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リサコラム



令和2年 2020年9月1日~30日

私自身の好きなもの、こと、ほんを
マダム・ワトソンをとおして、日々、つれづれに語りたいと思います。
令和ものんびり、しつこくつづけてまいります。
木村リサコ

予告は変更の場合もございます。

写真、文章の無断転用はご遠慮くださいますようにお願い申し上げます。

下のロゴからウェブショップに飛びます。「もの、こと、ほん」からこのページで
紹介したアイテムをご覧いただけます。



本家、「リサコラム」は毎週金曜日の連載でございます。


最新号は下のイラストからご覧いただけます。






『マダム・ワトソン・リアルタイム』

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最新号 予告 10月号へ

No.1622
2020年9月29日 (火)

No.1623
2020年9月30日 (水)
No.1624
2020年10月1日 (木


こと

「間仕切りの不思議」



こと

「真似したのはどっち?」
こと

「花の色は」


No.1618
2020年9月25日 (金)


No.1619
2020年9月26日 (土)


No.1620
2020年9月27日 (日)


No.1621
2020年9月28日 (月)



こと

「ぶどうの季節に
なりました」



ほん

「サボン・ノアール
1000のアイデア本」
こと

「パリでお買い物気分」
こと

「秋とレトロ」


No.1614
2020年9月21日 (月)


No.1615
2020年9月22日 (火)


No.1616
2020年9月23日 (火)

No.1617
2020年9月24日 (水)


こと

「女流作家」



こと

「コーヒーでリラックス」
こと

「ポケットに手」
こと

「自分のベッドルームの
コーディネート」


No.1610
2020年9月17日 (木)

No.1611
2020年9月18日 (金)
No.1612
2020年9月19日 (土)
No.1613
2020年9月20日 (日)


こと

「前に戻る?」



こと

「枕でリラックス
Myリッツ」
こと

「風立ちぬ、
衣替え」
こと

「Autumn」


No.1606
2020年9月13日 (日)

No.1607
2020年9月14日 (月)
No.1608
2020年9月15日 (火)
No.1609
2020年9月16日 (水)


こと

「のれん」



ひと

「イケボ*津田健次郎」
こと

「敬老の日って何それ?」
こと

「秋眠」


No.1602
2020年9月9日 (水)

No.1603
2020年9月10日 (木)
No.1604
2020年9月11日 (金)
No.1605
2020年9月12日 (土)


ほん

「本屋を守れ」



こと

「しなやか」
こと

「さかなは切り身で
はなく」
ほん

「積読の夏が終わる」


No.1598
2020年9月5日 (土)

No.1599
2020年9月6日 (日)
No.1600
2020年9月7日 (月)
No.1601
2020年9月8日 (火)


こと

「台風の備え」



こと

「アロマに浸る日々」

こと

「掃除で楽しく
エクササイズ」


こと

「ファーストクラスの
りんごジュース
の味は?」


No.1594
2020年9月1日 (火)

No.1595
2020年9月2日 (水)
No.1596
2020年9月3日 (木)
No.1597
2020年9月4日 (金)


こと

「秋を待ちながら」



こと

「台風の季節、ご注意!」
こと

「1年中の秋の味覚」
こと

Let's go HOME」

リサコラム「もの、こと、ほん」バックナンバー集


2020年7月No.1531~No.1592

7月                  8月

  
 


2020年3月No.1409~2020年6月No.1530

3月                 4月                 5月                   6月

  
 

2019年11月No.1337~2020年2月No.1408

11月                  12月                1月                2月

    


2018年7月No.1214~2019年10月No.1336


7月              8月             9月                10月

      


2018年3月No.1092~2018年6月No.1213

 3月            4月            5月                    6月

      
                                                                                         


2018年11月No.972~2019年2月No.1091

11月                 12月       2019年 1月              2月
    


2018年7月No.849~2018年10月No.971

7月             8月             9月           10月
      

2018年3月No.727~2018年6月No.848

    3月            4月            5月             6月
  

2017年11月No.667~2018年2月 No.726

2月           2018年 1月      2017年 12月         11月
 

2017年10月 No.606~2017年7月 No.485

    

2017年6月~2017年3月 No.484~363
  

   

2017年2月~2016年11月 No.362~244

   

2016年10月~2016年7月 No.243~123

    

2016年6月~2016年3月 NO.122~001

    





No1623

令和2年、2020年9月30日(水)

「真似したのはどっち?」



フランス国旗のトリコロールは
有名ですが、
フランス国旗を横にしたらどこの国旗?と言われて
すぐに答えられる方は
ハウステンボスの職員、関係者、オランダ大使館の方?
なんてことはないでしょうけれど、
私は答えられませんでした。

フランス国旗を横向きにしたのはオランダ国旗だそうです。
これも、NHKの、いや今や国民的アイドル、チコちゃんから、
いえ、
『チコちゃんは知っている』で知ったことなのです。





なんだか、ずるいという感じがするのは
オランダ国旗をいろいろな国が真似をしたからです。

さらに、もともと、国旗は王家しか扱えなかったものを
国民みんなが国旗を扱えるようした先駆けだったというのですから
17世紀、オランダは先端の自由、平等、友愛の先駆けだったのですね。

ただ、最初は赤ではなくオレンジだったとのこと。
オレンジは退色しやすいからとのこと。

いまやトリコロールと言えば
フランスがお家元のようになっていますし、
なにかにつけ、フランスだけいい目に遭ってと、
ヨーロッパの中で妬まれるのも仕方ないような
気がします。

フランスびいきの私ですが、
国旗までパクッテいながら、
オランダを国土が海面より低いという意味の
Les Pay-Bas(レ・ペイ・バ 低い国)と呼ぶのは
ちょっと失礼ではないかとも思います。



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No1622

令和2年、2020年9月29日(火)

「間仕切りの不思議」



私は部屋を仕切るドアが好きです。
入居時、
私の2LDKの部屋のドアはすべて茶色だったのです。

その茶色のドアがどうしても好きになれず、
白いドアにしたくて、
2年がかりで5枚のドアを全部、白いドアに取り替えました。

その際、引き戸をドアにしたり、
ドアがなかったところにドアをつけたり、
ドアの位置を変えたりしました。

もちろん、ドアの枠も白く塗装あるいは、
白いシートを貼りをしました。




すると、部屋が全く違って見えました。
さらに、ドアがなかったところにドアをつけることで
不思議な安堵感が生まれました。

部屋を 完全に間仕切りするには、
ドアが一番適切ですが、

100%の間仕切りではない方がいい場合は、
あるいは向こうの様子も見えて欲しい場合は、
タテ型ブラインド、透明度もいろいろなアコーディオンカーテン、
シェード、透け感を考えたレースカーテンなどが使えます。

部屋を分割したり、プライバシーを守るための
ドアに替わるものが
今後出てくるのかどうかわかりませんが、
ドアの発明はすごいなと思います。

空間が分割されることで
逆に広く感じられたり、新たに生まれる空間もあり
ふしぎふしぎな間仕切り感だとつくづく思っています。



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No1621

令和2年、2020年9月28日(月)

「秋とレトロ」



モードの秋を迎えて、
おしゃれをして出かけたくなる秋晴れの日々。

日本だけでなく、ヨーロッパでも、
観光地は軒並み、盛況というのか混雑というのか
ソーシャルディスタンシングが取れそうにないような
状況ですね。
感染の拡大がとても心配ではありますが、

気候のいい秋は外に出で
アクティビティをしたり、グルメをしたり、映画や絵画を見たりして、
楽しみたいというのが人の性(さが)なのでしょう。




あまり気分がUPしない日々だからこそ、
おしゃれな秋のファッションで自分自身の気分を上げるのは
いい気分転換になるのだと思います。

私は秋になると襟付きシャツや
ウールとシルク混のタートルネックのセーターをよく着ます。

それに、ドレープの寄ったスカートをはき、
軽いケープを羽織って、ちょっとレトロな恰好で

秋の休日、
近所のパン屋さん、花屋さん、植木屋さんに
買い物に出かけるのが何より楽しみです。

寒くなる前のもっとも心地よい秋、10月。
自分があと何回、この季節を楽しめるのかなと考えると、
読書に散歩にガーデニングに絵画鑑賞にと
思い切り満喫しなくちゃ、損だなと思うのです。



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No1620

令和2年、2020年9月27日(日)

「パリでお買い物気分」



先日、お嬢様がパリ在住でいらっしゃるお母様が
お買い物にいらして、
「パリのお店で買い物しているみたい」と
おっしゃっておられました。

ニューヨークやロンドンの雑貨店の匂いがするとか
おっしゃる方もいらっしゃいます。

本社が東京のパジャマメーカーの
デザイナーさんは来店される度に
「パリっぽい!」と
店内やエントランスを写真を撮られるのですが、
もちろん、エントランスなどは変わりがありません。






フランスのファブリックメーカーの方がいらした時は、
マダム・ワトソンとは、

マダムがフランス語、ワトソンがイギリス人の名前で
フランスなのかイギリスなのかと聞かれたことがあり、
日本のインテリアショップにしては
不思議な響きに思えるのかもしれません。

ショップの前は幹線道路ですが、
裏通りは山の手のような高級住宅街につながります。

そんな雰囲気も手伝っているのか、
ちょっとうれしいお言葉です。

しばらくは、本物のパリではなく、
パリでお買い物をしている気分でマダム・ワトソンで
楽しんでくださいますように。


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No1619

令和2年、2020年9月26日(土)

「サボン・ノアール 1000のアイデア本」



創業1900年、
南フランスにあるマリウス・ファーブルという
オリーブ石けんのメーカーの
石けんや洗剤を愛用しております。

拙著『シンプル&ラグジュアリーに暮らす』にも書かせて
いただきましたが、
その中で、サボン・ノアール(黒石けん)の洗剤の
使い方を書いたほんがマリウス・ファーブルのサイトで目に留まり
手に入れることができました。





あまりにうれしくて、
ほんの絵までそっくりに描きました。

サボン・ノアールという万能洗剤のことはこの「ものことほん」でも
度々書かせていただきましたが
このフランス語のほんをぜひとも日&英で翻訳したいと
思っております。

時間がかかるかもしれませんが
1日半ページでも進めたいと思います。

そして、このコロナ渦が沈静した暁には
ぜひ、工場見学したいと思っています。
マリウス・ファーブルファンとして。


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No1618

令和2年、2020年9月25日(金)

「ぶどうの季節になりました」



実りの秋、食欲の秋、芸術の秋

自粛の秋、Go Toトラベルの秋、

芸術の秋ではあっても、
絵画鑑賞はなんとかOk、しかし、音楽はNGのように
その人の仕事の種類により、大きく明暗が分かれた
コロナ渦中です。

新しい生活様式を余儀なくされるというのか、
推奨されながら、
冬から、桜咲く春、初夏を過ぎて、猛暑の夏

そして巨峰が実る秋へと、およそ8か月が過ぎました。
長かったようで、短かったような
世界同時テロ後の日々だったようにも思います。






先日、書店で、発売されたばかりの
とても衝撃なタイトルのほんを見つけました。

『音楽の危機 《第九》が歌えなくなった日』と
いうものです。
まだ読んではいませんが、
演奏会で演奏すること、歌を歌うことを生業にされていた人々は
これからはどのように変わるのか、

クリスマスや年末には演奏会を聞きに行くという
世界中で多くの人たちが行ってきた伝統や文化が変わってゆくのでしょうか。

そんな日々の中で私なりに考えていることを含めて
拙い小説のようなものを
連載することにしました。

リサコラムの新シリーズの始まりです。

タイトルは『桃源郷からの手紙』です。
本日は第1回『懺悔』
さあ、はじまり、はじまり!
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No1617

令和2年、2020年9月24日(木)

「自分のベッドルームのコーディネート」



深まり行く秋。
今日は21℃くらいで一日変わらないようです。

そうなると、
ベッドリネンも、おふとんも秋仕度に、
そしてインテリアも秋仕様にしたくなってきました。

実は私の部屋のカーテンレールははすべて天井からつけているために
丈がどれもそろっています。

そのため今持っているカーテンでも
こっちの部屋のを、あっちの部屋にと入れ替えが
できます。

カーテンは結局、窓にかけるものではなく、
部屋に掛けるデコレーションの目的が半分なので、
カーテンを掛け替えるだけで部屋のイメージは
ガラッと変わります。







2時間あれば、
カーテン変えて、ベッドリネン変えて、整えて
お花を飾ってと大胆なイメージチェンジができます。

すると、
「うぉぉ~!これって私の部屋?」っていうことになるのです。

この決め台詞、お部屋を作りに伺って
お客さまからよく聞くせりふなのです。

インテリアって、
結局、自己満足でいいと思っていますので、
自分がよければすべてよしです。

後は行動あるのみ!








さて、私も夏仕様から秋仕様に取り掛かります!


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No1616

令和2年、2020年9月23日(水)

「ポケットに手」



男性のトルソーにパジャマやお部屋着を着せさせるとき
必ずやることがあります。

それはポケットに手を入れることです。
ポケットがないパジャマはズボンのゴムにポケットを挟み込みます。

そこまでするのは、
ポケットに手を入れたスタイルが男性の立ち姿のイメージだから
だと思います。
そのためか、
男性のズボンには必ず2個以上のポケットがついていますね。





しかし、
男性はなぜポケットに手を入れるのでしょうか?

「えっ?なんで?カッコつけているのかな?」
「手が寒いから?手袋しないから?でも
夏でもポケットに手を入れているよね~
わかんない~」

でも、チコちゃんは知っていました。

実は不安だからなのです。

チコちゃんの受け売りで恐縮ですが、
こんな情報はチコちゃんでなければ教えてくれません。

男性は勇気、強さを常に期待されているため、
威勢をはらなくてならないのです。
そのため、実は勇気もさほどなく、強くもない男性諸氏は
ポケットに手を入れて、
そのギャップを埋め、不安感を和らげているのだと。

自分の体に触れていると人は不安感を和らげることが
できるのだそうです。

最近はNHKの人気番組『チコちゃんは知っている』を
土曜日の朝に見るのが楽しみなのです。
そのため、家を出るのが遅くなってしまいます。

ところで、
女性のスカートやワンピースにはほとんどポケットが
ないのは、
女性が勇気も強さも持っているからなのでしょうか。

そうかもです。



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No1615

令和2年、2020年9月22日(火)

「コーヒーでリラックス」


”読書の秋とコーヒーブレイク”
なんともいい響きですね。


先日、遠藤周作の本で読んだことのないほんがあって
書店で立ち読みしていました。
タイトルが確か、『眠れぬ夜に読む本』という薄いほんでした。

遠藤氏がかなりお年を召した頃のエッセイ集で
表参道のカフェでコーヒーを飲みながら
通りを歩く今時の若者を観察しながらぶつぶつと文句を言うシーンに、
ああ、あの大作家もそんなことをされておられたのかと
ほほえましい感じがしました。

思えば、高校、大学生時代に遠藤周作は
ほとんどすべてくらいによく読みました。

それが今、私の血肉になっているのではないかと思うくらいに
大好きな作家でした。





遠藤周作はご存じの通り
狐狸庵という別名を使って書くユーモア小説を書く顔と
『海と毒薬』などのドキュメンタリー小説、
自身がクリスチャンであり、
『沈黙』『イエスの生涯』『キリストの誕生』などの
ベストセラーの歴史小説を書く顔もあり、
さらに、『さらば、夏の光よ』、『わたしが、棄てた、女』の重い恋愛小説もあり、
遠藤氏が好きな小説と言われ、
自ら翻訳を手掛けた、モーリアックの『テレーズ・デスケルウ』に至っては、
(遠藤周作氏の解説で読み方が変わりました。)
こんな幅広い守備範囲を持つ作家は今いるのだろうかと思います。

しかし、今、コーヒーブレイクに
『沈黙』『イエスの生涯』『海と毒薬』を読み返せるか?というと、
テーマの深刻さ、重さにとても読み返せないのが実のところです。

学生を過ぎると、ほんはコーヒー片手に
読むという感覚でしか読めなくなっているのですね。
それは自分自身が
軽いほん、読みやすいほんへと向かっていることを意味します。

歳を経るごとに厳しい現実を見つめたほんは段々と読めなくなって
くるのではないかと危機感を感じています。


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No1614

令和2年、2020年9月21日(月)

「女流作家」



朝ドラ『エール』、今回はコロナで中断したものの、
また再開され、面白くなってきました。

このものことほんの9月9日の号で
書かせていただきました
『本屋を守れ』の著者で数学者の藤原正彦さんは
今までばかにして一度も見たことがなかったNHKの朝ドラに
どっぷりはまっているそうです。

私ももうどっぷりです。
一日に何度も再放送があるため、
朝8時が難しい場合でも、チャンスは何度でもあり、
同じものを2回見ることもあります。

今週のもっぱらのテーマは
主人公、音の妹の梅さんと、押しかけ弟子の五郎さんの恋愛がらみの
物語でした。

梅さんは小説で新人賞を受賞し、女流作家へと踏み出します。

女流作家の最初は源氏物語の紫式部なのでしょうけれど
しかし、
この女流作家、今では使わない言葉になって
いるように感じます。

女優も最近は言わないようで、
男性であろうと女性であろうと、
俳優と言うようですから、世の中の流れなのかなと思っています。





しかし、
どうして、女性作家と言わず、女流作家と言うのか?
不思議と言えば、不思議です。

ある辞書には、
女流作家とは、女流の作家、あるいは  閨秀(けいしゆう)作家。
と書かれているようです。

閨秀作家の閨秀とは、
女性の画家、歌人、賢婦人という女性を表す品のある言葉のようです。
しかし、聞きなれない難しい漢語で
いよいよ、
なぜ女流と言うのかの説明にはなりません。

朝ドラ『エール』中の梅さんは着物を着て、
まん丸い大きな黒縁めがねをかけ、
正座して原稿用紙に鉛筆で小説を書きます。

その姿はまさに、女流作家という風貌です。

性差別になるならないは別としても
女流棋士、女流作家は音(おん)が流れるようになめらかで美しく、
できれば残したい呼び名だと思っています。



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No1613

令和2年、2020年9月20日(日)

「Autumn」



9月22日は秋分の日。
お彼岸のため、お墓の掃除とお墓参りという方に
ショップに寄ったのよ、とおっしゃる方も多いこの時期です。

コロナのために
お盆に帰省できなかった方が、
シルバーウイークに帰省されて来店される方も
きっと多いででしょう。

秋はいいですね。

お盆は暑くもあり、それよりこんな心地よい秋に帰省したり
小さな秋を探しに小旅行する方が確かに素敵な
旅になりそうです。
となると
久しぶりに観光地もこの連休、活気を取り戻すのではないでしょうか。







わたしはと言えば、
本を出版してから、10数年、仕事の出張はあっても、
秋と言わず、個人的な小旅行をしたことが
ありませんでした。
お恥ずかしながら慌ただしい10数年を
過ごしてきたようです。

しかし、ここにきて、働き方も仕事に対する考え方も
変ってきているようですから、
私も何か変えなくてはと思っています。

7、8年ほど前にパレットと水入れと絵具をセットで
持ち運べる木製の絵の道具箱を買いました。
それを持ってスケッチ旅行に行くという構想の元に。

しかし、
未だにその道具箱を持って出たことが一度もなく
書棚の下に納まっています。

この秋、そのお道具箱を持って
ご近所にスケッチ小旅行に行ってみようかなと
ひそかに思っています。

どうか、ベストシーズンのシルバーウイークを
お楽しみくださいますように。
そして、ショップでまたお会いできますことを楽しみにしております。


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No1612

令和2年、2020年9月19日(土)

「風立ちぬ ベッドルームも衣替え」



40度越えの猛暑の夏から一転、
秋になりました。
『暑さ寒さも彼岸まで』という、
昔の人の感覚は今でも正しいですね。

そんな中で、シルバーウイーク、いや、模様替えウイークを
どうお過ごしでしょうか?





日中はまだ暑さを感じる気温でも、
夜になるとぐっと気温が下がって、風も心地よく、眠るにも心地よく
夏の疲れを癒すには絶好の季節になりました。

体を動かすにも程よい気温なのでついつい、家にいると
掃除や家事をやってしまいます。
でも、お家のメンテナンスはやって損はないとつくづく感じます。

リモートで仕事をなさっておいでの方は
きっとそのここちよさを感じておいでではないかなと
ちょっとうらやましい限りです。

衣替えをするならベッドルームの衣替えがちょっと先だと思います。
風邪はひきたくないですから、特に今は。




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No1611

令和2年、2020年9月18日(金)

「枕でリラックス、Myリッツ」



オードリーというオリジナルベッドは、
リラクシングピローのためにあります。
リラクシングピローは
ベッドでリラックスするためにあります。

リラクシングピローが置ける高さのヘッドボードは
美しさを考えると120㎝が必要だったのです。

でも、市販のベッドでそんな高さのある
リーズナブルなベッドがありませんでした。

だからオリジナルで製作を始めました。







”ベッドでリラックスしよう!”と言っても、
リラックスできるヘッドボードがないと
やっぱりリラックスできないのです。

体を預けるリラクシングピロー、
首の後ろに置くネックロールピロー、
膝の上に本を置くためのブレックファストピロー、
そして膝の下に置く、レッグロールかフットロールピロー
これだけあれば、
王様か王女様並のリラックスベッドができるのです。

パリのリッツでなくても、Myリッツは意外に簡単に作れるものなのです。

年内には少し意匠を加えてリニューアルしたオードリーの
ホワイトベッドができる予定です。
それまで買わないで待っていてくださいね。



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No1610

令和2年、2020年9月17日(木)

「前に戻る」



コロナ渦の前に戻る、戻れない、いつ戻れるかという
議論がよくされていると思います。

基本的にというか、
バックトゥザフューチャーのように過去に戻ることも
ましてや過去に戻って未来を
変えることはできないのにも関わらずです。


戦争で焼け野原になった後で
復興という言葉は盛んに語られたのではないかと思いますが、
前に戻るという言葉が使われたのかな?と疑問に思います。
戻らないほうがいい過去もたくさんあったはずです。






この、コロナ渦の前に「戻る」という言葉はパソコンの「戻る」機能から
発想されているのではないかと思っています。

私はイラストをipadペンで描くようになってから
なかなか水彩やサインペン、鉛筆に戻れません。
それは、書き間違ったり修正したいと思ったときに
「戻る」ボタンがないからです。
戻ろうとすると
消して書き換えることになり、戻るというより書き直すことになります。
今となってはとても不便を感じるのです。

コンピューターなら、
戻る→を押せば戻れるところまでどんどん戻れますが、
コンピューターのように行かない経済、文化、生活は
2020年の初めとは似通ってはいるけれど、
かなり違う方向に進むのではないでしょうか?。

それぞれの一番、栄えて、幸せを感じていた頃に
ぴったり戻ることはきっと不可能だと思います。




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No1609

令和2年、2020年9月16日(水)

「秋眠」



「春眠暁を覚えず」を英語で
表現するのは難しいですね。


さらに、春の眠りの心地よさを言うなら、
涼しい風が吹き始めて、窓を開けて眠れるようになる
秋の眠りの心地よさも言わなくて!はなんて思ってしまいます。

それなら、
ぬくぬくのおふとんにふわっと包み込まれてコンコンと眠る時の
冬の眠りの幸せ感と言ったら文句のつけようがありません。







さらに、
猛暑の1日の終わりにキンキンに冷えたリネンのベッドリネンに
すうと滑り込んで、朝までさらさらの肌触りを感じながら眠る夏だって、
表現できないくらいの心地よさです。

インターネットで調べたら、
「春眠暁を覚えず」を

"Sleeping through the sunrise without noticing."と訳している方が
おいででしたが、
これが一番ぴったりではないかと感じました。

「えつ?春は入っていないじゃん?」
季語である春そのものがないと日本人的には…。
しかし、
ベッドがここちよければ 、ずっと眠っていたくなるのは
春だけでなく、
やっぱり一年中かなと思うのです。


上のイラストから9月15日号の『リサコラムの部屋』へ。
まだお読みでなければ ぜひ!


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No1608

令和2年、2020年9月15日(火)

「敬老の日って、何それ?」



ある素敵な女性のお客様がおっしゃいました。
「私、88才までスポーツカーに乗っていたのよ」と。

サングラスにマスクをして年齢もわからないようにして
赤いスポーツカー(国産)に乗って
おいでだったとのこと。

しかし、
88才まで車に乗っておいでだったということは、
現在は90才を越えておいでだろう感じです。
おしゃれで、ちゃんとメイクもマニュキュアも塗られています。
とても90うん才には見えません。

そのような年齢の方は
「敬老の日」で表彰なんてされるのかもしれませんが、

1983年に「敬老の日」と命名変更される前は「老人の日」
そしてその前はなんと「としよりの日」
とされていたそうですから驚きです。








今は、50年前の約6割の年齢でいいそうですから、
90才も50代になるということですね。
それなら納得です。

年々、特に女性は若くなっているように感じます。
考え方も、気持ちも、そして、見かけもです。

「としよりの日」、「老人の日」は当然のことですが、
「敬老の日」だって、
もう勘弁してとという感じですよね。



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No1607

令和2年、2020年9月14日(月)

「イケボ 津田健次郎」



グーグル検索で「津田」と入れると今、トップに
出てくる方、
今、NHKの朝ドラ『エール』で出演者顔負け、いや、声負けの
人気を集めている人が声優、俳優の津田健次郎さんです。

今は、そのような美声の声優さんのことを
イケメンボイス=イケボと呼ぶようですね。

私は初めて耳にする言葉でした。




                    イラストから津田さんのウェブサイトへ


津田さんの声は
物語性を感じるハスキーで、低音、澄んだ声。
しかし、また、
どすの効いた、子供ぽい、ミーハー的な声色まで
自在に使い分けるその声にきっと多くに男性、女性、
特に女性は魅了されること間違いなしです。

しかし、あさイチで拝見した津田健次郎さんは美声だけでなく
イケメンでした。

普段はジョーク勝ちな気さくなしゃべり(大阪人)ですので、
また違っているようですが、
しかし、私はその中にキラリと光る
限りない「知」を見言い出しました!

きっと
たくさんの本をよみ、努力を重ねてきておいでのなのでしょう。

人はちょっと話せば、その人の人間的厚みがわかると言いますが、
相手にストレスを与えることなく上手にしゃべり、真摯に聞き、相づちを打てて、
さらに美声が加われば、
どんな世の中でもトップになれますね。
津田さんの話しぶりを見聞きしながら思った次第です。

いい声は聞いている人を幸せな感じにするものですね。



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No1606

令和2年、2020年9月13日(日)

「のれん」



最近、うどん屋さんやそば屋さんでなくても
カフェや本屋さん、クリーニング店、雑貨店まで
のれんをショップの前に掲げるお店を見かけるようになりました。

和テイストのインテリアとして使われているようで
おもしろい傾向ですね。

のれんは暖炉の暖に竹かんむりの下に廉価の廉と書いて「暖簾」と
表記しますが、
このような難しい漢字はふだんは、まず、手書きしないでしょう。

英語ではshop curtainなど訳すようですが、
う~ん、単にショップカーテン~?では、
その薄ぺらいものに、付加価値を含んでいるとは
海外の方には理解できないのではと思います。







一方で、
企業買収などの、M&Aにおいは、買収先企業の純資産を上回った差額を
のれんとして計上するようですから、
そういう意味を含めて、creditとか、reputation, goodwillなどとも
訳されているようです。

のれんとは、のれんに腕押しなんていう、
頼りなく、意味のない圧力に対しても例える薄っぺらいものなのに、
両極端の顔を持つ
面白い名詞だと思います。

「のれん」の3文字で
ブランド力、技術力、歴史的、文化的価値のような
数字では表せない価値を数字で表すことができるのですから
すばらしく簡便な言葉ですね。

私たちのショップ、マダム・ワトソンは
インテリアショップという
名前が流布していなかった時代は異質なショップとして
見られてていましたが
最近はショップ紹介で、「インテリアショップの老舗」と
書かれるようになりました。

老舗と言われるにはまだ年数が少ないのではと思いますが、
そうなると、
ショップエントランスにのれんを掛けるのもいいかななんて
思っています。



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No1605

令和2年、2020年9月12日(土)

「積読の夏」


積読の夏がおわりました。

いろいろ積読したままで。

しかし、今、新しい小説を読んでいます。
新しいわけではなく、私にとって新しい作家の作品と
いうことなのですが。

それはお客様から「面白いから読んで」と言われました
原田マハさんの小説2冊、『ジベルニーの食卓』、『楽園のカンバス』です。






読みながら、思うことがいろいろありました。
こんな手紙文の小説は実は書きやすいのよねとか、
過去の有名な人の伝記にアレンジを加えてドキュメンタリー的な
アンリアルな物語に作り上げるのもけっこう書きやすい切り口よねとか
分不相応にもそんなことも思いながら…

想像力がぶんぶん搔き立てられてとても面白いです。

猛暑、酷暑の夏は終わりましたが、
コロナ渦中での、水害、巨大台風の襲来など大変な夏でしたね。

また暑さがぶり返すかもしれませんので、
どうか、ご自愛くださいますように。



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No1604

令和2年、2020年9月11日(金)

「魚は切り身だけでなく」



お客様の中には海にフェンスを作る会社をなさって
おられる方、造船関係の方はおられましたが、
今まで
海のことや、魚のことを学ぶ大学に
関心を持ったことがありませんでした。

国立大学の東京海洋大学と言えば
まさに、海洋のこと、お魚のことを学ぶ大学ですね。

そして、
有名なさかなクンがいらっしゃる大学としても有名です。







そのさかなクン、
名誉博士 客員准教授なんて肩書をお持ちです。

好きが高じて研究者になった方の
お手本のような方ですね。
しかし、実は、さかなクン先生、
高校受験のときはこの大学の入試に落ちたそうなのです。

落ちた大学の教授になる!
人生、面白いものですね。

つまり、
試験だけでは、その人の適性も資質も判断できないと
いうことですね。

さらに、
試験に落ちても探求心があれば、
将来は何とでも変えられるということですね。

「好きこそ物の上手なれ」の格言通りです。

さかなと言えば、切り身のさかなしか思い浮かばなかった私ですが、
お客様から伺ったこんなお話しから、私もさかなクン先生の授業を
受けたいと思いました。

「ぎょぎょ、ほんとですか?」


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No1603

令和2年、2020年9月10日(木)

「しなやか」




先日の強い台風10号はメディアを通じた予告の素晴らしさが故に
大きな被害が出なかったのではと思います。

「これまでに経験したことのない」大きさの台風と
言われれば、相当な覚悟で身構えるものですね。

私もルーフバルコニーの主要な植物は部屋に入れ、
背の低いものだけを外に出したり、窓にバリケードの
ようなウレタンを貼ったり、さらに内側からテープを張り付けたりと
といろいろ苦心惨憺いたしました。
おかげで被害もなく無事にやり過ごせました。





しかし、驚いたのは、
バルコニーの柱にぐるぐるに巻き付いたままで外しようがなかった
サンパラソルジャイアントという植物です。

ひ弱な花びらと柔らかな葉も暴風雨の中、揺り動かされ放題だったにも
関わらず、つたは巻き付いたまま、
花もつぼみのままで無事でした。

神社かお寺か忘れましたが、
大木が根こそぎ倒されたような暴風雨の中でです。

一本気なところがあるというけなし半分の褒め言葉が
ありますが、
長い物には巻かれろ、
風には吹かれろの方が巨大な嵐に好都合ですね。
新体操の選手のリボンのように、
しなやかに波に乗れたものが最後は勝ちなのかもしれません。




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No1602

令和2年、2020年9月9日(水)

「本屋を守れ」



「かつて日本は読書大国だった」

なのに、
今では、電車の中で一両の全員がスマホを見ていることがある。
文庫本どころか新聞を読む人はさえ見当たらない。

とおっしゃっているのは
数学者の藤原正彦さん。

これは、
雑誌『サライ』の巻頭言に乗っていた言葉ですが、実感ですね。

藤原正彦さんは現在77才だそうですが、
私は学生時代に
友人から紹介された『若き数学者のアメリカ』というほんで
初めて出合いました。
そのほんは苦悩に満ちた暗く厳しいアメリカ留学での現実を描いた
まさに、若き数学者、藤原正彦の自伝エッセイでしたが、
その後、ちっとも藤原正彦さんのほんを読んでいなかったことに
気づきました。

『国家の品格』など、
ベストセラーもたくさん出しておられる数学者であり
大学の先生であり、エッセイストで作家。
きっと膨大な読書量をお持ちのはずです。





この藤原正彦さんから、
「かつて日本は読書大国だった」と言われると
確かにそうですね。

考えてみれば、夏目漱石の小説も、芥川龍之介の小説も
その多くは新聞に連載されたものですね。
夏目漱石の遺作になった『明暗』のような重いテーマを
新聞の読者は毎日、毎日、楽しみに読んでいたということですから、
きっと今より多くの人が不断に読書することを当たり前のことと思っていたのだろうと
想像できます。

藤原正彦さんのこの近著、『本屋を守れ』は、『サライ』のこの文章を読んで
行きつけの本屋さんに電話で注文しました。

私が電話でタイトルを言うと、
いつもは「お取り寄せです」と言われるのですが
「少々お待ちください。」と言われた後で、
「店頭にありましたので、お取り置きいたします」と言われました。

当然、ありますよね。

私は本はアマゾンなどで購入せず、近所の書店で自分の名前を言って(常連の特権!)
電話でお取り寄せをお願いしています。
入荷の連絡をもらったら、
仕事帰りに取りに行きます。

これがもっとも簡単で便利なのです。
その上、
取りに行く楽しみとその時に他の本を立ち読みする楽しみは
やはり本屋さんに寄る大きな楽しみなのです。
だから、近所の本屋さんになくなって欲しくないし、
「本屋を守りたい」と思っています。

また読後感を書かせていただきたいと思っています。

常連の特権と言えば、私どものお客さまもそうだと思います。
きっとインテリアショップを守れ、マダム・ワトソンを守れと
思っていただいているのだろうと思います。
つくづく、感謝の念に堪えません。


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No1601

令和2年、2020年9月8日(火)

「ファーストクラスのりんごの味は?」




先日、お客様のお宅で、日本航空のファーストクラスで
出されているりんごジュースというものを
お味見させていただきました。


3月、4月頃は
高級すし店、懐石料理店でしか使われないような
高級マグロやキァビアが余って、
庶民に手頃なお値段で市場に出回っていたようです。

さらに最近は、
新幹線の乗客が激減したため、客車で新鮮なお魚も運んでいるようですから
当然、ファーストクラスの座席も余り、その食材も余るわけですね。







私はおそらく味わうことはないだろう
ファーストクラスのりんごジュースというものが
どのようなお味なのかと興味津々で味わってみました。

感想はしぼったままの芳醇なりんごの味がしました。
とても甘く、酸味もあり、しかし、繊維はごく小さい感じで
ネクターに近い触感でした。

オレンジジュースのしぼりたてはホテルの朝食でいただくことが
できますが、
しぼりたての濃厚なりんごジュースにはなかなかお目にかかれない
と思います。

もしかしたら、10万円くらいする高級ジューサーなら出せる
味かもしれません。

りんごの季節になったら、おいしいりんごを買って
自分でも作ってみようと今からやる気満々です。



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No1600

令和2年、2020年9月7日(月)

「掃除で楽しくエクササイズ」



3月、4月の自粛の時、
著名な指揮者や音楽家の方はどうされていたのかと思っていました。
しかし、そのような著名な方でも結構、部屋の片づけやお掃除を
されていたことがわかり、ちょっとうれしい気分になりました。


やることがなくなると、
やはり人は部屋の片付けや掃除をするものなのですね。
それは日本人に特徴的なことかもしれませんが、
私は大賛成です。







私はと言いますと、自粛期間はなかったのですが、
家にいる時間の大半の時間は掃除や家事をやっています。

まず、帰宅したら手を洗うと同時に
漂白しているふきんを洗い、洗濯機の中の乾いた洗濯物を
たたんでから、お風呂の直行するのですが、
その後は必ず、手にふきん、コロコロローラー、モップ、ポンポン(刷毛)を
持って移動しています。

バスローブを着てヘアバンドをして、ふきんでドアノブを拭き
ついでにドアや棚を拭き、床をコロコロローラーをする。

朝、コロコロローラーもモップも拭き掃除も
一応全部しているのですが、
やはり、帰ってくると掃除モードに、つまり、意地悪な家政婦に
変身してしまうのです。

掃除はきれいになると同時にエクササイズにもなり、
気持ちよく体を動かせるので大好きなのだと思います。
さらに、食事、入浴と同じでルーティンであると同時に
癒しなのだろうと感じています。





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No1599

令和2年、2020年9月6日(日)

「アロマに浸る日々」



コロナあり、洪水あり、台風ありで、
自宅待機を余儀なくされることも多い日々ですが、

こんな時こそ、
自宅ホテルで癒されたいですね。
快眠にはこれだけという
決定打を探すより、快眠に向けて寝室環境のいろいろな要素を
少しづづ整えてゆきませんか?

その内に
睡眠の質が次第に高まって、
常に若々しくいられるのだと思います。







快眠のためのひとつの手軽な方法を考えました。

アロマオイルとナイトキャップです。





ナイトキャップと言っても、お酒ではなく、
今治タオル綿ニットのヘアバンド兼ナイトキャップのことです。
肌さわりはやわらかくしなやかに大きく広がるために、





二つ折りにすれば、ヘアバンド、
広げればナイトキャップにもなります。





そこに、
水溶性の天然アロマオイルを1滴落とし、
癒しの香りを感じながら、いい気分で眠りにつく方法です。

もちろん、
お風呂上りに髪の毛に巻いてフェイスケアをしながらアロマの時間を
楽しむのもいいですね。





眠るまでの時間をアロマに浸りながら本を読み、
疲れを癒しながら、ゆっくりといい眠りにつく。

新しい習慣にしませんか?

贈り物にしてお友達にも。

さらに詳しくは下の『もの、こと、ほん』のウェブショップで。




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No1598

令和2年、2020年9月5日(土)

「台風の備え」



先週の水曜日、9月2日に台風9号がやって来ましたが、
また来週7日には台風10号がやって来るようです。

しかし、
今回の10号は、今まで経験したことのような巨大な台風で
甚大な被害をもたらすだろうと予想されています。

「今日までに備えを!」とテレビでも盛んに警告が発せられ、
いよいよ危機感が高まってきました。

しかし、 2020年は
「今まで経験したことのない~」のオンパレードだと思います。






920Hpa 中心付近の最大瞬間風速70mの
今まで経験したことのないような台風は

福岡に日曜日くらいにやって来る予想ですが、
昨日、金曜日の夕方から道路は渋滞を始め、
今日、土曜日の朝はホームセンターへ向かう道が大渋滞。

ス―パーの棚から食品がなくなり、ドラックストアのレジも行列。
異例のことですが、
7日月曜日は、
セブンイレブン1000店以上が閉店するそうです。

そして避難される方のため
高級ホテルは、スイートから埋っているようで、
コロナのため、空室が多かった高級ホテルも日曜日は満室のようです。

私たちのショップもできる限りの予防策を講じて
被害を防ぐことにしていますが、
どこにも災害が起きないことを願っています。



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No1597

令和2年、2020年9月4日(金)

「Let's go HOME」

コロナ対策のひとつ、
Go To Travel、この言葉の意味はよ~く分かりますが、
どうみてもへんてこりんな英語ですね。

しかし、
アメリカ人の私たちの英語の先生も
堂々と、「Go To TravelでTripに行って来た」と言われていましたから、
もう、立派な日本語になってきているようです。

しかし、
私たちのお客様の中には、
「ホテルより私はやっぱり自宅がいい」と
言われる方も結構多く、
今後は自宅をホテルのようにする方向に行くのではないかと
思っています。

これは、私たちが長年提唱してきましたことで
ほんとうにうれしい傾向ではあります。







課題があるとすれば、どうしたらホテルの快適性が得られるか、
そして、日々のメンテナンスを
ホテルのようにスムーズに効率よくやるにはどうしたらいいかと
いうことだと思います。

最後に残る課題は常にメンテナンスなのです。

そこで、
私たちのショップの3回の掃除を例に挙げますと、

午後一で商品棚のホコリを取り、ベッドのコロコロ、ローラー掛け
1日の終わりにすべての床モップ、掃除機掛け
翌朝は外掃除と水回りの掃除のみ。

それぞれ15分程で約77坪ほどの空間のクリーニングが
終了します。

そして
午前10時にはすがすがしい空気でお客様を迎えるようにしています。

この1日の45分間のメンテナンス時間は
ホテルのメンテナンス時間に比べても
短いわりに漏れなく、結構いい線行っていると思います。

ホテルに掃除は不可欠ですが、それさえ
毎日のルーティンに組み込めれば自宅ホテル化はほぼ成功したような
ものだと思います。


さあ、今日もお家ホテルに帰りませんか?



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No1596

令和2年、2020年9月3日(木)

「1年中の秋の味覚」



秋の味覚と言えば~松茸と他には?
しかし、1年中、白菜も大根もにんじんもトマトも揃う
スーパーや八百屋さん。

近頃の猛暑ででレタスとキャベツが高値。
しかし、白菜の値段は下がっている、
最近は野菜の四季もわからなくなってしまいました。


私の秋の味覚と言わず、年間を通した味覚は
レタス、ベビーリーフ、トマト、きゅうり、ホワイトマッシュルームです。
それに
そしても、モッツァレラチーズのチェリータイプを添えたら
秋の味覚と言わず、定番サラダの完成。







私はこのサラダに
塩コショウ、オリーブオイル、リンゴ酢を振りかけて
味付け完了。
粗食ですね~。

飲み物はリンゴ酢の水割り。
そしてオーガニックの赤ワインを50㎖くらい。
時にパン。

春から冬まで晩ご飯はこれがほとんどメインなのです。
なんと季節感のない、さらにワンパターンな食事ですが、
病気知らずでショートスリーパー。
一年中、元気です。



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No1595

令和2年、2020年9月2日(水)

「台風の季節、ご注意!」



非常に大きな台風9号が九州に接近しています。
935hpa、最大瞬間風速70mという立っているのも
やっとな感じの巨大な眼を持つ台風のようです。


7、8年前になると思いますが、
ちょうどBronchicの撮影の前にそんな台風がやってきたことがありました。

バルコニーに敷いていたタイルがまるで紙のように
パラパラと飛んで窓ガラスに当るのです。
窓ガラスに傷はつきましたが
幸い割れることはなかったので不幸中の幸いでした。


hp


日本は台風メッカですから、
昔は雨戸をしっかり閉じて、風雨を避けていました。
いまでも防犯のために雨戸やシャッターを閉めて休まれる方も
結構いらっしゃるようです。

しかし、
今のマンションにはシャッターや雨戸的なものが
ついていません。
もしもこの窓ガラスが割れたらどうなるだろうと
その時、思いました。
恐ろしいけれど、部屋中が暴風雨になったでしょう。

パンデミック、洪水、猛暑と来て、もうほどほどにとはいかないようです。

今朝、ブロックでタイルが飛ばないように押さえてきましたが、
何が飛んでくるかはわかりません。
さらに9月は台風月ですから、
ずっと警戒はゆるめられませんね。
今晩はプランターできる限り全部避難させようと思っています。

どうか、進路に当たる方はお気をつけくださいますように。



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No1594

令和2年、2020年9月1日(火)

「秋を待ちながら」



猛暑、猛暑で、
毎日、何度となく、「暑いですね~!」を繰りかえす日々。
もううんざりな感じではありますが、
それでも、ほんとうに暑いのでそう言わざるを得ません。
徒歩や公共の交通機関を使ってご来店下さる方は
もちろんのこと、
お車で来店なさる方は、たとえ駐車場から数十秒であっても
その数十秒が暑いのです。

そして、涼しくいい香りのする店内で
リネンリゾートなどで涼し気にメイキングされたベッドを
なんとも気持ちよさそうな瞳で眺めておいでなのです。







店内にはそんなベッドが5台ありますが、
毎日、ベッドリネンにローラーをかけています。
シーツ、コンフォーターケース、リラクシングピローの裏まで
完膚なきまでに、すべてです。
もちろん、誰も横になっているわけではないのですが。

このルーティンをしながら今、ここにごろっと横になったら
どんなに気持ちいいだろうかと思わないでもありませんから
お客様はきっとそう思われるでしょう。

メイキングしたベッドは不思議なものですね。
見ているだけで癒しエキスがぷんぷん漂っています。

早く涼しくなって欲しいですが、
猛烈に暑いこの頃、

一日の終わり、キンキンに冷やした寝室の清潔なリネンのベッドに
すう~と滑り込む感触も
これまた素敵にいいものなのです。



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