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リサコラム



令和2年 2020年12月1日~31日

私自身の好きなもの、こと、ほんを
マダム・ワトソンをとおして、日々、つれづれに語りたいと思います。
令和ものんびり、しつこくつづけてまいります。
木村リサコ

予告は変更の場合もございます。

写真、文章の無断転用はご遠慮くださいますようにお願い申し上げます。

下のロゴからウェブショップに飛びます。「もの、こと、ほん」からこのページで
紹介したアイテムをご覧いただけます。



本家、「リサコラム」は毎週金曜日の連載でございます。


最新号は下のイラストからご覧いただけます。






『マダム・ワトソン・リアルタイム』

さあ、スカイプ、facetimeを使ってもっとスピーディーに
リアルタイムにお買い物しませんか?
ご予約にて承ります。


phone 092-542-0788

最新号 予告

No.1713
2020年12月29日 (火)



No.1714
2020年12月30日 (水)

No.1715
2020年12月31日 (木)
No.1716
2021年1月1日 (金)

こと

「令和3年
お正月の過ごし方」


こと

「生活必需品」

こと

「世界はBUSY」
こと

「さあ、外の世界は
どうなっているかな?」


No.1709
2020年12月25日 (金)


No.1710
2020年12月26日 (土)
No.1711
2020年12月27日 (日)
No.1712
2020年12月28日 (月)

こと

「6人の天使がいる」


こと

「江戸風コンパクト住居」


こと

「ホテル・センチメンタル

想像してみよう!」


こと

「あと3日になりました」

最新号

No.1705
2020年12月21日 (月)



No.1706
2020年12月22日 (火)


No.1707
2020年12月23日 (水)


No.1708
2020年12月24日 (木)

こと

「KENZOパジャマ」


こと

「Imgine入門者
として」

こと

「カーテンとエアコンの
陣取りゲーム」

こと

「イヴのケーキ」


No.1701
2020年12月17日 (木)


No.1702
2020年12月18日 (金)
No.1703
2020年12月19日 (土)
No.1704
2020年12月20日 (日)

こと

「ディスカールデスタンの
さようなら」


こと

「手相は知っている?」
こと

「予約と保存」
こと

「No Christmas,
No Life」


No.1697
2020年12月13日 (日)



No.1698
2020年12月14日 (月)



No.1699
2020年12月15日 (火)


No.1700
2020年12月16日 (水)

こと

「外履き、上履き」



こと

「師走のあるある」



こと

「2021新時代」



こと

「精悍なマスクで
女を上げる、
男を上げる!」




No.1693
2020年12月9日 (水)



No.1694
2020年12月10日 (木)


No.1695
2020年12月11日 (金)



No.1696
2020年12月12日 (土)



こと

「大掃除は窓掃除から」



こと

「お風呂の楽しみ」



こと

「お家時間」


こと

「イヴだけは許可。
試練のフランス」


No.1689
2020年12月5日 (土)



No.1690
2020年12月6日 (日)


No.1691
2020年12月7日 (月)
No.1692
2020年12月8日 (火)

こと

「96才だって諦めるか!」



こと

「BonChic特別編集号
『新しい生活様式で
エレガントに暮らす』」


こと

「はやぶさすごいけど
はやぶさに負けるな!」
こと

「英国エントツ事情」

最新号

No.1685
2020年12月1日(火)



No.1686
2020年12月2日 (水)


No.1687
2020年12月3日 (木)
No.1688
2020年12月4日 (金)

こと

「冬の花へ植え替え」



こと

「天然素材とシャツ」

こと

「2週間滞在するなら」

こと

「カーテンと敷物の
完璧コーデ」




リサコラム「もの、こと、ほん」バックナンバー集

2020年11月No.1655~No.1684

11月
 


2020年7月No.1531~10月No.1654

7月                  8月                 9月                  10月

        


2020年3月No.1409~2020年6月No.1530

3月                 4月                 5月                   6月

  
 

2019年11月No.1337~2020年2月No.1408

11月                  12月                1月                2月

    


2018年7月No.1214~2019年10月No.1336


7月              8月             9月                10月

      


2018年3月No.1092~2018年6月No.1213

 3月            4月            5月                    6月

      
                                                                                         


2018年11月No.972~2019年2月No.1091

11月                 12月       2019年 1月              2月
    


2018年7月No.849~2018年10月No.971

7月             8月             9月           10月
      

2018年3月No.727~2018年6月No.848

    3月            4月            5月             6月
  

2017年11月No.667~2018年2月 No.726

2月           2018年 1月      2017年 12月         11月
 

2017年10月 No.606~2017年7月 No.485

    

2017年6月~2017年3月 No.484~363
  

   

2017年2月~2016年11月 No.362~244

   

2016年10月~2016年7月 No.243~123

    

2016年6月~2016年3月 NO.122~001

    





No1715

令和2年、2020年12月31日(木)

「世界はBUSY」



私の数少ない趣味のひとつが語学で特にヨーロッパの言語が好きです。
そのため、勉強を兼ねて、
NHKワールドジャパンという英語とフランス語のニュースを
iPhoneとiPadにダウンロードして読んだり聞くようにしています。

最近はコロナ関連が多いのですが、
時々世界の最新ニュースがが入って来て
知らせてくれますので、
国内外のニュースをリアルタイムに見聞きしながら語学の勉強ができます。

ほんとうに地球は忙しいな~と思います。
しかし、実は地球が忙しいのではなく、人間が忙しくしているだけですね。

他の動植物は我関せずのはずです。
クリマスもお正月もなにもなし。
こんな時、ネコになりたいと思う方、多いでしょうね。






私たちも30日の夜、
ご予約いただきましたお客様分の福袋ならぬ、福箱25名様分を
こしらえました。(2箱でおひとり様分)

その方に合うように考えて作るため、
時間的にもそれ以上の個数は間に合わないのです。





競走率は高く2019年からご予約の方も、再来年のご予約の方も
いらっしゃいます。

さて、2021年は自粛のお正月ですが、
わたしたちも
細かな掃除をして、消毒をして、マスクをして、距離を取って、
元日よりわくわく仕事始めをしたいと思っております。

どうか新しい年もおそばにいさせてくださいますように。



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No1714

令和2年、2020年12月30日(水)

「生活必需品」


ここ10年でお客様がマダム・ワトソンで求められる「もの」の大きな変化は

①他人に見えない自分自身のためのもの
②肌さわりのよいもの
③消える香り、光



そのようなものを多くの方が求められるような気がします。
すると、プレゼントの内容も同じように変わってきました。

グラス、食器、デコレーションもののような固いものから、
消えるもの、消耗するものへと変化してきたことです。

気持ちはとてもわかります。

さらに、
自分が欲しいものを相手にあげる、
自分が使ってよかったものをあげるという行動の大きな変化です。

そこには思いやりとか、おもなしの気持ちが
込められるからでしょう。

癒しを与えてくれるという目に見えない「もの」が、
今の豊かな暮らしに中では
生活必需品なのかもしれません。


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No1713

令和2年、2020年12月29日(火)

「令和3年お正月の過ごし方」


2020年はこれまでとは違うお正月になりそうな感じですね。
近くのホテルはすでにいっぱい。
いつもは海外でお過ごしだった方も、故郷への帰省もやめて
自宅付近で大人しくしていなくてはなりませんから、
まさに自粛のお正月ですね。

そんな中で、日本政府はGo to トラベルキャンペーンを
一時停止しました。





その代わりに、私たちは
”Go to bedキャンペーン”を1月31日まで1か月延長いたしました。
オリジナル寝具、ホテル・センチメンタルのベッドリネン、テイラーパジャマ、
ベッド、など10%OFFです。
この機会に
のんびりゆっくりぐっすり眠ってこのお正月で
たっぷり免疫力をUPさせませんか?

私たちは例年元日より営業していますが、
すでに、2日からご相談の予約が入っています。

例年より忙しくなりそうな気配ですが、
さて、どんなお正月になるのかなと、どんな方にお目にかかれるのかなと
もう、ドキドキな感じです。




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No1712

令和2年、2020年12月28日(月)

「あと3日になりました。」


12月28日、師走の追い込みです。
私個人的には12月にコーディネートのプランを
お送りすべき方が3名ほど!
あと3日でできるのかどうか思案中。

思案している場合でも、コラムを書いている場合でも
ないでしょ?とお叱りの言葉をいただきそうな
状況です。

そんな調子ですから
年賀状など到底辿りつけそうにありません。



仕事の納期、作品の締め切り、文書ばどの提出期限、
そしてクリマス、お正月、全部待ってくれません。
その他行事、イヴェントなど、
そんな諸々の締め切りがないと、きっと人は先送りしてしまうのでは
ないでしょうか?
締め切りというのはメリハリをつける上でとても大事なものだと
痛感しています。

これから年末にわざわざお越しくださったのに、
私が店頭にいないことを心配なさる方もおいでだと思いますが、
どうかご心配ありませんように。
この3日間はねじり鉢巻きでデスクワークに専念いたしております。

3日間を余裕でお過ごしの方がとてもうらやましいです。


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No1711

令和2年、2020年12月27日(日)

「ホテル・センチメンタルを想像してみよう!」



ウェブショプの中で最も人気のあるアイテムが
『ホテル・センチメンタル』というベッドリネンです。

このネーミングの由来をご存じの方は少ないかもしれませんが、
しかし、
これをお読みの方の中にはきっとおいでのはずです。

それは、私の「リサコラム」の中で連載した「ホテル・センチメンタル」という
物語がバックボーンになっています。




それは、
ある独身のOLが雑誌の広告で見かけた会員制のホテル・センチメンタルという
変った名前のホテルに興味を持ち、
電話をかけるところからはじまります。

電話に出たフロント係はまず、
「このホテルはセンチメンタルな悲しい気分でいる人しか宿泊することが
できないのです」と告げます。
すると女性は
「幸せな人は宿泊できないのですか?」と
びっくりします。

もしもどうしても
会員になりたければ 小論文を書く必要があると告げられるのです。

小論文に合格しないと、ホテル・センチメンタルの
レジデンス会員になれないのです。

”なんと、変なホテル!”
ですよね。

そして
このホテルは部屋を購入するタイプの会員制ホテルで、
インテリアも、ベッドリネンも、タオルなどの
バスグッズも好みに合わせられます。
そして、
連絡があれば準備万端でゲストがやって来るのを待っていてくれるのです。

その際、レジデントの持ち寄った服が置かれた
クローゼットから自由に服などを借りることができため
手ぶらで来れるとか、
度々行われる趣向を凝らしたパーティはホテルの住人が主催、運営するとか、
さらに、お世話するスタッフも同じような環境で過ごしながら
ホテル・センチメンタル村のような
コミュニティを構成しているとかいうものなのですが、
しかし、ネット上には存在していないのです。





なにより最大の仕掛けは
ホテルを後にするときサプライズが待っていることなのです。

それは自宅に帰ると
ホテル・センチメンタルにいた時と同じように
お部屋が整えられていることです。
だから、家に帰っても、るんるんになるというわけなのです。

つまり、
よほど悲しい、苦しいことがないと
ホテル・センチメンタルを思い出し、泊まりに行こうと思わなくなるから、
結果、悲しい人しか宿泊できないとなるのです。
荒唐無稽の理想郷を描いた物語なのですが、

私は最近になってようやく
ジョン・レノンのimagineの歌詞を理解しましたが、
その中にこんなセリフがありますね。

「自分を夢想家だというかもしれないが、しかし
(そう思っているひとは)きっと自分一人ではない」と。

私もきっと私たちの架空のホテル・センチメンタルに込めた思いを
共有してくださる方がたくさんおいでだろうと想像しながら
丁寧にこのブランド作り、進化させているのです。


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No1710

令和2年、2020年12月26日(土)

「江戸風コンパクト住居」



木下裕一さんと小芝風花さんの掛け合いが楽しい
ラジオの番組『おしゃべりな古典教室』がなかなかおつです。

最近、おもしろかったのは、
江戸文化研究家で漫画家、エッセイストの杉浦日奈子さんの講演の録音でした。
杉浦さんは2005年に46歳で亡くなられている方のですが、
江戸に対する思い入れの深さをジンジン感じる内容でした。



それによると
江戸の長屋は京都などと違って
押し入れなどの収納もない4畳半一間の部屋と土間だけのワンルーム。
とても劣悪な住環境だったとのこと。

しかし、江戸の庶民は文句を言わず300年も
そんな環境で暮らしていたということです。

当然、トイレは共同でしょうし、お風呂は風呂屋さんに
行っていたのでしょう。
そして、2食か3食のすべてを屋台で外食していたのです。
つまり、家は暮らす場所ではなく、ベッドルームだったのです。

床屋などであぶらを売り、時々ゆるりたかりをやったりもしながら
江戸の町をリビングとして生活する人いたようで、

確かに劣悪な住環境ではあるのですが、
江戸庶民は家ではなく、江戸という街に住んでいたと
杉浦さんは解説しておられます。

面白いですね。

考えてみれば、食事も作らす、キッチンも水回りも掃除もしなくていいし、
荷物も少なくていいし、なんとコンパクトな住まい方だろうかと
感動しました。

欲を言えば、半間の収納と物干しのベランダがあれば、
何とか生活できるのかもと思い、
江戸風のコンパクト住居を描いてみました。

やっぱり、天蓋ベッドとナイトテーブルは欠かせないなと
思います。


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No1709

令和2年、2020年12月25日(金)

「6人の天使がいる」


今年もあと1週間となりました。

今日はクリスマス。

11月中半から飾りつけを始めて1か月あまり。
華やいだ気分のショップにたくさんのお客さまが
お越しくださり、クリスマスの気分を味わっていただきましたが
明日はそのツリーもかたずけることになります。
そしてすぐにお正月の準備です。

コロナ禍とはいえ、
私たちの年末の忙しさは例年と変わらずで、
年内にお納めするカーテン、寝具、ベッドリネンや
さらにスペシャルなお作りものの梱包、納品、
当然、ラッピング、カウンター業務、お客とのやり取り、
1日2回の掃除などの合間に
このコラムやリサコラムの絵や文章を描いたりと
相変わらず寸暇を惜しみながら日々を送っております。






そんな慌ただしい日々も自慢ではないのですが、余裕の気分で過ごしています。
それは、
帰れば私を待っている6人の天使のおかげです。

それは、ナイトテーブル、ランプ、リラクシングピロー、
ベッドスプレッド、ベッドスカート、ブレックファストピローという
別になくても眠るには全く支障のないようなものです。

帰って、コートを脱ぎ、手洗い、うがいをして、
寝室のドアを開けるとこの6人の天使が
私を待っていて、ほっとさせてくれるのです。

だから毎朝、丁寧に粘着ローラーでホコリを取ってあげ、
ベッドメイクをし、クッションの配置を工夫して
それから出かけます。

病院、介護施設、ホテル、エステ、レストランなど
人を癒すお仕事の方々は特に癒しが必要だと思いますが、

しゃべらないけれど優しい6人の天使をおいて置けば
誰にも気兼ねなく静かに癒されるものなのです。


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No1708

令和2年、2020年12月24日(木)

「イヴのケーキ」


先日、お寺のご住職と奥様がお久しぶりに
ご来店されて、
店内をご覧になられ、そして、
やっぱりクリスマスはいいですね~、
それにいつ来てもどんどん素敵になる~!と言われてバンバン写真を
撮られておられました。

宗教の枠を軽々と超えるこの
おおらかさ、いいですね~、感動的でした。

宗教は違っていても、クリスマスは
楽しい気分になれるのが子供のこころを持つ大人なのかも
しれません。

しかしながら、私たちは
11月から4月、5月までが繁忙期になり、
12月が1年で最も時間が足りなくなる月です。
これは私たちインテリアショップだけでなく、他のいろいろな
業種でそうではないかと思います。





そのため、クリスマスは当然忙しい時期です。

そこで気分だけでもイヴを楽しもうと
イラストでクリスマスケーキの想像図を描いてみました。

ポイントは、
2段ケーキの下段がレアチーズケーキ、上段がスポンジケーキ
そして、ビターチョコのコーティングと生クリームのコーティングの
欲張りなコーデ!

子供の頃、生のいちごより、ゼリーでできた
いちごの方が好きだったので、
それにしてみました。
いちごは5月に食べた方が絶対おいしいですから。

いかがでしょうか?
イヴにいつも夜中まで働いて
気づけばクリマスさえ通り越していたというようなお忙しい方も
想像クリマスケーキでイヴを楽しむのもいいですよ。



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No1707

令和2年、2020年12月23日(水)

「エアコン&カーテンの陣取りゲーム」


先日、ご入居前の新築マンションに伺いました。
するとリビングの窓の上にコンセントがありました。

これはエアコンのコンセントでした。

こんな時、すぐにご提案したくなるのが、
エアコンの取り付け場所の変更です。

エアコンが窓の上に来るとカーテンの高さが窓の上になります。
すると、やはりかっこいい窓に見えなくなるのです。




そのことをお伝えすると、
すぐに、お客様はお知り合いの電気工事会社に連絡を取られ、
運よく、その15分後にマンションに
若いスタッフの方が下見に見えられました。
そこで私たちはコンセント移設の相談をすることができました。

そして2週間後の今日、コンセントは無事、窓にかからない
壁に移動していただけたようでした。

マンションメーカーさんに相談すると、こうまくゆきませんから、
もっとずっと前の段階で、コンセントの位置の変更を
マンションメーカーさんに相談していただくことになります。

今回はたまたまエアコンが移設できる巾のある壁と
下地があったのでよかったのですが、
移設できない場合もあります。

基本的に
カーテンとエアコは仲良しではないのです。

つまり、どっちが先に陣取るかの陣取りゲームのようなものなのです。
私たちはもちろん、カーテンに先に陣取りして欲しいのです。
カーテンの上にエアコンがあるより
カーテンは天井近くから下がっている方が
美しいし、お部屋の広がりを感じるからです。



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No1706

令和2年、2020年12月22日(火)

「Imagine入門者として」


先日12月8日はジョン・レノンの没後40年ということで
世界中でイベントが行われたようです。

私はビートルズもジョン・レノンも詳しくありませんが
その名曲はもちろん聴いたことがあります。

そして、先日、
ジョン・レノンのドキュメンタリー番組を見て
没後40年で未だ衰えないその偉大なる影響力に驚きました。

あるイベント会場に来ていたある男性が言われました。
「時代がやっとジョン・レノンに追いついた」と。





どうして、時代がやっとジョン・レノンに追いついたと
言えるのだろうかと私は思い、
まずはimagineの歌詞の内容を把握するために手で書いてみました。
書くと覚えるものですね。
(殴り書きで失礼いたします)





この世に地獄も天国もなく、空があるだけ
そして国もなく、宗教もない、世界は一つなのだと
だから、
自分と同じように平和に生きたいと思いながら日々を生きている人たちの
ことを想像しなさいと言っています。

そして、コロナ禍で今、引っ張りだこのイスラエルの学者
ユヴァル・ノア・ハラリ氏の
『サピエンス全史』に書かれている氏の根本の主張が
ここに当てはまるのです。

それは、
神というものは王様が人々を統治するために作り出した
イマジネーションであり
実際に存在するわけではなく、神も宗教も誰かが書いたものだと
いうものです。
そして、
コロナ禍で最も危険なことは世界の分断であり、
今こそ、協力し合わないといけないのだと説きます。

似ているというか同じですね。

ジョンレノンが先か、ユヴァル・ノア・ハラリ氏が先かと
言えば、もちろん、ジョン・レノンが先です。

もしかしたら、
ハラリ氏のこの主張が生まれたのは、ジョン・レノンのImagineから
だったのかもしれないという穿った見方もできます。

しかし、ドキュメンタリー番組の中で明かされたのは
Imagineの原典はオノ・ヨーコさんが先に出版した詩集だったそうですから
そうなると、オノ・ヨーコさんが一番先となります。

どうして今の時代に聞くとよく納得できる歌詞なのかよくわかりました。


p.s. imagineのクレジットに最近やっと、オノ・ヨーコさんの
文字が入ったそうです。


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No1705

令和2年、2020年12月21日(月)

「KENZOパジャマ」


2020年10月4日、高田賢三さんが81才で他界されました。
新型コロナウイルスに感染されたことが原因のようでした。

高田賢三さんはKENZOブランドを率い、
パリを拠点に活躍した日本人デザイナーとして有名ですが、
私たちマダム・ワトソンでも
20年ほど前、KENZOのパジャマを
かなりたくさん販売しました。

その後、フランスのブランド、ソニア・リキエル、
シャンタル・トーマス、J.P.ゴルチエ、
クリスチャン・ディオールなどの有名ブランドが
一斉に日本から撤退したのをきっかけに
KENZOのパジャマもなくなったと記憶しております。





そしてつい最近、KENZOさんの追悼ドキュメンタリー番組を
見ましたが、
ほんとうに多くのフランス人、
日本人によく愛されたデザイナーだったのだなと
よくわかりました。

大震災の際は帰国して
地元の人たちと一緒になって
小さな事務所でボランティア活動をされたりと、

気取らず、少年のように はにかみ屋で
優しい人柄がこんなにも多くの人々を惹きつけて
来たのだろうとファンのひとりとして思いました。

私はKENZOさんの気持ちよさそうガラス張りのプールのある
パリの家が以前から好きで、
雑誌ELLEDECOに掲載されたずいぶん前の記事を切りぬいて
ファイルしています。

鮮やかな色使いの服とは異なる京都の老舗旅館のような趣の家に、
日本への強い思いがあったのでしょう。

1960年に芥川賞のようなデザイナーの登竜門である、
装苑賞を受賞してから
世界へ羽ばたいたKENZOさんですが
実は今年、
以前、私が非常勤講師をしていました香蘭女子短期大学の
学生さんが今年、その装苑賞を受賞しました。
短期大学での受賞も初とのことで、とても喜ばしいことです。

KENZOさんのように
誰にでも優しく多くの人に愛されるデザイナーに
なって欲しいなと心より願っています。



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No1704

令和2年、2020年12月20日(日)

「No Christmas, No Life」



以前もこのコラムで書きましたが
Eテレの『no art, no life』というたった5分間の番組に毎回、
魂を揺さぶられます。

そこには
カッコよさなんて知らないよ、
アートなんて知らないよ、という風情で
わき目もふらず
ボールペンやマジックでひたすら紙に書き続ける人々がいます。

先日は渋滞する街を描く、出雲市に住む戸舎清志さんでした。

車が好きな彼はカタログを見ながら
街中に車がひしめいて大渋滞している様子を
想像で俯瞰して描きます。
すばらしいです。

「戸舎清志」 - no art,no life - NHK





普段は調理師として働き、
休みの日は一日、車で大渋滞した街の絵をひたすら描くのです。
1枚書き終われば、また広い紙に新たな渋滞する街の絵を描き始めます。

その姿にレポーターが「疲れませんか?」
と尋ねると、
「大丈夫です」と一言言っただけでまた休むことなく描き続ける。

描かずにいられない衝動、その感覚にまだなれない私は
毎回ただただ感銘を受けるのみなのです。

あと数日でクリスマス。

世界中のクリスマスがなくてはいられない人々が、
様々なカタチで幸せなクリスマスを心から待ち望んでいるようです。

どうか、よいクリスマスが無事にやって来ますように。



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No1703

令和2年、2020年12月19日(土)

「予約と保存」



予約と保存。

私の好きな言葉の組み合わせのひとつです。
その理由は、あとに述べるといたしまして、

日本語では、
予約は予め、約束すること
保存は保ちながら存在しているとなるでしょうか。

英語では、
予約はresrve、reservation
保存はpreserve、preservationと、
面白いことに接頭辞が違うだけでどちらもserveが付きます。
preserveは、
プリザーブドフラワーなんかで馴染みが深いですね。





調べていたら、
Preserve Wine&Spiritsという
デリバリーしてくれる酒屋さんがあるようで、
たくさん貯蔵しているイメージが現れていますね。

そんなリザーブとプリザーブ
予約と保存ですが、
好きな理由は安心感を感じる言葉だからです。

この「もの、こと、ほん」では時折、「予告」を出しています。
すると予約席を確保したようで私自身が安心感を感じるのです。
さらに「予約」に関しては、
お昼休み、近所の小さなレストランに行く場合でも
込み具合の確認をしてから10分前でも予約をします。

そして「保存」に関しては、
同じテイラーパジャマを50枚ほどもパジャマクローゼットに
タオルクローゼットにはやはり同じくらいのタオルを
保管しています。これくらいあれば、
少々洗濯とアイロンが滞っていようが安心で、さらに
見た目も美しいのです。

また、お客様の中には
パジャマ1枚、ハンカチ数枚を購入されるご予定でも
必ず、何時ごろに伺いますと連絡をなさる方が結構いらっしゃいます。

すると私たちもお昼の交代はこうしようとか、
心づもりができて安心できます。

ショップや工場では商品や生地、原材料の在庫が必要なので、
これば「保存」ということになりますね。

「予約と保存」
スケジュールをうまく運ぶ上でも大事なキーワードだと思います。


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No1702

令和2年、2020年12月18日(金)

「手相は知っている?」


一時期、とても手相が気になって本まで買ったことが
ありました。

しかし、そんなことも、とんと忘れ、
最近、手相を見ていなかったようなと思い、
自分の手を見ました。

しかし、変わったようで変っていないようで、
確かに取り立てて変ったことのないここ十年です。

最初の本を出したのが2006年。
それから確かに仕事量はぐんと増え、忙しくなり、
未だに次の本を書きかけたままで完成していませんから、
本がかけた時はきっと今より暇だったのだろうなと思います。



そして2020年、
パンデミックになって一番言われたり感じたりしたことは
よい人間関係の大切さでした。

私の場合はお客様との人間関係がほぼすべての
私の人間関係と言えます。

さらに、
おとりおひとりの方との親密度が高いように自分では感じています。

その方のお母さん、お父さんは今どうしておいでか、
介護中か、病気療養中か、お元気か、
おじいさん、おばあさんはお元気か?
お子さん、お孫さんは何歳か、今どうゆう状況に
いらっしゃるのかなどなど、

それをおそらく数百名の方の分を知っています。
それが500名なのか、900名なのかわかりませんが
とにかくたくさんであることは事実です。

きっと私の手相は
たくさん方のプライバシーを知っていることは事実なのです。
でもデジタル保存ではないから流出もありませんから
どうかご安心くださいますように。


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No1701

令和2年、2020年12月17日(木)

「ディスカール・デスタンのさようなら」


私はマクロン大統領の隠れファンで、ツイッターは
毎日見ます。

そんな中で、つい先ごろ、12月2日に新型コロナウイルスに感染して
亡くなった、元フランス大統領ディスカール・デスタン氏に
マクロン大統領は哀悼のコメントを出されていました。

しかし、1977年生まれのマクロン大統領は
ディスカール・デスタン氏の任期中(1974年から1981年)に生まれている
わけですから、最後の年でもせいぜい4才です。

そんな大統領も哀悼の意を表することになるのだなと
思いました。

それはさておき、本題は、
ディスカール・デスタン氏の有名な『さようなら』のスピーチについてなのです。







ディスカール・デスタン氏は1981年の大統領選挙選でミッテラン氏に敗れます。
そこで有名な
エリゼ宮を去る最後のスピーチをしたそうです。
私もこのディスカール・デスタンの死後に大々的に報道されたので
映像を見たのですが、とても印象的なシーンでした。

氏はスピーチの最後に「さようなら」と言って、椅子から立ち上がります。
しかし、撮影は打ち切られず、そのまま続き
撮影室の出口に向かい、その後約1分間、誰もいない部屋の映像と
国歌、ラ・マルセイエーズが流れるのです。

しかし、
大統領や首相が選挙に敗北して去るとき、
国民に向けて「さようなら」で締めくくるだろうかと思いました。
きっともっと違う固い言葉のような気がします。

しかし、"Au revoir!"「さようなら」は端的で、いい言葉ですね。

将棋の世界では「負けました」が勝負の〆ですが、
まさに去り際の美学だと思います。

日本では、立つ鳥跡を濁さずと言いますが、これを誰に見せたいかと
言えば、トランプ現大統領です。

この、ディスカール・デスタンの「さようなら」を見た人は
きっとそう思うのではないでしょうか?


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No1700

令和2年、2020年12月16日(水)

「精悍なマスクで女を上げる、男を上げる!」


1月、2月、3月とマスクが足りず、
仕方なく、自分で作った方も多かったのに、
今ではいろいろなマスクが過剰なほどに出回っていますね。

そして、いつの間にか、ファッション性のあるマスクが
2020年の新たな装いになりました。

おかげでマスク美人、マスクイケメンがどんどん
生まれているようです。

露出度が高いところでは、
北海道の鈴木知事さんは、今話題のマスクイケメンですね。

もちろん、元々イケメンさんですが、
マスクをすると童顔なお顔がちょっと精悍になると
SNSで評判のようです。






マダム・ワトソンにも、
マスクの絶妙な曲線が、目をぱっちり、精悍な顔立ちに見せてくれると
人気のオリジナルマスクがあります。

その名も『リゾートマスク』
ホテル・センチメンタルコットンリゾートの
綿生地とリネンリゾートのリネンの裏生地でできた
オリジナルです。

この冬の人気の色は、『オードリーのブランケット』。
グレーを帯びたブラウン、グレージュです。

オードリーのブランケット色のマスクをして
木枯らしが落ち葉を舞い散らせる冬の散歩道を歩けば
きっと絵になることでしょう。

鼻と口には自信がなくても、
マスクで顔の半分を覆うことができるし、
マスクって、実は何かと便利…
いや、もうずっとマスクは手放せないなんてことになるかもしれません。


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No1699

令和2年、2020年12月15日(火)

「2021新時代」


2021年には、
公共サービスなどの仕組みから、
様々な分野の仕事の仕方、日常生活の細かな事に至るまで、
大きな変化が訪れるだろうと予測されていますね。

すでにコロナ禍で遠隔勤務が激増したり、
学校の授業をリモートで、タブレット端末でやるなど、
デジタル化が猛スピードで進みましたね。

リモートと言えば、
私たちインテリアショップはウェブショップの他に、
すでに10年ほど前から
遠隔でインテリアのコーディネートをしてきました。

メールの他、スカイプ、facetimeなどを使いながら、
ご遠方のお客様とやり取りをしながら
コーディネートを進め、さらに、現地の職人さんを派遣して
施工しています。





そうして今年1年が無事に終わろうとしていますが、
同時に、
2021変革の年のオリジナル卓上カレンダーができました。

掲載させていただきました12のお客様のうち、
5名様が遠隔でのコーディネートで完成したお部屋です。
北は北海道から、南は九州まで。

”マダム・ワトソン2021*オートクチュール”は
まさに、一つ一つのお部屋がオリジナリティいっぱいの
オートクチュールなのです。

店頭でお配り始めてまだ4日ですが、
すでに100枚ほどなくなってしまいました。




例年人気の理由の一つは、12のお客様のお部屋が
インテリア熱を掻き立てる
モチベーションになるからのようです。





今年は、非売品になりますが、
店頭、ウェブショプにおいて、
5,000円以上のお買い物で差し上げております。

デザインは両面、卓上タイプ
片面がお客様のお部屋、もう片面がリサコラムのイラストと
3か月分のカレンダーです。
巾15X高さ23X奥行き8cm

贈り物には、送り先の方用にもお付けいたします。
今回も1400枚のみですので、どうか、どうか、お早めに。



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No1698

令和2年、2020年12月14日(月)

「師走のあるある」


いよいよ、今年も、あと2週間。
慌ただしさが日に日に増してきます。

こんな時は追い打ちをかけるように、
災害などが起きたりもします。
昨日は東北で大きな地震がありました。

お客様のお顔を思い出しながら、
ご無事だったかなと心配しております。

さらに、寒さも段々と本格的になってコロナ以外でも病気、ケガなどにも
気をつけないといけない季節ですね。






先月末、私はショップの駐車場の車止めに引っかかって転倒し、
肘、膝、手首をケガしました。
まだちょっと左手は不自由をしています。

昨年の今頃も何かケガをしたことを思い出しながら、
やっぱり、師走、あるあると思っています。

しかし、差し迫ったインテリアのご依頼やその他の仕事を
こなせるかの瀬戸際で、まさに時間との闘いですが、

さあ、落ち着いて、クリスマス、新年を迎える準備を
着実にこなさなければと思っています。



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No1697

令和2年、2020年12月13日(日)

「外履き、上履き」


人気番組『チコちゃんに𠮟られる』は
とても勉強になります。

昨日は、
学校で上履きを履き替える利点からヒントを得ました。

上履きの理由は
日本人の生活習慣上当然のような気がしていましたから、
その理由や利点について考えたこともなかったのですが
しかし、日本の中でも京都や沖縄など一部の地域は土足のままの
学校もあったようです。

明治時代に学校が洋風建築で建てられた時、
やはり靴を下足箱で脱いで上履きに履き替えたさせたそうです。
素足ではなく、上履きに履き替える理由は
床が冷たかったということ。

しかし、もう一つの大きな理由というか利点は
入り口が一か所に決まるということ。
それは子供たちの安全のためによいことだと
なったようです。





確かに外履きのままであれば、どこからでも学校に
入ることができますが、
上履きに履き替えるとなると
必ず、その上履きと外履きを入れ替える場所でないと
中に入ることができません。

入り口を一か所に決めるためには靴を脱ぐ場所を決める。
いいアイデアですね。
これは何かに応用できそうです。

私自身は小、中、高校と、校長室の横の学校の玄関から
一度入ってみたいと思っていました。
もちろん、一度も入ることなく卒業しました。


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No1696

令和2年、2020年12月12日(土)

「イヴだけは許可。試練のフランス」


フランスのクリスマスイヴと言えば、
家族が集まりパーティを開いてごちそうを食べ、
話に花を咲かせるようですが、

今年フランスは12月15日から、12月31日まで
夜の8時~朝の6時までの夜間外出禁止令が
発令されると首相の発表があったようです。
当然違反者には罰金が課せられるでしょう。

自由な国の社会民主主義国には力があるものだなと思いました。

しかし、戦時下以外で、人通の絶えた
クリスマスのシャンゼリゼを見たフランス人ではいるのでしょうか?
きっと驚きの光景でしょう。







国民感情を懸念してか、12月24日のクリスマスイヴだけは
外出禁止が解かれますが、
大晦日はその例外は入らず、やはり夜間外出禁止とのこと。

日本で、もしも、
大晦日の夜外出禁止と言われたら
仕方ないから除夜の鐘はテレビで見るしかないね、
紅白も無観客だそうだし、となるのではないかと思いますが、
さて、フランスはどうなのでしよう?

パンデミックの中で、
日本と違う様々な国民性、文化の違いを痛感した 2020年も
あと3週間を切りました。

来年の晴れやかな新年を期待しつつ、
どうか、お気をつけくださいますように。



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No1695

令和2年、2020年12月11日(金)

「お家時間」



これからのお家時間のキーワード

「お家時間をもっと素敵に過ごしたくて」

というテーマで考えてみました。

すると、香り、洗えて清潔に履けるスリッパ、
あたたかなガウン、パジャマ、があればいいかなと。

そして、
思い切りエレガントに、ゴージャスにフリルいっぱいとか、
枕どっさりとか、そんな見た目の豪華さで
自己満足を満喫しながら、女王様のように眠ること。
かなと思ったのです。







さらに、メンテナンスルームとして、小さくても家事室のような
小部屋か1畳ほどのスペースがあればいいと
思いました。

理由:ゴ―ジャスに眠るためには、
ゴージャスなベッドリネンの準備、アイロンかけの部屋が必要だから。
嫌われるアイロンかけですが、
実は達成感という癒しの効果もあります。

クリスマスをひとり過ごす方が
今年はとても多いと思いますが、
以上のような準備で、

「クリぼっち」(クリスマスにひとりぼっち)が余裕ある言葉に聞こえてきませんか?


久しぶりにそんなリーフレットを作成しました。
お手元に届くかな?


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No1694

令和2年、2020年12月10日(木)

「お風呂の楽しみ」


お風呂の楽しみと言えば、
面白い話があります。

15年ほど前ですが、新製品のバスグッズなどの営業に来店されたSさん(男性)、
彼によってなされたトークが今でもずっと私の頭の片隅にあるのです。

その時聞いていたスタッフの中には、大学を出たばかりの若い男性スタッフ、
30才前後の中堅の男性スタッフがいました。

彼らは、神妙な顔でSさんの熱心なセールストークに
黙って耳を傾けていました。

私は少し後から加わったのですが、
その熱いトークにびっくりしました。





Sさんの決めの言葉はこれでした。

「女性はですね、楽しくないとお風呂に入れないんです!」

私はその言葉にノックアウトされました。

私だって、時には泡ぶろに浸かって高級ホテルの雰囲気を
想像しながら楽しんではいたのですが、
しかし、女性は楽しくないとお風呂に入れないというのが
一般論であれば、私はなんと、バスタイムを楽しんでいない。
つまり、私はレディの端くれでもないのか!と感じたのです。

さらに、
インテリアショップのスタッフたるもの
もっとバスタイムを楽しむべきだと決心しました。

以来、石けんやバスジェルなどを買い集め、
タオル棚に飾ったり、ホテルからバスグッズを持ち帰り、
それぞれの商品供給元を調べたり、比較検討もするようになりました。
これも楽しいのです。

ここ10年ほどはキャンドルバスタイムを楽しんでいます。
キャンドルホルダーを
バスタブの縁に置いて、そのほのかな灯りだけで
お風呂に入るのです。

ロマンチックでステキですよ~。
一気に疲れが取れます。

時間がない時はシャワーだけですが、キャンドルがあるだけで
十分、悦楽のバスタイムを満喫できます。

また新しいバスグッズもどんどんご紹介いたします。
それでは、今日もステキなバスタイムを!


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No1693

令和2年、2020年12月9日(水)


「大掃除は窓掃除から」



家事の中で、アイロンがけと窓拭きが一番好きなアイテムです。
1日約1時間、アイロンがけをし、どこかの窓を拭きます。

もともと、アイロンがけは好きではなかったのですが、
アイロンがけが大変好きなお客様がいらして、
だんな様のシャツはもちろん、ベッドリネンにも、
さらにトランクスにまでアイロンをかけると
おっしゃっておられた方に感化されたのです。

さらに、窓掃除は、ハンカチを窓に貼り付けて干すと
おっしゃっる方がいらしたのです。
私はそうか、と思い、ナプキンも毎日、窓ガラスに貼り付けて
干すようになりました。






そうなると、窓拭きは必須要件になります。
テーブルは水平方向の拭き掃除ですが、
窓は垂直方向なだけで実際は同じような動きだと気づき、
水平方向も、垂直方向もサッシの溝も分け隔てなく拭くようになりました。

前置きが長くなりましたが、
年末の大掃除を今月から始めました。
マリウス・ファーブルのサボン・ノアールの薄め液を
窓ガラスがコーキングされている接続面、ほぼ5㎜くらいの部分に
拭きつけて歯ブラシを使って細かくブラッシングすると
歯垢のように見えない汚れが浮き出してきます。

窓ガラスは拭くだけでなく、
サボン・ノアールを拭きつけたら30秒ほどおいて
歯ブラシで螺旋状に丁寧に磨いてゆくと
拭いても取れないカルキのほの白い残りがきれいになりました。

窓掃除から始めると大掃除に勢いがつくような
気がします。





大掃除にサボン・ノアールとパシーマふきんは欠かせないものですね。

ついでにお鍋の焼けこげはサボン・ノアールをかけて
軽くこするだけでスルッと取れます。




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No1692

令和2年、2020年12月8日(火)


「英国エントツ事情」


イギリス人の作家で日本通のジャーナリスト、コリン・ジョイスさんが
毎月、ラジオの『遠山顕の英会話楽習』の巻末に
”England, Inside and Out"というシリーズでコラムを
投稿されています。
それがニヒルと言うのか、ユーモラスというのか、面白いです。

12月号はエントツの存在意義のようなものでした。

イギリスの家と言えば、煉瓦造りで三角屋根にエントツのある
クラシカルな雰囲気を思い浮かべますが、

イギリスも今や新しい生活様式に変わり、
ガスのセントラルヒーティングが主流となっているようです。
そのため、
薪をくべて暖を取る本来の暖炉は使われくなりつつあるようです。

日本でも同じ事情だと思います。
暖炉があってもその中に暖炉の灯が燃えているような電気ヒーターが
セットしてあったり、あるいは全くのダミーだったり
単なるコンソールの役割のマントルピースだったり、
しかし、
たまに、本物の暖炉をお持ちのお家があります。

私はとてもうらやましいと思うのですが、
掃除がとても大変だと口をそろえて言われます。

イギリスでもそのような事情のため、エントツ自体は
リダンダント、無用な長物的なものになっているようです。

かといって、イギリス人は
エントツのない家はなんだか間抜けな感じを受けるし、
それにエントツのある家の方が高く売れるそうなのです。

そのため、どうやら、既製品のエントツを屋根に取り付けている
お家もあるとのこと。




暖炉とエントツは、イギリスらしい
伝統の様式でもあるのでしょうけれど、
ホコリがたまるし、溜まったホコリが暖炉を経由してカーペットの
上にどっさりホコリを落とすし、あるいは鳥が巣を作ることもあり、
伝統と現実を比べると、
やはりエントツにふたをする家が増えているようです。

そうなるとかわいそうなのが、子供たちです。

イギリス人の子供に家の絵を描かせると2階建てで
窓が4つ、真ん中にドアがあり、そしてエントツのある
家の絵を描くそうで、

やはり
子供にとってエントツとは、クリスマスのサンタが
子供たちにプレゼントを
届けにやって来る大事な大事な場所なのです。

さて、イギリスのエントツはこれからどうなるのでしょうか?
サンタが実在する、しないにも関わることなので、
難しいテーマですね。


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No1691

令和2年、2020年12月7日(月)


「はやぶさすごいけど、
はやぶさに負けるな!」


はやぶさ2のカプセルが見事に私たちの惑星に帰還しましたね。

私も6日の午前2時半、ライブ映像で見ていました!

各所で固唾を飲んで見ていた人たちが
その瞬間、歓喜に包まれていましたね。

JAXAのスタッフの方は「美しい帰還」と表現されて
いたのが印象的でしたが、
カプセルの突入速度秒速12kmってどんな速さなのでしょうか?
流れ星のようでした。

オーストラリアの砂漠に着地し、無事にヘリコプターが発見して
回収したそうですから、完璧な快挙でしょう。
つくづくすごい人たちがいるな~と思いました。

しかし、人間はこんなに予定通り帰ることはできませんね。






はやぶさ2は小惑星リュウグウの探査で役目を終えたわけではなく、
すぐに
次の小惑星1998KY26への探査に向ったそうで、
到着は11年間後とのこと。

人間はこんなに休みなく働くことはできるのでしょうか?

2016年3月に始めたこの毎日コラム「ものことほん」は
4年半を過ぎましたが、
11年後の2031年まで続けていたとしたら、
5702回目を迎えていることになります。

さて、私は、やはぶさ2に勝てるでしょうか?


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No1690

令和2年、2020年12月6日(日)

「BonChic特別編集号
『新しい生活様式でエレガントに暮らす』」



2020年の最終号のBonChicのテーマは
『新しい生活様式でエレガントに暮らす』

本のサイズも
今までよりちょっとコンパクトに
持ちやすいエレガントなサイズになりました。





ちょっと変っている点は、オンラインでできるいろいろな
情報が載っていることです。

お取り寄せグルメ、オンラインのテーブルレッスン
オンラインのリゾートツアーなど、すてきな情報です。

パリのホテル、インテリア事情、
いにしえの貴族文化の薫り漂う
ポンパドール婦人の邸宅だった古城ツアーや、
クリスマスのテーブルセッティング、もちろん、定番の豪華なお部屋も満載ですから
ゴージャスでエレガントな志向の方には必見です。





私たち、マダム・ワトソンは、
「新しい生活様式でエレガントに暮らす」という切り口ならということで、
見開き2ページだけですが、
私の寝室での撮影となりました。

そのテーマは
”私の部屋に作る優雅な隠れ家5つ星ホテル”です。





海外のリゾートに行けない今は、
「その旅費ですてきな隠れ家ホテルのように自分のお部屋を
リニューアルしませんか?」という提案です。

シングルベッドでつくれる超お得なホテルルーム一式プロモーションも
ご提案しています。





自分の寝室を5つ星ホテルのベッドルームの変身させて、
オンラインでルーブル美術館や街並の散歩を楽んだら




              2020年1月木村里紗子撮影

もう、パリに行っている気分!ではありませんか?


Bon Chicは毎号、
店頭、ウェブショップでご注文いただけます。
1,990円

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No1689

令和2年、2020年12月5日(土)

「96才だって諦めるか!」


ラジオ講座の『高校生から始める現代英語』は
ほんとうに勉強になります。
英語としての勉強はもちろんですが、
取り上げられる内容が充実しています。

先週はイスラム原理主義と戦って、女性が教育を受ける権利を
世界に訴え続け、
ノーベル賞を受賞したパキスタンのマララ・ユフフザイさんのことでした。
彼女は無事にオックスフォード大学を卒業したそうです。





今週は、8月にイタリア、シチリアのパレルモ大学をなんと、
96才で卒業したイタリア人男性、ジュゼッペ・パテルノさんの話でした。
イタリアで最高齢だそうです。

タイプライターで論文を書き、
コロナ禍の中もなれないコンピューターでリモートで試験を受け、
優秀な成績で卒業を果たしたのですから
驚きです。

なんと、すばらしい快挙でしょうか!

パテルノさんは20才の時に第二次世界大戦に従軍し
終戦後は家族を支えるために鉄道で働き
大学には行けなかったのですが、

学ぶことを諦めきれず、
3年前にて大学に入学したそうです。

どんな環境にいても、学ぶ心を持ち続けることの
素晴らしさは世界中の人の心を打ったことでしょうね。

小さなことにくじけたり、諦めたり、不満を言って、
学ぶことをないがしろにする人と
なんと大きな違いでしょうか。



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No1688

令和2年、2020年12月4日(金)

「カーテンと敷物の完璧コーデ」


カーテンとクッションを同じ生地、同じ色を揃える。
これは中の上のレベルとしたら、

ソファまで揃えれば、上級レベル

ベッドリネン、ベッドスプレッド、
ベッドスカート、天蓋カーテンまでもそろえると
これは5つ星上級レベル。






しかし、カーテンと同色の糸で絨毯も織れば、
パラスレベル。
5つ星の上の宮殿という感じでしょうか?

今日のリサコラムで、リッツ・パリの建築デザイナーの
話をかきましたが、

ピエール・フレイというフランスのメーカーが所有する
ブラクニエという有名老舗ブランドであり、工場と持つメゾンがあるのですが
そこでは、超微妙な色の糸をたくさん持っていて、
どんな繊細なデザインの絨毯でも織ってくれます。

しかし、そうなると、中途半端なカーテンではなく、
気合を入れたカーテンに合わせるべきですね。

いつかはパラスレベルの
カーテンとぴったり合った自分だけのオリジナルの
絨毯が作りたいと実はずっと思っているのです。



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No1687

令和2年、2020年12月3日(木)

「2週間滞在するなら」



海外から帰って来たら、
あるいは、新型コロナウイルスの陽性と診断されたら
ホテルに2週間隔離されなくてはならないようですが、
もしも、
少々お金を支払えば、ステキなホテルに
滞在できるとしたら
Go toトラベルのようなおトク気分を味わえるのではないでしょうか。

そんなホテルを考えてみました。






まずは癒しのピンク系のお部屋にしてみました・

広さは8畳。
クイーンサイズのベッド1台、ナイトテーブル2台、
天蓋カーテンが付き、
一人掛けのソファとちいさなテーブルが一つ。
シルクのカーテンが高い天井から掛かっている。

ポイントは好きな名画を選べる。
図書館があり、好きな本をいくらでも借りてこられる。

いかが、でしょうか?

2週間の隔離ではなく、2週間のリゾートライフを
送っていただきますという感じですね。

アンラッキーにも感染してしまった方には
心温かいおもてなしをする方がよほど人道的ではないかと思うのです。



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No1686

令和2年、2020年12月2日(水)

「天然素材とシャツ」



今、世の中はこれまでで最も、ナチュラル志向になって
いるのではないでしょうか?

「天然素材、無添加」と書いてあれば安心感を感じます。

そういう私も天然繊維の素材が好きです。
服やベッドリネンなど、身につけるものは
やはり天然繊維が多いです。
服装で言えば、冬はウール、シルク、綿、夏は麻。





冬はウールとシルク混の洗えるリブタートルに
襟付きの綿のシャツを重ねることが多いです。

これがなかなか、あたたかく、
見た目にもきちんと感があって自己満足しています。

自宅ではもっぱらホテル・センチメンタルのテイラーパジャマに
綿素材のローブやガウンを羽織っています。

綿のパジャマやシャツはアイロンをかけることになるのですが、
アイロン好きなので、全く苦にはならないのです。

静電気防止の意味からも冬こそ、コットンなどの天然繊維で眠るのが
いいと思います。

さらにこだわりの方はカーテンも天然繊維を好まれるようです。



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No1685

令和2年、2020年12月1日(火)

「冬の花への植え替え」


バルコニーの花壇を冬の花へと植え替えしました。

休みの日に夏の花を抜いて、
20数個のプランターにパンジーとヴィオラを植えました。
紫色と黄色をメインに。アレンジは自己流です。

パンジーとヴィオラは雪をかぶって強さを増し
春にはさらに美しい花をたくさん咲かせると
その道のプロのお客様に聞いて以来、
冬の花壇はパンジーとヴィオラに決めています。




冬の定番のありふれた花ですが、
ヴィオラは特にかわいくて面白いです。

黄色と赤紫色の花びらが一つの花に同居しているものなどは、
花びらに蝶が止まっているように見えます。

冬の花は水やりも剪定も辛いのですが、
大雪の日も薄い花びらを震わせながらけなげに耐える姿を見ながら、
実は私自身を鍛えているのです。





今回、植えた花は90ポットだけでしたが、
お客様には2500ポット植えられる方がおいでなのです。
すごいとしか言いようがありません。




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