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リサコラム



令和3年 2021年1月1日~31日

私自身の好きなもの、こと、ほんを
マダム・ワトソンをとおして、日々、つれづれに語りたいと思います。
令和ものんびり、しつこくつづけてまいります。
木村リサコ

予告は変更の場合もございます。

写真、文章の無断転用はご遠慮くださいますようにお願い申し上げます。

下のロゴからウェブショップに飛びます。「もの、こと、ほん」からこのページで
紹介したアイテムをご覧いただけます。



本家、「リサコラム」は

2021年より
毎週水曜日連載。

1月27日号

木村リサコのイラストストーリー
です。

『あるパリのホテルで』

第11話


最新号は下のイラストからご覧いただけます。






『マダム・ワトソン・リアルタイム』

さあ、スカイプ、facetimeを使ってもっとスピーディーに
リアルタイムにお買い物しませんか?
ご予約にて承ります。


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最新号 予告2月号へ

No.1744
2021年1月29日(金)


No.1745
2021年1月30日(土)
No.1746
2021年1月31日(日)
No.1747
2021年2月1日(月)

こと

パリで吟行」


こと

がんばる時」
こと

似た風景ができる」
こと

別の用途が面白い」

最新号

No.1740
2021年1月25日(月)


No.1741
2021年1月26日(火)
No.1742
2021年1月27日(水)
No.1743
2021年1月28日(木)

こと

マスクで
かんかんがくがく」


こと

誰かが見ている」

こと

手間をかけて
がらっと変りたい」


こと

ぽかぽか太陽の方法」



No.1736
2021年1月21日(木)


No.1737
2021年1月22日(金)
No.1738
2021年1月23日(土)
No.1739
2021年1月24日(日)

こと

「食べる野菜スープ

あったまる」


こと

お出かけの必需品」
こと

数学者はこう
考える」
こと

楽しいに変える人


No.1732
2021年1月17日(日)


No.1733
2021年1月18日(月)
No.1734
2021年1月19日(火)
No.1735
2021年1月20日(水)

こと

「カフェのカタチ


こと

「再利用で美しい

こと

「アメリカ大統領就任式
大胆予想!


こと

「フラットシーツで
完璧コーナーを作る!」


No.1728
2021年1月13日(水)


No.1729
2021年1月14日(木)
No.1730
2021年1月15日(金)
No.1731
2021年1月16日(土)

こと

「美しいテーブルで
静かに食事」


こと

「ステイホームの
アイコン作りました」
こと

「発想がステキな
丸い橋」
こと

「ジョークは美」


No.1724
2021年1月9日(土)



No.1725
2021年1月10日(日)


No.1726
2021年1月11日(月)


No.1727
2021年1月12日(火)



こと

「さあ、ベッドルームの
出番です」



こと

「バスローブの
出番です」


こと

「初でした。氷掻き」
こと

「きのうきれいなベッド
みました」

最新号

No.1720
2021年1月5日(火)


No.1721
2021年1月6日(水)
No.1722
2021年1月7日(木)
No.1723
2021年1月8日(金)
こと

「見方を変える」


こと

「パンツスタイル」


こと

「お寒うございます」
こと

「不思議国アメリカ」


No.1716
2021年1月1日(金)


No.1717
2021年1月2日(土)
No.1718
2021年1月3日(日)
No.1719
2021年1月4日(月)

こと

「さあ、外の世界は
どうなっているのかな?」



こと

「お正月の花」



こと

「淑女の挨拶」



こと

「もしもデンが
持てるなら」




リサコラム「もの、こと、ほん」バックナンバー集

2020年11月No.1655~No.1715

11月              12月
 


2020年7月No.1531~10月No.1654

7月                  8月                 9月                  10月

        


2020年3月No.1409~2020年6月No.1530

3月                 4月                 5月                   6月

  
 

2019年11月No.1337~2020年2月No.1408

11月                  12月                1月                2月

    


2018年7月No.1214~2019年10月No.1336


7月              8月             9月                10月

      


2018年3月No.1092~2018年6月No.1213

 3月            4月            5月                    6月

      
                                                                                         


2018年11月No.972~2019年2月No.1091

11月                 12月       2019年 1月              2月
    


2018年7月No.849~2018年10月No.971

7月             8月             9月           10月
      

2018年3月No.727~2018年6月No.848

    3月            4月            5月             6月
  

2017年11月No.667~2018年2月 No.726

2月           2018年 1月      2017年 12月         11月
 

2017年10月 No.606~2017年7月 No.485

    

2017年6月~2017年3月 No.484~363
  

   

2017年2月~2016年11月 No.362~244

   

2016年10月~2016年7月 No.243~123

    

2016年6月~2016年3月 NO.122~001

    





No1746

令和3年 2021年1月31日(日)

「似た風景ができる」


スーパーで食料品を買う時
同じものを2個以上まとめて買ってしまう癖があります。
2個どころではなく、6個も1ダースも買ってしまうこともあります。

だから、
プロ向けのスーパーに行こうものなら
絶対に買い過ぎてしまいます。
元々ポーションが大きいのに、それをまとめて買ってしまうと
すごいことになってしまうのです。






そんなまとめ買い好きな私は
びっくりされるのですが、
未だネットショッピングで「もの」を買ったことがありません。

食品は家のすぐ近くの遅くまで開いているスーパーで、
本はアマゾンで検索したらそのまま電話で行きつけの書店に
取り置きまたは取り寄せしてもらい、仕事帰りに立ち寄り購入します。

それ以外のものは たいていマダム・ワトソンで揃います。
マダム・ワトソンで買い物をするときはやはり
1か月に1回くらい
一度には持って帰れないくらいいっぺんに買ってしまうのです。

明日も明後日も出勤するのでまとめ買いする
必要などないのに、買い物は一度にまとめ買いが好きで
そして同じものばかりを買います。

つまり、
自宅とマダム・ワトソンが、
もの自体も、ものの並べ方も
ベッドルームの様子もよく似たようなことになってしまうのです。

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No1745

令和3年 2021年1月30日(土)

「がんばる時」

今、世界中で多くの大学生が生活に困っていますね。

近頃、マクロン大統領は
フランスのCROUSと言われる公的な機関の学生寮では
2食1ユーロで食べられるようにしますと宣言されていましたが
このCROUSという学生寮に入れるのはみんなではないようです。

そのため、
困窮した学生に救いの手をとフランスではボランティア団体が
無料の食材を提供していました。
さすが、フランスという感じのどれもおいしそうなものばかり。
もちろんすべての学生に行きわたっているのかどうかは
わかりませんし、
日本もそんな動きがあるのかどうか、今のところ報道されていませんので
わかりません。






たしかに
2020年の大学1年生は
2019年に卒業した大学生と大きく違う
厳しい環境に強制的に置かれるようになりました。

しかし、
その昔、学生と言えば、貧乏が頭につくのが当たり前の時代も
あったのです。
もちろん、太宰治のように裕福なお家の学生はいたでしょうけれど。

そして、
苦学生と呼ばれる人たちは一種崇高な地位であり、
それを誇りに思っていたのです。
だから、食費を削ってでも本を買うのが普通だったのです。

世界的な試練の時は、学生だけでなく、
みんなでがんばって、いつか楽に1日を過ごせるように
今はきっとがんばるときなのだろうと思っています。

貧乏学生、がんばれる幸せ、なかなか得難いものだと思います。



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No1744

令和3年 2021年1月29日(金)

「パリで吟行」



BSの番組でよく録画してまで見るのは、
黒田あゆみさん司会の「NHKプレミアムカフェ」です。

1月26日火曜日はたまたま休みだったため
『地球俳句 フランス女子高生と大句会』という
2003年のドキュメンタリー番組をライブで見ました。

最高におもしろかったです!

初日は作家で俳人の小林恭二さんと俳優の井川遥さん二人が
パリの街をめぐりながら、俳句を詠み、

次の日は学校に行き、女子高校生に俳句を教えながら、
彼女たち一人一人にフランス語で俳句を作ってもらい
発表&批評会となりました。

フランス語の音節を1と数え、575に捕らわれない形式でしたが、
みんな一所懸命に想像の空想?のつばさを広げて
イメージを俳句にしていました。

やはり、マドモアゼルはイマジネーション豊か、表現力豊かで、
そして早熟ですね!





二日目は吟行です。

吟行というものも初めて知った言葉でしたが、
班に分かれてパリの街で俳句を詠み、
そして、集合して発表するものでした。

しかし、
日ごろから自分の意見を発表する訓練をされている彼女たちは、
テレビの前でも全く物おじせず、恥ずかしがることもなく
堂々と自分の句を吟じるのです。
まるで一人一人が女優を演じているかのように映りました。

さらに、
さすがは芸術の街、愛の街、パリの女子、いや、マダムは、
みんなおしゃれ。
ストールの巻き方にもそれそれの個性とセンスが光っていました。
そのファッションセンスは17、8年前とは思えないほど
古びていませんでしたし、
いや、もしかしたら、今よりハイセンスかもしれないなと
思いました。

今、フランスでは俳句が流行っていて、
世界から俳句を募集した2021年のコンペの発表も近々あるようでしたが、
何より、
ファッションセンスもそして自己表現も
パリジェンヌに学ぶこと多しのパリ句会でした。



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No1743

令和3年 2021年1月28日(木)

「ぽかぽか太陽の方法」


旅人のコートを脱がせようと
風と太陽が競い合う昔話があります。

風はコートを吹き飛ばそうと必死になりますが、
旅人はしっかりとコートをつかみ
飛ばされないようにします。

そして太陽がぽかぽかと陽を照らすと
旅人はコートを脱ぐのです。

太陽の勝ちです。

今のこのコロナ禍ですごい法案が、時限立法らしくはありますが、
提出されようとしていていますね。
何かとても怖い気分です。







陽性と判断されて、
ホテルや病院に入ることを拒否したら、
懲役1年あるいは罰金100万円以下に処せられるようです。

罰則で脅すだけならコストはかからないのだから簡単なのかもしれませんが、
まさにこれは風のやり方ではありませんでしょうか?

ところが、現実は医療体制がひっ迫している状況で
「私は待機していただけなのに、どうして?…」と
冤罪が起きる予感もしなくもありません。

もしも、私が総理大臣なら、
ホテルにもっと補助金を出し、
いろいろなデザインの癒しのお部屋にリニューアルさせて
宿泊者に、好みのベッドリネンを選んでもらえるとか、
生花をお部屋にもらえる(有料)とか、
テイクアウトのアフタヌーンティーサービス(有料)を
リモートでイブニングコンサートを聴ける(有料)とか

そんなぽかぽか太陽の方法を取ると思います。

かつて、プーチン大統領は投票率を上げようと
投票所に市場より安く買える売店を設けたようです。

脅すよりもっと優しいアイデアを出せないものなのかな?
と思うのです。
余計なお世話だとは思うのですが。



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No1742

令和3年 2021年1月27日(水)

「手間をかけてガラッと変わりたい」



コロナ禍とはいえ、いえ、だからこそ
それぞれに忙しい世の中になりましたね。

医療や介護の現場で働いておいでのお客様、
自宅などで介護をなさっておられるお客様も大変多く、
そのご苦労を思うと、心が痛みます。

ストレスなくシンプルに、でも心豊かに暮らすには
どうしてもいいのかといつも考えます。

一つにはインテリアの力を借りることができると思います。

カーテンを変えてみると
着る服で見違えるほどになることがあるように、
カーテンでお家が変ったようにも見えます。





そうは言っても忙しいし、手っ取り早く、
掛け替えて気分一新したいなと
既製品のカーテンを選んでしまうと待っているのは、
ちょっと寂しい気分です。

まず、サイズ、色、デザインで妥協し、ひだ数も少ない
ボリューム感のないものになることがしばしばです。

それには、
少し急ぐのをやめて、相談したり、生地を手に取って選んだりという
工程が必要になり、やはり手間がかかります。

服を選ぶ時は鏡で見たり、
試着してみたりと自分に合う色、デザイン、サイズなのかを
吟味するはずですから、
カーテンもそうすべきだと思います。

慌てて選んで失敗することはあっても
じっくり選んで納得が行ったもので失敗することは
ありません。

急ぐ部分とじっくり立ち止まって考える部分を
使い分けて、手間も工程も一緒に楽しみませんか?




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No1741

令和3年 2021年1月26日(火)

「誰かが見ている」




私は毎朝、
ショップの駐車場道路と表玄関&表通りを掃き掃除する担当です。
そこで、
どんなゴミが落ちているのか毎朝、興味深くチェックしています。

ゴミの内容はだいたいタバコの吸い殻が2、3個
紙ゴミ1、2個、他は飛んできた落ち葉です。
大きなゴミはめったにありませんので
主に、排気ガスによるホコリやアスファルトの埃を掃き清める感じです。

そして、全くなくなったゴミがレジ袋!
有料化により、もったくて捨てられなくなりましたようです。

また、
自粛の影響かもしれませんが、
最近はゴミの量が減り続けていると感じています。

もちろんその前に
日本人はごみを持ち帰る、ごみを路上に捨てないという
習慣がかなり常識として定着していますから、
常識的な人は職場や自宅以外でごみを捨てることなど
ありません。

しかし、
世界にはそんな国ばかりではないことは
ちょっと海外旅行をしてみるとよくわかります。




先日は"ニューヨークの街をきれいにしよう!"と
ゴミ拾いのボランティア活動している若者を
京都生まれニューヨーク在住のタレント、俳優、リポーターの
マイケル・マカティアさんがBSの「キャッチ!世界のトップニュース」で
リポートされていました。

ニューヨークの街には
公共のごみ箱があちこちに置かれてはいるのですが、
それでもゴミは街にあふれ、最近では
テイクアウトの食べ殻ゴミが大変多いようです。

そんなゴミ収集ボランティアの活動がニュースになるくらいですから
ゴミに対する意識の違いは大きいと思います。

そうは言っても、日本の特に都会では、
コインパーキングなど自販機のある場所や
コンビニの周辺、マンションなどのごみ置き場には
ゴミが散乱していることがよくあります。

それを人知れず掃除している人が必ずいます。
誰も見ているはずがないと思っていても、
必ず、それを見ている人がいます。
私もそんな人をよく見かけます。

開店前のお隣さんの歩道を掃除していると
「うちの前まで掃除していただきありがとうございます」
と言われた事がありますから、
やっぱり、「誰かが見ている」と思って間違いないと思います。



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No1740

令和3年 2021年1月25日(月)

「マスクでかんかんがくがく(侃々諤々)」


アメリカ大統領の就任式を21日の午前1時半からライブで見ました。
コロナ禍での就任式で
これまでとは違う式典になったようですが、
レディガガが国家を歌ったり、
10代の詩人が詩を朗読したり、
その度に、消毒をしたりと
日本にはない式典の様子にとても興味津々で見ていました。

そして、予想通り、ホワイトハウスからは新たな政策が
どんどん打ち出されているようで、
最近はマクロン大統領やバイデン大統領、ホワイトハウスだけでなく
いろいろな国の首相や大統領のツイッター外交を興味津々で
見るようになりました。




昨日のホワイトハウスのツイッターには、
「マスクをしてください!」というコメントと
医者がマスクをつける映像が流れていました。

日本では今さら感がありますが、
しかし、そのリツイートがあまりに面白いのです。

「今頃言ってももう遅すぎる!」とか、
「あと2か月早く言ってくれたら
何千人もの命が救えたのに」というコメント
あるいは、
「コミュニストには従うか!」とか
「いや、結構、わたしは息がしたいから」
などなど
トランプ支持者的コメントも多数ありました。

日本では、
「マスクをしよう!」とだれかが公に言いましたでしょうか?

同じ民主主義を掲げた国でもここまで考え方が違うのですね。


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No1739

令和3年 2021年1月24日(日)

「ハッピーに変える」


もしも、やるべきことでやりたくないな思ったら、
「ハッピーに変える」
これに尽きるとわたしは思うのです。


だから、つい、
何かを始める前にため息をついたり
冴えない表情でやっている人を見ると、
人生という一瞬、一瞬を楽しんでいないな~、
もったいないなと感じます。
だって、
その一瞬もその人の一生の長さにカウントされているはずで、
楽しい時だけカウントされているわけではないのですから。

その反対にやってもやらなくてもいいようなことを
一所懸命にやっている人、
誰もがバカにするような研究を長年続けている人は
自分の人生を楽しんでいる人だと思います。
そんな人はとても面白いです。






そんな研究者がぞくぞく登場する
Eテレの「ヘウレーカ」は最高に好きです。
「2355」の番組ディレクターさん、アーティストさんたちにも
会って話をしたいなと思います。

もし、
自分では結構楽しい人間だと思うのに、
周りに楽しい人がいないのよね~と思っている人がいたら、
実はその人自身は隠れ厭世人生を歩んでいるのではないかと思います。

パンデミックが始まってから20秒手洗いが推奨されていますが、
石けんを泡立てて20秒間のこすり洗いは
結構長くて退屈な時間です。
その20秒の測り方を
「ハッピバースディを2回歌えばいいよ!」
とはじめに教えてくれた人、
かなり人生を楽しんでいる人ですよね。
きっとアメリカ人でしょうけれど。

私も毎日、色々な人の名前を唱えながらやっています。
今日は誰にしようかと思いながら。


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No1738

令和3年 2021年1月23日(土)

「数学者はこう考える」



女性の普通にあるこんな行動に関して、
関心というキーワードで
短いけれど、端的に表している下りを読みました。

「女性が百貨店で靴(バッグ)に目が行くとすぐにその靴(バッグ)のことが
実によくわかってくる。
そして、どれを買おうかというので
いろいろ選び始める。
それはどんなに時間がかかっても一切とんちゃくしない。
最後にこれと決めるまでやめない。
その間、靴(バッグ)に関する関心はずっと持ち続けられるのだ」

これは岡清潔さん(1901-1978)という日本の偉大な数学者の著書
『数学する人生」というほんの中に書かれていました。





随筆、講義の内容、フランス留学時の話、日記など
いろいろがまとめられたほんで、
宗教、絵画のこと、俳句もたくさん散りばめられて
およそ数学者の書いたほんには思えないようなほんです。

そんな中で、
靴やバッグを選んでいる女性の姿はこのように映っているのだなと
思うのと同時に、
ほとんどの女性に嫌われるアイロンがけには
関心が向けられていないから、
”どんなに時間がかかっても一切とんちゃくしない。”
ことにはならないのかと
納得しました。

そして、行動の基本は
『関心』ということなのだなと思いました。

関心のないものに時間とお金を使うことを嫌がる反面、
関心のあることには時間もお金もどんどん使う。

行動経済学って、1990年代に登場した新しい分野の学問ですが、
実は、岡潔さんがパイオニアだったのかもと
このほんを読みながら思っています。

人間の行動って、数学みたいに
結構ちゃんと答えも出せるものなのですね。


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No1737

令和3年 2021年1月22日(金)

「お出かけの必需品」



昨年から、バッグの中身が増えました。
感染対策品とレジ袋の有料化による持ち物が
増えたことだと思います。

エコバッグは今や絶対必需品となりましたが、
スーパーやコンビニなどでエコバッグを持参するのを忘れた時、
レジ袋に負けたようで悔しい感じがしませんか?

この変な気持ち、わかりますか?

無駄になる3円、5円がもったいないのは
もちろんですが、さらに、
それだけでない、なんだか違う変な気もちがあるのです。

私は普段、お笑い番組は見ないのですが、
たまたま見かけた番組で笑ってしまいました。

スーパーのレジで5円のエコバッグをもったいないと
思った(女装した)女性が、かごいっぱいの買い物を
何とかちいさなバッグにぎゅうぎゅうに詰め込み、
それでも足りないので、ポケットや
さらに、履いていたストッキングを脱いでまで
その中にたまねぎやりんごなどを入れるシーンがありました。

そしてもうどこにもはいらなくなった最後に残った
ペットボトルのコーラをその場で一気飲みするのです。






私はお隣りのマツモトキヨシさんに
買い物に行くときは、紙袋を持参しますが
たまに忘れた時は、そのままで結構ですと言って、
洗剤や牛乳などを手に持って帰ります。
たった20mほどの距離なので。

そんなとき、
今までもこれでよかったのかなと思うことがよくあります。

それはバッグの中身も同じで、
本当に必要なものはごくわずかなのかもしれないと思いました。

必要なものから順番に1~13まで番号をふったら、
財布以外とスマホ以外は、いやスマホさえいらないような気もします。

ケイタイが普及する前までは、
お化粧をしない私は
財布にストラップがついた斜め掛けバッグひとつをかけて
かごには何も入れず自転車で通勤し、
そのまま飛行機に乗って東京の展示会に日帰りで行っていました。

あの時はあれで何も不自由はなかったのです。
今、あの時のようにまた、身軽になりたいです。



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No1736

令和3年 2021年1月21日(木)

「食べる野菜スープであったまる」



家事の中で一番、不得手なのが料理です。
そんな私が料理の話をすることはほとんどありませんし
そんな資格もないのですが、
しかし、つい最近、あさイチ(1月12日)を録画で見て
はまっている料理があるのです。

イタリアンの達人、落合務さんのレシピ、「豆とたっぷり野菜のズッパ」を
自分流にアレンジ(省略?)した単純な野菜スープです。

材料とレシピはこちらです。
トマト、セロリ、たまねぎ、かぼちゃ、ズッキニ、人参(絵に描き忘れました!)など
煮込みに適した野菜を煮えにくい順にオリーブオイルで炒め、
水を足し、トマトジュースを加えて塩コショウで味付けするだけの
トータル15分から20分でできる簡単なスープです、






落合さんはまず
オリーブオイルでベーコンを炒めてたまねぎ、セロリ、にんじんを入れて
強め中火で4,5分くらい炒めておられましたが、
私はベジタリアンのため、ベーコン抜き。
野菜のみのクリアな感じのスープも好きなので
まずはトマトジュースも入れずに作りました。
そして最後に落合さんは
キドニービーンズという洒落た煮豆も入れておられましたが、
それも省略。

するとすぐに常備野菜でできました。

アレンジとして、
バーミセリなどのパスタ数本は布ナプキンに包んでキッチンカウンターの
角でバリバリと小さくカットして
そのまま入れ、一皿でごはん系にもなります。
そして
最後はパルメザンチーズをたっぷり。

私はこれにシンプルなクラッカーで満足感いっぱいに
なりました。

シェルマカロニを別ゆでしても試してみましたが
食べ応えのある一皿になります。

さらに、
このスープは作り置きとアレンジができて便利です。
私は翌日に甘くない野菜ジュースを足して、
チェリータイプのモッツァレラチーズを入れてみましたが、
これもなかなかおいしかったです。

簡単、便利、野菜たっぷの食べる野菜スープは
粗食ベジタリアンの私にはぴったりの冬の料理になりました。

きっと私はずっと飽きることなく作り続けることでしょう。

正式にはあさイチで落合さんなどで検索を。


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No1734

令和3年 2021年1月20日(水)

「フラットシーツで完璧コーナーを作る」


最近知った英語の表現に、
ホスピタルコーナー(hospital corner)があります。

意味は
フラットシーツでかっちりしたコーナーを作ることだそうです。
動詞はmakeを使い、make hospital cornersとなります。

ホスピタルだから、病院、コーナーは角。
フィーリング、分かります。







しかし、今、
フラットシーツでベッドメイキングなさる方は極々少数です。
おそらく、クイックシーツ派50に対し
フラットシーツ派1くらいの割合ではないかと思います。
クイックシーツ派の方が断然多いようです。

クイックシーツはゴム付きなので簡単にマットレスセットでき、
アイロンの面積も狭く、便利です。

それでもフラットシーツでメイキングしたくなるのは
hospital cornersにあると思います。

このかっちりしたコーナーを作るプロっぽい感じがいい、
きもちいいということだろうと思います。
またフラットに干せるという気持ちよさもあると思います。

さて、
フラットシーツで完璧なコーナーを作るには
折り方に多少のこつがあります。
しかし、一度覚えれば簡単です。


下のアイコンからフラットシーツでベッドメイキングをしている
『リサコラムの部屋』のぺージに飛びます。





見るだけで気持ちがすっきりしますよ!
ぜひご覧いただけたらうれしいです。


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No1734

令和3年 2021年1月20日(火)

「アメリカ大統領就任式大胆予想!」


波乱万丈な選挙結果も
現地時間1月6日の現職大統領の支持者の一部による
国会議事堂に対する暴挙という大きな負の遺産を残して
ようやく混迷と疑惑とデマに満ちたアメリカ大統領選挙に
決着がついたようですね。
同時に
いろいろな問題を噴出させながら、
トランプ大統領と次期バイデン大統領とのコントラストを
明らかにさせたこの2週間だったように感じました。

襲撃事件の予期せぬおまけは、
トランプ大統領のツイッターのアカウントが永久削除された
おかげで、妨害されることなく、
バイデン氏は自分の意見を思い切り述べる場を得て
さらに、新しいホワイトハウスのメンバーのことも
存分に世界中に広められたことだと思います。






日本時間では1月21日ですが、
明日、大統領就任式がどんな風に行われるのか、
そして、ファーストレディの服装は?
と興味の関心も集まっていることでしょう。

私の全く勝手な予想はジル・バイデンさんはよく濃紺の
スーツを着られているようですので、
それより鮮やかなサファイアブルーというのか
エーゲ海ブルーというのか、
そんな青系のロングドレスコートのようなものを
着られるのではないかと思います。

聖書に関しては
リンカーンが使った聖書か、
いや、子供の頃から愛用して来た聖書か
洗礼式の時にもらった聖書かも?などなど想像しています。

ちなみに副大統領のハリスさんの旦那さんのダグさんは
今回、
初のセカンド・ジェントルマンになられるとのこと。
(First Second Gentleman)
女性の副大統領も初ですから、当然ですが、
ハリスさんが将来大統領になられたら,
ダグさんはまた、
初のファースト・ジェントルマンに格上げになりますね。
(First First Gentlmeman)

ファーストレディよりも、きっと
ハリスさんへの注目度の方が高くなるのかもしれません。

しかし、
日本の政治のことより不思議国アメリカの政治に対して
どうしても関心が高くなるのはなぜだろうと思います。

事実は小説より奇なりのように見える
滑稽なところがたくさんあるからかもしれませんが、
わくわくが止まりません。

不謹慎なところはお詫びいたします。
一日本人の意見です。


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No1732

令和3年 2021年1月18日(月)

「再利用でさらに輝く」



着物はほどけば、1枚の布になる
再利用可能な便利な着衣ですが、
それは直線断ちだからですね。

着物と同じように直線断ちの
ドレープカーテン、レースカーテンは、
ほどいて別のものに仕立て直しできます。

このカーテンの仕立て直しが大好きな方、
いらっしゃいます。

「えっ?これは昨年作ったまだ新しいカーテンですよね?」
というインポートのカーテンを
別のお部屋用にと
作り替えをご依頼されるのですから毎回びっくりします。

このような方は極小数のお客様ですが、
高価な生地だったり、思い入れのあるカーテンだったり、
お母様のお部屋のカーテンを
ホームに入られたからクッションカバー等に作り替えるとか
サイズを小さくして子供部屋やゲストルームに使いたいとい
ご要望は時々あります。





ただし、その場合、
専門の業者さんによるクリーニング後で、
さらに、
サイズを小さくするか、クッションカーバーやテーブルランナーなどの
インテリア小物に作り替えることになります。

つい最近は
まだ1年半しか使っていなかった素敵なバランス付きのカーテンを
食器棚の目隠しカーテンに加工し直すことになりました。

もう処分する寸前で「!」と思いつかれたようで
カーテンも生き残れてほんとうによかったです。

きっと食器棚のカーテンを開け閉めするのも楽しいし、
キッチン一帯がエレガントに見えることでしょう。

確かに、
何か買って来て吊るした方が安いかもしれませんが、
結局のところ、簡単に手に入れたものは
簡単に捨ててしまうということになるでしょうから、

いいものをリフォームした方が
インテリア的なレベルは維持できます。

リフォームしてでも使い続けたいものを
オーダーすることで、「もの」が「大切なもの」に
なって生き続けるのだろうと思います。



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No1732

令和3年 2021年1月17日(日)

「カフェのカタチ」


ヴィンセント・ヴァン・ゴッホは
「朝7時から夕方6時まで集中して絵を描き、
時に食べることを忘れることもよくあった。
そして絵を描き終われば、
カフェに行って帰って眠るだけだった」
というそんな記述を『天才たちの習慣』
というほんで見つけました。

ブルーと黄色の鮮やかなコントラストのゴッホの絵
『夜のカフェテラス』( Terrasse du café le soir)がすぐに
思い浮かびました。

ゴッホの絵の中のこのカフェは今でも残っているため
観光名所になっているようですが、
生前、1枚しか絵が売れなかった天才が足しげく通ったカフェで、
当時、画家、文人、芸術家の卵などがどんな
会話をしたのかなと想像が膨らんでくる名画です。






日本では15年ほど前からカフェブームが起きたように
思いますが、
フランスのカフェと日本のカフェでは
目的も趣きもかなり違うようです。

しかし、
そのカフェの本場フランスでも
パンデミックの今、売れない画家、芸術家、
文人のような人々がたむろせなくなっているようです。

これからコロナが収束に向かって行ったとしても、
カフェではひとりひとりの間隔を置き、会話は原則禁止
お酒は7時か8時までなどとなれば
カフェではなく、何になるのでしょうか?

そうなると、
ゴッホの時代のカフェ文化は古き良き時代の
文化遺産として残るのかもしれません。



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No1731

令和3年 2021年1月16日(土)

「ジョークは美」

ラジオ講座『実践ビジネス英語』の1月のテーマは
「暗い時代のユーモア」です。

今は、パンデミックという状況にありますが、
「アメリカ人はそんな状況においても決してジョークを
忘れない。そこはとても尊敬できると」という
下りがありました。

う~ん、ジョーク、
日本人は結構不得意とするテーマでは
ないでしょうか?

日本には江戸時代から落語というジョークが
ありましたが、果たして、当時の江戸の人々は
そんなジョークを普段使いしていたのかな?と疑問に思います。
ジョークが日常にあったのであれば、
わざわざ落語を聞きに行かないような気もします。

残念ながらスタッフにも
普段からジョークを言う人はいません。
(これ自体がジョークみたい?!)





しかし、
ジョークを言ったとしても、
ユーモアを理解してくれる人がいなければ、
ジョークは成立せず、
かと言って
それを説明することはカエルを解剖するようなことだそうです。

解剖によってジョークの意味は深まっても
カエルは途中で死んでしまう。
つまりジョークも死んでしまうということですね。

「ジョークは美」
だという考え方があります。

ユーモアのセンスを磨くことは
美のセンスを磨くことだとすれば、
私はその考えに大賛成です。


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No1730

令和3年 2021年1月15日(金)

「発想がステキな丸い橋」



海に浮かぶ大きな手錠?

パソコンを立ち上げた時に勝手に表示される壁紙に
不思議な画像が映し出されていました。

それは実は橋でした。
海の上に円形のラグーンを作るように描く面白い橋だったのです。

よく読んでみたら、
その橋はデザインだけではない、ある機能美とステキな理由がありました。

1 車は片側一方通行、人は中心を通行することができる。

2 カーブなので車がスピードを落とすことになる。

3 それにより車もゆっくり景観を楽しめる。

4 排出ガスが減り、環境保護にも役立つ

5 観光名所になる。

ざっとこんな感じでした。





じっくり見ると、カーブに入る手前に横断歩道があり、
人は円の中心に作られた歩道を歩いて渡れるようです。


設計したのはウルグアイの建築家、ラファエル・ヴィオリニという建築家で
日本の東京国際フォーラムのデザインも
なさっておられる方のようです。

デザインと環境保護をリンクさせる発想などなかった時代も
あったと思いますが
ここへ来て、
デザインと環境への配慮の融合というキーワードが
今、注目されているようです。

ウルグアイと言えば
昨年、2020年に政界から引退した元大統領ホセ・ムヒカ氏がことに有名ですね。
ムヒカ氏は大統領任期中も公邸には住まず、自給自足の農家の生活を続け
給与のほとんどを寄付し、自分で車を運転して通勤?していた
そんな
”世界で一番貧しい大統領”と言われた方。

そんな方のお国ですから、
やはり、環境保護に対する考え方も違うのだろうと
思いました。

いつかこの橋を渡りたいです。


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No1729

令和3年 2021年1月14日(木)

「ステイホームのアイコン作りました」



福岡も2度目の緊急事態宣言が発出されました。
心して行動しようと思います。

しかし、2度目となると、
最初の緊迫感とはまるで違う感じで、
お客さまともさして話題に上ることもなく、第1日目を終えました。





会食、集まりを避けて密を避けてとこれまでと同じことなので、
1年もやればほぼ習慣化してはいるのですが、

しかし、気を抜かないように、
夜はしっかりステイホームしたほうがいいですね。

自分の部屋で、ステイホームするなら
清潔なベッドリネンと寝具とそして行き届いた掃除。

そんな中でステイホームすれば
ホテルステイのようで気分も新たな感じではありませんか?

そんなイメージを表したくてアイコンとロゴを
作りました。





これからサイトやウェブショプサイトなどいろいろなシーンで使いますので、
アイコンとロゴマークを見かけたら、
”どんな時もステキに行こう!”と
思ってくださったらうれしいです。


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No1728

令和3年 2021年1月13日(水)

「美しいテーブルで静かに食事」


先日の日曜日の夜、
NHKラジオ第2の文化講演会を聞いていました。

withコロナ時代の時代を「生き抜く強い心を持つ」というテーマ
最初は音楽家、アーティストかなと思って聞いてたら
講演者 名越康文さんは
実は精神科のお医者だったのです。
音楽は50歳から始めた趣味だとのこと。

そんな名越先生は患者さんなどから
生き方についてよく尋ねられるとのことです。
そう聞かれても困るのですが、と言われていましたが
しかし、力強いメッセージに引き込まれました。

確かに精神科医=哲学者でもメンターでもないのですが、
なんとなくわかりますね。

そのお話しの中で
あくまで医師としての自分の意見ですがと
強調されていましたが
新型コロナの感染症についてご自分の見解を述べられていました。

まず移動そのものを敵視しているが、移動そのものでは感染するわけないと。
マスクをして話をしないでじっとしているのに、
感染するのであれば、満員電車で大感染するはずだと。

感染するのは会食。
実はもうお医者さんたちはずいぶん前からわかっているはずなのに
今の今までなぜそれを大きな声で言わないのだと
言われていました。

会食で感染する理由は、そこにアルコールが入るからだと。
アルコールが入るとどうしても気が緩み、
次第に声が大きくなる。
そこで、3人か4人に限り、大きな声を出したらブザーを
鳴らすとかそんなことをした方がよいと。






アメリカ、ヨーロッパ、南米など
ワインやビールなどのアルコールと会食&おしゃべりが好きな人々の
国では感染爆発していることを見ても納得できることだと思います。

withコロナの中で私はあるシーンがいつも頭の片隅にあります。
それは見たことはありませんが、
太宰治の小説の人間失格』の中で出てくる食事シーンです。

主人公(太宰)は子供の頃、大家族の全員と
使用人が列を作り箱善の前に向かって
無言で食事をしていたそうです。このことが何より苦痛だったと
書かれています。

食事の時はしゃべってはいけないというと、
禅寺の修行僧を思い浮かべますが、
それは行儀作法というだけでなく、
もしかしたら、昔の人々の感染対策ではなかったのかなと
思われないこともありません。

欧米、中南米では、お祭りや
パーティや会食を好み、コミュニケーションを活発にするという
文化と一体となった慣習がありますが、

日本のその昔は学校でも家庭でも「黙って食べなさい!」とか、
「口にものを入れたままでしゃべってはいけない」と教えられて
きたのではないでしょうか。

withコロナの時代の新しい生活様式というのであれば、
テーブルを美しく、食事は静かに小声で
と食事の慣習を日本の昔にちょっと戻すのもいいのかもしれません。



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No1727

令和2年 2021年1月12日(火)

「きのうきれいなベッドみました」


「きのうはママと妹ふたりでお買い物に行って
きれいなベッドをみました。

ママはいっしょうけんめいにプレゼントをえらんでいました。
先生とママの妹にあげるためです。

私と妹の3人はお店のなかをたんけんしました。




そしてきれいなべっどをみつけました。

いちごのようなカーテンがベッドのよこにかかっていて
つるつるした白いかばーがベッドにかかっていました。

白いかばーにはきんの糸で
スペードみたいなもようがたくさんほってありました。

小さなまくらが7つありました。

わたしは1こしかもっていません。
そのまくらたちは7人の小人ようのまくらではないことは
わたしはわかりました。

わたしたち3人はずっとうっとりみていました。」


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No1726

令和3年 2021年1月11日(月)

「初でした。氷掻き」


かき氷ではなく、氷を搔きました。

氷を掻くと呼ぶのかどうかもわかりません。

ともかく、
日曜日の朝出勤したら、駐車場と道路との間にかけて
段差を埋めるようにきれいに凍りついていたのです。

それは厚さ2~4㎝ほどの氷でつるつるです。

こんなことは初めてでした。

これでは駐車場に入るにもタイヤがスリップして危ないし、
女性のお客様がヒールだったらさらに危険だと思い、
他のスタッフ2人で氷処理班になりました。







なにしろ初のことで、自己流ですが、
シャッターの棒で固い氷をカンカンとたたき割り、
ある程度小さく割れた状態でちりとりで削り取り、
さらに、7、80cm角の板があったので
それで氷の欠片をかき集めました。

それを側溝から下水管へと落とし、水を撒きました。

外気温が2、3度くらいしかないと
少々のお湯をかけても厚い氷はなかなか解けないことも
初めて知りました。

なにより、
凍り付く前にやっておくべきは前日の雪かきですね。
次回はそうします!
しかし、
またいつこんなことはあるかはわかりません。

恥ずかしながら、
めったにない積雪で、雪と氷のできるまでを学びました。


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No1725

令和3年 2021年1月10日(日)

「バスローブの出番です」


先日、テレビで在宅医療専門の80才を越えたお医者さんが
話題になっていました。

自分で車を運転して患者さんのお宅まで出かけて行かれるのですが、
過疎化の進む地域でさらに先生はご高齢ということもあり、
いつまでやって行けるのかとご本人も患者さんも心配そうでした。

そこで、リモート診療という方法が試みられていいました。
リモートで診療した後は、処方箋をドローンで近くまで
届けることになっていました。

これはとてもいいリモートワークの一つだと思いました。
迎える側の負担も減り、なによりお医者さんが楽になりますし、
今後加速するのではないでしょうか?




そんなテレビの画面を見ながら、患者さんはどんな格好で
いるのかなと思いました。
病気とはいえ、寝たり起きたりなので、パジャマや部屋着の方が
多かったようです。

しかし、もしも私が患者ならリモートとはいえ、
やはりパジャマのままではなく、それなりの恰好をしたいなと思いました。

私はお風呂から上がれば、必ずバスローブを羽織りますが
それは、すぐに動けるからです。
洗濯したり、アイロンかけたり、食事の支度もすべてバスローブです。
そして、その後はパジャマの上にローブを羽織ります。
ローブは部屋で着るコートのようなものなのですが

時としてガウンやローブは傍目にはおしゃれに見えないものもあり、
それより白いバスローブの方が清潔感があって
患者風に見えるのではないかと思いました。

バスローブは優雅さの象徴のように言われた時代も
ありましたが、実はすごく便利な羽織りものなのです。

あまり贈られる方が少ないのですが、
お見舞いにバスローブは最適だと思います。
寝起き状態にゆとりと清潔感を加えることができると思います。

バスローブの利用価値はまだまだありそうですね。



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No1724

令和3年 2021年1月9日(土)

「さあ、ベッドルームの出番です」


ベッドルームなど、インテリアのコーディネートのご相談が
昨年から増えています。

理由はやはり新型コロナウイルスの流行で
自宅で過ごす時間を素敵にしたいという気持ちが
強くなっているからではないかと思います。

そして新年が明けて1週間が経ち、ほんとうの
冬がやって来ました。
緊急事態宣言が出された地域もあり、
自宅に閉じ込められた連休になりそうですね。

昨日は福岡市も数年ぶりに雪になりました。
大雪警報まで出されていました。

数センチの積雪でもあたふたし、
宅配便の集荷さえストップしてしまっているのですから、
東北、北海道にお住まいの方からは笑われるでしょうね。







そんな異常事態?の中、仕事帰り、電車とバスを乗り継いで
凍った雪を踏みしめて
ベッドルームのご相談にお越しくださった女性の方がおいででした。

たまたま私がお相手することになり、
一通りベッドルームのアイテムをウェブショプや
インスタグラムの画像などもお見せしながらのご説明すると、
とても熱心なご質問も返ってきます。

もちろん、女性の方はすべて、ベッドルームのご説明に
真剣に耳を傾けてくださるのですが、

しかし、
数年に一度しか降らないような雪の日の夕方に
ベッドルームをきれいにしたいとわざわざ来店されるその熱意は
やはり女性ならでははだと思いました。

長年この仕事を続けて来た中で
男性のベッドルームのご相談は2件しかありません。
(おそらく女性は数百件ほと)

コロナで夜間あまり外出できないなら、
自宅でお酒を飲んだり、テレビを見たりと言うのが
今までの大人の男性のお正月の行動パターンのような気がしますが
これって偏見でしょうか?

男性も美しい寝室に興味と感心を寄せてもられる日が来ることを
ずっと心待ちにいたしております。



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No1723

令和3年 2021年1月8日(金)

「不思議国アメリカ」


”穏やかなよい年になりますように”

世界中で祈りに近い願いが捧げられた2021年。
そして予想どおり!波乱の幕開けになりましたね。


日本では7日、緊急事態宣言が一都3県に発令され、
そして、アメリカでは、トランプ大統領支持者の一部が暴徒化し
国会を襲撃、一時占拠というが前代未聞の事件が起きました。

そして女性ひとり含む5人が亡くなりました。

私は昨日、7日の午後2時過ぎのお昼休みに
マクロン大統領のツイッター演説を見ていました。

マクロン大統領は
18世紀からのフランスとアメリカの友好関係を強調しながら、
「あれはアメリカではない。アメリカの民主主義ではない」と
暴力によって選挙の結果を覆そうとする行為に対する
力強い非難を短いかっこいい言葉で述べつつ、
その裏に次期バイデン大統領に対する
期待を込めていました。

マクロン大統領の背後には
アメリカ国旗とEUの旗、そしてフランス国旗トリコロールが
掛けられていました。








マダム・ワトソンの店内では
フランスのラジオ局『ラジオクラシック』をずっと流しているのですが、
6時頃まで音楽は全くかからず、
マクロン大統領のツイッター演説を含め、このニュースばかり…

そして、
きっと多くの人たちと同じように私もトランプ大統領のツイッターを
検索しようとしたら、そのうち検索できなくなっていました。

なんと、
ツイッター、facebook、インスタグラムがトランプ大統領のアカウントを
ブロックしたそうで、これもびっくりでした。

インスタグラムは永久的に削除だそうです!

「ツイッター外交」という言葉も、行為もトランプ大統領が最初。
それにより世界中の指導者が利用するようになったツイッター社から
このような反撃を受けるまでになったのですからこちらも前代未聞です。

ツイッター他2社、それぞれが利用規約違反云々の前に
人道的立場を強調する目的のために、あるいは嫌悪感から
アカウントは削除されたのではないと思わざるを得ませんでした。

さらに、日本時間の今朝、
トランプ大統領は支持者を国会に行くように扇動した責任を追求され、
残り13日の任期を残して退任に追い込まれるか、
弾劾裁判にかけられるかというところまで1日半で事態は進展したようですね。

2021年1月7日は
前代未聞という言葉がネット、ニュースで繰り返された1日でした。

それでもなお、
恥も外聞もかなぐり捨て、強きの姿勢を貫き、
アメリカだけでなく、SNSもリアル世界をも敵に回した
現職のアメリカ大統領。

こんな人物、日本人の中に、いるでしょうか?

しかし、確実にアメリカ人の約半数はトランプ大統領支持者が
いるわけですから、

ますますもって、不思議国アメリカという感じですね。


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No1722

令和3年 2021年1月7日(木)

「お寒うございます」



雪が降りました。
うっすらと。
今晩からさらに降り続き、積るようです。

お客様にはもちろん、東北、北海道、日本海側の北陸地方に
お住まいの方もたくさんおいでなのですが、
その、ほんのふわっと雪が降っただけで大騒動するのが
九州人の九州人たるところですね。

実は元日の夜中に
さだまさしの生放送の番組、『生さだ』を見ていましたら、
長崎出身のさださんは雪に関してこんなようなコメントをされていました。







それは、「佐賀、福岡、長崎などの地域の人にとって、
15cmの積雪といえば、東北の人たちの8mくらいの感覚」だと。

まさにそうです。

以前、一度だけ、大雪(10cm位)の朝、
自転車を引っ張って朝早く出勤した覚えがありますが、
15cmの積雪は思い出す限りにおいてありません。

そんな雪が降ればもう交通はマヒで
外に出られない状況になるはずです。

さて、明日はどうなることか?
毎日汗をかくくらいに温かなおふとんにくるまって、
眠っている私は冬の眠りは大好きです。

まだ帰ってから英語の宿題をやらなくてはなりませんが、
明日の朝の積雪を楽しみになるべく早く、
今日の内に”Go to Bed”したいなと思っています。



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No1721

令和3年 2021年1月6日(水)

「パンツスタイル」


最近街中の人々を見ているとパンツスタイルの女性が
多いことに気づきました。

ほぼ、8割ほどパンツスタイルのように感じます。
ということは、ヒール、ことにピンヒールの方は
極々少数派ですね。

多くはパンツにスニーカーです。

一昔前とはいつ頃のことなのか、おそらく震災の前までは
ミニスカートやワンピースにピンヒールでタイツも
履かず、ストッキングで真冬のの街を歩いている姿も
結構見かけたのですが、







やはり、いつ何が起きるかわからないという不安感は
ファッションのシーンも変えるのでしょう。

さて、私はと言えば、ほとんどミニスカート。
冬用のパンツはベルベットのパンツスーツが1着あるだけです。
ミニスカートの理由は動きやすい、立ったり座ったり、
作業がしやすい。
かがむ、座るとき、裾を気にしなくていいという利便性からです。

しかし、明日からはまた寒くなるそうですから、
ミニスカートの下にパンツもいいかなと、パンツ調達を
考えています。
とは言え、ショップでワコールのカルソンパンツを販売しているので
すぐに購入できるのですが。

パンツスタイルをかっこよく着こなせるか自信は
ありませんが、イメージを描いてみました。



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No1720

令和3年 2021年1月5日(火)

「見方を変える」


世界のニュースを見ていると、ものの見方を変えることの
難しさをひしひしと感じます。

人種、民族差別問題は何千年も前からずっと変わらず私たち地球の上に
あります。

最近の話題はロヒンギャの難民が
整備された無人島に住まわせるようになったことでした。
今の難民キャンプより遥かに快適な住環境のようでよいようですが
しかし、その島は度々水没することをフランスのテレビ局は
問題にしていました。






そんな迫害を受け続け、さまよえる民は
今でも変わらず世界中にまだたくさんあります。
それは、
もしも自分がそのさまよえる民であったならと、
反対側の人はなかなか考えられないからだろうと思います。

それがわかるのは、
こればかりは真だろうと思って慣れ親しんでいる
地球の地図や地球儀であっても実は何種類もあり、
一件一見するととても地球に見えないからです。

ちなみにオーストラリアの地図も地球儀も
南極大陸が上になり、
私たちが見なれている大陸は全部さかさまになりますね。
すると日本では九州が上になり、北海道が下になります。



                 ネットよりお借りました。


明日からこの地球儀や地図を使いますと言われても
しっくりこないから嫌な感覚を持ったり、困惑するかもしれません。

きっと、こんな違和感が差別を生んでいるのだろうと思います。
反対の見方も自分たちと違う人も常に同格ということは頭でもわかっていても、
さらにさしたる理由も、悪意もなくても、
慣れた見方から離れられないのだろうと思います。

コロナ禍で言われる新しい世界、新しい時代、
ニューノーマルは
ここから変え始めるべきではないのでしょうか。



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No1719

令和3年 2021年1月4日(月)

「もしもデンが持てるなら」


リモートワークが増えたことが
コロナ禍で変ったことの一つですね。

リモート勤務を快適行うには、
自分だけのこもれるスペース、「デン」を持つことらしいと
アメリカの今の様々なテーマを話題にした『実践ビジネス英語』で
学びました。
そして、そこに出勤するように、朝起きたら
顔を洗い、男性ならひげをそり、着替えて朝食を食べ、歯磨きをして
デンに向かうことだと。





たとえ、リモート勤務でなくても
たった1畳ほどのスーペースであっても、
こもれるステキなデンは魅力的ですね。

私なら、ベルベットのカーテンに白いデスク。
バルバーニのキャスター付きチェアをおいて
イギリス紳士(19世紀)風書斎にしたいなと思いました。
本を読むためではなく、
遅れている本の原稿を執筆するためだけのデンにしたいと
思っています。

できれば、
マダム・ワトソンの中にも自分専用のデンが欲しいな~と思っています。
贅沢ですよね。



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No1718

令和3年 2021年1月3日(日)

「淑女の挨拶」


お正月はあいにくのお天気の地域が多かったようです。
福岡市も珍しく、大晦日から雪が降りました。

さらに自粛のお正月になり、
ご近所や帰省なさった懐かしい方にお目にかかれて
嬉しく思いました。

そのような折り、ご近所から歩いてご来店なさった
70才代の女性のお客様をお見掛けしたので、
近寄ってお名前をお呼びしてから、
「あけましておめでとうございます~」とご挨拶をし始めると、

慌てて、ダウンジャケットを脱がれて、
「もう一回、初めからやり直しましょう!」とおっしゃって
「あけましておめでとうございます」と
ご一緒に2度目の新年のご挨拶をいたしました。



今はあまり厳しく言わなくなりましたが、
淑女のご挨拶は、「コートを脱いでから」なのですね。

しかし、
ショップにでまで律儀にそのマナーを適用される方は
めったにいらっしゃらないと思います。

そこで、
この今のコロナ禍の状況においては
よそのお宅を訪問する時は、靴を脱ぐ場所で
コートや帽子を脱いで玄関のコート掛けにかける、
玄関にコート掛けがないお宅では、
玄関先に畳んでおくのが適切なマナーだろうと思います。

昔からのマナーにはきっとちゃんとしたわけが
あるのだろうと気付かされた出来事でした。


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No1717

令和3年 2021年1月2日(土)

「お正月の花」



元日のお昼、例年のように
30日に買って来た花を活けました。

元日は午後2時のオープンなのですが、
活け始めたのが、なんと1時15分!4つの花瓶に花を投げ入れ、
最後に花瓶に生地を巻いて華やかさを持たせました。
ここまでで20分。


その後1時35分から15分間でお昼ご飯を済ませ、歯を磨いて、
シルクのドレスに着替え、お化粧は無しでぎりぎりセーフでした。

2時のオープンと同時に
福袋をご予約のお客様がご来店なさいました。
ほんとうに間一髪ですね!








しかし、考えてみると、
こんなに切迫した状態でしか、花を活けていないことに
気づきました。





お正月でなくても、
店内での撮影のためにディスプレイで花を活けるときも、
お客様のお宅に活けた花を持参して、コーディネートの仕上げにするときも
いづれも時間がなくて、切迫しまくっています。





花瓶に花を活けること自体が特別な時であり
最後の仕上げなので、
そういうシチュエーションでは切迫しているということですね。
しかし、火事場のバカ力のように切迫している時の方が
いろいろな仕事も
早く間違いなくできるということなのだなと自分でも
納得しました。





切迫感とはあまり心地よいものではありませんが、
緊張感と同じく、プラス面も大ありですね。





ではまた明日。


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No1716

令和3年 2021年1月1日(金)

「さあ、外の世界はどうなっているのかな?」


恭賀新年

新年あけましておめでとうございます。

普段よりちょっとおめかして、ご来店くださったお客様に
新年のご挨拶を交わしました。

「今年はいい年にしたいですね」という言葉が
幾度となくくり返される新年の始めになりそうです。

12月31日はオードリーの『マイフェアレディ』を録画して
見ました。

過去に2回ほど見た記憶がありましたが、
あらためて見るとまた違った視点で見る事ができました。

この映画は1964年製作のアメリカ映画で、
まだ馬車の時代の19世紀イギリスの貴族文化を垣間見る
事ができます。

主役のオードリーはコックニー(イギリスの有名な方言)を
しゃべる花売りの売り子。
ヒギンズ教授により英語の発音の矯正と、裕福な淑女教育のの特訓を受けます。
そのあらすじはともかく、
私はインテリアの素晴らしさにあらためて目を見張りました。






広い書斎から吹き抜けのすばらしい書庫につながる
曲木を使った木製の螺旋階段。
手すり一つ一つが手工芸品のようでした。
おそらくモリスの生地で貼った美しいアームチエア。
各部屋のクロスはすべてモリスでした。
さらに、オードリーにあてがわれた部屋は
かわいくてロマンチック。
猫足のバスタブのあるバスルームもついています。

馬車の時代にすでに、
貴族や中産階級の人々は蛇口からお湯が出る生活を
送っていた人たちもいるようです。

日本ではお風呂の蛇口からお湯がでるようになったのは
戦後だいぶたってからではないかと思います。
それまでは水を張って沸かしていたと思います。

この映画を見た
1964年当時の日本人はイギリスの貴族文化に圧倒されたのではないかと
思いました。

しかし、その時代から160年もたった今でも
私たち日本人があまりよく知らない他の国の暮らし方が
あるなあと思いました。
それは、
テレビやラジオのロシア語の番組で、
ロシアの人々の多くが郊外に別荘を持っていると知ったことです。
特に優雅とか豪華というものではなく
普通の家ではあるのですが、
うらやましい限りです。

国土が広いということはこんな利点もあるのですね。。
その別荘はこのコロナ禍では避難場所にもなったようです。

反対に家賃の高いパリの住宅は平均40㎡ほどだそうです。
日本の1LDKほどの広さに家族が住んでいるということになります。

よく海外旅行から帰って来られた方が
日本が一番いいと言われることがありますが、
果たしてどう日本が一番いいのかということをいろいろな書物を
通して学んで行きたいと思っています。

これが2021年の私の今年の抱負のひとつです。
まだまだあります。抱負だけは(笑)


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