リサコラム「もの、こと、ほん」バックナンバー集
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No.2108
令和3年 2022年1月31日(月)
もの
「平成を振り返って No.3 令和浪漫
『なごり雪』」
なごり雪にはまだ早い1月ですが、
確か、平成28年、福岡にはさくらが散った後に
なごり雪がふりました。
そんな季節のゆらぎを表す
『なごり雪』
冬を名残り惜しむような雪なんて、なんとも浪漫ですね。
雪のようなネルのシーツで
なごり雪が降るまでの季節をほかほかに眠りたい…
『なごり雪』という名曲を聴きながら…
そして、私なら、
漱石の『それから』を読みながら、お風呂上がりに
ごろんと横になって、ああ、気持ちよさそうなんて想像しながら…
すでに、「令和浪漫」、勝手に味わっています。
『なごり雪』
綿100%の手ざわりのいい厚手のネルのクイックシーツ
シーツのマチ部分も40㎝
ラグジュリーパッドもしっかりくるみます。
各サイズ10枚限定
オリジナル 日本製
ホテル・センチメンタルの新たなメンバーです。
セミダブルはショルダー部分に、
ダブル以上はシーツ表面の両サイドに継ぎ目が入ります。
店頭、ネットショッピングとも、30日午後よりご注文を承ります。
2月半ばのお届け予定です。
シングル 13,800yen
セミダブル 15,800
ダブル 17,800
クイーン 22,000
キング 26,400
2月末までは『Go to Sleep』キャンペーンの対象になり、
5%OFFです。
お電話でも承りますが、
1月31日から2月4日までは
年始休業のため、その間はメールにてご予約をお願いいたします。
メールはこちらのボタンから。
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#マダムワトソン #risacokimura木村里紗子
No.2107
令和3年 2022年1月30日(日)
こと
「平成を振り返って No.2 平成浪漫」
大正浪漫という言葉、とても好きです。
そんなデザインの着物も持っています。
また、
大正浪漫というと、
夏目漱石の『虞美人草』を思い出します。
その中に出てくる高等遊民と言われる人々の端正な家、
人々のたたずまい、着物姿の女性たちの所作、
節度あるしゃべり方を美しいと感じます。
過去の映像で見ると、
街を闊歩する背広姿に帽子をかぶっている紳士も
とても優美に映ります。
どの時代も前の時代がよく思えるのかもしれませんし、
日本が平成だった頃が地球がもっとも平和な時代だったと言われますが、
日本に限っては2度の大震災、
津波による甚大な被害、放射能漏れ、福島、水害、火山の噴火、
サリン事件などの無差別殺人、いじめ、引きこもり、
幼児虐待などなど、平成は平静ではなかったと
思います。
しかし、30年の平成の文化を振り返えると、
やはり
平成浪漫だったのかもと思わざるを得ません。
ブランド全盛、みんながおしゃれして、
ダサくないようにふるまう、リゾートという言葉が
生まれ、そして世界中を多くの人々が
観光に訪れ、ステキなホテルがどんどんできたのも平成の時代。
私たちのようなインテリアショップというカタチが
生まれたのも平成です。
インテリアショップで働く私としては、
平成浪漫を引き継ぎながらも
ちょっと違う形のエコで平和な令和浪漫につなげて
いきたい思いです。
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No.2106
令和3年 2022年1月29日(土)
こと
「平成を振り返って No.1 新聞」
令和はコロナと共にはじまったような印象がありますが、
コロナが世界中を席巻するほんの数日前
私はパリにいました。
未だに、地下鉄の入り口の売店では新聞が地面から
うず高く積まれていました。
こんな光景は日本では平成何年くらいまでだっただろうか?
と思いました。
電車の中でつり革に捕まりながら
新聞を四つ折りにして読む涙ぐましい努力の
サラリーマンの姿が消えたのはいつ頃からでしょうか?
スマホが普及する前の平成20年くらいまででしょう?
文字が小さく、様々な事柄がぎっしり詰まった
ル・モンドのような
ハイレベルなフランスの新聞が未だに健在なのは、
新聞を読むと言うのは情報を得ると共に、
一つの習慣、そして文化なのかなと思います。
東京や日本がパリのように新聞文化がまた復活するとは
思えませんが、新聞を読むという行為を
平成からいや、昭和から続けている人とお話しをすると
こんな方がもっとも知的な人なのかもと
思う令和4年です。
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