自転車に乗るイケメンや美女たちの
間をさらにす~とカッコよく行く人たち。
呼び名はわかりませんが、電動スケートボードというような
もののようです。
その乗り物で通勤する姿が目につきます。





パリはこの移動手段のレンタル料が地下鉄と比べて高いか安いかの
議論がされているようでした。

日本の道交法では許されるのかどうか疑問ですが、
とてもクールですね。

しかし、電車賃と比べてどうかと比較検討するところは
さすが、何でも数字で比較する数字の国、フランスだと思います。



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No1369

令和2年、2020年1月21日(火)


こと

「気分はフレンチ No.1 裏窓気分」

年始の休みを利用してパリに行ってきました。
ちょうど運よくフランスの生地メーカーさんの
パリデコオフという合同の展示会と最後の方で
メゾン&オブジェという巨大なインテリアの見本市がありましたので
そちらがメインの旅になりました。

パリの中心部はオスマン様式というデコラティブで
均整の取れた建物がほとんど、さらに建物の
高さなどいろいろと制約がありますので、
当然、2階から7、8階くらいまでの比較的地面に近い場所の
部屋に宿泊することになります。

日本では高層ホテルがその眺望を競っているのとは
まるで反対の雰囲気です。

私が選んだ2泊目からのホテルもルーブル美術館の真横の
そんな低層階のホテルです。





しかもすぐ横はルーブル、その反対はアカデミーフランセーズという
角部屋だったので、
左右建物に挟まれてのぞかれるのではないかと心配したのですが、
杞憂でした。

向こうからの視線を感じるどころか、
私自身が道行く人や、カフェの人々、
広大な広場でデモ行進をする人々などを
観察する方に回っていました(笑)

この裏窓気分、なんともいいものですね。
ヒッチコックの『裏窓』という映画を地でやった感じでした。

その様子は「risacokimura」の下のインスタグラムのリンクかからどうぞ!


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No1360~1368

令和2年、2020年1月13日(月)~20(月)

こと

「ものことほん→旅行中」


ものことほんはただいま、パリに移動してます。

投稿はインスタグラムより楽しんで頂けますように。



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No1359

令和2年、2020年1月12日(日)

こと

「Junkoさん、応援しています」



ものことほんにも、
リサコラムの部屋にも何度かご登場いただいておりますJunkoさん、
歌手の大嶋潤子さんはご存知でしょうか?

歌手としても、母親としても、そして人間的にもすごい方です。

お子さんを国立の医学部に現役合格させた
すごい母親で教育者であり、義母であるお母様の介護をなさりながら
ご自宅で最期を看取られた方です。







『挑戦するは我にあり』と言わんばかりの
チャレンジャーで、
その明るい性格が表れたメールの文面はものすごく楽しいです。
長い文面でも、タイプミスも漢字の間違いもない。
さらに、ご返信がすごく早い。

ラ・フランス店長の「・」を私は省略しても、
JUNKOさんは省略しません。
そんな細やかな配慮をなさるのに、
JUNKOさんは全盲で、目が見えません。

31才で視力を失ってから、声楽の勉強を始められた方なのです。

JUNKOさんの努力と諦めない強さと人間力で、一歩を踏み出せない人たち、
失意にある人々を勇気づける
ほんとうの時がやって来そうになっています。

パラリンピックという舞台でです。
まだわかりませんが、私は信じています。

この場を借りて心より応援いたします。
Bonne chance!
Good luck!

JUNKOさん、がんばれ!



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No1358

令和2年、2020年1月11日(土)

こと

「ゴージャス列車」



最近ゴージャス列車が次々とできていますね。
『或る列車』という博多とハウステンボスを1日1往復する列車は
グルメと景勝地を堪能する優雅な列車ですね。

これでも比較的お安い?ようですが、
私は乗車したことがありません。
しかし、そんなゴージャス列車は
ひとり1泊数十万円のものまでさまざまあり、
旅心をくすぐられます。

さらに、電車のデザインの多くは水戸岡鋭治さんですから、
なおのこと、気分は盛り上がることでしょう。

列車の旅は飛行機の旅より遥かにリスクが少なく
身体的にも楽なので、ミドルエイジから上の方に
人気があるのもうなずけます。





しかし、私はおいしい食事の内容もですが、
インテリアがどうか、
どんなカーテンがつけられているのかと
いうことがどうしても気になります。

風景を楽しむための列車だから、
別にカーテンはどうでもいいんじゃないの?
とそれも当然の意見ですが、
ゴージャスという枕詞が来ると
いつもインテリアと連想してしまうのです。
これも職業病でしょうか?

しかし、『或る列車」乗ってみたい。

博多駅から発車しているのだから、
乗れない理由はないのですが…


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No13567

令和2年、2020年1月10日(金)

もの

「噂話」



ここ数日ののっぱらの話題は
カルロス・ゴーン氏の逃亡&記者会見ですね。

しかし、いつものことならがら、
お客様とそんな会話が始まることはありません。
私は身近な外国人2人に聞いてみました。

まずは、知り合いのフランス人の男性に。
その人曰く、逃げたのは当然悪いが、フランス人はゴーン氏がギルティだとは
思っていないと言いました。
日産、ルノーという会社に貢献した人物だからと。






そして、ちょうど今日がレッスン日だったので
私たちの英語のアメリカ人の先生にも聞きました。
先生は、
彼の逃亡劇はすごい、よくたったね、まさにジェームス・ボンド張りだと。
彼は日産を高収益の会社にした功績があるのだから、
悪いとはいえない。長時間の尋問に寄って
自白を強要される日本のやり方は
やはり間違っていると。


なるほど。

最後に、二人とも、
まあ、自分のことではないからどうでもいいかなと
結んだのですが、
その割には二人とも自分の意見を滔々と述べました。

私は日本人の一人として聞かれたら、
こんなにすらすら自分の意見を述べることはできないだろうと
思いました。

そして、私だけでなく。関わりのない多くの日本人は
傍観者的な立場ではないかと思いました。

それに、ゴーン氏のことはすでに、忘れかけていましたよね。
この事件が起きなかったら。

『奢れるものは久しからず』という平家物語の言葉は
結構、日本人のアイデンティティにあるのかもしれないと
思いました。さらに。
人の噂も七十五日と言いますが
桜が咲くころにはまたこの事件も忘れているのかもしれないと
思いました。




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No1356

令和2年、2020年1月9日(木)

もの

「目先を変えたら」



数年前、寝室コーディネートのご依頼を受けたお客様に
寝室、リビングを兼ねている方が
おいででした。6畳の1Kでした。

しかし、図面に落としてみると、セミダブルベッドも
テレビボードも
(以前の大きな方のeセクレタリー)
オードリーのソファも入りました。

そして美しいホワイトベッドルームができました。
以前のお部屋とはガラッと変わったのです。







寝室が書斎を兼ねる場合、
セミスイートのホテルのようにリビングの機能も持たせる場合、
寝室にドレッシングルームや、お化粧室を兼ねる場合など
さまざまな使い方が考えられると思います。

いずれの場合も寝室にはベッドという大きなものがありますので、
配置が最も重要なのは言うまでありません。
そして、
一番参考になるのは、狭いホテルの部屋です。
パリやロンドンなどの狭いホテルもセンスある配置という意味で
結構参考になります。

目先が変わると見える風景まで全く変るのが
楽しいところです。

素敵なベッドルームをご紹介いたします。
下は、インスタグラムの1月8日の投稿です。





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No1355

令和2年、2020年1月8日(水)

もの

「12時間Ⅹ2」



インテリアのご相談をさせていただいているお客様で
驚くべき方がおいでした。

その方は
夜勤で朝の6時まで仕事をなさっている方でした。

「次回のお打ち合わせの日程は?」と聞かれたので、
はたと考えてしまいました。
朝の6時までお仕事なので、お休みになる時間を考えたら
夕方かな?と思ったのですが、
なんと、「11時でどうでしょうか?」とおっしゃったのです。

「えっ、大丈夫ですか?」
「いつもそんなものなので」とのご返事です。




私どものショップにお越しになる時間も約1時間かかります。
そうなると、
睡眠時間はどう多く見積もってもおよそ3時間です。

その方のお部屋のお写真を見ると整然としてキレイ。
茶室もあり、趣味も本格的。
いつもお客様をお迎えするお家のようです。

1日が短いと言う前に、
「1日12時間が2回もあるじゃないの?」と
すっと背筋が伸びた端正な雰囲気で、
お叱りを受けそうです。

肝に銘じてがんばります。


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No1354

令和2年、2020年1月7日(火)

もの

「本読みスタイル」


どんな本読みスタイルがお好きでしょうか?

電車に乗れば、ほぼ9割以上の方が、
スマホをいじっているようです。
文庫本や単行本を開いてつり革につかまっている方は
激減というより、見なくなったと言った方がいいようです。

座っていてもほんを読まないのなら、
つり革につかまってまで読まないのは当然でしょう。

しかし、ほんを読まずして賢くなる方法は
ないようですから、
どんなに忙しくても、さらに、どんなに読める状況でなくても
読むべきなのだと思います。







以前、お風呂でしか本を読まないと言われた
お客様がいらっしゃいました。

バスタブの上にお風呂のふたを乗せてその上に本を乗せて
数時間も。時々眠ってしまって危ない時もあるとか。

私はお風呂のふたがないのと、冬でもシャワーしかしないので、
お風呂読書はやったことがありません。

一番好きなのはベッドに半起きで寝ながら読書。
リラクシングピローに背中を預けて、ブレックファストピローを
膝の上の乗せて。
欠点は難しいほんはすぐに眠くなってしまうので
向かないことです。
軽い本なら、アイロンかけながらできます。
他には、自転車のハンドルに乗せてや、歩き読書もします。

そうでもしないと
紙の本を読む時間を作ることはとても難しい昨今です。

夢は温泉地のヒノキぶろや露天風呂で、
あるいは、リゾートのパラソルの下ですが、
それは今のところ、夢見るだけにしておきます。


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No1353

令和2年、2020年1月6日(月)

もの

「リブのセーターは正直者」


リブのセーターを愛用しております。
私の愛用のものはウールとシルク混紡のイタリア製です。
1万8千円ほどでマダム・ワトソンで以前より販売しておりますが、
隠れたロングセラーです。

リブのセーターは乾燥機が得意です。
縮むことなく、きれいにやわらかく仕上がります。





そして何より小さくなることが魅力です。
その上、
スペースも取らず、たくさん収納もできて、しわなし、アイロン不要。
旅行にもきっと便利ですね。

さらに
着ると体の線に沿ってくれるので、
鏡を見れば、
自分の姿勢の悪さもすぐにチェックできます。
元気のない時は肩が前に出ていて、
姿勢をよくすると胸を張っていることが
すぐにわかります。
さらに、太った、痩せたもわかります。

体重管理、体調管理までしてくれるリブのセーターは
実に正直者だと思いませんか?



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No1352

令和2年、2020年1月5日(日)

こと

「ベッドメイキングを簡単にやる方法」


ベッドリネンを交換する時、
足元に交換前のシーツやカバーやピロケースが散乱して
足の踏み場がなくなっている
なんてことはありませんか?
実は、ベッドの外に何一つ散らからず、
スムーズにベッドリネンを交換するそんな方法があります。







と言いますと、
「 え~、そんな方法あるの?」と疑問に思われるかもしれません。

しかし、日曜日に行っております
ベッドメイキング&アイロン講座では、
「目からうろこ」とか、「早速やってみます」と
ご感想をおっしゃっていただくので、
きっと納得していただいているのだろうと思っています。

ベッドリネンの交換が
作業から楽しい遊び感覚に変る。
たったそれだけでも、大きなストレス減だと思います。

遊び感覚なら、ストレスどころか
マイナスストレスですね!



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No1351

令和2年、2020年1月4日(土)

こと

「できた理由を考えたら」



今の人間社会の永遠の課題とも言える
「できない理由」を「できる」に変える方法に対して
多くの魔法の説が唱えられています。

時間の使い方のハウツー
やる気、モチベーションUPの自己管理方法などなど。

またそんな出版物は日々出版されており、
新刊の方がいいアイデアがあると思って買ったら、意外に平凡に感じたり、
全然合わなかったり、なのにアリストテレス並の
昔の偉人哲学者の言葉にピンときたりと、
なかなか一筋縄ではいかない人間の課題ですね。





やるべきことが「できない理由」は
自分自身がやるべきことの優先順位を
勝手に決めているだけだと思っています。

どんなに先送りが好きな人も
忙しいから、
食事は3日後でいいか、なんて、食事は先送りしないでしょう。
常に食事は優先順位の上の方にあります。

優先順位を上げる方法と並行して、
できない理由のハードルを高くすることがあります。

風邪、インフルエンザでも、ベッドリネンを替えたり
アイロンまではかけられることを私は自分の経験で知っています。
するとかなり多くのことがそんな状態でもできることがわかりました。

それなら、
風邪でもなく、インフルエンザにもかかっていない、
健康な状態で、以上のことができない理由はなくなるのです。

ときには優先順位を逆さまにしてみたり、
自分に無理やり締め切りを作ってみたり。
あの手この手で先送り人生を前倒し人生に変えるような
創意工夫をしてみること。
そんな感じでやれない理由をやれるに変えてゆくべきかなと思っています。

すでに、2021年の福袋のご予約も数件頂いていますので、
そのような方は福袋のご予約を1年考えずに済みますね。

そんな調子で2020年のクリスマスパーティの企画を考える、
2021年の『丑年』の年賀状の図案を考える、
リフォームをインテリアを考える…とか、

いいですね~なんだか楽しくなってきました。


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No1350

令和2年、2020年1月3日(金)

こと

「レゾリューション」


新年も3日過ぎると、初心を忘れてしまうのか、
だんだんとだらけてお正月気分というもののに
支配されてゆくものですね。

朝からお酒を飲んでもだれも咎める人もいませんし、
(そのため、道はとても空いています。)
それなら、家に籠って、駅伝に
お正月のお笑い番組にと、あっという間に時間が過ぎてゆく
なんてことも…





私の場合は、例年通り
年末年始は仕事ですから、31日に残務を終えたら、
元日より、いつもの生活です。

さて、今年の抱負をまだ公言していませんでした。
加えて、
プライベートレッスンを受けている英語の先生が
毎年、新年最初のレッスンの日に
”What’s your New Year's resolution?”
と唐突に今年の抱負を聞いてこられますから、
その前に日本語できちんと決めておかなくてはならないのです。

1.毎日、ものことほんは4年続けてきましたので、
恐らく続くと踏んでいます。
2.週一のリサコラムは14年目に入ります。
これも恐らく続くかと思います・
3.月2回の「リサコラムの部屋」はスタッフの協力をさらに
仰ぎます。

4.毎日インスタグラム、5.積読の難しいほんを毎日10ページは読む。
まずはピケティの『21世紀の資本』から。

6.毎日、本を何かしら書く。
それが本のなろうとなるまいと。

追加3項目はかなりタフかもしれません。
特に4と6は。
しかし、公言したらやらざるを得ないので、
これを英語に訳して、胸を張って応えられるように頑張ります。
あ~すっきりしました!

しかし、
言ってすっきりしていてはダメですね。実行あるのみ。ここが一番難しい!



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No1349

令和2年、2020年1月2日(木)

こと

「恭賀新年」


昨日は例年通り、閉店すると
高宮八幡におみくじを引きに行きました。
高宮八幡宮なので、3社参りの一つには入らないのでしょうけれど
さらに、本来は参拝が目的なのですが、
その場にいたスタッフみんなでおみくじを引きに行という
この習慣もかれこれ、20数年になると思います。

高宮八幡宮はマダム・ワトソンからほど近い
瀟洒な住宅地の中の少し小高くなった場所に
池を見下ろすように建っています。

提灯の灯りの中の人名を読みながら
その急な階段を30、40段ばかり上ると、
時間帯がいつもより早かったせいか
例年だとしんとしている境内は
ぱらぱらと参拝客やって来ていました。





案内板に従って、
ひしゃくで手と口を清め、ひしゃくの柄を洗って
と、そこまでやった後、
毎年同じことをやっていてもやっぱり手順を覚えないものね~
と思いました。

毎年、
クリスマスとお正月が近すぎるために、
その少ない日数に対して、
やるべきことの多さが完全に勝っていることも
十分すぎるくらいわかっているのですが、
やっぱりいつもバタバタバタバタバタバタとなってしまいます。

この感覚、
去年も、その前もずっと前も味わったわね~と思うのです。

できることなら
ジェット機が音もなく飛び立つように
スムーズに次の年へ飛び立ちたいと願っているのですが…





お目当てのおみくじがなんとか、
凶だけは免れました。

しかし、もしも、凶が出ても、こんな言い逃れの切り返しがあります。

「今日が新年ですから」と。
恭賀新年にかけて笑い飛ばすという、最強の切り返し文句です。

これはすでに10年ほど前に高宮八幡で元日に凶を引いた
スタッフのコメントです。
今ではマダム・ワトソンの伝説的コメントになっています。

p.s.写真は私の自宅の玄関の中の飾り。
エコな時代なので、
しめ縄飾りは、昨年マダム・ワトソンで購入したものを
再利用しました。(いいのかな?)

ちなみに高宮八幡宮のFacebookもあるようです。


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No1348

令和2年、2020年1月1日(水)

こと

「新年のご挨拶 ものことほんより」

あけましておめでとうございます。

手書きの年賀状の代わりに新年のご挨拶をさせていただきます。







それでは、素晴らしい令和2年、2020年オリンピックイヤーになりますように。

また、リサコラムシリーズと共に末永く仲よくしてくださいますように。



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