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リサコラム



令和6年 2024年3月1日~31日


私自身の好きなもの、こと、ほんを

日々、つれづれに語りたいと思います。


木村リサコ


写真、文章の無断転用はご遠慮くださいますように

お願い申し上げます。

下のロゴからウェブショップに飛びます。

「もの、こと、ほん」からこのページで

紹介したアイテムをご覧いただけます。





「リラコラム」


ご愛読ありがとうございます。

4月から毎週火曜日更新に変更いたします。


2023年 3月25日号

木村リサコのイラストストーリーです。


『花を愛でる家』 第6回 908号











OPEN:10:30~19:30


phone 092-542-0788





ものことほんだけでなく、

こちらもぜひ、ご覧くださいますように(笑)!




最新号 2024年4月号へ

No.2878
2024年3月29日(金)

No.2879
2024年3月30日(土)
No.2880
2024年3月31日(日)
No.2881
2024年4月1日(月)


こと

「No TV Days」


こと

「弥生の庭」
こと

「どこでもドア」

こと

「インテリアとは

何か?」


No.2874
2024年3月25日(月)

No.2875
2024年3月26日(火)
No.2876
2024年3月27日(水)
No.2877
2024年3月28日(木)


こと

「Rainy days」




ほん

「月刊 ふらんす

2024 4月号」


こと

「Gorgious Day」
こと

「枯葉、シャンソン

そしてモリス」


No.2870
2024年3月21日(木)


No.2871
2024年3月22日(金)

No.2872
2024年3月23日(土)
No.2873
2024年3月24日(日)


ほん

「整える力」



こと

「カーテンも

春に

着せ替えたい」


こと

「アンニュイな

窓辺」
こと

「ここにも、

トリコロール」


No.2866
2024年3月17日(日)

No.2867
2024年3月18日(月)
No.2868
2024年3月19日(火)
No.2869
2024年3月20日(水)


こと

「香ばしい」


こと

「夜花」
こと

「本日の枕

メニュー」


こと

「マダム3人の

エクスクルーシヴな

合宿」




No.2862
2024年3月13日(水)

No.2863
2024年3月14日(木)
No.2864
2024年3月15日(金)
No.2865
2024年3月16日(土)


こと

「ホワイトデイ

なので、

サプライズを!」


こと

「ブラインドは

シャツ」

こと

「30秒」
こと

「さばける?」


No.2858
2024年3月9日(土)

No.2859
2024年3月10日(日)
No.2860
2024年3月11日(月)
No.2861
2024年3月12日(火)


こと

「去年の今日頃

なにしていた?」


こと

「Ça sent bon!

いい香り!」
こと

「フリルを

愛する」
こと

「庭で眠る」


No.2854
2024年3月5日(火)

No.2855
2024年3月6日(水)
No.2856
2024年3月7日(木)
No.2857
2024年3月8日(金)


こと

「WAON君」



こと

「ミケランジェロ

549才」


こと

「マダムの春」

もの

「つぶされて

役立つもの」




No.2850
2024年3月1日(金)

No.2851
2024年3月2日(土)
No.2852
2024年3月3日(日)
No.2853
2024年3月4日(月)


こと

「春眠暁を覚えず

を英語で伝える」



こと

「やっぱり、

ベッドルームは

愉しい」


こと

「マダム・ワトソン

玄関マット

2024」
こと

「後ろ姿の

女性」





リサコラム「もの、こと、ほん」バックナンバー集



2023年11月No.2730~2024年2月No.2849

 11月
       12月        2024年1月      2月

   



2023年7月No.2408~10月No.2729

7月          8月        9月       10月


   



2023年3月No.2486~5月No.2607

3月          4月         5月         6月


    


2022年11月No.2369~2023年2月No.2485

11月        12月         1月         2月

   


2022年7月No.2259~10月No.2368

7月        8月          9月        10月


    



2022年3月No.2037~6月No.2258

3月          4月         5月       6月


   


2021年11月No.2018~2022年2月No.2136

11月       12月         1月        2月

   


2021年7月No.1895~10月No.2017

 7月         8月        9月          10月


   


2021年3月No.1775~2021年6月No.1894

3月          4月        5月        6月

    


2020年11月No.1655~2021年No.1774

11月        12月        1月         2月



    


2020年7月No.1531~10月No.1654

7月          8月          9月       10月

      


2020年3月No.1409~2020年6月No.1530

3月        4月           5月           6月

  


2019年11月No.1337~2020年2月No.1408

11月        12月        1月          2月


    


2018年7月No.1214~2019年10月No.1336

7月           8月          9月         10月


      


2018年3月No.1092~2018年6月No.1213

 3月         4月         5月          6月

      
                                                                                         


2018年11月No.972~2019年2月No.1091

11月       12月     2019年 1月       2月


    


2018年7月No.849~2018年10月No.971

7月         8月         9月        10月


      


2018年3月No.727~2018年6月No.848

    3月        4月        5月          6月


  


2017年11月No.667~2018年2月 No.726

2月       2018年 1月  2017年 12月      11月


 


2017年10月 No.606~2017年7月 No.485

    


2017年6月~2017年3月 No.484~363  

   


2017年2月~2016年11月 No.362~244


   


2016年10月~2016年7月 No.243~123

    


2016年6月~2016年3月 NO.122~001

    




No.2880

2024年3月31日(日)

こと

「どこでもドア」



現在ご相談をお受けしています富山市の

お客様のマンションはバルコニー面積まで入れると

4LDKで約200平米!

中古マンションで手に入れられたそうですが、

さんさんと光が入り、遠く山々が見渡せる広大なリビング。

広々としたツインボールの洗面室、

たいていは、狭い部屋を有効活用して

少しでも広く、優雅に美しく見せようとアイデアを

駆使しているのですが、

有り余る部屋をどう使おうかと思案なさっておいでの様子。

うらやましい限りです。







しかし、広すぎないお家でも

工夫すれば、いろんなことができる一例がこちらです。

ベッドルームの左手の壁に囲まれた

ほぼ半畳の小部屋とも言えないスペースですが、







この狭いスペースは柱があったからこそできた

家事室です。

アイロン台にコンパクトな掃除機

ミシンをおけば、お裁縫もできます。

特に今は、戸建もマンションもお隣と接近していて

小さな窓が多く、小さなカーテンやブラインドだけで

隠すだけになっている寂しい窓を多く見かけます。


しかし、ハリがあれば、ハリを利用して、

ハリがなくても、バランスカーテンで

四角く仕切れば、いきなり小部屋が出現します。







窓からちらっと緑が見えれば、それの延長とみなして

森のようなクロスを貼り、森の自習室にすることもできます。

これは私のやりたいアイデアですが、

どうぞ、盗んでくださいませ。

インテリアは想像力+アイデアで

ドラえもんの「どこでもドア」になるということです。




3月27日投稿しています。

#マダムワトソン
    


2月24日投稿しています。
#risacokimura木村里紗子
 

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No.2879

2024年3月30日(土)

こと

「弥生の庭」



♪ さくら、さくら、弥生の庭は

見渡す限り…

にはまだなっていませんが、

気が付けば、いつの間にか桜が咲いていました。







マダム・ワトソンのすぐ裏手にある

マンションのお庭の立派な桜の木の何本かは

5分咲きです。






3月の長雨の影響でしょうか、

今年は例年より遅く、

まだちらほらの桜の木も、硬いつぼみの木もあります。







私が小、中学生の頃は入学式と言えば、

桜が満開のイメージでしたが、近年は3月の内に

終ってしまい、4月はすでに葉桜でした。

しかし、うれしいことに

今年は4月の入学式まで楽しめそうです。

やっぱり、新一年生が桜吹雪の中を新しいランドセルを

背負って登校するプロトタイプのイメージが

いいなと思います。







最後の写真は昨年2023年3月28日の同じ

場所のさくらです。

今年はまだ咲いていない桜の木も満開でした。

4月3日は福岡市は雨のようですが、

願わくば、大雨になりませんように。



3月27日投稿しています。

#マダムワトソン
    


2月24日投稿しています。
#risacokimura木村里紗子
 


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No.2878

2024年3月29日(金)

こと

「No TV Days」



先日、30代新婚のお客様から家には

テレビがありませんと言われました。

家にテレビがないと言われたのは

これでお二人目でした。

またあるお客様は、田舎の実家を改装して別荘風に

作り変えたら、そこではテレビを見なくなったそうです。

自然の中にあるリゾートにはテレビがないところも

ありますが、確かにテレビをつけたとたん、

リゾートの雰囲気は損なわれると思います。

一方で、

スマホ依存は世界的若年層を中心に進んでいるはずですが、

最近見たフランス2のニュースで

一部の若い人の間でスマホ離れが進んでいるとのこと。

もしも、スマホ離れが始まるとしたら

やっぱり知的であることを重んじる

おフランスだからこその現象でしょうか?

しかし、フランスでは役所関係の各種手続きはほとんどネットに

移行していると現地住むフランス人の方のエッセイで読みました。







反対にケイタイ電話を持っていない、依存するのが嫌だからと

言れた70代のご夫婦もいらっしゃいました。

私はと言えば、ラジオ大好き、

PC、iPadは仕事でフル活用している。

スマホでインスタグラムは見る、YouTubeは見ない。

他のSNSはしていない。

ケイタイのメッセージ機能は仕事でよく使う。

ネットショッピングは全くしない。

しかし、テレビはコマーシャルが嫌いなので、

NHKの地上デジタルとBSだけを見る。

と、こんな感じです。






4月からは大好きなEテレが刷新されるようで、それも楽しみなので

決めたものだけ録画して自分の決めた時間に

見るという能動的なやり方でテレビを見ない日を作ろうと

決めました!

以上、4月から新習慣の誓いでした。



3月27日投稿しています。

#マダムワトソン
    


2月24日投稿しています。
#risacokimura木村里紗子
 

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No.2877

2024年3月28日(木)

こと

「枯葉、シャンソン、そしてモリス」


昨日27日にインスタグラムのリールを投稿いたしました時に

撮った写真です。

ベン・ペントリースのウイローボウのクロスに

コンプトンのカーテン、

コンソールの上は、ピンパネルのテーブルセンター

そして、

マリーゴールドの紐引きスタンドと、

込み入った柄が4つも約70cmのスペースに

寄り添っています。

なのに、ふしぎにほっとする空間になっています。






モリスは重ねれば、重ねるほど、

その魅力が重層されて、新たな音楽を奏でるように感じるから

ほんとうに不思議です。


昨日のリールは、イヴ・モンタンの

『枯葉』Les Feuilles Mortesを美しい女性の声で

カヴァーした曲を使わせていただきました。

枯葉は、昔恋人同士だった男女が時が経つにつれ

音もなく関係が崩れていった様を歌った

ノスタルジックで歌ったセンチメンタルな

ストーリーですが、

イヴ・モンタンとはまた違うこの清らかな歌声で聴くと

悲しみより、ロマンティックでハイな気分になり、

癒しさえ感じます。


マダム・ワトソンの

インスタグラムで是非、この美しい歌声に魅了されて

くださいますように。







明日、3月28日(金)より、4月末までショップでは

スプリング・セールがはじまります。

アンティーク家具やインテリア雑貨、手織り絨毯などは

きっと見逃せないと思います。

ロマンティックな店内でお目に掛かれることを楽しみに

いたしております。



3月27日投稿しています。

#マダムワトソン
    


2月24日投稿しています。
#risacokimura木村里紗子
 

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No.2876

2024年3月27日(水)

こと

「Gorgious Day」



gorgious、ゴージャスと言えば、

豪華とか、きらびやかなイメージですが、

私たちの英語の先生は

今日のような快晴の日をよく、

(It's) Gorgious!!と言われます。

このゴージャスという言葉の使い方が今まであまり

なじまなかったのですが、

今日は本当にGorgious daydだと感動しました。







青い空にすっと白い一筆。

そこに、飛行機が飛んで来て、

細い一筋を描いて飛び去りました。


今年3月の中で

もっともすがすがしい1日だったと思います。

早速、バルコニーガーデンの鉢植えの中に

バラの鉢植えも含め40鉢くらいに

濛々と生えてきた下草(雑草という植物はない!)を

丁寧に抜き取り、むしり取りました。







ポケットにスマホを入れ、

ラジオでまいにちフランス語を

6回聴きながら。

15分X8回=2時間。

腰が痛くなりましたが、

おかげで農家の方のご苦労がよくわかりました。

その後、バルコニーを水で洗い流しましたが

明日はまた雨模様とのこと。

でも、下草も抜いて、バルコニーもすっきりして、

洗濯もたくさんして、

ベッドパッドも干して、ベッドメイクも終ったので

明日が雨降りでも気持ちはGorgious!です。

では、また、明日!



3月8日投稿しています。

#マダムワトソン
    


2月24日投稿しています。
#risacokimura木村里紗子
 

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No.2875

2024年3月26日(火)

ほん

「月刊 ふらんす 2024年4月号」



本屋さんで取り寄せもらい、毎月定期購読している

月刊ふらんすですが、

 2024年4月号の表紙はモネの『印象 日の出』でした。







多摩美術大学名誉教授の西岡文彦さんのエッセイ

『印象派のディテール ①』によれば、

今からちょうど100年前の1894年4月15日に

画家、彫刻家などの芸術家グループにより

設立された初の共同出資会社の

第一回 印象派絵展に出品された絵画だったそうです。


しかし、展覧会自体も、モネのこの絵も未完成だとして、酷評され、

この展覧会のメンバーたちへの分配金が

年会費にも満たないくらいの額(約6万円)で

失敗に終ったとのことです。


そのため、このグループの芸術家たちは

モネのこの絵のタイトル『印象 日の出』という絵と共に、

印象派と侮蔑的に呼ばれるようになったそうです。

しかし、その後、印象派は周知のとおり、

最強のブランド名となります。







おそらくモネの『印象 日の出』の本来の美しさを再現するために

今年度最初の4月号はミラー加工された上質な紙で製本されて

いるのだと想像できます。


しかし、近年は

特に日本でフランス語学習者が減ってきているためか、

だんだんとほんの厚みも薄くなり、通常は

ホッチキス止めの簡易な冊子のような状況になっています。


ぜひとも、この装丁を5月号以降も続くことを願いながら、

日本で唯一の貴重なフランス語専門誌の購読を続けたいと

思います。

ちなみに福岡市総合図書館にも置いてあります。

(いつもほとんど読まれた形跡がありません。)





3月8日投稿しています。

#マダムワトソン
    


2月24日投稿しています。
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No.2874

2024年3月25日(月)

こと

「Rainy days」



アフリカンアイズというマーガレットのような小さな花が

私のバルコニーガーデンで

ようやく開花しました。

うれしくて、今朝、雨の中、写真を撮りました。







後ろの赤い花はローゼンセマム

ピンク色の花です。

どちらも4年目の花ですが、

寒さに強く、冬の間も緑の葉を茂らせます。

そして、ある日、シュッとした枝がピュンピュン伸び、

ぱっと目を見開いたようにつぼみが一気に開きます。

夜はまたしぼんで、また朝、開き、その内しゅんとしぼんで

おしまいです。







今年は1月、2月が高温、

3月は低温で、ずっと雨が多くて、

バルコニーガーデンに水やりをした日は

今年になってからトータル1週間もないような気がします。







この菜種梅雨と呼ばれる梅雨のような日々は

ここ1週間ほど続くようですが、

パンジーとヴィオラは

「もう、いい加減、晴れて欲しいよ~」

とうんざりした風情をしているように見えます。

しかし、

明日、26日は爆弾低気圧が通過するようで、

雨風が強まって気温も下がるとのことです。







そんな雨降りの春でも、

傘をさしてでも世話をする私は

10年前とは変われば変るものだなと

自分でもふしぎに思っています。


もしも、雨降りに憂鬱な気分になりそうになったら

すかさず、

ジーン・ケリーの”Singing' In The Rain”を

歌うと元気になりますよ。

I'm singing in the rain.
Just singn' in the rain
What a glorious feeling
I'm happy again
I'm laughing at clouds
So dark up above
The sun's in my heart
And I'm ready for love...

続きはYouTubeで。


もしかしたら、

傘を持たない花も木も、人間がわからないだけで

いつもこんな気分なのかもしれません。





3月8日投稿しています。

#マダムワトソン
    


2月24日投稿しています。
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No.2873

2024年3月24日(日)

こと

「ここにもトリコロール」



Paris 2024、

パリオリンピック、パラリンピックの開幕まで

いよいよ、あと3カ月あまり。


フランスびいきとしてはフランスの象徴

赤、白、青の組み合わせ、

トリコロールにどうしても目がゆきます。







ベッドリネンのジョセフィーヌのおふとんカバーと

エリザベートのレッグロールピローの間に

ちらっと見えるのは、もしかして?


はい、トリコロールを見つけました。







ブルー、ブラン(白)、ローズ(ピンク)の

3色トリコロールのタオルは実は日本製。

昔ながらの長細い浴用タオルです。


浴用と言っても。

片面ガーゼ、片面パイルの両面でそれぞれの感触を

使い分けながら楽しめるマルチパーパスです。


おすすめの使い方は、

ガーゼ面でしっかり石けんを泡立て、パイル綿で体を洗う。

心地よいふわふわ感でおふろタイムがとても幸せになります。

私の長年の愛用品です。

やさしく軽い使い心地なので、

フェイスタオル、ヘアータオルとしてもぴったりです。





写真からウェブショップへ
『おぼろガーゼ&パイルJapon*Paris2024』3,575yen



マリウス・ファーブルのオリーブ石けんをプラスして

このフランス&ジャポンのコラボギフトを

作りました。


題して、

『おぼろガーゼ&パイルJapon*Paris2024』です。


するとさっそく、お客様より、

箱詰めでたくさんご注文が来てしまい、

未だ私のタオルクローゼットには並んでいませんが、

引き出しにトリコロール浴用タオルと石けんをたっぷり

並べて、

毎日1枚づつ使うことを想像しつつ、

わくわくしているところです。






3月8日投稿しています。

#マダムワトソン
    


2月24日投稿しています。
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No.2872

2024年3月23日(土)

こと

「アンニュイな窓辺」



アンニュイとはやるせないような、

退屈な、時より寂しげな雰囲気も表す言葉ですが、

そんな雰囲気をカーテンで作り出せたら

ハイレベルな演出方法だと思っています。







くすみ感のある色合いのカーテンは際立ちませんが、

しかし、そのために品も感じて、

そこにアンニュイないい雰囲気が生まれます。





               F様邸ベッドルーム



グリーンなのか、ベージュなのかスモーキーな

色合いを好まれる方は実はアンニュイな窓辺の風景を

好んでおいでの方かもしれません。





                  F様邸リビング


カーテンは光との饗宴ですから、

朝、昼、夜、曇りの日、晴れの日

光を遮るだけでなく、光を通して陰影を楽しむカーテンで

窓辺の風景が変ります。

その楽しみ方はとても奥が深いです。






3月8日投稿しています。

#マダムワトソン
    


2月24日投稿しています。
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No.2871

2024年3月22日(金)

こと

「カーテンも春に着せ替えたい」



3月20日の春分の日を過ぎました。

いよいよ、ほんとの春ですね。

この季節は大好きで、

朝起きると、すぐにバルコニーガーデンの花たちの元に駆け寄り、

花の状態を確認します。どのくらい花が咲いたか、

バラの新芽は出たかな?とこれが、

春の楽しみのひとつです。







吹きさらしのバルコニーで、風雨にさらされ、

時に強風にあおられながらも

けなげに花を咲かせるパンジーとヴィオラからは

多くの学びとエネルギーをもらいます。

春本番までもう少し、がんばれと~言っているようです。







そんな花たちを臨む窓辺も

花に似合う春のカーテンに着せ替えなくちゃと

日々、そわそわしてきて、

カーテンメーカーのショウルームを覗きに行ってきました。









そして、カーテンを着せ替えるなら、

やっぱり、タッセルも着せ替えしたくなりました。


タッセルは、ネクタイ、ネックレス、アクセサリーと

同じですから、

タッセルでカーテンをグッと引き立てたり、

引き下げたりもします。







この週末から菜種梅雨という雨が降るようですが、

それも春に向かう季節の変わり目の合図。


イギリスでは、夏は数日でほとんどがどんより雲った

肌寒い日のようですが、

それに比べて

実に趣き深い日本の四季を

カーテン越しに楽しみたいと思います。


ぐずぐずしていたらもったいないですね。

すぐに夏に入れ替わってしまいそうですから。






3月8日投稿しています。

#マダムワトソン
    


2月24日投稿しています。
#risacokimura木村里紗子
 


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No.2870

2024年3月21日(木)

ほん

「整える力」



あるお客様から、

「マダム・ワトソンか、禅寺か」と言われたことがありました。

それは特に掃除に関しておっしゃたのだと思いますが、

そう言われてとてもうれしくなりました。


私は仕事を通して、インテリアとはなんだろうと

考える時、まず、清潔であること

そして、整理整頓ができていること、

その上でデコレーションだと思っています。


いま、デザインの国 フランスで、

ZEN、KAIZENという言葉がSNS上で

しきりに登場するようになっているようです。

禅のZENと、改善のKAIZENです。

そういう意味では、禅寺はまさに理想のインテリア環境の

1つなのだと思います。







このほん、『整える力』は

ベストセラーですから、ご紹介するまでもなく、

庭園デザイナー、多摩美術大学教授の肩書を持つ

禅僧の僧侶である、

枡野俊明さんのほんです。


見開き2ページでひとつの言葉

例えば、

「目覚めたことに感謝する」

「いつ、どこでも『和顔愛語』」

「機嫌をよくする」などの言葉と共に

その解説がされていて、読みやすく、

すっと体に染み入る感じがします。







私はまず、「素足で1日過ごしてみる」を

やってみようと思いました。

すでにやっていたことは、

「怒らないこと」

「ゆっくり湯舟につかる」

「趣味に没頭してみる」







そして、「月を愛でる」でした。


すばらしいほんです。

全部実行したら、禅寺で修行できると思っています。





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No.2869

2024年3月20日(水)

こと

「マダム3人のエクスクルーシヴな合宿」



元テニス部の熟練アマチュアプレーヤーの

マダム3人が

福岡市内、神戸から博多に集合し、午後、合宿所に

到着したという連絡を

3人の中のチームリーダーからいただきました。







なにしろ、3人のマダムは小学時代からの同級生で

それぞれすてきな家庭を持ち、さらに、子育ても終了した

仲良し熟年マダムではありますが、

送られてきた写真を見ると、

合宿所にしてはなんだかとてもムーディな雰囲気が

漂っているようにも思えました。







チームリーダーは、

「私は今、ラウンジにいるけれど

あとの二人は、スパでトリートメント中!」

とのことでしたから、

きっと厳しい練習をされてお疲れなのかなとは

思いましたが、







さらに送られてきた数枚の合宿所の写真を見ると、

テニス部の合宿所にしては、

お部屋のエントランスホールが広すぎるような…







「2人部屋に無理やりエキストラベッドを入れたのよ!」

と言われてはいましたが、そのわりには、

部屋の余裕は十分あるようだし、

大きな窓からは景色が一望できるようでした。







さらにバスルームもガラス張りですから、

その先のベッドルーム越しに美しい夜景も見えるはずです。







二人部屋だというひとりひとりのベッドは見たところ、

ダブルサイズ以上。

厳しいテニスの練習の後はやはり、

広々としたベッドでゆっくり休む必要があったのでしょうか?

全体からエクスクルーシヴな雰囲気が

ムンムン漂っている、変った合宿所です。


「ほんとにテニスの合宿かな?

それぞれのだんな様3人に言い訳じゃないの?」と

秘かに思いましたが、

黙っていました。









いずれにしても、マダム3人は合宿を終えて

それぞれの さらにエクスクルーシヴな

ご自分のホテルにお戻りになられて

その日もぐっすりお休みになられたようです。


ちなみに合宿所はリッツカールトン福岡だったそうです。






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No.2868

2024年3月19日(火)

こと

「本日の枕のメニュー」



「枕を愛する」というタイトルで

何度もミニコラムを書きましたが、枕は大好きです。

リラクシングピロー、ラグジュアリーピロー、

ブレックファストピロー、

ネックロールに、フットロールに、

レッグロールピローなど数え上げたことはありませんが

合計2、30個はありそうです。







私のこのベッドの上には、

2個のリラクシングピロー、レッグロールピローを入れて

9個の枕が1つのベッドの上に乗っています。

眠るときはどうするの?とよく聞かれます。

今晩、使わない枕は椅子の上に外すだけです。







たくさんあることで、ベッドでの寛ぎタイムが

ゆたかになりますし、

一度に6個くらいは使いますので、

今日はダウンピローの50X90cmの上に

50X70cmのラグジュリー枕に

フットロールピローにとか、その日によって、

枕を変えることができます。







2017年のご新築の際にベッドルームのにコーディネートを

させていただきました

マダム・Mさまは、毎晩、晩ご飯を終えて後片付けを済ませたら

「早々に自分の部屋に上がって、

ベッドの上で映画を見ながらダラダラ過ごすのが

本当に幸せ!」と、もう7年近く前なのに

来店される度におっしゃいます。

M様のベッドの上にも6個の枕がいますね。

枕とベッドルームをほんとうに愛しておいでですね。






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No.2867

2024年3月18日(月)

こと

「夜花」



桜の開花が待ち遠しい季節、

青空の下、満開の桜を愛でるのは、春が来た!という

晴れ晴れとした気分ですが、

夜桜という趣向も幽玄な風情を感じてよいものですね。




           2023年3月25日撮影



ご近所のマンションの植栽、

まばらな花を咲かせている1本桜。

下からライトアップされた陰影に

さくらの儚い美しさを感じます。




            2023年3月25日撮影



満開を少し過ぎて葉さくらになりかけの

夜桜には、ああ、もうこれで今年の桜は終わりね、

という情感が漂います。






夜桜を見れるまで、自宅のバルコニーガーデンの

パンジーとヴィオラの夜花を楽しんでいます。






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No.2866

2024年3月17日(日)

こと

「香ばしい」



香ばしいを英語で同翻訳したらいいのかと

以前、アメリカ人の英語の先生と議論したことが

あります。

「香ばしい」と言って、私がすぐに思い浮かべる香りは

香ばしい香りは

マイタケ、なすびをオーブントースターで

焼くときに出る香りです。

焼き立てのパンももちろん香ばしい香りだと

思いますが、

バターなどのいろんな雑味のない、香ばしさでは

やはり、マイタケ、なすびが最高だと私的には感じています。


さらに、香ばしい香りと味が一致していないのが

また不思議に面白いところで、

マイタケの味は香ばしさのような強さはなく

大豆とか、レンコンとか、さっぱりした味わいに感じますす。

もちろん、焼きナスは皮を向いて食べますので、

実の味わいは香ばしいというより、

熟したきゅうりのような感じがします。

と拙い私の香ばしいのイメージですが、







さて、英語で香ばしいを表すにはと言えば、

日本語の香ばしいの語感と=のひとことはないようで、

aromatic (香り重視)、savoury(味わい重視)

sweet-smelling (いい香り全般)で、

人それぞれ、香ばしい感覚が違うように、

英語でも、香ばしい感覚はびとつではないようです。

だからといって、香ばしいという日本語を別の日本語で

置き換えるのも難しいのです。

香ばしいは奥深いですね。






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No.2865

2024年3月16日(土)

こと

「さばける?」



さばくと言えば、まずは、魚をさばくということが

浮かびます。

その、「さばく」を「さばける」と使うと、

博多弁では別の意味になります。


さばけるとは手際よい、早いなど動作のスピードを

言っているように感じますが、さばけるとなると、

いつも手際がよくて、あっさりしていると性格を

表現する言葉に変ります。







さばけているように仕事はしなければならないのですが、

「あの人はさばけとる~」と言われて喜んでばかりはいられません。

仕事ができ過ぎる、切って捨てる性格の人、

なんだかイーロン・マスク氏?のような冷淡なイメージも

とれるからです。

また、「あの人はさばけとる~」という人にも、

やっかみもあるかもしれません。

褒め言葉、言葉遣いは難しいです。





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No.2864

2024年3月15日(金)

こと

「30秒」



これを今、やろうかとか、やらないでおこうかとの

判断が日々、刻々と発生すると思いますが、

その基準をどうやって決めたらいいのかといつも迷います。

その時に基準になるのが、

30秒でできるかどうかということかも知れないと思ったことが

ありました。

それは先日、

NHKのあさイチの番組でスパゲッティを作るシーンで、です。

ゆで始めてから具材を用意する様子を見てびっくりしました。







私の感覚では、パスタをゆで始めたら、あっという間だから

前もって具材はカットして用意しておくべきだと思っていました。

約4分間でにんじんをすりおろし、炒め、

ソースを作っても、まだまだあと1分ある、

そこで、ゲストの方に話しを振っても

まだ30秒ある、さて、どうしようという感じでした。


普段の生活では30秒はあっという間ですが、

30秒は長い時間なのだとわかりました。

こんな感じで時間を大事にしてゆけばきっと

もっとたくさんのことができるような気がします。





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No.2863

2024年3月14日(木)

こと

「ブラインドはシャツ」



都会のお家から始まったひとつのトレンドなのか、

接近した家どうしのプライバシーを守るためなのか、

灯り取りの細長い窓が増えました。


その細い窓に横型ブラインドを掛けるのは

コンパクト&スタイリッシュに見せられてすてきです。







下のお家は元、納屋だったところを改装して

古民家カフェのようなレトロ感のあるインテリアにするために

あえて、ブラインドだけをつけたお家です。









しかし、ブラインドはシンプルモダン、スタイリッシュな

お部屋の演出用とは限りません。







そのブラインドの上にレールをつけてレースカーテン、

もしくは厚手の生地のドレープカーテンを、さらにデコレーションの

バランスカーテンをつけると、エレガントさ、優雅さ、

余裕感を醸し出すことができます。









窓は隠すためではなく、

光の取り入れ口を最大限利用して美しく部屋を

デコレーションするという考え方です。







タテ型ブラインドの場合は

2重掛けは合わないと思いがちですが、

2重掛けにすることで

断熱効果はもちろん、遮光性もUPできる上、シャープなものと

ドレッシーなものの組み合わせで、豪華な雰囲気も演出できます。







ブラインドは、服で言えば、シャツやセーターにあたりますから、

それで飾り気のない、スタイリッシュな感じを見せたい場合は

OKですが、その上に、

ジャケットを羽織らせ、

スカーフやネクタイやアクセサリーをつけて

個性を出したり、エレガントに装うやり方もまたいいのです。










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No.2862

2024年3月13日(水)

こと

「ホワイトデイなので、サプライズを!」



明日、3月14日はホワイトデイですけれど、

毎日、女性のお客様しかお見えになられません。







そのため、

マダム・ワトソンにじっといると、

世の中には女性しかいなくなったのかなと

錯覚します。







女性はほんとにいろんな方にプレゼントを贈ります。

プレゼントを贈ることが大好きなのだと思います。

男性はそんな趣味のある方はどうもおいででは

ないような気もします。







でも、バレンタインデーに

チョコレートをあげた女性はきっと、待っています。

5~10倍返しくらいのプレゼントを。

いや、ホワイトデイよりもっと待っているのは

365日のサプライズです。







そんな女性のために

ホワイトデイには、マダム・ワトソンにて、

ラ・フランス店長からささやかなサプライズを

ご用意しているようです。







また、これをお読みの数少ない男性の方、

女性は365日ホワイトデイ気分なことをお忘れなく。






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No.2861

2024年3月12日(火)

こと

「庭で眠る」



リサコラムで今、「花を愛でる家」という

ショートショートを連載しています。

すると、どうしてもよそのお家の庭や

街に咲く花が気になります。

しかるに、今春の私のガーデニングは、

今のところ、?な状況です。

今年は異常気象のためか、2月から3月は、特に3月は

雨が多くて、冬の花、パンジーとヴィオラは

危ない状況に…







そんなバルコニーガーデンの花を

心配しつつ、雨が早く止まないかなといつも思っています。







緑いっぱいの季節までまだ2カ月くらいありますが、

春を待つ雨続きの寒い夜に

ほっとするベッドリネンの色が『モネの庭』です。







小さなバルコニーガーデンの花たちが

首尾よく咲きそろったら、

モネの庭のベッドリネンできれいにメイキングして

花柄のカーテンに掛け替えて、花たちを見ながら眠り、

そして目覚めたいと、今は、それがとても待ち遠しいです。






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No.2860

2024年3月11日(月)

こと

「フリルを愛する」



周りにフリルがついたピロケースが

欲しいけど、洗濯したら、フリルがシワになるような気がして

アイロン掛けも得意ではないから…と

敬遠している方へ、

フリルのアイロン掛けに挑戦してみませんか?







やってみると、

挑戦というほどのことはないことに気づきます。







まずはフリルのピロケースをアイロン台に広げて、全体に

まんべんなく、しっとりするくらいまで

霧吹きで湿らせます。







真ん中の部分は最後にかけ、フリルからかけはじめます。

フリルの先端部分から付け根に向かって

突き刺すようにかけます。

そのとき、空いた方の手でフリルを広げながら、

利き手と反対の方にアイロンの先をやや斜めに連続させながら

移動します。自分自身も移動します。

ぐるっと1周します。

アイロン台の上には、先にはシーツや

コンフォーターケースを敷いて、その上で掛けると

自然に下のものにアイロンがかかるのですが、

注意すべき点は同じ場所でずっとアイロンをかけないことです。

その部分だけ熱くなり過ぎてしまいます。







最後は真ん中の平たい部分にアイロンをかけます。

こうするとフリルがメレンゲの角のように

ぴんと立って美しくなるのです。







もうひとつの裏技はフリルのピロケースを

洗ってすぐに単独で乾燥機にかけることです。

意外にふんわり仕上がります。







フリルたっぷりのコットンのお洋服をお召しのお客様を見ると、

つい、ご自分でお洗濯なさるのですか?と、

尋ねてしまいます。

メンテナンスを厭わないそんな姿勢がなんだかとても

好きなのです。





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No.2859

2024年3月10日(日)

こと

「Ça sent bon! いい香り!」」



フランス人シェフや給仕人のいるレストランで

食事をするとき、

料理が運ばれて来たら、まずこんな言葉から始めます。

Ça l'air bon!サ・レー・ボン おいしそう!

あるいは、

Ça sent bon! サ・ソン・ボン!  いい香り!


すると、場がすっとなごみます。







ソンという音は鼻に抜ける音ですが、

サ・ソン・ボン!はひとつながりで言うと誰が発音しても、

とてもきれいな音に聞こえます。

私の好きな言葉で、いつも、しょっちゅう、ひとりごとでも言います。

ベッドに入る前に、ルームスプレーやオードトワレを

ベッドリネンにふりかけて、

コンフォーターをめくって中にすっと滑り込む時に、






Ça sent bon! と。


お世辞ではない、自己満足で言う時のサ・ソン・ボンは

やっぱり最高に幸せな感じです。






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No.2858

2024年3月9日(土)

こと

「去年の今頃、何していた?」



高校の頃、国語の先生が

「もしも、事件に巻き込まれて

『何月、何日、何をしていましたか?』と聞かれたら

ほとんどの人は覚えていないから、日記をつけなさい」と。


そう教えられて恐ろしくなったことを覚えています。

しかし、今では、ほとんどの人がスマホを持ち、

記録写真を撮るのは普通のことで、

さらに、

そして何らかのソーシャルメディアに関わっているため

去年の今、何をしていたか思い出すのは簡単になりました。







しかし、私のスマホデビューはとても遅く、

日本中にほとんど行きわたって

もう、持っていない人はいないよね~というくらいの

2017年です。

その7年間の内、3年半はコロナ渦なので、

多くは自宅や近所の写真ばかりを撮っています。






2023年3月9日、何をしていただろうとういうと、

相変わらず、自分のベッドルームの写真を撮っていました。

今とあまり変ってはいませんが

こんな天蓋カーテンをかけて

こんなテーブルクロスをかけていたのか、とか、

思い出すことができて面白いです。

インスタグラムにも投稿していますが、

ビデオを見ながら、毎回、毎回、同じベッドルームの写真や

画像をよくも飽きずに撮っているな~、きっと見ている方が

うんざりしているだろうと思います。

しかし、これからも、毎週、毎日、インテリアを

ちょっとづつ、いじりながら、飽きずに写真を取り続ける

だろうと思います。尋問に備えて(笑)





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No.2857

2024年3月8日(金)

もの

「つぶされて役立つもの」



誰々につぶされるなどというマイナスのイメージを持つ

「つぶされる」ですが、

実は、つぶす、つぶされて初めて本来の役目を

果たすものもあります。

そのひとつが、ざぶとん、クッション、枕です。

毎日、お尻の下で、頭で、背中で、つぶされて

人の役に立っています。

四角な小さなクッションは

時にディスプレイで使われることも多いのですが、




イラストからロールピローのウエブショップに。



フットロール、レッグロールピローは特につぶされることで

人間の役に立っています。


この2種類のロールピローは

眠る時、膝の裏側に置いて、ちょっと脚を高くして眠ると、

脚のだるさも取れる、私にとっては欠かせない相棒です。

さらに、ソファの角に置いて脚を上げるのも気持ちよく、

新幹線、飛行機など、長時間座った姿勢でいる場所では、

その小ぶりなサイズの

ネックロールピローを持参して首の後ろ、膝の裏で使えば、

リラックスできて、疲れ方が違います。


ざぶとん、枕、クッションさん、

毎日つぶされてくれて、ほんとうにありがとう。






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No.2856

2024年3月7日(木)

こと

「マダムの春」

フランス語のマドモアゼルは未婚の女性、

マダムは既婚の女性と、大学生の頃習ったのですが、

実は高校生になると、先生は生徒をマダムと呼ぶようですから

それは、ちょっと違うようです。

子供はマドモアゼル、大人はマダムという感じですね。







日本語の語感では、マダムにはちょっと箔がついた

ニュアンスがありますが、フランスでは、

ごく普通に大人の女性の呼称です。

それなら、堂々とマダムと呼ばれたいなと思います。







それもゴージャス&煌びやかなマダムより

フレッシュでスタイリッシュな感じを与えるマダムが

理想です。







まだ、外は寒く、夜は凍えるような時もありますが、

桜の開花を楽しみにしながら、春気分で、

春の新しい部屋着を着てすごそうと思っています。

春はやっぱり、いいですね~。






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No.2855

2024年3月6日(水)

こと

「ミケランジェロ 549才」



ミケランジェロは1475年3月6日生まれの

生きていたら、549才。

もちろん、そんなことは今は不可能ですが、

レオナルド・ダ・ヴィンチと並んで

万能の天才と言われたミケランジェロは

500年経った今も生きています。

しかし、ミケランジェロが生きていた当時

システィーナ礼拝堂の天井を500年後の人々が仰ぎ見るために

世界中からやってくると想像したでしょうか?

それはわからないところです。







自画像を見ながら色鉛筆で15分程で模写してみましたが、

彫りの深い顔にはたくさんの深いしわが刻み込まれており、

決してやさしい顔ではないと思いました。

それで思い出した顔が

マザー・テレサの顔です。

マザー・テレサの顔もやさしい穏やかな顔ではなかったと

実際に会った人が書いていました。

多くの苦悩する人々、戦争、悲劇を実際に見て来た人の

険しい顔だったそうです。

深いしわが刻まれた顔は人生に起きる様々な

奥深い経験そのものだと思いました。






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No.2854

2024年3月5日(火)

こと

「WAON君」



先日、東京の大雪の日にお客様と

晩ご飯をご一緒させていただき、

その後、タクシーでホテルに向かう道で

タクシードライバーの方といろんなお話しをしました。


「お子さんはいらっしゃいますか?」と一言伺ったら、

「5年生と、3歳の息子がいるんです。

積もる雪を初めて見て、ふたりとも大はしゃぎで

雪、食べるんですよね~」

という話しから始まり、いろんな話しがまさしく

芋づる式に出てくる、出てくる、





その長男さんは和音と書いて、「カズオ」と読ませるそうですが、

ワオンとも読めるようにしているそうです。

弟さんは大和とかいて、「ヤマト」かっこいいですね!


「ワオンくん、海外に行ったら、名前、すぐ覚えられますね~」と

そのすてきな名前についてコメントをしたら、

「野球やっているんです。

目指す目標は大リーグ、大谷翔平です。

グローブが送られて来ましたからね。彼はすごいです。友人の話しでは

屋久島の小さな小学校にも送られてきたそうですよ、

部員3人だからグローブは使い放題ですよ!」と、

そのワオン君は、

喧嘩や争いごとが嫌いで、いじめを受けても、

相手を許せる人間力があるそうです。10歳で!

だから、兄弟げんかは全くしないし、

お父さんが弟を𠮟りつけると、

「パパ、もういいよ」と仲裁に入るそうです。


和を以て貴しとなすのごとく、

名は体を表すごとくです。

さらにワオンという音の響き、相手と共鳴する感じがいいですね。

いい名前だと思いました。


20分ほどの道のりでたくさんのことを学びました。

10歳の少年とそのお父さんと大谷翔平さんから。







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No.2853

2024年3月4日(月)

こと

「後ろ姿の女性」



今日のリサコラムは後ろ姿の女性の絵を

描きました。

後ろ姿はよく描きます。

その理由は顔を書かなくていいことです。(笑)







人間を描くのは不得意で、

後ろ姿であっても骨格がわからないと描けないので、

服を着ていてもかならず、裸体を描いてから

その上に服を着せます。

この女性は物思いに耽っているのか、

それとも、悲しんでいるのか、

どんな性格なのかは

着ている服や色、髪型、そしてちらっと見える手や

指先などで表しているつもりです。


さて、どんな女性で何を思っているのでしょうか?

ご興味がおありの方はイラストからリサコラムへ!





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No.2852

2024年3月3日(日)

こと

「マダムワトソン玄関マット 2024」



マダム・ワトソンのショップの玄関マットを

12年ぶりにデザインを変えることになりました。


玄関マットと言ってもダスキンさんのマットですので、

販売するものではありませんが、

私がデザインを考えることになっています。

しかし、デザインを変えることになってから

早、数年が経ちなんとしてもでも

今年の夏前に変えたいと思っています。







ちなみに、

「マダムはフランス語ぽい(フランス語)でワトソンは

イギリスぽい(英語)で、いったいどっち?」

と聞かれたフランスのカーテン生地メーカーの

営業の方がいらっしゃいましたが、


お客様のほとんどはマダムワトソンとフルネームで呼んで

頂けるのですが、

メーカーの営業の方はなぜか、短縮形の、

マダムさんかワトソンさんと呼ばれます。


しかし、今年は待ちに待ったパリ・オリンピック

この年に記念になるようなものを作りたく、

そうなるとフランス寄りにせざるを得ません。


と言うことでトリコロールの青、白、赤の3色を

使うことになりそうです。

すでに、手提げ袋は試験的ですが、

今年、その3色のトリコロールに変ります。


ダスキンの玄関マットはデザイン案を10くらい出して

お客様に問うてみるのもいいのかもとか

考えています。

いずれにせよ、喫緊の課題です。






12月26日投稿しています。

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No.2851

2024年3月2日(土)

こと

「やっぱり、ベッドルームは愉しい」




福岡から名古屋に転勤された

シングルワーキングウーマンRさまのアクティブライフを

1月8日にご紹介いたしましたが、

決定から1か月半後、

カーテンレール、カーテン、ブラインドから

ナイトテーブル、シャンデリアなど

職人さんとRさまのご協力を得て、

天蓋カーテンなど一部を覗いてほぼ完成し

昨晩、写真が送られてきました。







何もなかったワンルームマンションの部屋が

まさにパリの最先端のプチホテルのように

生まれ変わっていた姿にびっくりしました。


前にご紹介しましたが、Rさまは

国内のマラソン競技の他、ロンドン、ベルリン、ニューヨーク、

ホノルルマラソンにも出場経験がおありの

アマチュアマラソンランナーです。


しかし、それで驚いていた私は、

休日に

アイゼンを履いて登るような雪山登山をされていたと伺い、

さらに驚きました。


アクティブなR様にとって、きっと日常生活の些事は

取るに足らないものに思えることでしょう。

どうりでご相談から、設置までの間のコンパクトな

コミュニケーション力、行動力に納得がいきました。


さらにおまけというか、その雪山で滑落して、

手を骨折されたにもかかわらず、至って冷静にご自分の車で

来店されたことにまた驚きました。


完成したRさま邸の様子はまた改めて

ご紹介いたします。

ベッドルームはやっぱり愉しいですね。

お楽しみに!

そして、Rさま、しばらくはお大事になさってくださいませ。






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No.2850

2024年3月1日(金)

こと

「春眠暁を覚えずを英語で伝える」



今日から「春眠暁を覚えず」の春3月になりました。

福岡の今朝の日の出は6時45分、

それより東京は約30分早く日の出を迎えましたが、

長い冬を耐え忍び、

真っ暗な早朝から働き始めていた昔の多くの日本人にとって、

春の眠りの心地よさはどれだけうれしいことだったのかと

想像もつきません。


そう考えると「春眠暁を覚えず」とは

文字通りの意味だけでもなかったのではないかと思っています。







昔の日本人が待ち望んだ春を迎えた喜びの感覚を

同じくらいの短いインパクトのある英語で表現するのは

難しいと思いますが、拙い英語力でトライしてみました。


Warm Spring makes you Oversleep.

You cannot stop enjoying Oversleep in Warm Spring.

Warm spring morning is too wonderful to get up early in.

のような私の訳文に対して、

私たちの英語の先生は、このように訳されました。


Warm spring weather makes you want to sleep in.

Warm spring weather equals lazy morning in bed.

Lazy morning in bed caused by warm spring.

いかがでしょうか?

春の朝寝坊が好きな私と早起きしてツーリングに行くのが

大好きな先生とでは

「春眠暁を覚えず」の

春の心地よい眠りに対する感覚もだいぶ異なるような

気がしました。

いや、その前に、季節を問わず、眠ることが大好きな私は

No Oversleep, No Lifeという感覚が最も近いです。(笑)





12月26日投稿しています。

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